
そのポケモン、本当に変えて大丈夫?構築見直しの落とし穴
〇はじめに
チャンピオンズも配信からすでに2ヶ月近くが経ちました。対戦をする中で、自分のパーティにこんなことを思ったことはありませんか?
この構築、あのポケモンが重いなあ
このポケモン、ほとんど選出しないなあ
こういう場合は、一度組んだ構築を見直そうとして、技や努力値、持ち物だけでなく、ポケモンそのものを変えることも多いのではないでしょうか?
ポケモン対戦では、実戦を繰り返して、その結果を構築に反映することは非常に重要です。
ですが安易に構築を変えてしまった結果、逆にパーティが弱くなってしまう可能性もあります。
今回は、構築見直しの注意点に関する記事となります。
○構築を組む順番
構築を組む際、どの順番でどのポケモンを選んだかは非常に重要です。
よく、こんなネタを耳にします。
【パーティの作り方】
まず好きなポケモンを1体選びます。
次にそのポケモンの補完となる5匹を選びます。
最後に好きなポケモンを入れ替えて完成です。
X等でよく見かける昔からのテンプレネタですが、マジレスするとこの考え方は最後の部分が全く正しくありません。
構築を組む際には、まず軸となる一体を決め、その補完となるポケモンを選び、またその補完となるポケモンを選び…を繰り返します。
ここで重要なのは、後から入るポケモンは、すでにパーティに入っているポケモンに採用理由を依存しているということです。
たとえば、4体目を選ぶ際には、それまでの3体目までを1セットとして考え、採用理由を決めている訳です。5体目、6体目も同様です。
逆を言うと、仮に4体目のポケモンを見直す場合は、それ以降に選んだポケモンである5体目、6体目の全てを見直す必要があります。
先述のネタだと、1体目が変わってしまっているので、完成どころかパーティそのものが崩壊してしまっている可能性があります。
また、そのポケモンの型によっては、サイクル向き、対面向き等のパーティ適性が変わる場合もあります。
ポケモンは変えずとも、型が大きく変わってしまう場合も、それ以降のポケモンを一旦見直してみるべきでしょう。
「このパーティだと〇〇が重いから、このポケモンを変えよう」という理由で交代をさせる場合、そのポケモンは何体目として構築に入ったポケモンか?というのを常に意識しましょう。
○選出圧と選出誘導
ブラフの記事で選出圧について触れましたが、ポケモンやポケモン同士の並びには、選出圧と選出誘導という、相手の選出をある程度縛る効果を発揮するものがあります。
たとえばメガフラエッテを使っている時、ハッサムやルカリオ、アーマーガアなどはあまり相手にしたくありません。
そこで、リザードンやカイリュー、ラウドボーンなどをパーティに組み込むことで、相手のハッサムらを出しづらくさせ、こちらのフラエッテを通しやすくなる効果が期待できます。
一方でリザードンらはステルスロックに弱いことから、ガブリアスやカバルドンなど、ステロ撒きが先発に出てきやすくなります。
ハッサムらへの選出圧をかけると同時に、ガブリアスらへの選出誘導をかけている訳ですね。
仮にマスカーニャを先発運用し、裏のフラエッテを通したいような構築なのであれば、ラウドボーンらのおかげで初手有利な展開を作りやすくなっています。
これはパーティを組む際になるべく意識しておきたい要素ですが、実戦を経る中で「このパーティ使ってると〇〇出てこないな」や「〇〇先発に出されやすいな」といったように、経験則として傾向を掴める場合もあります。
冒頭で述べたように、「このポケモン全然出さないな…」というポケモンがいたとしても、そのポケモンが選出圧/誘導の役割を担っているかもしれません。
この場合、そのポケモンは選出されなくとも、パーティにいるだけで役割を果たしているので、パーティにとって必要なポケモンである可能性が高いでしょう。
構築の勝率が目標以下の場合は見直すべきです。
一方で、そのポケモンを出さなくても目標の勝率を収めているのであれば、「出さないから変えたいな」という理由のみで安易に変えてしまうのは、かえって構築を弱体化させるリスクがあります。
見直しの際には、一旦、その1体を抜いた5体のパーティを見て、対戦相手の視点に立って、何が出てきそうか、何が出てこなさそうかを考えてみた上で、そのポケモンを交代すべきか検討することをお勧めします。
〇終わりに
構築の見直しは対戦を行う中で重要であり、上述のように一方で難しい内容でもあります。
パーティ構築の際にポケモンを入れた順番や、対戦する中で重かったポケモン、出てこなかったポケモンなど、構築のメモしておくとその後の見直しの助けになります。
初心者のうちはどのように見直していけばよいか全くわからないことも多々あるかと思いますが、本記事が何かしらの助けになれば幸いです。
本日の記事は以上です。
MA-1で、メガフシギバナ、ステロ撒きが重かったので6体目に採用したエーフィ。
環境的には全く刺さっていなかったので、選出率は驚異の1%でしたが、代わりに相手選出からフシギバナらがほぼ消えました。縁の下の力持ちですね。
〇告知
6/27、香川県でチャンピオンズ対戦オフを開催します。詳細内容はこちらの記事をご参照ください。
KaTaGiRiです。 元ポーカープレイヤー。特性はいたずらごごろ。 ポーカーで学んだ知識を基に、主に座学・コラム系のポケモン記事を書いています。記事にいいね頂けるととても喜びます。 たまに香川で対戦オフを開催。