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南瓜

【M−3 最終レート2129/ 1656位】輪唱メガカエンジシ

新メガシンカが多数追加されたレギュレーションM-Bでしたが、その中でもシーズンM−1で使っていた輪唱パと相性のいいカエンジシが目に留まり、1シーズンぶりに輪唱パで遊んでみました。

【最高レート2150】りんしょうパ構築メモ

シーズンM−1の時の構築はこちら。「輪唱パとは」という基本的な解説も入れているのでよろしければあわせてご覧ください。


■構築経緯

第1シーズンで使用していた輪唱パは鋼タイプへの対処に苦慮していましたが、メガカエンジシはそのバカみたいな炎打点によって鋼タイプに非常に強く、Sの高さも相まって輪唱パの始動役として強力なポケモンです。タイプ一致なので輪唱自体の火力が出るのもポイント。

というわけで、メガカエンジシを軸として構築を組み始めました。

火力役となるポケモンは変わらずニンフィアアシレーヌの2匹を採用し、輪唱の始動役としてはヒスイゾロアークを続投。前回は補完枠に雨ギミックを採用していましたが、今回はカエンジシ軸ということでコータスを入れて晴れギミックを搭載しました。

残りの1枠は、コータスが入ったことでトリル展開の重要性が高くなったこと、またゾロアークのイリュージョンとのシナジーが強力である点から、リキキリンを採用することに。なお、シーズンが変わって輪唱を新規習得していないかなという淡い夢は叶いませんでした。キリンリキは覚えていたはずなのですが……


■パーティー紹介

●(始動役)カエンジシ@メガ

輪唱ギミックの起点になりつつ、高火力の炎技を押し付けていく準エース。火力役で殴りづらい鋼に強いのはもちろん、炎技を半減される竜・炎相手には輪唱が刺さるので補完が良いです。トリル展開では下からの輪唱を受けて火力役になれる点も柔軟性があり良かったですね。

輪唱始動役なので最速を取りましたが、マフォクシー等少し上のS帯が最速を諦めているケースも結構あり、そのおかげで拾えた試合もありました。

炎技のメインウェポンは定番の熱風。命中安定の嫉妬の炎も試しましたが、やはり火力が足りなくて困るケースが多く渋々こちらに。

残りの1枠は単体高火力技としてオーバーヒートを採用しました。晴れオバヒの火力はすさまじく、H振りメガフラエッテが最低乱数以外1発、手助けまで入るとガブリアスぐらいの耐久なら半減でも余裕で確1。Cダウンした後も輪唱の始動役の仕事はこなせるのでその点は噛みあいが良かったと思います。


●(始動役)ヒスイゾロアーク@スカーフ

  • H:陽気ガブリアスの珠地震、控えめニンフィアの羽ハイボ耐え

  • A:H2イダイトウ♂をポルターガイストで確1

イリュージョン+スカーフで奇襲を仕掛ける切り込み隊長。

前回は完全特殊型で採用していたのですが、霊技をポルターガイストにしてAに振った方が強そうだぞということに気づき両刀型に。イダイトウのほか、マフォクシーやサーナイトなどD方面が硬い霊弱点をワンパンできるのが頼もしかったです。

性格は耐久下げも考えたのですが、1回耐える価値が非常に高いポケモンなので色々計算した結果陽気になりました。輪唱の火力は多少落ちますがそこまで影響はなく、サイキネはオオニューラピンポイントで火力も足りているので問題なしと判断しました。

で、ラスト1枠の雨ごいですが、とにかくこのパーティーはメガリザードンYが重く、そこに一矢報いるためにアシレーヌとのコンボで採用しました。初手メガリザYに対して雨ごい+ハイボから入って上手く刺さるとイージーウィンが狙えたので中々よかったです。他に入れたい技もないしね……


●(火力役)ニンフィア@珠

  • H:10n-1

  • S:トリル下でリキキリン抜かれ

命の珠を手に入れ、さらに火力を伸ばしたパーティーのエースアタッカー。

妖精の羽根だと若干足りなかった火力が足りるようになり、決定力が上がりました。始動役の輪唱分も合わせるとメガラグラージやらH振りドドゲザンやらを破壊できます。その分耐久を犠牲にしていますが、やられる前にやれが基本のパーティーなのでそこはご愛敬。

前回はミミロップの猫騙しとのコンボで瞑想を採用していましたが、今回は積む暇もないので無難に石化を採用。A無補正+珠なので火力も思ったより出ます。

Sに振っているのはトリル下でリキキリンのサイコファング後に動くため。切り捨てのせいで2振らされました。別に控えめでも良かった説はあります。


●(火力役)アシレーヌ@神秘の雫

シーズン1の輪唱パと全く同じ型です。ただ、カエンジシが炎タイプ、特にもらい火持ちが厳しいため、出番は前回と比べてかなり増えました。前述の通りゾロアークの雨ごいから突如ゲームを破壊する力も秘めています。


●コータス@木炭

晴れ始動要員。ただ輪唱が基本線のパーティーであり、輪唱軸の選出だと枠がなくて出せないことが多かったです。出す時は相手ががっつりトリパの場合のストッパーや、雨パに対しての天候取り要員としての役割が多かったと思います。

環境終盤は雨パもだいぶ下火になっていた感があり、出番はさらに減りました。とはいえ出したときはしっかり仕事をしてくれる偉い奴です。

技はとりあえず火力が出る一致技2つ。サブウェポンは捨て、カエンジシと並べた時にバカ火力をさらにバカにする手助けを採用しました。


●リキキリン@オボン

  • B:A特化ドドゲザンのドゲザン耐え

  • D:陽気ガブの地震+控えめリザYの熱風耐え

ゾロアークが化けることでテイルアーマーをチラつかせるのが主な仕事ですが、たまに初手から本体が出てきてトリルを貼ります。ゾロアークが倒れた後に出てきて貼ることも。カエンジシが耐久が低く先制技に弱いので、そこをカバーできるのも頼もしいです。

また、今環境から光の粘土とオーロンゲが登場して遭遇率が増えた壁展開に抗うために、攻撃技にサイコファングを採用。初手壁に対しては安定してトリルが貼れるため、開幕トリルを仕掛け、サイファンで壁を破壊しながらアタッカーが殴る展開が作りやすくなります。毒タイプを抜群で殴れるのも補完的に優秀でした。

前述の通りコータスを出せないことが多かったので、コータスなしで晴れを展開できるよう日本晴れを採用。もう1枠はバカ火力をさらにバカにする手助けを採用しました。


■基本選出

①先発ゾロアーク(リキキリン化け)

先発:ゾロアーク+火力役

後発:カエンジシ+リキキリン

テイルアーマーの幻を盾に輪唱で場を荒らした後、カエンジシで殴り切ります。火力役は刺さりが良い方を選択。

初手でカエンジシでキツいプテラやガブリアス、イダイトウなどを倒せるとグッド。イダイトウは前まではニンフィアの輪唱で倒していましたが、ポルガイ採用にしてからはゾロアーク単体で倒せるようになったので、初手アシレーヌも置きやすくなりました。

ドドゲザンが場にいる場合、2ターン目以降のゾロアークは不意打ち読み交代も選択肢になります。裏にスカーフ持ちや高速ポケモンがいる可能性がある場合などは温存も視野に入れたいですね。ただ、交代読みで普通に殴られると負け筋に直結するのでリスクは高いです。

②先発ゾロアーク(輪唱全盛り)

先発:ゾロアーク+火力役

後発:カエンジシ+火力役

相手に猫騙し持ちがいない場合など、初手リキキリン化けがそこまで刺さらなそうな場合、火力役を2枚に増やして輪唱撃ちまくり選出をします。化けるのは火力役にすると追い風を誘いにくい&悪技を撃たれにくい、カエンジシにすると鋼を止まらせやすい&格闘技を誘えた時に大きい、というメリットがあります。

③対雨パ(特にヤミラミ・ロンゲ入り)

先発:リキキリン+ニンフィア

後発:カエンジシ+コータス

初手トリルからサイファンで壁を破壊しつつニンフィアが殴り、後ろからコータスを出して天候を取って勝ち切ります。トリルが切れてもカエンジシが上から動けるので安心。

④初手カエンジシ

先発:カエンジシ+コータス

後発:リキキリン+ニンフィア

初手からバカの火力を押し付ける選出。ガチトリパ相手にはこういう出し方をして、高火力でトリルの起点を潰してそのまま勝ち切ることを狙います。

猫騙しに対してはコータスをリキキリンに引いてオバヒぶっぱ(HDキリン高乱数1発)、この指に対しては熱風+噴火(HDキリン確1)など。


■パーティーの弱点・改善点

素の速さを利用した戦術なので、追い風からの展開や、バンギドリュウズのようなS2倍の天候ギミックはキツめでした。トリルをもう少しうまく使えるように、猫騙し持ちなどの採用も検討すべきだったかもしれません。コータスが役割薄めになっていたので代わりにガオガエン等。

また、ミロカロスやドヒドイデのような高耐久水タイプはなかなか倒せずキツかったです。ドヒドイデは通る技がほぼないので、遭遇率が低いとはいえ特にキツめ。2メガ目にライチュウや、晴れとシナジーがあるフシギバナなどもアリだったかも。特にライチュウはリザYを縛れるのでよさそうな雰囲気があります。


■おわりに

ギミックで翻弄しつつ、高火力をぶつけて相手を破壊するパーティーなので使っていて非常に爽快で楽しいパーティーでした。

そういえば、スカイスキンのあのメガシンカがまだ未解禁ですが、M-Cで解禁されるのでしょうか? そうなると、輪唱パもさらにバリエーションが増えて面白くなりそうですね。

主にダブル勢。対戦自体は5世代からのおじさんです。おもろいギミックを常に模索中。