
自爆メガスターミーについて考える
先日ランクマに潜っていたところ、お相手のメガスターミーの「じばく」によって愛用のマリルリが吹き飛ばされました。
想定外の一撃に度肝を抜かれた私。
興味が湧いたので、メガスターミーの自爆の有用性について考えてみることにしました。
今回は上記の4つの技について、相手に与えるダメージ割合の比較検証を行います。
タイプ一致補正を含めた技威力は以下になります。
アクアブレイク : 85 × 1.5 = 127.5
しねんのずつき : 80 × 1.5 = 120
アイススピナー : 80
じばく : 200
アクブレと思念は2倍弱点を突くと威力200を越えますが、アイスピは2倍でも160なので自爆の方が与ダメージが大きくなります。
そのため、じばくが最大打点となるのは相手のポケモンが以下の条件の時です。
・水とエスパーが弱点ではない
・氷が4倍弱点ではない
・ノーマルが等倍
では次に環境上位のポケモンの中から、メガスターミーのじばくが活きそうな相手を考えます。
※ メガスターミーの性格は技名の前に記載。
※ A32振りで計算。

H2 メガリザードンY(晴れ)
陽気アクブレ 96.7 ~ 113.5% 乱数1(75%)
意地アクブレ 104.5 ~ 123.8% 確定1
陽気じばく 149.6 ~ 176.7% 確定1
H32 メガリザードンY(晴れ)
陽気アクブレ 81 ~ 95.1% 確定2
意地アクブレ 87.5 ~ 103.7% 乱数1(25%)
陽気じばく 125.4 ~ 148.1% 確定1
H32 メガリザードンX
意地アクブレ 66.4 ~ 78.3% 確定2
陽気じばく 94.5 ~ 111.3% 乱数1(68.75%)
意地じばく 103.7 ~ 122.1% 確定1
リザYは日照りによる水威力低下を加味したうえでの計算です。
アクアブレイクでは耐久振りのメガリザを倒しきれませんが、自爆ならXYともに一撃で倒せます。
ただし環境に最も多いCS振りのリザYならアクブレでも倒せるので、自爆の必要性は微妙なところ。
ちなみにメガスターミーは準速で最速105族相当の素早さがあるので、性格いじっぱりでも最速リザを抜くことができます。

H2 メガカメックス
陽気しねんのずつき 63.4 ~ 75% 確定2
意地しねんのずつき 69.2 ~ 81.4% 確定2
陽気じばく 105.1 ~ 123.7% 確定1
H32 メガカメックス
陽気しねんのずつき 53.2 ~ 62.9% 確定2
意地しねんのずつき 58 ~ 68.2% 確定2
陽気じばく 88.1 ~ 103.7% 乱数1(50%)
意地じばく 96.2 ~ 113.4% 乱数1(75%)
現環境のメガカメックスはCSベースの殻を破る型が多いようです。
仕留め損ねると殻破りからの3タテコースがありえるので、カメックスに隙を見せたくないときは自爆が役に立ちそうです。

H2 メガギャラドス
意地アクブレ 36 ~ 42.4% 確定3
陽気じばく 102.9 ~ 121.5% 確定1
A-1陽気じばく 68.6 ~ 80.8% 確定2
A-1意地じばく 75.5 ~ 88.9% 確定2
水超氷の技範囲では突破が絶望的なメガギャラドスですが、自爆があれば抗うことができます。
ただメガ前ギャラドスの威嚇でAが1段階下げられていると、自爆でも確1に持ち込むのは難しそう。
メガ前にはステロで25%のダメージが入るので、ステロ込みならA-1意地じばくで倒すことができます。

H2 メガラグラージ(雨)
陽気じばく 98.8 ~ 116.9% 乱数1(93.75%)
意地アクブレ 105 ~ 124.2% 確定1
意地じばく 109 ~ 128.8% 確定1
H32 メガラグラージ(雨)
陽気じばく 84.5 ~ 100% 乱数1(6.25%)
意地アクブレ 89.8 ~ 106.2% 乱数1(43.75%)
意地じばく 93.2 ~ 110.1% 乱数1(62.5%)
メガラグが出てくるのはほぼ雨パなので雨状態で計算。
相手からの地震を一発耐えたうえで、返しの攻撃となります。
雨補正の乗ったアクアブレイクは威力191.25となり、じばくに迫る火力になります。
対メガラグを意識するなら自爆よりも、アクブレ+アクアジェットの方が安定しそうです。

H2 メガメガニウム
陽気アイスピ 86.6 ~ 103.1% 乱数1(18.75%)
意地アイスピ 95.5 ~ 113.3% 乱数1(75%)
陽気じばく 108.2 ~ 127.3% 確定1
H32 メガメガニウム
意地アイスピ 80.2 ~ 95.1% 確定2
陽気じばく 90.9 ~ 106.9% 乱数1(43.75%)
意地じばく 99.4 ~ 117.1% 高乱数1(93.75%)
耐久振りのメガニウムはアイススピナーで倒しきれません。
返しのソーラービームでこちらは倒されるため、後続への負担を減らすなら自爆で相討ちするのも戦略のひとつになります。
もし後ろに素早いアタッカーが居るならアイスピの削りで十分かもしれませんが、草わけ型を警戒するなら一撃で仕留めておきたいかも?

H2 メガフラエッテ
陽気アクブレ 90 ~ 107.2% 乱数1(43.75%)
意地アクブレ 99.3 ~ 117.2% 高乱数1(93.75%)
陽気じばく 154.9 ~ 182.7% 確定1
H32 メガフラエッテ
意地アクブレ 82.8 ~ 97.7% 確定2
陽気じばく 118.2 ~ 139.2% 確定1
M-B環境になってから大きく数を減らしたフラエッテ。
アクアブレイクで結構良いダメージが入るので、わざわざ自爆を採用する価値があるかは疑問です。

H2 水ロトム
陽気しねんのずつき 85.8 ~ 101.5% 乱数1(12.5%)
意地しねんのずつき 92.9 ~ 111% 乱数1(62.5%)
陽気じばく 141.7 ~ 166.9% 確定1
H32 水ロトム
陽気しねんのずつき 69.4 ~ 82.1% 確定2
意地しねんのずつき 75.1 ~ 89.8% 確定2
陽気じばく 114.6 ~ 135% 確定1
図太い HB特化 水ロトム
陽気しねんのずつき 50.3 ~ 59.8% 確定2
意地しねんのずつき 55.4 ~ 65.6% 確定2
陽気じばく 83.4 ~ 98.7% 確定2
意地じばく 91.7 ~ 108.2% 乱数1(50%)
やけど意地じばく 45.8 ~ 54.1%
ウォッシュロトムは物理受け型もスカーフ型も居るので、初見では相手の耐久ラインが読みづらいポケモンです。
現在のM-3環境ではHB特化の物理受け型が最多勢力ですのでそちらで考えると、A特化じばくでも確定では倒しきれず50%の博打となります。
計算上は思念の頭突きで確定2発のためそちらでも良いように見えますが、実際はオボンの実、食べ残し、鬼火、痛み分け等々によって2発で倒しきれることは少ないでしょう。

H32 マリルリ
陽気しねんのずつき 66.6 ~ 78.7% 確定2
意地しねんのずつき 72.9 ~ 85.9% 確定2
陽気じばく 110.1 ~ 129.9% 確定1
隙を見せると腹太鼓を積まれるので、後続での対処が難しそうであれば自爆で相討ちにしてしまうのもありかもしれません。
ただしマリルリがメガスターミーを一撃で倒す攻撃は無いので、スターミー側の体力が十分に残っていればエスパー技で殴り勝つこともできそうです。

H2 サザンドラ
意地アイスピ 107.6 ~ 127.8% 確定1
意地じばく 134.9 ~ 159.1% 確定1
CS振りのサザンドラは2倍アイススピナーで倒しきれるので、無理に自爆する必要はありません。
ただ注意したいのが、現環境のサザンドラは8割以上がこだわりスカーフを持っていることです。
サザンドラとのタイマンに勝ちたければ、基本的に上から悪の波動を受けることを想定してスターミー側は耐久に努力値を振る必要があります。
H32 D2のメガスターミーならC特化サザンの悪の波動を耐えられるので、アイススピナーで返り討ちにできます。

H32 ハラバリー
意地アクブレ 66.6 ~ 79.1% 確定2
陽気じばく 95.3 ~ 112.5% 乱数1(75%)
意地じばく 104.6 ~ 123.1% 確定1
ハラバリーは一撃で倒さないと、返しのパラボラチャージによって大ダメージ&回復されてしまいます。
もし自爆があればH32までのハラバリーならだいたい倒せますし、仮に耐えられても大きく削ったうえでパラボラやボルチェンを不発にできるので、後続での処理が容易になります。
ちなみに公式のバトルデータサイトによると、図太いHB型のハラバリーはM-3の現環境に12.1%しか居ないようです。
《 以上を踏まえて 》
一般的なスターミーの技構成では突破が難しく、自爆があれば戦局に影響しそうな相手は、メガカメックス、メガギャラドス、ハラバリー辺りでしょうか。
そういったポケモンが相手に居ても躊躇せずにスターミーを選出したければ、自爆の採用に一考の余地がありそうです。
初手からいきなり自爆するのではなく、1体は普通に殴りあって倒し、2体目を自爆で持っていけばかなり大きなアドバンテージとなります。
できればその流れを狙っていきたいですね。
XYからの復帰勢。 毎シーズン最終3桁を目標にランクマに潜ってます。