
初心者が称号「チャンピオン」を最短最速で取る方法
はじめに
ポケモンチャンピオンズ(以下ポチャピン)で称号「チャンピオン」を手に入れたので記念に記事を書いてみました!
自分はポケモン対戦はSVから始めたのですが、ランクマッチは最高レートが1680で、あとは1on1などの仲間大会に多少参加していた程度でした。
そんな自分でもチャンピオンになれた方法と、その過程で気づいたことを書きたいと思います。
なお、この記事はあくまで「初心者が最短で称号『チャンピオン』を取ること」に重点を置いています。
そのため、レート〇〇到達や最終順位上位を目指す場合には、あまり参考にならない部分もあると思います。
また、本記事の内容は「安定して勝ち続けること」よりも、「短期間で一気に称号獲得ラインまで駆け上がること」を重視しています。
そのため、人によっては「そんな遊び方楽しいの?」と感じる部分もあるかもしれません。
ただ、自分のように「とにかく一度チャンピオンを取りたい!」という人の助けになれば嬉しいです。

「チャンピオン」になるための戦略
「チャンピオン」になるための条件
まず大大大前提として、今回の目標、――つまり称号「チャンピオン」の獲得条件を考えたいと思います。
条件はシンプルで「ランクバトルでチャンピオン級(順位が300位以内)で1回勝利すること」です。
極端な話、マスターボール級に到達している人数が300人未満の状態でマスターボール級に到達し、1勝すれば称号は手に入ります。(実際には最初の1週間はチャンピオン級が解禁されないのでそんなことにはなりませんが)
なので「選出や立ち回りが上手い人」や「自分で0から構築を組める人」である必要はありません。あくまでその一瞬だけでも上位300位以内に入り、そこで1勝なんとかもぎ取ればOKです。
“強くなる”ことと“勝てる”ことは別
ポケモン対戦において“強いプレイヤー”というと誰を思い浮かべますか?有名なYoutuberや最終1桁常連の人など、様々な人が思い浮かんだと思います。その人たちはなぜ強いのか、考えてみましょう。
構築
選出
プレイング
環境理解
ダメージ感覚
色々な要因があると思いますが、それらは全て「経験」によって下支えされています。人によっては5世代からガチ対戦を行っている人がいたり、ポチャピンから対戦を始めた人でも強い人はポケモン対戦のために費やした時間が長いわけです。(たまにとんでもない天才がいますが)
もちろん、初心者でも対戦を重ねたり、Youtubeや構築記事を見て情報を集めたりすれば徐々に実力がついてきて安定して勝てる“強いプレイヤー”に近づいていけると思います。
ただこれらを短期間で身につけるのはかなり難しいです。特に選出やプレイングは考えることが多く、上達するのに時間がかかると思います。
ですが、称号「チャンピオン」をとるという目的だけなら、必ずしもその“強いプレイヤー”の域に到達する必要はありません。
大事なのは“強くなる”ことではなく今この瞬間で“勝てる”ことです。
例えば自分は以下のようなことを意識していました。
強い構築(使用難度の低い構築)を使う
勝ちパターンを固定する
難しい択を減らす
パワーの高いポケモンを押し付ける
つまり、“強いプレイヤー向けの勝ち方”ではなく、“経験差が出にくい勝ち方”を選ぶことが重要だと思います。
序盤元気で頑張ろう
「チャンピオン」の称号を得るために、ある意味一番大事なことかもしれません。
ここで言う“序盤元気”とは、
「シーズン開始直後の、プレイヤー数が少ない時期に高い順位を取ること」
を指します。
なぜこれが重要かというと、ポチャピンにおける称号獲得条件には、
その時点のマスターボール級人口
シーズン終了時点での最終順位
が一切含まれていないからです。
例えば、シーズンM-1では最終300位以内に入るためにレート2600前後が必要だったと思います。
一方、自分が称号を獲得した時は、レート2100に届かないくらいで300位以内に入れていました。
つまり、同じ「300位以内」でも、
シーズン終盤
プレイヤー人口増加後
レートインフレ後
では、難易度が天と地ほど違うということです。
なので、最終順位争いをする必要はなく、人口の少ない序盤に一気に駆け上がる方が圧倒的に効率が良いです。
特におすすめなのが、レギュレーション変更後の2ヶ月目(2シーズン目)です。
1ヶ月目序盤は環境が大きく変化し、何が強いのかも定まりにくい時期です。
ですが、1ヶ月目終盤になると徐々に環境が安定し、強い構築も出揃ってきます。
そこで構築を決めて練習しておき、2シーズン目開始直後に一気にスタートダッシュを決める、という流れがかなりおすすめです。
「チャンピオン」になるための構築の組み方
“初心者向け構築”には2種類ある
SNSやYoutubeなどで、
「この構築は初心者向け!」
「初心者にはこの戦術がおすすめ!」
といった投稿を見たことがある人も多いと思います。
ですが、情報が多すぎるせいで、逆に「結局どんな構築を使えばいいの?」となってしまうことも多いと思います。
自分は、いわゆる“初心者向け構築”には、大きく分けて2種類あると思っています。
1つ目が「初心者が上達しやすい構築」です。
役割論理パーティ等が該当し、選出やサイクルなど、ポケモン対戦の基礎を学びやすく、長期的な目線で見ればポケモン対戦の実力が伸びやすい構築だと思います。
ただその分、対戦中の選択肢は多く、扱いは難しいです。
そして2つ目が「初心者でも勝ちやすい構築」です。
これらは、
やることが単純
勝ち筋が明確
択が少ない
強い動きを押し付けやすい
といった特徴があり、経験差が出にくいです。
前章でも述べた通り、今回の記事でおすすめしたいのは、後者の「初心者でも勝ちやすい構築」です。
なぜなら、この記事の目的は「ポケモン対戦が上手くなること」ではなく、「最短で称号『チャンピオン』を取ること」だからです。
それでは、「初心者でも勝ちやすい構築」とは何なのか。それは、いわゆる「展開構築」というものです。
例えば、「キラフロルでステルスロックを撒く→アローラキュウコンでオーロラベールを貼る→メガミミロップでつるぎのまいをして相手を全部倒す」のように、周りのポケモンでサポートしてエースポケモン1匹で相手を全部倒すことを狙うような構築がおすすめです。
こういった構築は
毎試合やることが比較的決まっている
勝ち筋がわかりやすい
難しいサイクル戦になりにくい
ため、初心者でも扱いやすいと思います。
“強いポケモン”を使おう
展開構築を使おう、ということが分かったところで、次は一度ポケモン単体の話をします。
環境トップのポケモンは、なぜ環境トップなのでしょうか。
数値が高い
技範囲が優秀
特性が強力
1匹で試合を壊せる
型が多い
など、何かしら明確な理由があるからこそ、多くの人に使われています。
特に前章で紹介したような展開構築では、「エースポケモンのパワー」が勝率に直結します。
多少プレイングミスをしても、そのまま押し切れるだけの性能を持ったポケモンを使うことはかなり重要です。
ただし、“テンプレそのまま”を使うのは少し注意が必要です。
当然ですが、環境トップのポケモンは多くの人に使われている分、対策もされています。
特に、
使用率が非常に高い型
SNSで話題になった型
前期結果を残した型
などは、相手視点でも警戒されやすいです。
そのため個人的には、
「強いポケモンを使いつつ、相手の認識を少しズラす」
ことが重要だと思っています。
例えば、
技を1つ変える
持ち物を少しズラす
努力値振りをいじる
など、小さな変更だけでも、相手の想定を崩せることがあります。
また、ブリジュラスのように、そもそも型のバリエーションが多いポケモンは、相手視点でケアしづらいため、非常に強力です。
“パクる”のか“自分で組む”のか
前節で話した内容は、ポケモン単体だけでなく、構築全体にもそのまま当てはまります。
SNSで話題になった構築や、前期に結果を残した構築は、当然ながら非常に強力です。
ですがその反面、多くの人に知られているため、相手にも動きや型がバレやすいという欠点があります。
特に展開構築は、
どのポケモンで展開するのか
誰を通すのか
どういう勝ち筋なのか
が読まれるだけで、かなり動きづらくなることがあります。
そのため個人的には、
「結果を残した展開構築の、基本選出3匹だけを参考にする」
くらいが、一番おすすめです。
展開構築において一番重要なのは、
どのように展開するのか
どのエースを通すのか
という“勝ち筋”の部分です。
逆に言えば、その勝ち筋さえ強ければ、残りの枠はある程度自由でも問題ありません。
ただし、ポケモンの並びまで完全に同じにしてしまうと、相手に構築がバレやすくなってしまいます。
なので残りの枠は、
「基本選出を通しやすくするための調整」
として使うのがおすすめです。
例えば、
エースが悪だくみメガマフォクシーで、ミミッキュが重いので、裏選出用のエースとしてメガギャラドスを採用する
エースがガブリアスなので、ステルスロック型を警戒させるためだけにブラッキーを入れる
などです。
この枠については、実際に対戦しながら少しずつ調整していくと良いと思います。
ただし、ここで注意したいのが、
「選出パターンを増やしすぎない」
ことです。
初心者のうちは、選択肢が多すぎると逆に迷いが生じやすくなります。
なので、実際に試合で選出するオリジナル枠は、
サポート枠で1匹
エース枠で1匹
程度までに抑えるのがおすすめです。
最終的には、
「実質4〜5匹で完成している構築」
くらいを目指すと、選出や立ち回りを安定させやすいと思います。
余談ですが、残った枠は本来なら選出誘導用のポケモンにするのが強いと思います。
ただ、自分の推しポケモンに「チャンピオンきゅうの〜」の二つ名を付けたい場合は、そのポケモンを入れるのも全然アリだと思います
実際に自分が使用した構築
では実際に、ここで説明した考え方を使うとどんな構築になるのか、自分の使用例を紹介します。


実際に自分が使用した構築は以上になります。
以下の構築を参考に、一部調整して使用しました。
基本選出
ブリジュラス(ステルスロック+ドラゴンテール)
エルフーン(おいかぜ)
イダイトウ
による展開ルートです。
この並び自体は、元構築の勝ち筋をそのまま採用しています。
フラエッテについて
フラエッテは元記事ではエース枠の1匹でしたが、自分の環境ではフラエッテはほとんど選出しない枠になっていました。そのため本構築では、実質的にブリジュラス+エルフーン+イダイトウorメガミミロップの構築になっています。
以下、自分で採用したポケモンたちの解説です。
メガミミロップ
イダイトウが通せないギルガルド、ミミッキュ、スカーフマスカーニャ入りに対して出していく第2エース枠
ミミッキュを倒すためのつるぎのまい+トリプルアクセル
マスカーニャを倒すためのマッハパンチ
飛び膝蹴りは勇気が出なかったのでインファイト
メガミミロップを出す場合もブリジュラス→エルフーン→メガミミロップの流れですが、エルフーンでおいかぜをするというより、アンコールで上手くつるぎのまいを積む隙をつくるという展開でした。
この枠はメガギャラドスを試していた時期もあったのですが、アーマーガア相手に怯み運ゲーになったり、マスカーニャが結局キツかったりで変えました。
ほとんど選出しなかったメガフラエッテの枠をメガミミロップ用のサポート枠に変えた方が良かったかもしれません。
クエスパトラ
一回も選出しなかった選出誘導枠
初手ブリジュラス確定なので、相手のガブリアスやメガミミロップを初手に出されたくないという理由で入れました。
その結果、ギルガルドとミミッキュの被選出率がほぼ100%になったので、ギルガルドやミミッキュ入りに対しては絶対にメガミミロップを出すようにしていました。
もし推しのイワパレスが内定していたら、この枠はそのまま差し替えていたと思います()
おわりに
長い文章をここまで読んでいただきありがとうございました。
もしどこか一部でも、これから「チャンピオン」を目指す人の参考になれば嬉しいです。
ただ最後にもう一度だけ補足すると、この記事はあくまで「短期間で称号を取りにいくための考え方」です。
長期的にポケモン対戦を続けるのであれば、サイクル構築を自分で組んでしっかり回していく方が確実に実力は伸びますし、その試行錯誤そのものが一番面白い部分でもあると思います。
結局のところ、ポケモン対戦には「短期間で結果を取りにいく楽しみ方」と「じっくり実力を伸ばしていく楽しみ方」の両方があります。
どちらが優れているというより、目的が違うだけだと思うので、自分に合うやり方で楽しんでもらえれば十分だと思います。