
【予想】10世代にはウミウシのピカチュウが出ると思う【当たれ】
前書き
ポケモンの完全新作が登場するたび、ひそかに注目を集めるのがその世代の「ピカチュウ枠」です。
プラスル・マイナン、パチリス、エモンガ、デデンネ、トゲデマル、モルペコ、そしてパモ系統。
世代によって進化の有無や複合タイプ、対戦での役割は異なりますが、いずれもピカチュウを連想させる、でんきタイプの小型マスコットとして登場してきました。
では、次の作品である「ウィンド・ウェーブ」では、どのようなポケモンがこの枠を担当するのでしょうか。
こんにちは、トモエです。
個人的に候補として注目しているのが、通称「ピカチュウウミウシ」と呼ばれる、ウデフリツノザヤウミウシです。
黄色い体に黒い模様、耳のようにも見える突起。
ピカチュウウミウシ↓

確かにピカチュウっぽい外見はしてるかもしれない。(いう程似てるか?と思ってるのは内緒)
そこで今回は、次の新作におけるピカチュウ枠、あるいはピカチュウを意識した新ポケモンとして、このピカチュウウミウシが採用される可能性を考えていきます。
そもそも「ピカチュウウミウシ」とは?
ピカチュウウミウシの正式な和名は、ウデフリツノザヤウミウシです。
黄色や橙色を基調とした体に、黒や青白い色の入った突起を持っており、その姿がピカチュウを連想させることから、ダイバーなどの間で「ピカチュウウミウシ」の愛称で親しまれているとのことです。
特に目を引くのが、頭部にある触角と、背中から伸びている指状の突起。
実際の器官としてはピカチュウの耳とは異なりますが、正面や斜め前から見た場合、黒い先端を持つ長い触角が、ピカチュウの耳のように見えます。
さらに、黄色い体と黒い模様という配色も、でんきタイプ及びピカチュウを連想させるには十分です。
残念ながらウデフリツノザヤウミウシが実際に発電するわけではありません。
しかし、ポケモンのモチーフとして考えるなら、実在生物の能力をそのまま再現する必要はありません。
触角を電波や電気を感知するアンテナにしたり、体表の粘液に電気を蓄えたりすれば、ウミウシとでんきタイプを無理なく結び付けられます。
ピカチュウウミウシがモチーフとして優秀な理由
ピカチュウウミウシ説の最大の強みは、現実世界ですでにピカチュウに似た生物として認識されている点です。
普通の動物をピカチュウ枠のモチーフに選ぶ場合、そこから黄色い配色や電気袋、耳や尻尾などを加え、ピカチュウとの共通点を作る必要があります。
ところが、ウデフリツノザヤウミウシは、ポケモンになる前からピカチュウを連想させています。
言ってしまえば、
ピカチュウ由来で名前を付けられた実在生物を、改めてポケモン化する
という、一周回った構造です。
単なるデザイン上の共通点だけでなく、モチーフを知ったときの面白さにもつながります。
新ポケモンが公開された直後は「変わったウミウシのポケモン」に見え、元ネタを調べて初めて「現実でもピカチュウと呼ばれているのか」と分かる。
こうした隙を生じぬ二段構えの構造は、ポケモンのモチーフ考察とも相性が良いでしょう。
また、タイプを想像しやすいことも利点です。
最も分かりやすい組み合わせは、やはりみず・でんきでしょう。
海水は電気を通しやすいため、周囲の海水に電流を流して敵を追い払う、触角で水中の微弱な電気を感じ取る、電気を帯びた粘液を残して縄張りを示す、といった生態も考えられます。
現実の生態そのものではありませんが、ポケモンらしい拡張としては十分に成立します。
ウミウシは哺乳類ではない
この「ピカチュウ枠にピカチュウウミウシ採用予想」について考えるうえで、避けて通れない問題があります。
ピカチュウ枠のポケモンたちはげっ歯類を中心に哺乳類をモチーフにしているということです。
ピカチュウウミウシは、ウミウシです。どれだけ黄色くても、どれだけ耳らしい突起を持っていても、ウミウシはネズミでもないし哺乳類でもありません。
たぶんピカチュウウミウシ本人に聞いても、そこは譲らないと思います。
ウデフリツノザヤウミウシの学名は「Thecacera pacifica」。意味はさっぱり分かりませんが、分類上は軟体動物門・腹足綱に属する生物であり、哺乳類はおろか脊椎動物ですらありません。(そりゃそうじゃ(オーキド博士))。
一方、歴代のピカチュウ枠の伝統を重視するなら、ウミウシがそのまま次世代のピカチュウ枠になる可能性は、決して高いとは言えないでしょう。
というか皆無と言っても良いと思います。
しかし、ここで話を終えてしまうのは少し早いです。
そもそも「ピカチュウを意識したポケモン」と「歴代のピカチュウ枠」は、必ずしも同じものではないからです。
ミミッキュはピカチュウ枠ではない
その代表例が、ミミッキュです。
ミミッキュはピカチュウに似た布を被っており、タイプはゴースト・フェアリー。
でんきタイプでもなければ、げっ歯類をモチーフにしたポケモンでもありません。
それでも、ピカチュウとの関係性は非常に強いポケモンです。
公式サイトでは
普通の布きれに、目や口に見える模様を浮かび上がらせて、ピカチュウに姿を似せているのだ。
自分の姿をピカチュウに似せているのは、20年ほど前にピカチュウのグッズが流行った際、実は寂しがりやのミミッキュが、その姿なら人間と仲良くできると考えたためなのだ。
と説明されています。
つまりポケモンには、パチリスやデデンネのようにピカチュウと同じ系譜に属するマスコットだけでなく、ミミッキュのように作中でピカチュウそのものを意識している別系統のポケモンも存在しています。
この前例を踏まえると、ピカチュウウミウシをモチーフにしたポケモンが登場するとしても、必ずしも従来の電気ネズミ枠に収める必要はないかもしれません。
寧ろ、ピカチュウに似ているが、ピカチュウ枠ではないポケモンとして登場する可能性も考えられるのです。
小型哺乳類のジンクスを破る異端児になるかも!?
ピカチュウ枠は、長く続いている恒例要素です。
その一方で、世代を重ねるごとに変化も加えられてきました。
プラスルとマイナンは2匹一組
エモンガは同枠初の複合タイプとなるでんき・ひこう
デデンネはXYで追加された新タイプのフェアリー
トゲデマルは同枠初の非げっ歯類であるハリネズミ
モルペコはフォルムチェンジ
パモは最終進化まで存在
と、実はパチリス以外はこれまでのジンクスを破るような要素が毎回取り入れられています。寧ろ、パチリスは何でないの?
この流れを見ると制作側が必ずしも「毎回、でんきタイプのネズミを出せばよい」と考えているわけではなさそうです。
基本となるマスコット性を残しつつ、毎世代どこかに新しい要素を入れています。(パチリスは世界大会優勝してるからセーフか?)
そう考えると、次に行われる変化が「哺乳類以外のピカチュウ枠」であっても、完全に不自然とは言えません。
ウミウシは従来の系譜から大きく外れる一方で、黄色い体色や耳のような突起によって、ピカチュウらしい印象は残せます。
伝統を壊すのではなくピカチュウらしく見える、まったく別系統の生物へ広げる試みとして採用される可能性はあるかもしれません。
もちろん、採用されにくい理由もあります。
まず、先述の通り、ウミウシはげっ歯類どころか哺乳類ですらありません。
ファンが「ピカチュウ枠」という言葉に求めているのが、ピカチュウと同系統の電気ネズミであるなら、ウミウシ型のポケモンは別枠と見なされるでしょう。
もう一つの問題は、元ネタがあまりにも分かりやすいことです。
現実ですでに「ピカチュウウミウシ」と呼ばれている生物を、そのままでんきタイプのポケモンにすると、少々ひねりが足りない印象になるかもしれません。
そのため、実際に採用される場合は、ウデフリツノザヤウミウシ単体ではなく、別の生物や文化的要素が組み合わされる可能性が高いと思います。
たとえば、触覚からアンテナを連想して、無線通信やインターネットなどの要素を加えることで、「ピカチュウに似たウミウシ」だけでは終わらない独自のポケモンにできます。
実際インターネットウミウシというウミウシが実在しているのでそちらと融合させるのも面白そうです。
インターネットウミウシ↓

本命は「電気ネズミ枠」よりも「海のミミッキュ」?
ここまで考えてみると、ピカチュウウミウシ型ポケモンが登場する可能性と、それが正式なピカチュウ枠になる可能性は、分けて考えた方がよさそうです。
モチーフとしては非常に優秀だと思います。
見た目の分かりやすさ、話題性、タイプの作りやすさ、既存ポケモンとの差別化。新ポケモンを作るための材料は十分にそろっています。
何より面白い!!
一方、歴代のピカチュウ枠との連続性は弱く、げっ歯類でも小型哺乳類でもありません。
そのため、個人的に最もありそうだと感じるのは、
正統派のピカチュウ枠は別に存在し、ピカチュウウミウシ型のポケモンは、
「ピカチュウを連想させる海洋ポケモン」として登場するという形です。
ミミッキュが、ピカチュウとは異なるタイプと生態を持ちながら、設定上では強くピカチュウと結び付いていたように、ピカチュウウミウシ型ポケモンにも独自の関係性を持たせられます。
・ピカチュウと同じ場所に生息することで、その姿に擬態した。
・ピカチュウから落ちた毛や皮膚を吸収するうちに、黄色い体と発電能力を獲得した。
・あるいは反対に、そのウミウシ型ポケモンを見た昔の人が、海に住むピカチュウだと勘違いした。
こうした設定であれば、元ネタを生かしつつ、単なる「海にいるピカチュウのそっくりさん」では終わりません。
ウミウシは後天的に様々な形質を獲得する種も存在するので違和感も少ないと思います。
まとめ
ピカチュウウミウシことウデフリツノザヤウミウシは、黄色い体、黒い模様、耳のように見える突起を持ち、現実世界ですでにピカチュウを連想させる生物として存在しています。
そのため、新ポケモンのモチーフ候補としては、かなり魅力的な存在です。
みず・でんきというタイプにも落とし込みやすく、触角や粘液を利用すれば、技や特性にも独自性を持たせられます。
最大の問題は、やはりウミウシがげっ歯類でも哺乳類でもないことです。
従来のピカチュウ枠を「各世代に登場する電気ネズミ」と定義するなら、ピカチュウウミウシがその役割を引き継ぐ可能性は、低いと考えます。
一方で、ミミッキュのような「ピカチュウを意識している別系統のポケモン」まで含めるなら、可能性はあると思います。
次の新作で登場するのは、新たな電気ネズミなのか。
それとも、長年続いてきた系譜から大きく外れた、海のピカチュウなのか。
ウィンド・ウェーブの舞台にも合致していそうなピカチュウウミウシは、「見た目が似ている」という一発ネタだけで片付けるには、少々勿体ないモチーフではないでしょうか?
数ある記事の中からわざわざ私の記事を読んでいただきありがとうございました。
最後にひとつだけ。
次世代ピカチュウ枠のガチ本命予想は「ホッピングマウス」