
3メガ構築(ミミロップ/マフォクシー/メガニウム)
はじめに
はじめまして、TKえると申します。
ポケモンチャンピオンズとっても楽しいですね!リリースされてから子供を寝かしつけた後に2,3戦ずつ対戦するのが毎日の楽しみで夢中になって対戦してしまいました。これまでポケモンシリーズは全作品プレイしてきましたが、ランクバトルで結果を残すまでやり込んだことはなく、主に友達とのフレ戦や実況動画を見て楽しんでいました。今回自分にとっては大台のレート2200まで達成したので初めてですが構築記事を書いてみたいと思います。
シーズンM-A1で使用した構築は3メガ構築です。マスターに上がってからはほぼ同じメンバーを使い続けてきて、勝率は63%でした(合計84戦53勝31敗)。現在5連勝中で最高レートも更新中(2218)なため、本当は最終日まで使いたかったのですが、子供の風邪をもらってしまい、体調不良でもう対戦できそうにないので一足先に公開します。対戦数も少なくまだまだ深めきれていない構築であると感じているので、この構築記事を参考にもっと深めてくれる方がいると嬉しいです。
構築経緯
一般枠で最も強いポケモンは、耐性が優秀で4倍弱点もなく、型が豊富な『ブリジュラス』だと考えていたため、ブリジュラスを使用することを前提に、ブリジュラスとタイプ相性が良いメガシンカポケモンを探すところから始めました。
まず最初に目に入ったのが『マフォクシー』です。メガシンカ後にブリジュラスの弱点である格闘を半減、地面を特性ふゆうで無効にできるタイプ相性の良さに加えて、ブリジュラスが物理ポケモンに強い特性じきゅうりょくを持つのに対して、メガマフォクシーは特防種族値125と素早さ種族値134もあるポケモンにしては特殊ポケモンに対して強く戦えるところも相性が良いと感じて真っ先に採用しました。(新規のメガシンカであったことも新鮮な対戦が出来そうと思い使い続ける理由になりました)。
次にメガマフォクシーとブリジュラスでは使用率1位のガブリアス及び2位のアシレーヌにタイプ上有利ではないので、カブリアスとアシレーヌに強くブリジュラスと相性の良いポケモンを探しました。そこで見つけたのが『メガニウム』です。メガニウムはメガシンカするとフェアリータイプが追加され、ガブリアスのタイプ一致技をどちらも半減以下に抑えられ、アシレーヌにも超火力のソーラービームで先手から撃ち込み撃退できるので適任だと考えました。またブリジュラスの弱点である格闘と地面をどちらも半減以下に抑えられます。
マフォクシーとメガニウムはどちらもサイクルが得意な受けポケモン(アーマーガア/カバルドン/ドヒドイデなど)を超火力で崩すのが得意なポケモンです。ただしこのままではこれらのポケモンは選出してもらえないおそれが高いと感じたため、超火力の物理ポケモンがいないか探しました。その中で『ミミロップ』が最も素早さが高くて技範囲も広く受けにくい物理ポケモンのため、選出誘導力が高そうと感じ採用しました。ミミロップは場合によってはメガせずにコスモパワーバトンやコットンガードバトンでも戦えるため、一旦見せポケとして採用し、後々カスタマイズしていくことにしました。
ここまでの採用ポケモンを相手視点で見た時に、メガミミロップとメガマフォクシーは特に環境の中でも素早さが早く警戒されると思い、どんな対策がされるかを考えました。メガミミロップもメガマフォクシーも耐久面に自信がある訳ではないため、スカーフをもった一般ポケモンに上から殴られるのに脆いと感じたため、これに対して3つの対策を考えました。
こちらの耐久を上げる
こちらの素早さを上げる
相手の素早さを下げる
こちらの耐久を上げる方法については、コスモパワーなどの防御・特防を上げる技を採用する、もしくはひかりのかべ・リフレクターなどの味方全体の防御を上げる壁を張る方法がありますが、メガシンカポケモンに耐久を上げる技を採用すると倒せる範囲が狭くなるため、一般ポケモンで壁を貼る方法を考えました。ブリジュラスも壁を貼れますが、ブリジュラスは選出率を高めるため、汎用性の高い型で採用したかったので別のポケモンで壁を張ることを考えました。ここまでのポケモンではメガシンカしていない状態でパーティ全体でドラゴンタイプの技の一貫が気になったため、フェアリータイプで壁を貼れるポケモンを探し、オーロラベールを使えて1ターンで物理特殊どちらの耐久も上げられる『アローラキュウコン』を採用しました。
次にこちらの素早さを上げる方法ですが、こうそくいどうやくさわけのような素早さを上げる技を採用する、もしくは別のポケモンで素早さを上げた状態をバトンタッチで引き継ぐことを考えた時に、先程同様メガシンカポケモンは倒せる範囲をできるだけ広げたかったので素早さを上げる技を採用したくなく、一般ポケモンでバトンすることを考えました。最も適任なのは特性かそくで自ら技を使わなくても素早さを上げられ、バトンタッチも使える『クエスパトラ』だと思い、クエスパトラを採用しました。
最後に相手の素早さを下げるについては、がんせきふうじなどの素早さを下げる技や状態異常マヒで相手の素早さを半減する方法、設置技のねばねばネットで場に出たポケモンの素早さを下げる方法が考えられます。スカーフをもったポケモンはとんぼがえりなどの交代技を持ってることが多いため、交代しても素早さを下げられた状態を維持できるマヒかねばねばネットを使いたいと思いましたが、スカーフをよく持ってるポケモンの中には、マフォクシーに強いサザンドラがおり、サザンドラは特性ふゆうでねばねばネットが効かないため、状態異常マヒにできる技を誰かに採用することを決めました。
パーティの使い方
出来たパーティがこちらです。


このパーティーの勝ち筋は素早さが早いメガシンカ(ミミロップとマフォクシー)で上から制圧すること、素早さが遅い相手にはメガニウムの超火力を上から叩き込むことです。採用率が高いサイクル戦に強いポケモン(アーマーガア、ドヒドイデ、アシレーヌ、カバルドン)はこちらのメガニウムやマフォクシーに何も出来ずに倒されるため、選出を渋らせ、相手に対面を強要することを狙っています。そのため相手の選択肢としては、スカーフで更に上から殴るもしくは先制技で戦うことが予想されます。スカーフで上から殴る相手にはクエスの加速バトンがささり、先制技は今環境では威力が低めな物理技がほとんどなので持久力ブリジュラスがささる構造となっています。基本的にミミロップは見せポケにし、マフォクシーかメガニウム出すことを考えていましたが、終盤ミミロップの強さに気づきミミロップばかり選出していました。マフォクシーとメガニウムはともにブリジュラスと相性補完が優れているため、同時選出することでこちらの選出のパワーが上がります。
個体解説
メガミミロップ
選出相手:ギルガルド、ガルーラ&ゲンガー、ブラッキーなど
【調整意図】
S:最速
A:できるだけ火力を上げたいので最大振り分け
H:みがわり×4回でHPがちょうど1残る4n+1
B:余り
このポケモンは最初は見せポケのつもりでしたが、見せポケなら何か極端な役割を持たせようと思って覚える技の一覧を見た時に「じたばた」というHPが少なければ少ないほど威力が高くなる技を見つけました。このじたばたがあれば本来メガミミロップでは突破が難しいポケモン(メガリザードンY、メガフラエッテ、メガゲンガーなど)に対しても役割が持てる可能性があり、じたばたから技構成を考えました。このパーティーはメガマフォクシーやクエスパトラといった素早さが早いエスパータイプが2匹もいるため、かげうちやふいうちで上から処理する選出をされやすいです。そのかげうちやふいうちのタイミングでこのミミロップに交代し、アンコールで技を縛ってからみがわりを残して安全に技選択するのがパーティと噛み合って強かったです。インファイトの耐久ダウンもみがわりを残した状態で選択することが多いため気になりません。じたばたの威力を最大限あげるためには、みがわりを4回発動しないといけないですが、みがわりを素直に壊しにきてくれる相手にはみがわり連打、変化技でみがわりを壊さない相手にはアンコールを選択し、みがわりを残した状態で技を打つことができるため、再現性も高いです。自分より早い相手には先制でみがわりやアンコールが打てませんが、その場合クエスパトラで加速バトンしてから出すと先に技を打てる状況を作ることもできます。このポケモンがいるおかげでガルーラ&ゲンガー系のスタンダードな構築には選出択にならず、安全に勝つことが出来ました。
メガメガニウム
選出相手:アシレーヌ、カバルドン、ウォッシュロトム、雨パーティなど
【調整意図】
S:+2で最速スカーフイダイトウ抜き
C:最大
H:残りできるだけ高く
元々は軸のメガシンカポケモンとして採用しましたが、段々と選出を誘導するための見せポケモンとしての役割が強くなっていきました。浮いている炎ポケモン(リザードンやメガマフォクシー)や特殊ポケモンで固めらているこのパーティに選出されやすいウルガモスに有効な技が、げんしのちからしか覚えられず、これらのポケモンが少しでも耐久に振られているとげんしのちからを余裕で耐えられるため、これらのポケモンがいると選出しないようになりました。その結果選手率が下がっていきました。ただし相手に炎ポケモンがいない場合や全体的に遅いポケモンしかいない構築に対する制圧力は高く、メガニウムより素早さが高いポケモンがいない状況(早いポケモンをマヒ状態にできている、もしくはクエスパトラで素早さを上げた状態をバトンタッチで引き継げている)にできると、上から超火力を撃て、先制技で少しづつ削られる相手には光合成で大幅に回復と強い要素しかないため、大活躍してくれました。だいちのちからはマジカルシャイン等と選択で、ブリジュラスや一般の炎ポケモン(ラウドボーンやソウブレイズ)を重くみて今回はだいちのちからにしました。
メガマフォクシー
選出相手:ウルガモス、メガフラエッテ、アーマーガア、メガピクシー、メガゲンガーなど
【調整意図】
※YouTuberの「兎に角ぴりか」さんの調整を参考にしました
S:準速メガゲンガー抜き、最速115族と同速
D:特化メガゲンガーのシャドーボール耐え
C:ひかえめ効率最大11n
B:残り
最も選出率の高いメガシンカポケモン、素早さ、火力、技範囲、耐久どれも高くエースに相応しい性能を持っています。このパーティーの最も分かりやすい勝ち筋は、メガマフォクシーで全て倒せる所まで相手を削って、メガマフォクシーで一掃することです。選出時には相手のスカーフポケモンをどう倒すかのプランをあらかじめ考えておく必要があります。主なプランは構築経緯に書いた3パターンです。一般ポケモンと協力してスカーフポケモンを倒せると後の仕事は簡単なことが多いと思います。技構成はタイプ一致安定打点のかえんほうしゃ、メガゲンガー・フラエッテ・ウルガモスなど特防が高く防御が低いポケモンに撃つためのサイコショック、ドラゴンタイプやあくタイプに撃つマジカルシャイン、フラエッテやウルガモスとの積み合いに強くなるためのわるだくみを採用しています。得意不得意がハッキリしていて対戦中のプランが立てやすいため非常に使いやすかったです。
アローラキュウコン
選出相手:ガブリアス、メガカイリュー、アシレーヌ、サザンドラなど
【調整意図】
h:定数ダメ最小16n−1、スカーフ意地張りガブリアスの地震でオボンのみが最小乱数以外発動
S:最速ガブリアス抜き
C:残り
メガ枠をサポートする一般ポケモンその1。出したターンに雪を降らし、カブリアスより早い素早さでオーロラベールを張ってメガ枠をサポートします。序盤はみがわりバトンで安全に後続のポケモンを着地させて、メガシンカでスイープできる環境が整えばオーロラベールを貼って勝負を決めにいく動きが強かったです。フリーズドライはアシレーヌやイダイトウを削るために採用しています。
ブリジュラス
選出相手:メガスターミー、ガルーラ、イダイトウ♂、ハッサムなど
【調整意図】
S:+2で最速スカーフイダイトウ抜き
H:最大
D:場持ちを高くして多くのポケモンをステロほえるで削りたいのでできるだけ高く
B:物理に対して繰り出すので性格補正の最大効率11n
メガ枠をサポートする一般ポケモンその2。ステロほえるで相手のポケモンを削りながらスカーフポケモンにでんじはを入れるのがこのポケモンの役目。Dにもかなり努力値を振っているため、1発で落とされることはほとんどなく、何かしらの仕事はしてくれる。イカサマはイダイトウやハッサム、メガスターミーを削るのに優秀なため採用。
クエスパトラ
選出相手:オオニューラ、サザンドラ、ミミロップ、メガピクシー、キラフロルなど
【調整意図】
S:ミラー時に相手が最速か判断するための最速-1、相手が最速だった場合ルミナコリジョンを撃ち合って、2ターン目に後攻からバトンタッチで安全に裏のポケモンに繋ぐ。
C:サザンドラを高乱数で落としたいので最大振り分け
HB:HPを奇数にして残りをBに振り分け
メガ枠をサポートする一般ポケモンその3。初手に出してあわよくば対面のポケモンを処理して、素早さを上げた状態で後続のポケモンにバトンタッチするのが理想です。特にスカーフサザンドラは選出されやすく、クエスパトラのマジカルシャインで処理すると後続のポケモンが動きやすくなるため積極的に選出します。ブリジュラスがパーティにいるためステロを警戒してリザードンも初手に出されやすく、耐久に振っていない場合はルミナコリジョン×2で対面突破が可能です。まもるを有効に活用し、相手の壁を枯らしたり、スカーフポケモンの技を確認したりと今環境でのまもるの有用性も感じさせてくれました。またルミナコリジョンという技が相手の展開を許さず、特性かそくとともに相手にすぐに処理させようとする能力が高いため、メガピクシー等のバトン構築に強いのが優秀でした。ルミナコリジョンで相手のDを下げればミミロップとブリジュラス以外の特殊技を持っている自分のポケモンの手助けにもなるためパーティと噛み合っていました。
選出パターン
①クエスパトラ+マフォクシー+ブリジュラス
②クエスパトラ+メガニウム+ブリジュラス
→クエスパトラのルミナコリジョンで特防ダウンさせながら削り、倒される前にバトンで繋ぎます。
③クエスパトラ+アローラキュウコン+マフォクシー
→クエスパトラの素早さアップ状態を一旦アローラキュウコンに繋ぎ、アローラキュウコンに対して出てきた鋼や炎のポケモンに対して更にバトンでマフォクシーに繋ぐことでスカーフよりも早いマフォクシーを誕生させます。
④アローラキュウコン+ブリジュラス+メガシンカ
→クエスでバトンをする必要がない、135族より早いポケモンやスカーフポケモンがいなさそうな場合の選出。
⑤クエスパトラ+ミミロップ+一般ポケモン
→先制技がかげうちやふいうちしかなく、HP1のメガミミロップのタイプ一致補正込威力300のじたばたで全てを貫けそうな場合の選出。
選出時の勝率

後半になってようやくミミロップの強さに気づき、選出できた時には大活躍してくれました。
苦手なポケモン
ラウドボーン
ラウドボーン側の技の通りがよくラウドボーンへの技の通りがパーティ全体で悪いため苦手。クエスパトラのルミナコリジョンで特防をダウンさせながら撃ち合うか、ブリジュラスのステロほえるで削ってメガニウムのだいちのちからで処理するくらいしか処理ルートがないため、選出が限定されてしまう。ミミロップのじたばたもみがわり貫通技のフレアソングがあるため安定して大火力を出せない。
ニンフィア
ニンフィア側に抜群で通る技がないため苦手。先制技のでんこうせっかやみがわり貫通のハイパーボイスを使ってくるためミミロップのじたばたの火力も出せない。マフォクシーであればフェアリー技を半減にしながら戦えるが、ニンフィア側はあくびやねがいごとを駆使して戦ってくるため展開が不利になりがち。
最後に
初めて構築記事を書いたため読みずらい箇所もあったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。来シーズンも引き続きポケモンチャンピオンズを楽しんでいきます。皆様の参考になれば幸いです!