
【M-3 シングル 最高2175】ちいかわスターミー軸 ふりかえり
○ はじめに
こんにちは。t2.micro(てぃーつーまいくろ)です。
私にとってポケモンチャンピオンズ最初のシーズンとなった「シーズンM-3」のふりかえりをしていきます。
ほぼ個人の備忘メモ的な内容ですが参考になれば幸いです。
○ 使用構築
本シーズンで私が使用した構築は【ちいかわスターミー軸 積み構築】です。
構築の詳しい内容は過去記事を参考にしていただければ幸いです。
以下常体
▼ 構築経緯
背景 : リソース問題
過去作のROMが手元になかったため、ゲーム資産がゼロの状態からスタート。
しかし第五世代後半から第七世代でランクマッチをある程度経験していたため、基礎知識とノウハウは多少あった。
とかく、限られたリソースの中で構築を組む必要があった。
ゲーム開始時に有料プランに加入。バトルパスの報酬と配布で以下のポケモンを入手。
ライチュウ
メタグロス
シビルドン
スターミー
カイリュー
カイリキー
この中から構築の軸を選定することにした。
まず基礎スペックと私の練度的に「シビルドン」「カイリキー」は除外。
「メタグロス」「カイリュー」は基礎スペックは問題ない。しかし汎用性が高すぎるゆえ、構築の選択肢が多すぎるように感じていた。
やれることの幅が広いポケモンは
もう少しリソースが集まってからにしよう──
と考え、今回は除外した。
「ライチュウ」に関しては当時の使用率があまりにも高く、ミラーマッチによる勝率低下が頭をよぎり使用を敬遠した。
消去法的に今シーズンは「スターミー」を軸にすることに決定した。
大枠の戦略を検討
限られたリソースでサイクル構築や対面構築を組むのはかなり無謀だ。
というのも、サイクルにしろ対面構築にしろ、パーティ6体全員がある程度戦える必要がある。
また環境に応じて複数体のバックアップメンバーを用意するのが望ましい。
しかし、過去作連携をしていない私は6体の戦力を揃えることすら難しい。
よって私が出した結論は、
最低3体の戦力を用意して、残りはブラフにするというプランだった。
具体的には
起点作り
エースのスターミー
スイーパーとして残りを一掃できる裏エース
の3体で戦うことにした。
最終的にはシーズン中盤あたりから6体分+バックアップ分の戦力を確保することができたが、モンスターボール級〜レート1900あたりまではほぼ3体で戦っていた。
エース枠「スターミー」の検討
「スターミー」1体で3タテするような構成を目指していたため、「スターミー」は積みエースとして運用することにした。
構築当初は「ビルドアップ」「ちいさくなる」を積んで全抜きを目指す方を使っていた。(以下に記載)
しかし、
回復手段がない
上から特殊技を受けると簡単に落ちる
技範囲が狭い
「やけど」や「いかく」で簡単に止まる
等々の課題を乗り越えられなかったため、物理型としての運用は厳しかった。
この段階で「ちいさくなる」に大きな可能性を感じていた。
次に考えたのが、特殊型の通常スターミー。
回復手段は「たべのこし」を採用。
この型は過去世代にも存在していたため、手に馴染むのは早かった。
「ちいさくなる」+「みがわり」で要塞化しつつ、「チャージビーム」を積めば特殊受けも無理やり突破することができる強力積みエースとして活躍した。
思い返せばこの「スターミー」は数多くの3タテとジャッジキル(※)を量産しまくってくれた。
※ : 相手が操作を放棄したことによる特殊勝利
起点作り役
「みがわり」エースの起点作りは麻痺撒きが鉄板である。
麻痺付与において最強の技は「へびにらみ」である。
今回は「へびにらみ」を覚えるポケモンから選択することにした。
運が良いことに早期から「エレザード」と「ジャローダ」をスカウトすることができたため、両方使ってみた。
それぞれの所感を簡単にまとめる。
起点作り① ジャローダ
「へびにらみ」による起点作りだけでなく、
「あまのじゃく」+「リーフストーム」の攻撃性能
「ちょうはつ」による相手の展開を妨害
4倍弱点がなく、(見た目より)耐久力があるため、「きあいのタスキ」がなくても行動できる
という強みがあった。
ただし、やることがバレバレというデメリットが大きかった。
起点作り② エレザード
相手の「スカーフイダイトウ」があまりにも重すぎたため投入したポケモン。
特性「かんそうはだ」で水技を受けようとしたが数値が足りなすぎてクッションには不適合すぎたため、先発要員になってしまった。
特性「かんそうはだ」の隠された効果──
ひでり状態だと毎ターン1/8ダメージ受ける
という仕様のせいで何度もタスキを貫通されたため、むしろデメリット特性だった。
どうせ水技を打たれない + 「カバルドン」を呼びやすいため、特性を「すながくれ」にしてスリップダメージ無効とワンチャン回避を期待したが、「かんそうはだ」よりマシ程度の使用感だった。
※ それでも「くさむすび」2発で「カバルドン」を無償突破した対戦は何回か発生した。
むしろこのポケモンの真価は地雷技「どろかけ」にあった。
麻痺+命中ダウンによる起点作り性能は非常に高く、「スターミー」による「みがわり+ちいさくなる」コンボを成立させる上で非常に役に立った。
相手のタスキや「ばけのかわ」を「どろかけ」で解除する動きは想像以上に強力で、本来なら負けていた対戦を何度も拾えた。
*****
タスキ枠が欲しい時は「ジャローダ」、それ以外は「エレザード」といった形で運用することで落ち着いた。
スイーパー枠 メガバシャーモ
大抵の低耐久ポケモンはワンパンする攻撃力と特性「かそく」による制圧力の高さが大きかった。
3枠目に「じしん」を採用することで【ドラミドロアーマーガー】への一貫や「ラウドボーン」「ドヒドイデ」への打点を持つことができた。
あと投げ「ギャラドス」や「タスキ地面アタッカー」に止められやすいため安易にスイープが成功するわけではなかった。
先制技が欲しい場面が多々あったため、この枠は「メガルカリオ」とかにしてもいいかもしれない。
*****
基本選出は起点作り+「スターミー」+「メガバシャーモ」の3体で、このセットの選出率は8割を超えていた。
今後の備忘のためにあと1体だけメモを残す。
裏積みエース ウルガモス
対鋼・妖アタッカーや「マスカーニャ」への回答として採用した「HBウルガモス」。
「メガバシャーモ」や「スターミー」がキツい場合は差し替えて選出していた。
第七世代でも愛用していたため、手に馴染みがあったが、昨今の「ステルスロック」環境が大きな向かい風だった。
「あさのひざし」の回復が間に合わない
2Wだと技範囲に難あり
という事情でシーズン終盤は下記の形に調整した。
「むしのさざめき」はベースの攻撃力が高く、「ブラッキー」や「サザンドラ」への打点になるため使用感が良かった。
「サイコキネシス」を抜こうか考えたが「バシャーモ」「ドヒドイデ」「メガドラミドロ」「メガフシギバナ」あたりへの対抗策がなくなるため続投。
「ラムのみ」は相手の「あくび」や「どくどく」を無効化しつつ「ちょうのまい」を積むことができたため正解だった。
HB調整だと1枚しても「メガライチュウ」や「準速スカーフサザンドラ」を抜けないため、最低限の耐久は残しつつSに厚く振った方が良かったかもしれない。
「みがわり」が欲しいと感じるシーンが多かったため、「たべのこし」+「みがわり」で構成を再検討してみたい。
また特性も「むしのしらせ」にして「むしのさざめき」を強化しても面白いかもしれない。
総じて「ウルガモス」には可能性を感じたため、次のシーズンのエースとして運用しようか検討中。
○ シーズンふりかえり
▼ シーズン序盤~中盤 : 好長期
シーズン中盤までは勝率も高くレート2100オーバー、ランクⅠ到達を達成することができた。

勝因は
初見殺し性能が高かったこと
運が上振れていたこと
の2点だ。
全人類が「物理型メガスターミー」を警戒して物理受けに交代してくれるおかげで安全にちいさくなることができた。
また「ちいさくなる」1積みでもバンバン相手の攻撃を回避して全抜きする対戦が多発していた。
これはプレイングというより、リアルラックが強っただけである。
▼ シーズン終盤 : 低迷期
最終レートは1800後半となんとも言えない結果になってしまった──

敗因は
不利な構築の増加
苦手なポケモンの増加
運の下振れ
などが挙げられる。
運の下振れに関しては特に語ることがないため割愛する。(毎日得を積みましょうくらいしか思いつかない)
その他について簡単にメモする。
○ 苦手な構築の増加
【ちいかわスターミー軸】は【積み構築】に分類される。
他に環境で見られる【積み構築】は【アロキュウガブリアス】【加速バトン】【からやぶカメックス】【あまのじゃくメガムクホーク軸】などが挙げられる。
それらは共通して
対策すれば簡単に攻略できるが、対策しないとほぼ負け
という性質がある。
対策を怠ると相手に好き放題された上、全抜きされてしまうため相手からすると非常にゲーム体験がよろしくない。
故に一度やられたプレーヤーはしっかりと対策を取るようになる。
よくある対策は
「ほえる」や「ふきとばし」による積みリセット
特性「てんねん」による能力上昇無視
一撃必殺技の崩し
などが存在する。
シーズン中盤以降、環境に【積み構築】が蔓延したため多くのプレイヤーがこれらの対策を採用するようになった。
そして私の【ちいかわスターミー軸】も巻き添えという形でケアされるようになってしまった。
特に「ステルスロック」+「ほえる」のコンボの増加はかなり厳しく、こちらが何もできないまま投了という対戦が頻発してしまった。
またこちらは相手の【積み構築】に対して特に対策を用意していないため、イージーウィンされ続けた。
○ 苦手なポケモンの増加
構築単位ではなく、単体で苦手なポケモンが増加していた。
私の構築は相手の攻撃を回避することを主軸に戦術を立てている。
そのため、構造的に必中技が苦手である。
特に「マスカーニャ」の「トリックフラワー」や「メガライチュウY」の「でんじほう」が厳しく、この2体のうちどちらかが選出されるだけで厳しかった。
当たり前といえば当たり前だが、
環境に多いポケモンに不利な時点で、
その構築を握るのは控えるべきである。
しかし私はパーティを複数用意するほどリソースがないため仕方がなかった。
○ 結び
最終的に溶かしたとはいえ、自分にとって初シーズンでレート2100オーバーを達成できたのは大きな収穫だった。
また、限られたリソースの中で戦略を練り、アウトプットしていく過程も今までのポケモン対戦では味わったことがない楽しみだった。
現在はある程度ポケモンやアイテムが集まったため、次シーズンは【ちいかわスターミー】以外の構築を作ってランクマに挑みたい。