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ポケモン対戦における選出の考え方解説【ポケモンチャンピオンズ】

ポケモン対戦における選出の考え方

パーティも考えたし対戦するぞ!で潜り始めてまず直面する問題
「選出って何を考えてどうすれば良いの?」
これを例を交えながら解説していく。

~対戦前~

自分の構築がどういったものかを理解しよう!

構築の種類によって選出の考え方は変わってくる。そのためには自分が今使っている構築がどんな構築かを理解しておくのが大事である。
具体的には、
・自分の構築の組み始めはどのポケモンで、どういった構築に分類されるか。
・構築の軸と補完枠を明確にしたうえで、何を大きな勝ち筋としているか。

ここを抑えておきたい。

例えばこの構築の場合、構築の組み始めはキラフロル+メガカイリューであり、殴り方面と耐性で相性の良いギルガルドと物理全般への引き先となるカバルドンを軸とした対面&展開構築だと言える。軸はキラフロル、カイリュー、ギルガルド、カバルドンであり、補完枠はフラエッテとイダイトウ♂である。ここは自分が構築を組む際にどういった意図で採用したかをそのまま当てはめると良い。

この構築は、キラフロルで設置技を撒いてからメガカイリューと鋼枠やカバルドンでサイクルして定数ダメージを絡めるのが大きな勝ち筋として設計されている。
そのうえで、カイリュー+鋼枠で対応できない構築に対して、キラフロル+メガシンカ+スカーフイダイトウの対面選出で勝ちを狙いに行くサブプランが用意されている。
逆に、例えばキラフロル+フラエッテ+ギルガルドのような選出の場合、フラエッテに回復技が無いためキラフロルが撒いた毒菱を用いてスリップダメージを稼ぎづらい上に、水技や地面技が一貫していてサイクルもしづらいため、この構築の中ではシナジーが薄く比較的弱い選出となっている。

各ポケモンの役割を自分ではっきりさせて理解しておくのが大事。
悪い例として、補完枠が構築を乗っ取って選出率が非常に高くなってしまうのは避けたい。構築段階で目指した大きな勝ち筋からぶれて活かせない運用になってしまい、また構築の完成度を高める上でも遠回りになってしまう。選出に迷って時間が迫ってきて決めなきゃとなったらまずは軸を投げた方が良い。


~対戦中~

6体→3体を選ぶ際の考え方

基本的な考え方
選出画面で考える手順としてレベル毎に三段階に分けられる。
Step1.自分の構築から考える
Step2.相手の視点から考える
Step3.相手の型を推測して判断基準に取り入れる。


1に関して、軸を通せそうか、その中でもどのポケモンを投げるか、通せなさそうな場合は補完枠をどう絡めるかといった流れで考えることになる。これが先ほど説明した自分の構築を理解することに繋がる。これができれば問題無く戦える。これは全ての構築に言えることであり、この考え方が身につくだけで選出のハードルが一気に下がるため、ここは抑えておきたい。

2に関して、相手の構築の中でこのポケモンは自分に刺さっているかとか、刺さっていないとかを判断基準に加える。自分の構築に刺さっているポケモンがいれば選出される可能性が高いためそのポケモンには厚くした選出をしようとか、逆に刺さっていないので薄く見てもいいなとかいった感じ。これを加味して、先ほどの1を中心に考える。

この考え方として、同じ構築で沢山対戦することで、対戦相手の構築毎の選出の傾向が掴めてくるため次第に相手の選出が絞り込めるようになる。これは同じ軸の構築を長期的に使う明確なメリットと言える。

この考えができるようになると選出勝ちが狙いやすくなる。ただし注意点として、相手の思考や組み方は人それぞれであり、自分の考えやこれまでの経験が全ての相手に適応することはないので、完全に割り切るみたいなことは避けるべきである。

3に関して、これは主に対戦中の話になるが、相手の構築・ポケモンがどんなものか推測してこちらの選択に組み込むこともできる。

これに関してはできなくて良い。何なら初期環境に関してはやらない方が良い。というのもこの考えはプレイヤーの構築レベルが最低限整った環境且つ共通認識が出来た上で発揮するため、色々な相手や考えがある初期環境では裏目ってしまうことが大半だと言える。それをクリアできた高順位帯(3桁以上とか)でようやく組み込めるかどうかレベルであり、テラスも無くなったチャンピオンズ環境では推測も重要ではないため、ここはできなくても問題無い。

この3 stepが基本的な考え方となるが、そこから先発を誰から投げればいいかを考えることになる。

先発の考え方

前のステップで6匹→3匹に絞る考え方は学べたが、誰を先発に置くかという重要なポイントが残っている。選出を考える際に難しい点として、先発をどうやって決めれば良いかの考え方は挙げられる。

先発の考え方は構築の系統によって異なる
〇展開構築やギミック構築の場合
・自分の構築の勝ち方にあった基本選出ができるか考える。
構築毎に自分のやりたいことはあるはずなので、それがそのまま通せそうなら基本選出を行う。展開構築やギミック構築は先発を含めて選出がわかりやすいのは強みと言える。

〇サイクル構築やスタン構築の場合
・出来る限り出し負けしないポケモンを選ぶ
相手の構築5~6体に戦える(=出し負けしない)ポケモンがいるかを考えて先発に投げる。そのポケモンが不利を取る相手に対して交代して受けることができるポケモンを2体目に選出する。ここまで2体で不利な相手や並びに対して強いポケモンを3体目に選出する。この流れ。
特に3体目は積みに破壊されないか、相手のアタッカーの技が一貫しないかを重視する。

中級者向けではあるが、例え出し負けしても一番リカバリーできるポケモンから組み立てるのは大事である。
例えばサザンドラとフシギバナが動かしやすくどちらかを先発に投げるかとして、相手にエルレイドとアシレーヌがいた場合、初手サザンドラアシレーヌ対面の出し負けはフシギバナに交代することでダメージを抑えてカバーできるが、初手フシギバナエルレイド対面ではエルレイドの火力が高く交代読みされたら終わり兼ねないため、三体目に頼ることになるが不利スタートを取ってしまう。そう考えると出し負けしてもマシなサザンドラを先発に出そうみたいな考え。
出し負けした最悪の場合から考えることができるようになると初手から不利取ってそのまま負けるといったことは減るだろう。

イメージとしては選出するポケモン3体で6体を相手できるようにするのが理想ではあるが簡単な話ではなく、これをより精度良くするために前述した相手視点での選出の考え方を取り入れることが大事になる。


※メガシンカ環境の考え方

チャンピオンズシーズンM-Aのようなメガシンカだけ環境において、主にメガシンカポケモンは1体又は2体採用される。これによって選出の考え方は変わるが、メガシンカポケモンは強力ではあるものの伝説ほど飛び抜けているわけではないため、絶対に選出しなきゃとは思う必要はない。
2メガ構築において、メガシンカポケモンを出来る限り選出に絡めるための目的で2枚採用していることが大きな理由の一つとしてため、どちらのメガシンカが通っているかから考え始めて組み立てると良い。

お互いのメガシンカ枠を照らし合わせる考え方

お互い明らかに2メガ構築の場合、どちらが出されそうかを推測する考え方。
例えばこちらがメガゲンガー&メガスターミー構築で相手がメガフシギバナ&メガマフォクシー構築の場合、
メガゲンガー→メガフシギバナには五分、メガマフォクシーには不利
メガスターミー→メガフシギバナには有利、メガマフォクシーには有利
メガフシギバナ→メガゲンガーには五分、メガスターミーには不利
メガマフォクシー→メガゲンガーには有利、メガスターミーには不利
といった感じで纏まり、こちらはスターミーを投げやすく、相手はまだマフォクシーを投げやすいみたいなイメージ。
これを最初の30~50秒程度で行い、そこから一般枠の選出を組み立てる流れ。
これができるようになると選出勝ちを狙いやすくなる。


③実際にやってみよう!

・構築系統毎に変わる
対面構築、展開構築、サイクル構築、スタン構築、ギミック構築、それぞれ例を交えて解説。1メガか2メガかどうかでも変わる。

〈対面構築〉
・まずは誰が刺さっているかを考える。
・先発をどうするか考える。出来る限り出し負けが少ないポケモンを選ぶ。

例)カイリューフラエッテ対面構築。メガ枠の他にカビゴンとマンムーも先発候補であり、イダイトウ♂とドドゲザンはラス一に投げるのが強い。
考え始めは誰が一番通っているかを考えることにはなるが、どちらのメガシンカポケモンが通っているかから考え始めるのがわかりやすい。カイリューが同速でありガルーラの冷凍パンチがきつい一方、相手のカイリューにフラエッテで有利取ることができ出し負けも少ないフラエッテで確定。
フラエッテが相手のギルガルドに不利を取ってしまうため、最悪霊技に後投げすることができ、多くのポケモンに殴り合うことができるカビゴンかドドゲザンは選出したい。そうなると@1はフラエッテが削れた展開でカバルドンがきついのでイダイトウ♂かマンムーを選出したい。
イダイトウ♂は相手のマスカーニャがスカーフであれば不利を取ってしまうので出したくない。
マンムーは選出されやすそうなガルーラに殴り合いで不利を取るが、カバガルドマスカ等の遅い相手には強いため、マンムーを選出したい。
ということでカビゴンかドドゲザンだが、イダイトウ♂を見て選出してきそうなマスカに強くそれ以外にも戦えそうなドドゲザンの方が良さそう。

先発だが、フラエッテがギルガルド以外に悪くなく、そこに対してもドドゲザン交代で立ち回れるため「フラエッテ+マンムー+ドドゲザン」が一番丸そう。正直マンムー前でもいいかも?


〈展開構築〉
・積みエースの誰が通っているかを考える。或いは基本選出ができそうか考える。
・そのポケモンを通す上で必要な要素を持つ先発要員をどうするかを考える。
・エースを補助するポケモンをエースの前に置くか、2体目のエースを選出した方が良いかを考える。

例)メガギャラドス×メガルカリオエースの展開構築。積みエースのうち誰が通っているかを考える。
まずメガ枠どちらが通っているかだが、ルカリオはガルーラに明確に強いもののカイリューやカバルドン、ギルガルドが面倒である。その明確に強いガルーラはこちらの構築に全然刺さっていないため選出してくる率は低そう。
一方メガギャラドスはマスカーニャの存在が厄介だが刺さりは悪くないため選出に絡めたい。
ギャラドスを通す上で最も厄介なのはマスカーニャの存在なので、通りが悪くないウルガモスを二枚目のエースとして選出。
ウルガモスを通す上で厄介なのはカイリューの存在であり、ギャラドス&ウルガモスは積みリレー的に戦うが1サイクル程度はできる。そのためカイリュー&マスカーニャに抗うことができ、そもそもどちらかを通せば良いため必須ではないができればステロを撒きたい。カバルドンかブリジュラスだが、こちらの構築に対して出し負けが少ないアシレーヌに対してカバルドンだと不利を取ってしまうため、何かしら仕事ができるブリジュラスを選出。先発はブリジュラス。「ブリジュラス+ギャラドス+ウルガモス」


〈サイクル構築〉
・軸であるサイクル選出がいけそうか考える。メガシンカ枠をどうするか考える。
・誰を先発に投げるかを考える。
・そのポケモンがきつい相手に対する引き先となれるポケモンを考える。
・ここまで2体できつい相手をどうするか考える。

例)メガミミロップ&スターミーサイクル。アタッカーとクッションを使い分けてサイクルを行う。スターミーは氷技がなく、ミミロップは氷技がある想定。
サイクル選出ができるかだが、相手のメガシンカ両方に強く基本的に上から行動できるメガミミロップ&ミミロップを運用する上で嫌なカバルドンやマスカーニャへの引き先になれるアーマーガアで選出が纏まりそう。この二体だとカバルドンの処理に手間取るため一度メガ枠をスターミーに置き換えられないか考えるが、その場合相手のギルガルドとカイリューが重くなってしまうため、ミミロップで選出を纏め上げたい。
この二体で重いアシレーヌに後投げでき、サイクル下で毒毒を入れることができれば諸々処理しやすくなるため、ハラバリーを選出。
先発はスターミーの圧で先発マスカーニャはきやすそうなのでそこにアーマーガアを合わせても良いが、ミミロップで猫騙しを打って引くことで削り&じゃれつくの有無を確認できるため、先発ミミロップ。「ミミロップ+アーマーガア+ハラバリー」


〈スタン構築〉
・相手に刺さっているポケモンを見つける
・そのポケモンを強く動かす上で何が必要か、何が弊害になるかを考える

例)フラエッテスタン。通っているポケモンを強く扱う。
○通っている…フラエッテ、
△どちらとも言えない…リザードン、ガブリアス、アーマーガア、マスカーニャ
×通っていない…イダイトウ♂
フラエッテもリザードンも共に通りは悪くないが、カイリューを重く見るとフラエッテの力を借りたい。先発フラエッテを投げる上でギルガルドへの引き先を用意したいため、後発ガブリアスを選出。
この二体を強く使う上でクッションとなれるアーマーガアを3枠目に選出。
「フラエッテ+ガブリアス+アーマーガア」


〈ギミック構築〉
・ギミックが通せそうかを考える。
・通せない場合は裏選出をした方が良いか考える。
・どちらもきつい場合はどちらでいった方がマシか、中間の選出をした方が良いかを考える

例)バトン&雨の二軸。
バトンギミックを防ぐ手段が相手にありそうか、雨パでサイクル勝ちできそうかを選出画面で考える。
バトンギミックを考えると、カバルドンの吹き飛ばしが厄介だが、ピクシーに先に繋ぐことができれば解決できる。あとはギルガルドがお札剣舞型だと厄介。
雨パを考えると、カイリュー、マスカーニャ、カバルドンの存在が厄介。サイクル戦はそんなに不利ではなさそうだが、カイリューに10万ボルトがあるだけで面倒そう。
これらを踏まえると、雨パで誘うマスカーニャやカイリューはバトンギミックを通す上で気にならないため、バトンを通すことを選択。
「キラフロル+クエスパトラ+ピクシー」



最後に言えることとして、初めのうちは対戦を沢山重ねることで慣れていくしかないと言える。ここでも「対戦する中で学ぶ」に終着する。


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選出の考え方がわかればポケモン対戦は更に楽しくなります!沢山対戦を通して感覚を身につけていきましょう!
それではまた次の解説でお会いしましょう!
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