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M-3レート2050 バシャバトン+サイクル

ポケチャンのレギュレーションがM-Bになり使用可能ポケモンが増え、バトン構築にバシャーモという選択肢が増えた。前シーズンまでメガギャラドスを使う中で、技スぺがどうしても足りないと考えていたが、積みはバシャーモに任せてギャラドスはフルアタにすればいいのでは?という発想になったところから構築をスタートした(結果的にギャラドスが抜けることになったが)。

構築経緯

発想の核であるバシャーモとギャラドスからスタート。バトンエースの障害になる「きあいのタスキ」を潰せるよう「ステルスロック」を撒きながら「あくび」「クイックターン」で対面操作が可能なエンペルトを採用した。ここからはバトン構築の通りが悪かった時の選出としてサイクルを念頭にポケモンを採用していった。サイクルを意識しながら第2のバトンエースにもなれる「ビルドアップ」アーマーガア、タイプ相性を補完するメガメガニウム、バトンがないと中速に寄りがちだったため特殊ドラパルトを採用した。アーマーガアとメガメガニウムはバシャーモから防御と素早さ上昇を受けることで強く動くことができる。この6体で対戦していく中で、ギャラドスがメガシンカしてもSが上がらないため、Sラインが上がりがちなメガシンカ環境では火力と速さの両立ができないと考えた。そのため、攻撃に性格補正をかけながらメガマフォクシーあたりまで抜ける物理アタッカーとしてメガガルーラを代わりに採用して構築が完成した。

個別紹介

バシャーモ

バトン役。1加速でS135族まで抜けるようにし残りは耐久振り。攻撃技はAに振らなくても火力が出せる「とびひざげり」を採用し、ビルドアップから予想外のパワーで相手を突破することもあった。「フレアドライブ」の時期もあったが、「とびひざげり」で拾った試合の方が多かったはず。持ち物は水タイプと対面する機会が多かったので「イトケのみ」。

ガルーラ

バトンエース。1加速でS134族まで抜けるようにし残りは火力振り。特性「おやこあい」のおかげ積みエースの課題になる「きあいのタスキ」耐性を自然に獲得できるのが偉い。バトンでSしか繋げられなかった時の疑似的な積み技として「きあいだめ」を採用し、50%の確率で突破不可能だった対面を解決してくれたこともあった。全盛期を知っているだけに2回目の攻撃が弱すぎる…。

エンペルト

「ステルスロック」役。現環境では設置技と対面操作を両立できるポケモンの選択肢が多くなく、その中で使用感がよかったのがエンペルトだった。せっかくCが高いポケモンなので特殊技は何か持たせたい。サイクル選出で輝いてくれた。調整はA182ガブリアスの「じしん」耐え。

アーマーガア

バトンエース兼サイクル選出した際の詰ませ役。バシャーモからバトンをつないだ際、AB1段階とS2段階をつなぐ場面が多く、メガマフォクシーを抜けるラインまでSを振っている。攻撃技が「ブレイブバード」だとHP管理が難しかったので「つけあがる」にし、等倍で殴れる範囲を広げている。数値がすごく高いポケモンでないので扱いが繊細で難しかった。エース運用を考え特性は「ミラーアーマー」だったが、何ターンも攻撃を受けることになるので、「おんみつマント」が解禁されていればそちらを持たせて「プレッシャー」にしたかった。

メガニウム

パーティの水と電気の通りが良すぎるので相性補完として採用。S1段階上昇で最速120族抜き、残りは火力。火力と技威力が高いので、甘えた選出だとSを上げた瞬間に決着がつく試合も多く、サイクルしながらSを上げる機会を待つ。エース一本でいくなら「マジカルシャイン」は「げんしのちから」の方が後出しされる炎タイプに強くて良さそう。最初からフェアリータイプでないので、バシャーモからバトンをつないでもガブリアスの「ドラゴンテール」で飛ばされてしまうのが残念だった。

ドラパルト

パーティの遅さを補う特殊アタッカー。「いのちのたま」「ひかりのねんど」の解禁で火力を補いながら、増加した相手の壁展開は無視するという環境的に追い風を受けた一匹だった。「ステルスロック」で削れた相手がいつの間にかドラパルトの圏内という展開もあり、エースを差し置いて活躍したことも少なくなかった。相手の後投げを完璧に読めるのであれば「10まんボルト」「なみのり」も選択肢としてありだと思う。

選出パターン

①エンペルト+バシャーモ+ガルーラorアーマーガアorメガニウム

ステロを撒きながらバトンエースを通す展開

②バシャーモ+ガルーラorメガニウム+アーマーガア

バトンエースを2回暴れさせる展開

③エンペルト+ガルーラorメガニウム+ドラパルト

バトンが通らなさそうな相手に対するサイクル選出、選出順はいろいろ

苦手だったポケモンや展開

メガバシャーモをはじめとする格闘タイプ

最初から格闘耐性を持つのがドラパルトしかおらず、初手格闘タイプに出し負けるとドラパルトにダメージが入らないことを祈りながら盤面リセットをする展開となる。特にメガバシャーモは切り返しの手段がないため、初手でも後発でも出てくると相手のイージーウィンを許した。

トリルメガクチート

メガバシャーモと同じく切り返しの手段がないため、選出されればほぼ確実にトリル展開を通される。アーマーガアが特殊に厚い型のため、メガクチートの積みにHP管理が追い付かず選出されないことをお祈りした。

最後に

使用可能なポケモンが増える中であまり使いたい構築が見つからなかったが、バトン構築の発想からこの形にたどり着くのは早かった。M-2よりもスムーズにレート2000に到達できたため、構築の完成度も上げられたのではないかと思う。終盤は苦手な構築が徐々に数を増してレートを溶かしてしまい撤退となった。次回以降は環境に対する理解度も上げながら対戦していけるといい。