
M-4環境調査|M-3最終16位構築「グロスカイリューwith自認サンダー」を使ってみた感想
今回は、M-3で最終16位を達成されたアランドロスさんの「グロスカイリューwith自認サンダー」を使用させていただいたので、実際に使ってみて気づいたことをまとめていきます。
まず、この構築に興味を持った一番の理由は、メガカイリューとメガメタグロスという700族メガシンカを2体採用している点です。
メガシンカというシステムの最大値を出すなら、単純に種族値の高いメガシンカを複数採用するのが強いのではないか。
そう考えていたので、メガカイリュー+メガメタグロスという並びにはかなり惹かれるものがありました。
また、鉄壁+ボディプレスを採用したメガメタグロスで結果を残している方が何人かいて、以前から気になっていた型でもありました。
そのため、まずはこの構築を実際に触ってみることにしました。
メガカイリュー
くろいきりの使用感がかなり面白かったです。
自分のりゅうせいぐんで下がったCを元に戻しながら、相手のメガムクホークのBD上昇をリセットできる点が非常に強力でした。
使用している間には当たりませんでしたが、バトン構築に対しても積みをリセットできるため、環境に一定数いるギミック系への回答としても優秀そうだと感じました。
一方で、この技構成だとアシレーヌ入りにやや選出しにくい点が気になりました。
また、りゅうせいぐんをメインウェポンとして使う以上、どうしても命中不安を避けられません。
強い場面では本当に強いものの、毎試合安定して投げられるポケモンというよりは、刺さる相手にしっかり通す必要があるポケモンだと感じました。
メガメタグロス
使ってみた感想としては、思っていたよりも扱いが難しいポケモンでした。
数値は高いものの、実際には想像よりも柔らかく、さらに回復技がないため、一度の技選択ミスで仕事量が大きく減ってしまいます。
特に、鉄壁を押すタイミングやボディプレスで詰めに行くタイミングを間違えると、せっかくの高い性能を活かしきれないと感じました。
ただし、物理相手にうまくハマった時の制圧力は非常に高かったです。
この型のメガメタグロスは、構築に入れれば簡単に強いというよりも、使い手の練度がかなり出るポケモンだと思います。
自分が使いやすいように配分や技構成を少し調整すれば、さらに活躍させられそうだと感じました。
ゲッコウガ
今回は自己流でげきりゅうゲッコウガに変更して見ました。
ゲッコウガは、カイリューとの相性がかなり良かったです。
特に、ステルスロックを撒きにくるポケモンを処理できる点が偉く、後からメガカイリューを通しやすくなるのが強みでした。
カイリューを軸にする場合、ステルスロックをどう処理するかはかなり重要になります。
その点で、ゲッコウガは相手の展開を崩しながらこちらのエースを通しやすくする役割を持てていたと思います。
ハラバリー
この構築の中で、一番使用感が良かったのはハラバリーでした。
特に強かったのは、特性せいでんきがあまり読まれない点です。
相手が接触技を押してきたタイミングでまひを引けると、一気に試合展開がこちらに傾きます。
相手に常にまひのリスクを押し付けられるのは、想像以上に強かったです。
一方で、ハラバリーは種族値がそこまで高いわけではないため、体力管理にはあまり余裕がありませんでした。
何度も受け出して試合をコントロールするというより、限られた回数の中でどれだけ相手に負荷をかけられるかが重要なポケモンだと感じました。
また、どくどくを入れたい相手が先にまひしてしまうと、どくどくが通らなくなってしまう場面もありました。
せいでんきとどくどくはどちらも強い要素ですが、状態異常が競合してしまう点は少し噛み合いが悪い部分でもあります。
ただ、どくどく+みずびたしを両採用したハラバリーは、HDブリジュラスへの解決策の一つとしてかなり優秀だと感じました。
もう少しDに振るなど、配分を調整すればさらに使いやすくなる可能性がありそうです。
このポケモンは今後も研究する価値があると思いました。
重かったポケモン
スカーフサザンドラ
構築記事にも書かれていましたが、スカーフサザンドラに対する正解の動きは最後までよく分かりませんでした。
正直、これまでサザンドラをそこまで強いポケモンだと思ったことはありませんでした。
しかし、最近のように数が増えてくると、かなり面倒なポケモンであることに気づきました。
特に、とんぼがえりでこちらのきあいのタスキを壊しながら裏に繋ぐ動きが強いです。
サザンドラ自身が高火力を押し付けてくるだけでなく、不利対面でもとんぼがえりで逃げながらサイクルを作れるため、想像以上に処理が難しいポケモンでした。
まとめ
今回この構築を使ってみて、メガカイリュー+メガメタグロスという並びのパワーは間違いなく高いと感じました。
ただし、どちらのメガシンカも雑に動かして強いというよりは、通す場面をしっかり見極める必要があるポケモンでした。
特にメガメタグロスは、鉄壁+ボディプレスという型の性質上、プレイングの練度がかなり重要だと感じました。
一方で、ハラバリーの使用感はかなり良く、M-4環境でも研究する価値がありそうです。
せいでんきによるまひ、どくどく+みずびたしによる崩し、HDブリジュラスへの回答性能など、見た目以上にできることが多いポケモンでした。
M-4環境では、スカーフサザンドラやHDブリジュラスのようなポケモンをどう処理するかが重要になりそうです。
今回の構築研究を踏まえて、自分でもメガカイリュー+メガメタグロスの並びや、ハラバリーの調整をもう少し考えていきたいと思います。