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シミュラクラ

さいきのいのり

さいきのいのりは9世代で初登場した倒れたポケモンを復活させるという常識破りな技ですが、

この技の名前を聞いて思い浮かべるのはどのポケモンでしょう?


多くの人は真っ先にパーモットを思い浮かべるのではないでしょうか。

でもさいきのいのりを覚えるポケモンはパーモットだけではありません。


そう、ベラカスですね。

もしベラカスのほうが先に思いついたしなんならパーモットが覚えることを忘れてたという方は、ぜひそのままベラカスのことだけ覚えていてください。

導入が長くなりましたが、今回話したいのは「さいきのいのり」とはベラカスの技である。なんなら専用技であってしかるべきだ。という話です。




覚える技ってどうやって決まるのか?

これはゲーフリの開発陣にしかわかりません。

でも、多少は予想することが出来ますよね?自分が思いつく要素を以下に挙げます。

  • ポケモンの身体的特徴 (爪や牙、尻尾など)

  • ポケモンのモチーフ ()

  • ポケモンの設定 (ピクシーのつきのひかりなど)

この中でさいきのいのりの習得に関係しそうなのは下の二つかなと思います。

ではパーモットとベラカスのモチーフや設定って何かを考えてみましょう。

パーモットのモチーフ

名前から考えるとマーモットでしょうか。

パーモットのモチーフはマーモットは齧歯目リス科の哺乳類なので、パーモットの分類がねずみポケモンなことを考えると正しそうです。あいつのどこがネズミだと言うのか。(ポケモンの顔の黄色いネズミの時点で言えたことではないのだが)

そして分類がてあてポケモンであること、でんき・かくとうタイプであることから除細動器がモチーフに取り入れられている可能性があります。Pokémon Sleepに実装されたことで新しい図鑑説明が出来、「両手から発せられる電気を使って 傷ついたポケモンを 手当てすることがある」とあることからこの考察はかなり正しいと言えるでしょう。


ベラカスのモチーフ

ベラカスのモチーフは言うまでもなくスカラベですね。

進化前のシガロコと、ベラカスはそれぞれコロガシとスカラベの逆読みになっています。スカラベは、いわゆるフンコロガシとしてイメージされるヒジリタマオシコガネ(Scarabaeus sacer)及びそれを模した古代エジプトの御守りのことです。これは見た目からも間違いないでしょう。

スカラベは球状の糞塊を転がす様を、太陽を空に転がすケプリの象徴とされています。

ケプリは太陽神ラーが朝に東から昇る際の姿で太陽が毎日沈みまた昇ることから、

太陽やラーそしてスカラベは復活の象徴とされています。


これらを踏まえて、ベラカスがさいきのいのりを覚えるのは納得がいくと思います。

なにせ復活の象徴がモチーフですからね。信仰の側面からも再起を祈るというのはまさにベラカスのために作られた技と言えるでしょう。

一方で、パーモットはなぜ覚えるんですか?除細動器がモチーフで蘇生させるからと言う論理もありますが、いのりとはミスマッチと言わざるを得ません。祈ってる暇があったら自分の手で蘇生を試みてはどうなんだ。


結論

さいきのいのりはベラカスにふさわしいベラカスのための技で、パーモットが覚えるのはやや不自然であると言えるでしょう。パーモットはもともとでんこうそうげきという専用技があるんだから、それで満足してほしいものです。

ここまで読んでくれた皆さんにはお分かりでしょうが、私はベラカスが好きなのでベラカスが専用技をもって欲しくて、それを準専用という微妙な感じにしたパーモットに対して私怨があります。

決めたのはゲーフリなのでパーモットを恨むのはお門違いなんですけどね。

是非チャンピオンズで再登場したときにはベラカスの専用技となっていることを祈っています。

あとベラカスもっと強化されてくれ、本当に。




余談

ベラカスとパーモットの共通点は、進化条件が同じだということでしょう。はじめはレッツゴーで1000歩以上歩いてレベルアップして進化するポケモンの専用技なのかと思っていたのですが、この進化条件をもつもう一体、アノホラグサはさいきのいのりを覚えません。アノホラグサは専用技もないので、準専用技をもらえているだけましなのでしょうか。でも、アノホラグサはSVで新しく登場した特性かぜのりがあるので不遇ではありませんね。結局パーモットが優遇されているだけじゃないか?さすがピカチュウ族といったところでしょうか。

対戦はSVからでいつも低レート帯にいる初心者。 生物が好きなのでそれと絡めた話をしたい。