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五月の思い出

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【M-1最終25位/レート2714】のらりくらり亀対面

初めまして。佐藤と申す者です。

SVではしばらく離れておりましたが、チャンピオンズがリリースされたということで久しぶりにガッツリ潜っていました。


初めましての方が多いと思いますので、簡易的に自己紹介を。

剣盾:S27 最終10位をはじめ、最終2桁9回

SV:S18 最終52位をはじめ、最終2桁2回


以下、当方のブログリンクです。


チャンピオンズがリリースされて初めてのシーズンで使用した構築を紹介いたします。


【結果】

TN : My Orchestra 最高最終2714.236/25位


【使用構築】



【コンセプト】

・対面逃げ切り

・選出誘導からの誘い殺し

・選出画面で圧力の強いポケモンを並べることで選出を読みやすくする

(圧による誘導が多方面に分散すると相手がバグるので、ブリジュラスとゲンガーに対象を絞って組む)




【構築経緯】


1.最終日直前に潜っていたところ、メガ進化であればゲンガー/ルカリオ/マフォクシー/ミミロップ、また一般ポケモンであればステルスロックを撒くブリジュラス/ガブリアス/カバルドンなどといったポケモンが増加していると感じた。

そこで、それらすべてのポケモンに対面で勝つことのできるアクアジェット持ちのメガカメックスを軸に採用。




2.上記のメガカメックスは対面性能が非常に高く、初手に投げて強いポケモンである。さらにステルスロックを撒きたいポケモンに対し、とても圧力をかけることが可能である。

そのため、ステルスロックを撒かれない展開が多く作れるため、裏には気合の襷を持って強力なポケモンを採用したい。

現環境において、後発から投げて強い、気合の襷を持ったポケモンが非常に少ないと個人的に感じており、その理由としてそれらのポケモンは物理に偏っており、環境に多く存在するアーマーガアに簡単に詰まされてしまうためである(例:ホルード、ガブリアス、マスカーニャなど)。

そんな中でアーマーガアに有利を取れ、かつ対面性能、抜き性能が高いソウブレイズを採用した。




3.メガカメックスはフラエッテやアシレーヌに不利を取ってしまうため、それらフェアリータイプに圧力をかけつつ、対面性能が高いポケモンが必要であった。

上記の点を満たせるポケモンとして、ハッサムを採用した。


(追記)

ハッサムではアシレーヌ厳しくない?

▶︎厳しいです(素直)


対面選出(構築)は、そのポケモンが本来役割じゃない対面でも強引に削って、裏の圏内にいれることである程度の解決を図るって感じで役割がかなり曖昧なものとなっています。

明確にアシレーヌに強いポケモン(例:Gヤドキングやハラバリー)をいれてもいいのですが、構築のパワーが落ちたり、相手目線も分かりやすい処理ルートになってしまうため、そのようなポケモンの採用はしませんでした。

その代わり、カメックス以外の5体は上からある程度の打点で殴れるようにしています。

特にアシレーヌはTOP30のポケモンに大体の対面やれそうな雰囲気を出しているので、ゲームプランを最後まで考えられていないプレイヤー相手なら適当に消耗してくれるからそんなに気にならない、ってことが多かったという話でした。

勿論上手いプレイヤーはそうじゃないのでその場合はとても厳しいですし、アシレーヌとマスカーニャみたいな2体で分散させて見てくるような構築にはそもそも出さないようにしていました。



4.メガカメックスの裏メガ進化ポケモンを考える。

求める要件としては、対面性能が高い、ここまでで少し厳しめなアシレーヌやリザードンやギャラドスに強い、ブリジュラスを誘う、という点であった。

それらを満たせるポケモンとしてメガガルーラを採用した。




5.アクアジェットを採用したメガカメックスは初手に投げて強いポケモンであるが、それは「殻を破る」という強力な積み技をチラつかせた上での話であり、初手に出てきたから殻を破るは持っていないと相手に断定されて立ち回られると強さが半減してしまう。

そこで、壁構築に見えるようにアローラキュウコンを、溶けない氷を持った悪巧み型として採用した。

ここまでで厳しめなカイリューに強い点、悪巧みという積み技を持っており特殊方面からの崩しが行える点、初手に鋼・炎タイプを誘いやすい点も評価しての採用である。




6.ここまでで構築全体が中速にまとまっており、ラスト1枠は拘りスカーフを持ったポケモンが適していると感じた。

候補としてはガブリアス、イダイトウ、マスカーニャの3体であったが、ここまででカバルドンが少し重いという点や、戦術画面での圧力が強すぎて悪タイプを呼ぶ点を評価し、イダイトウを採用した。


以上の6体で構築が完成。

急造構築でカメックスが強いことだけは確信を持っていたので、カメックスで有利を取れるポケモンを相手目線出したくなるように組むことを意識した。


【個体解説】(採用順)


カメックス@カメックスナイト

特性: メガランチャー(あめうけざら)

能力補正: ひかえめ

173(19)-110-145(5)-198(25)-135-115(17)

みずのはどう / あくのはどう / はどうだん / アクアジェット


<調整意図>

HB :特化マスカーニャのトリックフラワーを最高乱数以外耐える

   無補正ガブリアスの地震が確定3発

HD :無補正メガリザードンのソーラービームを確定耐え

C :11n

S :準速60族抜き抜き抜き(ブリジュラス意識)


殻を破らない代わりに最強の対面性能を手に入れた。

高級アシレーヌとは言われている。

シーズン終盤になってフラエッテのメタからゲンガー/マフォクシー/ルカリオ/ミミロップがメガ進化枠として増加したと感じ、それらに対面で勝つことができる点が良かった。

またステルスロックを撒きたいポケモンへの圧力が凄まじく、相手がステロを撒くのであればカメックスが無償で突破でき、カメックスを殴るのであれば裏の襷ポケモンを強く活かすことができる、という点もとても良い。

現環境最強のブリジュラスに打点を持っている点が評価でき、相手の配分次第ではワンパンしてしまうこともしばしば。

「殻を破る」という強力な積み技を相手は意識しなければならず、その場合カメックス対面では安易に引くのではなく突っ張って削ったり起点を回避する行動(ガブリアスやブリジュラスのドラゴンテール、カバルドンのあくび等)を相手に強いることができるので、目の前の相手に素直に撃った技が通ることが多かった。

(誘って倒すはずのブリジュラスにHDミラーコートされて1敗。殻を破るをケアしなさい。けどこっちもドラテ吠える頑丈諸々をケアしたら破れないのでまあ納得)

技構成は当初、ガブリアスに強くなる冷凍ビームを採用していたが、後述するAキュウコンを採用したことにより必要がなくなり、タイプ一致として主にカバルドンを殴ることのできる水の波動を採用した。Aキュウコンとガルーラの圧でガブリアスが初手に出てくることはほぼ無かったため、この技変更で正解だったと思う。

努力値配分も当初、HCで使用していたが、持久力ブリジュラスの上を取っている方が有利に試合を進められることに気が付いたため、Sラインをかなり伸ばした。これにより耐久面が少し心もとなくなったが、環境に蔓延るブリジュラスのことを考えるとこれで良かったとは感じている。



ソウブレイズ@気合の襷

特性: くだけるよろい

能力補正: いじっぱり

151(1)-194(32)-101(1)-72-120-137(32)

ポルターガイスト / むねんのつるぎ / かげうち / つるぎのまい


<調整意図>

AS特化


最強の襷ポケモン。

物理の多くがアーマーガアに詰まされてしまう中、あと投げから剣舞をして倒しつつ、触れられれば素早さも上昇させて一気に全抜きが狙える。このポケモン1匹さえ選出していればアーマーガアで詰むということはなくなるのがとても良い。

それでいて対面性能も非常に高く、高火力のポルターガイストと影うちで多くの相手を縛ることが可能。

安易に無念の剣や影うちをしてしまうとガブリアスのあと投げに対して鮫肌で襷を削られつつ上から縛られるようになってしまうため、技選択は非常に重要であった。(その反面、ガブリアスのあと投げに剣舞を合わせることができると一気に試合を終わらせることも。)

ブラッキーを崩す方法が薄いためインファが欲しいと思うこともあったが、無念の剣がないとアーマーガアに勝てなくて本末転倒なので見送り。無念の剣は襷を復活できたりなど非常に優秀。


ハッサム@メタルコート

特性: テクニシャン

能力補正: いじっぱり

175(30)-198(30)-121(1)-67-100-90(5)

バレットパンチ / インファイト / はたきおとす / つるぎのまい


<調整意図>

H :16n-1

HB :無補正メガルカリオのインファイト確定耐え

A  :11n

S  :ミラー、アマガ意識のS振り


カメックスで相手をしたくないフェアリーや草に睨みを利かせる枠。

ハッサムがいるだけでフラエッテが出てこない、なんてこともしばしば。

また対フェアリー・草以外にも、対面性能が高いおかげで炎技が飛んでこない対面であれば割と打ち勝つことができたり、先制技で縛るというプランが取れたりなど、優秀な点が多かった。

持ち物は打点を伸ばすためのメタルコート。相手からは見えない勝ち筋となり、本構築には先制技持ちのポケモンが多くいるため、縛り範囲が広がってゲームプランが立てやすい。

出しどころさえ間違えなければ一定水準以上の活躍が見込めるポケモンであり、苦手な炎タイプは水タイプのカメックスが有利を取れたりなど、相性補完でもかみ合っていた。


(追記)

メタルコートについて

メガ枠をカメックスに譲るという意味合いでの火力アップアイテムとしたが、メガハッサムよりもバレットパンチだけなら火力が出るのが良かったとは思う。

例えば+2バレットパンチで無振りメガミミロップをワンパンしたり、無振りメガカイリューをマルスケ込2発で倒せたり、H振りアシレーヌを五分の乱数だが倒せたりなど。あと無振りイダイトウがだいぶいい乱数で2発で倒せるので、後投げを許さない点も良かった。他にも色々と有効に働くところがあったので悪くはない持ち物ではあった。

ただHP管理がシビアなので普通にお盆とか残飯でも良い気はする。


ガルーラ@ガルーラナイト

特性: おやこあい(きもったま)

能力補正: いじっぱり

181(1)-194(32)-121(1)-72-120-152(32)

すてみタックル / じしん / れいとうパンチ / ふいうち


<調整意図>

火力特化

同族(ミラー、リザ、カイリュー)意識の準速


裏メガであり、対面性能の鬼。

ブリジュラスを誘って倒す、という構築コンセプトのもと、選出画面で特に大きな役割を担っていたと思う。実際、ブリジュラスはほとんどの試合で投げられた。

選出画面で圧力の強いポケモンを並べることで選出を読みやすくする、というコンセプトにも沿っており、カメックスがアシレーヌやマスカーニャやミミッキュ、ガルーラがブリジュラス、イダイトウがドドゲザンをよく誘うので、なんとなく相手はこんな選出なんだろうなと考えながら試合を進めていた。

構築単位でリザードンやギャラドスがつらいので採用したが、リザードンはHBに割いている個体が多く、結局のところ勝てなかったのがbad。

舞ったギャラの滝登りをステロ込みで耐えられるので、ギャラドス入りには後ろから投げていきたい。

対面構築には先制技が多くあればあるほど良い、とされているので不意打ちが強かった。昔はメジャーな技であったかと思うが、チャンピオンズの環境では採用数を減らしており、考慮されないことも多かった。またイダイトウに強くなる点もgood。

どうしようもない時に最後の勝ち筋として冷凍パンチをブラッキーに連打しました。凍らせて1勝しました。すみません。本当に最終手段なので最初から狙うのはやめましょう。



アローラキュウコン@溶けない氷

特性: ゆきふらし

能力補正: おくびょう

155(7)-78-96(1)-130(29)-120-173(29)

ふぶき / フリーズドライ / わるだくみ / オーロラベール


<調整意図>

HB:特化ミミロップの猫だまし+インファイト確定耐え

   無補正ミミロップの猫だまし+飛び膝蹴り確定耐え

C :余り

S :最速105族/準速120族抜き


壁展開っぽく見せるための枠。

相手目線、壁展開に見えるようにすることでカメックスの対面性能が飛躍的に向上するため、見せ合い画面での役割が大きかった。

ただの顔採用ではなく、カメックスが誘うアシレーヌを弱点で殴れたり、悪巧みがあることでドヒドイデ絡みを崩せたりなど優秀な点が多かった。

雪の防御UP効果のおかげで対面性能も向上しており、また初手でカメックスが打ち合って2vs2になってからキュウコンで殴りつつ壁を張ることで、壁からの積み展開ではないものの、実質的にHPを倍増させることができており、壁のおかげで2匹の対面性能が上がるという副産物もあった。

壁貼り要因っぽく見せているのでもっとアンコールを警戒してほしいところであったが、そもそもキュウコンの認知が進んでいないのか全くケアされずに補助技で突っ張られることもあったのでちょっと惜しい。もう少しいろいろな型の認知が進んでいくともっと強くなると思う。



イダイトウ♂@拘りスカーフ

特性: てきおうりょく

能力補正: ようき

195-164(32)-87(2)-90-95-143(32)

ウェーブタックル / おはかまいり / クイックターン / アクアジェット


<調整意図>

非スカーフポケモンを抜けるよう最速


鬼の捲りポケモン。

とにかく選出画面の圧が強すぎて、相手は悪やノーマルタイプを出さないとどれだけ有利を取っていてもこのポケモンで捲られてしまうので、選出を余儀なくさせることが可能。

逆に言えば、相手にノーマルや悪タイプがいない場合は適当に2体で殴って、イダイトウでお墓参りしていれば勝ててしまう。

さすがにヤバすぎることに皆が気付いているので、シーズン途中ほどの無双感はなかった。ただ、お墓参りのスイープ性能以外にもクイックターンを活かした様子見からのサイクル性能、カバルドンのあくびループへの対抗策、ゴーストタイプを活かしたガルーラとの相性補完など、意外と器用な点が多いので採用した。




【選出】

カメックスorガルーラ@2

基本的にこれ。カメックスを投げた方が強い気がするのでなるべくそちらを選択する。

リザードンやメガニウムやフシギバナにはガルーラを投げる。

対ギャラドスはガルーラを裏から投げてストッパーとして使う。

@2に関しては相手の構築を見ての選択になるが、ソウブレイズを信頼していたので投げることが多かったように感じる。




【総評】

本構築は、それまで使っていたフラエッテの通りが最終盤で明らかに悪くなり、最終日の日が変わる頃に急遽組んだ構築である。そのため構築の完成度や練度が明らかに足りておらず、明確に勝てないなと選出画面で悟ってしまう試合もいくつかあり、反省であった。

ただそれでもポケモンのパワー、見せ合い画面での圧力による選出誘導での誘い殺しでカバーすることができており、今後に活かせる考え方につながると感じた。

環境がイマイチ定まってないし、構築としても重いポケモンは挙げればキリが無いほどだが、選出圧の強いポケモンでのらりくらりと勝ち上がった。




【最後に】

チャンピオンズ初のシーズンとのことで絶対に最終2桁以上を取ることを目標にしていました。

仕事から帰ってはご飯を食べる時間も寝る時間も忘れてポケモンをし、徹夜もしくは2~3時間睡眠で仕事に行き、仕事中の暇な時間には考察をして、昼休みに仮眠を取って、帰ってきたらまたポケモンをして、のエンドレスでした。

この1か月ポケモンに全ベットしてきたので、溶かして成果ナシ、みたいなことになるのが怖くて最後は1ROM特攻ができませんでした。その点は自分と上位層との大きな差であり、まだまだ1桁の壁は分厚いなと感じました。

ただ、これだけの人口のゲームで25位というのは上出来かなと思います。SVはサボっていたので。


こんな生活を続けていたらあと1か月でくたばってしまいそうです。シーズン2もやるつもりですが、ちょっと休憩してから取り組みます。てかこのインフレシーズン、一度置いてかれると大変なことになるので辛いですね。シーズン2は少しは落ち着くかと思っていますがどうでしょうか。


2300を達成した時のミミロップ、2600を達成した時のヘラクロスの構築をツイートしたら結構反響があり、リプやDMで質問や構築相談をしてくださる方が多くいました。

本当にポケモンは楽しいゲームなので、自分が教えられることは懇切丁寧に伝えようと思いますので、どんな些細なことでもリプやDMなどください!


後語りが長くなってしまいましたが、この辺で終わりにしようと思います。

チャンピオンズ、神のゲームなのでみんなもしよう!!!


それでは~~~~



質問などはtwitterまで↓


最終日対戦を録画してあるので、構築の動かし方の参考までに投稿するかもしれません。


(追記)
動画投稿しました!以下よりご覧ください


①2600~2700


②2600~2700


③2700~




























【おまけ】

TN由来

水瀬いのり 「2nd HALF ALBUM Turquoise」より『My Orchestra』