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【M-1シングル】ポケモンベテラン、対戦初級者の記録【最終1912】

はじめに

世の中にはポケモン対戦初心者向けに構築の作り方やらパーティの動かし方を書いた記事がたくさんあります。多くの場合は軸となるポケモンを決め、その補完をしていって6体が埋まったらとりあえず対戦する、その中で改善点が見えてきたらパーティを改良する…といった説明がなされているものかと思います。

本記事ではそこで濁されてしまっている、構築の軸はあるものの、最後のピースの試行錯誤の段階を筆者の経験に基づいて記載するものです。

未来の自分に向けた備忘録であると同時に、同じように困っている方のヒントになれば幸いです。

自己紹介

ポケモン歴は金銀クリスタルから始め、最新作のSVまでプレイしています。

ポケモン対戦自体はBW時代にカジュアルマッチ、それ以降は概ね現在のマスターボールランク到達程度までプレイしては辞め、といった具合です。

したがってほぼ全てのポケモンのタイプやわざ、特性は把握しつつも対戦に必要な知識やプレイスキルは低いといった状態です。

概ね同じレベル帯の読者を想定しています。


忙しい方向けのサマリー

  1. 最初は好きなポケモンと話題のポケモンでパーティを組んだよ

  2. マスボ級に上がったら勝てなくなったから強い人のパーティをパクったよ

  3. いい感じだけど自分のプレイスタイルに合わせて試行錯誤してR1900を達成したよ

  4. この記事では↑の3のところを重点的に振り返ってみたよ

以下、本文です。


構築経緯 -マスターボール級まで

リリース直後、どうやらメガミミロップが強いらしい、と聞いて当時のテンプレである陽気ASインファ/トリアク/とんぼ/猫で育成。デフレ環境下ではガブリアス、ブリジュラスはトップメタになると予想し、SVのレギュFで使用感の良かった控えめHBオボンアシレーヌを採用。また、SV初期で使用感がよく、初心者の流入で増えるであろう対面・抜き性能が高いイダイトウ♂に対面で勝つことができ、メガピクシーやフラエッテを牽制できるドドゲザンを採用した。

ここまでのパーティ構築の考え方から自分は対面構築や展開構築よりも、攻撃に寄せたサイクル構築が合っていると考えた。したがって残りのメンバーも、後出しから相手の裏を削りつつ、上から殴れるミミロップの圏内に入れることができるポケモンや、ミミロップの苦手なポケモンを倒し切ることができるポケモンを意識した。

また、環境が固まっていない段階からメタを張ることは不可能と考え、シンプルにパワーが高く汎用性のあるポケモン=厨ポケ(死語?)を採用することを方針とした。

残りの3枠は、耐久に厚く振ることで初手のステロ+αの仕事をしてくれそうなHAガブリアス(この時はまだブリジュラスとの対面相性やスカーフマスカーニャの多さを考慮していなかった)、物理に受け出しが効き火力と範囲が良好なブリジュラス、ここまででフェアリー全般への回答がなかったため毒技を採用したメガフシギバナメガゲンガーを入れ替えながら戦った。

何度かマイナーチェンジはあったものの、リリースから1週間ほどでマスターボール級へ昇格することができた。

構築経緯 -1900手前まで

このまま潜ったが上に上がれる見込みがなさそうだったので、上位レートのパーティをパクり、動かし方を学ぶことにした。そこで参考にしたのがチャンピオン級に到達していたガラシ(@gara4poke)氏のミミロップ×ゲンガーの構築である。


参考にした理由としては、

  • 愛着が湧いており、環境最速クラスで火力を叩き込めるミミロップを使いたかったこと

  • その他のポケモンも大きく変えることなくパーティを試せること(ポケモン自体の変更は2/6体のみ)

  • 取り巻きが受け寄りになるもののサイクル構築であること

  • 鬼火を採用している耐久振りゲンガーを据えることで物理への誤魔化しが効くこと

であった。

このパーティで暫く対戦していたが、1700〜1900で停滞し、目標であった1900にはなかなか届かなかった。


ここまでの自分の能力を客観的に整理すると、

  • タイプ相性や特性、技の効果などポケモンの基礎知識→◎

  • 選出や対面の有利不利判断など対戦に特化した知識→○ (上位勢の対戦動画を見るときには自分でも選出を考えて答え合わせをするなどしていた。"正答率"も悪くなかったと記憶している)

  • パーティ構築→◎ (上位勢の構築そのままのため構築そのものは良いはずである)

  • 対戦中のプレイング→?

と、おそらくプレイングに課題があると分析した。

特に安定行動を重視するあまり、交代が読めても裏へ圧力をかける技選択ができなかったり、両対応できる状態を作り出せていなかったことに気がついた。

また、構築そのものは良いものであっても、自分のプレイスタイルに合っていないことも感じていたため、安定行動として選びがちな技やポケモンを、より攻撃的な選択肢に入れ替えることで解決を図った。その結果として以下のようなパーティが完成した。

具体的な変更点とそれによる恩恵としては、


  • メガミミロップをメガルカリオに変更 → 格闘技の瞬間火力が向上。アーマーガアの受け出しを許さず、メガフラエッテ、メガフシギバナとも殴り合える。ばけのかわを剥がしていればミミッキュも処理できる。

  • アシレーヌをずぶといねむカゴからひかえめしんぴのしずくに変更→カバルドンや交代で出てくるポケモンへの負荷の向上

  • ブラッキーのあくびを毒々に変更→ステルスロックがないと稼げなかったダメージを能動的に稼ぎにいけるように。みがわりのないメガカイリューやイダイトウ、バンギラスにも強く出られる。

  • アーマーガアを鉄壁からアイアンヘッドプレッシャーからミラーアーマー→ほぼ受けることしかできなかったミミッキュに抗えるようになり、メガフラエッテにもワンチャン掴めるようになった。ただしハッサムがキツくなったため後日て鉄壁ボディプレに戻すことになる。

このような経緯で一旦パーティは完成した。まとめると、

  1. 適当にパーティを組んでみて好きなポケモン、戦法を探る

  2. 近いことをしている上位者のパーティを真似る

  3. パーティの動かし方や基本選出、ポケモン同士の相性を理解する

  4. 自分のプレイスタイルに合わない、うまく動かせない技やポケモンを部分的に改良する

  5. 以下繰り返し

のようなサイクルを回すとよいのではないかと思う。これは多くの上位勢も多かれ少なかれ推奨している。

この記事では特に4.の部分を掘り下げて一例をあげてみた。同じランク帯のプレイヤーにとって少しでも参考になれば幸いだ。最後に最終的に1900を達成したパーティの紹介をする。

パーティ紹介

対面一撃で倒せるポケモンが複数いる、もしくは1体いて裏にも一貫している場合に選出。バンギラス・ドドゲザンなどの悪、エンペルト・ヒスイヌメルゴン・ブリジュラスなどの鋼、メガフラエッテ・ニンフィアなどのフェアリーに。

マンムーやキラフロルなどのタスキが懸念されるポケモンには周りで削り、アーマーガアの蜻蛉から出してあげるなどの考慮が必要。

地震はギルガルドを落とせるミミロップの幻影を追った結果採用したが、ドヒドイデやラウドボーンなど刺さる相手には刺さった。つるぎのまいの方がいいかもしれない。

選出率58%、2位。


そこそこの耐久とそこそこの火力で、パーティ単位で苦手なポケモンを削りに行く役。数的有利を取った後、アンコールで相手の行動を縛って残りの1体で詰めにいく動きが非常に強力だった。

素の特攻が高く、現環境では水・フェアリーを1/4以下に抑えてくるポケモンがほぼいないため、出せば役割を全うしてくれた。

ブリジュラス、カバルドン、ラウドボーンなどへの貴重な特殊打点であり、その他ドラゴンやアシレーヌミラーなどファジーな相性関係の相手にも出さざるを得なかった。

アクアジェットはあまり撃つ機会がなかったためミラー意識でエナジーボールでもいいかもしれない。

選出率49%、3位。


特殊数値受け枠。ドラゴンも見れるので複数採用しているパーティにはアシレーヌやアーマーガアと組んで出ていくことも。唯一対面で勝てるポケモンのため、メガスターミー入りには選出必須。ミミロップをルカリオにしたことで薄くなったマフォクシーも相手ができるが、アンコールやマジカルシャインなどの抗う術もマフォクシー側にあるので注意。

相手の毒々や挑発に弱いが、ルカリオ・アーマーガア・ゲンガーとそのあたりの搦手に強そうな顔をしているポケモンがパーティにいるからか、あまり困ったことはない。

厄介な相手を完封できるポテンシャルがあるのでHP管理しながら立ち回りたい。

選出率45%、4位。


物理受け枠。ガブリアス、ミミッキュ、ミミロップ、カバルドンなどへの引き先になる。ただし相手にかける負荷としては小さくなるので可能であれば選出は避けたい。選出する際にはとんぼ返りで対面操作しつつメガ枠に繋げてサイクルを破壊できるように立ち回ることが求められる。

ハッサムやガブリアスなどボディプレが通る剣の舞を積んでくる相手に対しては鉄壁を積んでカモれる。

選出率37%、同率5位。


説明不要のSランクポケモン。ゲンガー、スカーフイダイトウ、蝶舞ウルガモスなどの高速アタッカーを止める役。フィニッシャーになることも多いので、予めブリジュラスを地震圏内に削っておく、アーマーガアをメガゲンガーで処理しておく意識が重要になる。

最速スカーフサザンドラを抜きたい関係で火力が若干心許ないが、高速高火力中耐久、メガ枠を圧迫しないため腐りづらい。

選出率63%、1位。


交代禁止という圧倒的な理不尽を押し付けてサイクルを破壊する立役者。フェアリーがいる場合には積極的に選出したい。まもるは先発で出してメガシンカすることで2周目以降のサイクルで相手をキャッチできるようにしたり、スカーフチェックをしてプランを立てやすくするなど痒いところに手が届く。

鋼タイプに対しては特殊であっても鬼火を入れる必要があるなど必ずしも対面性能は高くないが、裏のガブリアスやブラッキーと大変相性がよく、メタられている割には使いやすいと感じた。

選出率37%、同率5位。


さいごに

ここまで読んでくださりありがとうございました。初めての記事執筆のため至らないところが多くあるかと思いますが、少しでもトレーナーの皆様のお役に立てれば幸いです。

一緒に切磋琢磨していきましょう!