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[MA-1]使用構築 輝石の恒星キラスター(攻め意識参考)

➤構築条件

シーズン序盤では守るゲンガーを用いた安定型のサイクル構築を使用していたが、カバルドン及びガブリアスの対処にかなり苦戦した。ガブリアスに関しては本体の攻撃性能も抜けており、対応ではなく対処できる駒が複数レベルで必要だと感じていた。また、サイクル及び対面 という動作だけでは、新シーズン特有の押し付け構築に成す術がほぼ無かったので、相手の展開阻害として機能するorこちらも押し付けていける というどちらかの要素が必須だと感じた。

➤構築経緯

実際にカバルドン,ガブリアスを使用していて辛かったMスターミーに着目し、Mスターミー軸の中で最も完成度が高いと感じた攻め意識様のものを拝借した。

スターミーが対面不利を取るブリジュラスやカイリューゲンガー等の特殊に対して強く、スターミーが強く出られる地面タイプを誘導可能なHD残飯ハラバリーを採用。

ハラバリーが誘った地面に対して一時クッションとして機能する他、2体で思いマスカーニャ,剣舞スケショガブ,ドゲザに対してのストッパー運用が可能なHBアーマーガアを採用。

ここまでで重いイダイトウ♂、持久残飯ステロドラテ型ブリジュラスに対する処理筋として機能し、初手のゲンガーに強く出られる黒い眼鏡型Hダイケンキを採用。

構築条件段階で欲しかった展開機能,展開阻害機能を併せ持ちつつ、ダイケンキを選出した際アーマーガアを抜くため重くなるガブリアス等への処理筋として襷追い風アンコ型エルフーンを採用。

最後に、スターミー軸はブリジュラス,ミミロップ,メガニウム,がかなり重く、物理1メガ軸ではスコヴィランを突破できない。加えてここまでで一貫しているHロトムに強い軸として、Mキラフロルを採用した。

➤個別概要

➊Mスターミー

有利対面が多くて対面駒として優れすぎている。基本的にこのポケモンに対しては引きが成立しないので、相手は選出段階でMスターミーに互角以上の対面を作れるポケモンしか基本選出出来ない。この選出圧力を利用して、"Mスターミーに強いポケモン"に強い先発を決定しやすいため、有利盤面から試合を開始しやすい点でも扱いやすかった。

ただ、本当にブリジュラスがいると裏を工夫しないとかなり出しづらいため、相手視点から考えて選出を予想する力が必要だと感じた。ブリジュラスがいる場合、基本的にはMフロル軸の選出をするが、Mハッサム,ルカリオ,フシギバナ等が予想される,もしくはスターミーを選出しなければ勝てない単体/並びがある場合は、➊裏に聖なる剣持ちのダイケンキを用意してドラテ吠えるループ中に処理 ➋エルフーン投げから流す という主に2パターンでケアしていた。並びから設置じゃないと判断できる場合、最悪ハラバリーで受けが無限に成立するため、リスキーではあるが切る選択肢もしていた。

調整について原案では意地っ張り特化だったが、最速Mルカリオに抜かれてしまう点を考慮して最速で採用した。


➋ハラバリー@食べ残し

こちらも不利対面がほとんど無い。経緯でも話した通り、ハラバリーが誘いやすい地面へのMスターミーが刺さりやすい。逆を言えば、相手が初手Mスターミーを考慮した結果地面を初手置きしづらい性質を利用して先発でハラバリーを選出する動きが強くなる。主に相手のスターミー軸,オボンクエスパトラケア,ゲンガー軸 に強い動きとなる場合が多かった。

遅い,電気に変えられなければ低下力 という欠点を突かれて起点にされる場合が多いので、その点ではかなり立ち回りが大事になってくるのだが、対戦数だけは最上位勢とタメを張れるくらいプレイしているのでこの部分は不便に感じなかった。環境のハラバリーのほとんどが毒毒ではなく水浸し型であるので、ハラバリーにあまり地面即投げはされず、水浸しを受けるために1ターン居座ってくることが多かった。これに対してボルチェンで有利対面を形成したり毒毒を打ったりする動きが強く出られた


➌アーマーガア@オボンの実

個人的現環境最強ポケモン。鉄壁さえあればミミッキュのようなボディプ無効×シャドクロ急所で倒してくるような異端児を除きほぼ全ての物理を詰ませられる。対応範囲が広すぎてメタに引っかからなければ絶対に仕事をしてくれるためずっと愛用していた。

羽休め及び鉄壁 のタイミングが隙に繋がるため、本当に吐きそうになりながら技選択をする必要がある。例えば相手のガブリアスの剣舞炎の牙連打は鉄壁羽休めを基本連打しないと間に合わないが、どちらかのタイミングでマフォクシーやらリザードンが来るとマズイ。この場合、➊ガブリアスがいないと倒せないポケモンがこちら側にいるか≒ガブをアマガに投げてそのまま使い捨てにしてくるか否か ➋鉄壁羽休めに対するリスクに対応可能な手段が後何サイクル使用可能か(ex:羽休めにマフォクシーを後投げされてもスターミーは2回まで後投げ出来る) という主に2つの考え方を総合して、リスクリターンの釣り合いから判断していた

終盤環境ではルカリオがほぼ特殊型,ボスゴドラが素早さを振って挑発を打ってくる,Mギャラドスの挑発龍舞型が流行 という逆境だったが、一度当たったアマガメタにはその後全て選出を再構築していたので全て対応出来ていた。

このポケモンはしばらくは最強ポケモンだと思うので、絶対に極めたい。発売されてから3日とかでアーマーガア博士の称号取るくらいには使っている。


➍Hダイケンキ@黒い眼鏡

ブリジュラスへの切り替えし員①。そしてこのポケモンがいないとイダイトウ♂に対応不可能なため、イダイトウ♂入りには必ずレベルで選出していた。イダイトウ♂と合わせてゲンガー,ドドゲザン,ギルガルド,キラフロル,ブラッキー,スターミー といった展開寄りのサイクル系統全般の主要駒に対して設置を展開しながら有利を取れるため、意外と汎用性があり強いなと感じた。

ただ、このポケモンは不利盤面がかなり多い上にイダイトウ♂入りには選出必須レベルであるため、どのタイミングで選出するかが非常に難しかった。ただ、不利盤面が多い分有利盤面を作った際に交代させる能力/有利盤面でしっかり処理まで持っていける能力 に長けているため、相手3体を早期に割り出してイダイトウ♂がいない場合は雑に展開しながら不意打ちでのスイーパーにシフトする動きを意識していた。

攻撃性能に長けながら雑に扱える という行動はかなり生きる場面が多い。実際に起きた試合で例を出すと、相手のルカリオがダイケンキ対面で着地した際、こちらはダイケンキを切っていい+裏のエルフの襷が残っていたので、居座って聖なる剣を押したらそのままイージーwin。ダイケンキが持つ不利対面のほとんどは打点が無いのではなく相手に上から処理される/一撃で処理できない のようなものなので、相手の舐めた居座りを咎める性能が高かった。ダイケンキを切る という動きを想定して選出をすることはないが、そういう部分での上振れ(相手の下振れを引かせやすいという点で)に今期はかなり助けられた。


❺エルフーン@気合の襷

ガチMVP。ブリジュラスへの切り替えし員②アーマーガアを使わずにガブリアスに投げられるという点で選出をかなり楽にしてくれた。

剣舞悪巧み+先制技 のような火力展開にはアンコール/龍舞+通常技 のような制圧展開にはがむしゃら+裏の先制技or追い風/鉄壁や瞑想のような要塞展開にはアンコールやがむしゃら という、ほぼ全ての展開軸に対して切り返しが可能となっている。特に偉いのは追い風とがむしゃらで、この2つは相手の悪戯心無効の悪タイプ及びマジックミラーに引っかからず、対ギャラドス/ピクシーに対して無類の強さを発揮するため、最終日に意味分からんことされて相手にイージー取られる みたいなことをかなり防げた上に、ほぼ負け盤面から一気に逆転 みたいな試合もかなり多かったのでマジで神ポケモン。

前作の黒馬ドレックスでアンコールの使い方は極めていたので、それがかなり活きたと思う。


➏Mキラフロル

対ブリジュラス軸。スターミーのブリジュラスを呼ぶ力が強すぎるため、初手ガブリアスをガン無視して出しても強い。また、リザードン,フラエッテ というメガの2強に対してはスターミーもキラフロルも強く出られる という部分で、かなり選出がまとまりやすかった。

調整は意地っ張りミミロップの猫騙しをメガ進化前で受け、その後のとび膝蹴りをメガ進化後で受けて耐える調整を施しているため、先発ミミロップ対面はロックカットを打ちつつ猫だましを受けながら次の攻撃を耐えつつヘドロウェーブで倒せるようになっている。メガ前の特性で撒いた毒菱は、ダイケンキの不意打ちやエルフーンのアンコールを強く使う行動に繋がっている

ただガブリアスやルカリオハッサムが重すぎる問題,普通に不利盤面が多すぎる問題が存在し、あまり強く使えなかった。このポケモンの選出タイミングが多分構築内で一番難しい。そもそも高い火力で撃ち合うだけのポケモンなので、フシギバナみたいな耐えて大地の力 みたいなのが本当にやばいし、スカーフももちろんキツイ。そのための追い風・がむしゃらを覚えたエルフーンなんだと思う。


➤今季の反省・学習

まずは反省から。今期は序盤の貴重な時間を環境理解ではなく構築理解に使用してしまった点が反省。ゲンガーをずっと擦ってカバルドンガブリアスにカモられまくった時間があまりにも無駄すぎた。それもあって自分で作った構築を最終日に持っていくことが出来なかった。序盤のMゲッコウガ+スカーフサザン+ドドゲザンの並びはかなり環境メタになっていて完成度が高かったのはグッド。ただ、思考が対応に寄りすぎて相手に対応させる動きがまだまだ素人。

次に学習。今期は今まで使ってこなかった対面構築の練度が爆上がりした。特に選出力が我ながら神がかっていたと思う。"相手6体に3体で全対応する"という考え方が今まで曖昧だった。これは相手6体全員に"基本的に"有利なポケモン3体で固めるという意味ではなく、こちらの3体のどれか1匹が相手の6体全てに勝てる状況を作れるようにする という試合展開を意識した考え方だと理解した。その結果、試合展開を意識した結果どうしても勝てないパターンを割り出すことが出来るようになり、"相手全てに対応できる選出"から"対応しなくてよいパターンから逆算した結果圧縮された選出"を選択できるようになり、選出内のパワーを底上げ出来たと感じている。実際最終日配信内で7~9回連続で出し勝ちからそのまま有利盤面を維持して勝利しているシーンがある。

来季はまず環境理解と構築記事のインプット。そこから構築の自作までが目標。