
【シーズンM-3 最高R2412 最終1057位】カバロンゲサイクル反省会
ネリジオです!
シーズンM-3、お疲れさまでした!(大遅刻)
チャンピオン級、あわよくば2桁と思っていましたが、上の画像の通り4桁着地と悔いの残る結果となってしまいました。瞬間ですと午前2時頃に190位くらいまでは上がれていたのですが、保存してもチャンピオン級まであと1勝というところだったみたいです。
自信があったので構築記事を下書きしており、勝てなかったのでお蔵入りにしようと思っていましたが、勿体ないので言語化の練習も兼ねて完成、公開することにしました。
めっちゃ強そうに書いてますが、騙されない程度に参考にしていただければ幸いです。
【宣伝】
読んでほしいので先に持ってくる。
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全試合BO3(2本先取)で、ちょっとだけランクマと違った対戦も楽しめます。
自分もスタッフとして参加します!過去イチ盛り上がる大会にしたいので、是非エントリーをお願いします!
【構築経緯】
閑話休題。
まず、カバルドンを強く使う構築を目指すことにした。
カバルドンは汎用性の観点から高い評価を得ているクッションだと思うが、M-B初期環境においては汎用性のみならずピンポイントで刺していくような運用が強いポケモンだったと考える。M-Aとは異なる要素を箇条書きすると
ムクホーク意識で採用が必須級となったゴーストタイプ(特にミミッキュ、ソウブレイズ、ギルガルド)に対し、後投げから展開有利を取ることができる。これらのポケモンは対面性能が高く選出されやすいため、選出を抑制するのではなく確実に対策を仕込むことが大切と考える。
キュウコンに対して砂でオーロラベールの展開を阻害することができる。
砂により雨ラグの素早さを削げる。
新規メガシンカのメタグロス、バシャーモに比較的有利な受け駒である。
カバルドンと組ませるポケモンを考えるにあたって、交換技を持ったポケモンを採用したい。リザYのメガシンカを確認してからカバルドンを投げることで、天候を取ることができるからである。
サイクル下でのカバルドンへの負荷の集中を「すてゼリフ」によって緩和することができ、また増加傾向にあったサザンドラに対するタイプ受けのできるHB残飯オーロンゲを採用した。ガブリアスをタイプ一致の抜群技で削っていける性能があることも選定の理由である。
続いて、メガ枠を考える。カバルドンとのシナジーについて実績があり、すてゼリフからの着地時に毒化粧が発動すれば美味しいキラフロルを選択した。上2体で打点を持てないリザードンやフェアリータイプに対しても有利な点を評価した。
キラフロルを入れるのであればガブリアスを始めとする地面タイプに対する対策の補強が必要である。ミミッキュやギャラドスのストッパーとなれる点を評価し、既存のカバフロル構築に多く採用されていたスカーフイカサママスカーニャを採用した。
ここまででマフォクシーが激烈に重く、また対バシャーモをカバルドンに依存している。これらのポケモンは技選択の予想が難しいため行動前に処理を通したい。これらのポケモンをアクアジェットで縛ることができ、かつムクホークに強く出られる神秘の雫イダイトウを採用した。
最後に、カバルドン単体では受けきることが難しいメタグロスに火傷を入れられるほか、面倒なアシレーヌ、カバルドン、サーフゴー、ミミッキュなどの汎用一般枠に軒並み有利を取ることができるポケモンとして、2体目のメガ枠であるHDスコヴィランを採用した。
採用順まで合っているかは自信がないが、仮組みの段階でこの6体に到達し、しっくりきたので全く変更はなかった。
【コンセプト】
・デバフを利用して負荷を軽減するサイクル
・定数による拒否しにくい削りの押し付け
【個体紹介】
調整意図
しぐまるチャンネルの公式アカウントでリリース初期に紹介されてたもの
今はハラバリー意識でBを削ってSに割いてもいいかもしれない
個体紹介
普通のカバルドン。定数での削り、あくびでの詰め、地震での大きな削りなど幅広い役割を担える。「まもる」「ふきとばし」なども選択肢に入るが、キラフロルとイダイトウ以外のポケモンが比較的低火力なのでダメージレースに最も強そうな構成で採用した。
素直に使うとメタに絡めとられたり火力で押されたりが多く、単体での活躍は厳しいと感じた。
ガブリアスやメタグロスを意識してHBに特化したくなるが、リザYやブリジュラスへの繰り出し機会が多いことや物理にはスコヴィランの火傷によるデバフがあることを考えてHDに寄せた。流行していたりゅうのキバ持ちのブリジュラスなどが厳しかったため、もっとDを上げても良かったと思う。
ドラミドロの上から動けた方が嬉しいので腕白。ミラーは残飯の方が強いので元々不利の認識で、Sを下げてまで下から動いても解決しないと考える。あと抜き調整してないハラバリーがいたときにおいしい。
調整意図
HB......可能な限り高く
D......余り
個体紹介
軸その2。「すてゼリフ」「ソウルクラッシュ」のデバフで相手の遂行速度を落とし、こちらの受け出しを安定させる。また終盤にはふいうちでスイープに参加することができ、腐りにくい。
タイプも非常に偉い。サザンドラのピンポメタとなるのは勿論、ガブリアスに一致抜群で削りを入れることができる点、マスカーニャに抜群を突かれない点、フェアリー技を誘ってスコヴィランやキラフロルの着地に繋げられる点、マフォクシー視点で居座りとイダイ引きに一致技が一貫しない点などが素晴らしい。サザンドラはオーロンゲ受け出しを読んだ釣り交換をしてくることが多いが、それに対してもすてゼリフでサイクル有利を保てる点がサザンドラ受けとして頭一つ抜けた性能をしている。余談だが、いたずらごころの補助技は悪タイプに無効化されるため、サザンドラに向かって交換読みすてゼリフを押すと居座りに対して不発となり、読みを外しても有利対面を継続できる。
「まもる」の採用が特徴的であるが、よく採用される「ねこだまし」と比較したときに試合のどのタイミングでも使える点、さめはだに触れずに回復のターンを貰える点、相手のへんげんじざいの発動を見てからすてゼリフに移れる点などを評価した。
カバルドンを補助し、砂ダメージを使って削りを入れていく動きがとても強力。最終日にはカバロンゲの2体で、即負け択を発生させることなくオボンアシレーヌ+サザンドラを捌き切って勝った対戦すらあった。
カバルドン以外にも、受け出しからの特性発動が強いものの耐久数値に難があるメガスコヴィランやメガ前キラフロルの着地を補助したり、高火力アタッカーのメガキラフロルやイダイトウの行動回数を増やしたりできるなど構築全体とのシナジーがある。
調整意図
よくあるやつ
H......16n-1
C......可能な限り高く
S......準速100族、最速85族等付近意識で準速
個体紹介
本構築の制圧力の半分を担う高火力アタッカー。
技構成はアシレーヌに刺せるかつ汎用最高火力の「ヘドロウェーブ」とブリジュラス意識の「だいちのちから」が確定。残りの枠にはスコヴィラン不在時にアーマーガアを削り切るための「パワージェム」もほとんど確定と考えている。
最後の1枠には「みがわり」を採用してみた。これによってオーロンゲ展開の壁構築などに対して時間稼ぎができるようになったり、カメックスのからやぶに合わせて耐久が下がったあとに殴れるようにしたり、ブラッキーのあくびを起点に受けを崩したりすることができる。このようなピンポイントの運用に加え、カバルドンの欠伸で寝ているポケモンに対して設置する実質的な積み技としての運用や交換読みで設置した際の居座りのリスクの緩和、砂ダメージ稼ぎによる攻撃圏内への押し込みなど幅広い場面で機能した。汎用性のある技を仮想敵にピンポイントで刺せるように構築を組めると強いと感じる。バシャーモに対してはカバイダイで十分に安定するため、無駄な択を生まないよう極力押さない運用を心がけた。カバルドン意識の「エナジーボール」と選択で、あまり最終的な勝率は変わらなさそう。
調整意図
HD......できるだけ高く
HB.....特化ガブの地震+やけど地震をやどりぎ込み確定耐え、特化メガスターミーのアクアブレイク確定耐えとかそのくらい?記憶が曖昧
C......最低限の打点が欲しいので11n
個体紹介
構築組んでると3日に1回くらい考える。今作の相棒枠ポジションかもしれない。
メガ枠で有利を取りにくいマスカーニャやアシレーヌに有利を取れる点が最大の魅力。これにより見せ合い画面で相手の構築の5体くらいに有利を取る。(例:グロスカバアシレマスカミミッキュみたいな) 実際には数値が足りないので刺さっても3タテとはいかないが、1体倒して1体やけど、のような盤面をコンスタントに作れる。
本構築においては火傷と「やどりぎのタネ」による後続の耐久補助がカバロンゲサイクルとの親和性が高い。相手の物理を2体焼いた頃には大体詰め切っている。
また、サイクル下で「受け出されたら火傷する」圧から安易な攻撃技の選択を抑制することができ、例えばロンゲグロス対面で守ったらグロス側がスコヴィラン交代を呼んだのサザン引きみたいなことしてきて勝手に有利対面、みたいな謎の噛み合いが一杯起こる。ただ想定外の行動を取らせるのは予測が立てづらく嫌だが、「想定外の弱い行動」を取らせる誘導力があり、計算外のアドバンテージを生み出すことがある。
受けポケモンとしての性能はかなり怪しい。ルカリオのインファイトを耐えられない程度の耐久しかないので、あまり信用しない方がいい。
使用感は積極的にジャイロボール押すタイプのナットレイに近い。攻撃を咎める特性を持っていることも踏まえ、現環境で最もナットレイなポケモンだと思う。
調整意図
M-1のシグマさんの調整を流用
個体紹介
普通のマスカーニャ。技構成は変える余地がない。強いていえば「トリックフラワー」は一貫する場面が少なくあまり撃たなかったが、ギャラドスやカメックスのストッパーとしての運用を考えたときに抜ける技ではない。
耐久振りの「イカサマ」が超強力で、メタグロスに大幅な削りを入れたり、皮をはいだ剣舞ミミッキュに対する返しの技となる。また「とんぼがえり」を強く使えるポケモンなので、すてゼリフでの対面操作を基本の動きとする本構築との親和性が高かった。
鋼の受け出しを誘うので、草タイプながらスコヴィランとの補完が取れているのがポイント。というかスコヴィランが水と地面を受けられないので草タイプの役割を十分に担えておらず、構築単位で補強する必要があった。
調整意図
A......アクジェのリーチが重要なので特化
HB......特化ミミッキュの珠+2かげうち最高乱数切り耐え
特化メガメタグロスのかみなりパンチをステロ1回込み確定耐え
S......余り M-2のじゃすぽけさんのギャラドス+2
無振りブリジュラスと同速が気持ち悪いからAを削って1上げてもいい
個体紹介
バシャーモは加速を持つため素早さの数値を使って上から倒すことが難しく、また剣舞の択があることから受け出しからの処理も安定しない。そこで、先制技の「アクアジェット」で縛る処理ルートを取れる点を評価して採用。確定1発とはいかないが、ステロや砂、フレドラの反動で削れた状態になることが多いので火力不足はあまり感じなかった。そのため耐久が削れないことの優先度の方が高いと考え、珠ではなくしんぴのしずくとしている。
スカーフ型の警戒をされやすいことを利用したプレイングが必要となる点は少し不安定。
火力としては、HBオボンガブを「ウェーブタックル」で2発、H振りキュウコンをウェーブタックル+アクアジェットで落とせる程度。最終日直前に増加していたバシャキュウコンガブのような構築に対しイージーウィンを量産した。無理やり後投げされるゲッコウガなどもウェブタ+アクジェで倒せる。
サザンドラを強く誘う点がオーロンゲと相性が良く、マスカーニャ・ダイケンキを強く誘う点がスコヴィランと相性がいい。また、スコヴィランの不眠とイダイトウの「クイックターン」を合わせてあくびループに強固な耐性を持てた点も強かった。
貴重な高火力アタッカーかつウェーブタックルの反動が痛いため、選出時はこのポケモンのHPを大事に扱うよう心掛ける。
【選出】
固定の選出はない。2メガ選出以外なら大体成立する。
「メガ枠が通っているか」「メガ枠で勝てない相手に対して補完枠でごまかしが効くか」の2点を中心に考える。迷ったらキラフロルよりもスコヴィランの方が長いサイクルと火傷のデバフでごまかしようがあると思う。
多かった選出例を下に示す。いちおう一番前に書いたポケモンを先発とすることが多いが、順番は適宜入れ替えていた。オーロンゲかスコヴィランを先発に据えると様子見はしやすい。
・ロンゲカバフロル
リザードン入りに対して投げることが多い。ガブやグロス入りにはやや厳しい試合展開。
・スコヴィランカバロンゲ
スコヴィランの刺さりがいい場合に選出する。対サザングロスなど。
ごまかし性能が高く、迷ったら出していた。定数が多いので崩しもできなくはない。
・スコヴィランカバイダイ
対バシャーモ、マフォクシーなどに選出。補完枠をスコヴィランで、メガ枠をイダイトウで倒しに行く。バシャにはガン有利、マフォには微不利くらいの認識。
・イダイカバフロル
イダイの通りがいい場合、選出画面で襷フロルの選出が予想できた場合などに投げる。
襷フロルに下からクイタン⇒フロル着地でどくびし消去⇒上から倒す展開でイージーを取れた。
・マスカカバフロル
普通のカバフロルらしい選出。あんまりやらなかったけど強いと思う。
【重いポケモン】
・すてまきガブ
終始重いな~と思いながら潜り続けた。ただ、スコヴィランが残数有利の展開に超強い(残数を削ると、相手が誰をやけどにさせてもよいか選べない場合が多い)ので、すてまきで切ってくれるぶんには意外と勝率を落とすことはなかった気がする。
・剣舞ガブ
マスカ投げてなきゃ終わり。ラムはもっと無理。
・ブリジュラス
本構築最大の欠陥。カバルドンとメガ枠の2体がかりで必死にごまかす必要がある。特にステルスロックと白いハーブを両立した型は、スコヴィランでもカバルドンでも受けきることが難しい。
カバルドンをもっとDに寄せた調整にすればよかったかもしれない。
またマフォクシーの処理をイダイトウに依存しているため、ブリジュラスと同居している場合は非常に苦しい対戦を強いられた。
【反省】
・一部構築に対する過剰なメタ
バシャーモに対してはカバルドン+イダイトウで完封、サザングロスに対してはスコヴィラン+オーロンゲで完封、など。最終日直前に多かった構築の対策に意識を向けるあまり、他に対してのケアがおろそかになっていた可能性がある。
完封はカッコいいが、余裕で勝ってもギリギリで勝っても1勝なので過剰にメタを張るよりはギリギリの勝ち方になってでも広く勝てるようにした方がいいのかもしれない。
今回はそこまでメタを強く意識して構築を組んだとは思っていないので、次に生かせるかはわからないかも……
・構築とレートの準備が遅い
構築が完成したのが最終日前の土曜夜。日・月の2日間で2000からレートを300上げ、最終日に2300から潜り始めた。
サイクル構築にも関わらず直前に触り始めたため練度が準備できなかったこと、またレートが上がっておらず上位帯のメタをしっかり追えてなかった可能性などが反省点。
・下振れ時のメンタル
最終日通してそこまで運が悪くはなかったものの、夜3時ごろに小さくなる軍団などに遭遇。襷催眠ゲンガーとムラッけスコヴィランに全敗してから割り切った選出が顕著に増えたと感じる。技選択まで行くと冷静になっているのだが……
負けが負けを呼び、良くない内容の試合が多かった。ここで負けないか、負けても持ち直せる心の余裕を持たないといけない。
【結果】
・シングル M-3 最終1057位
・第2回銀王杯(参加者25人) 準優勝
・電光双撃オフ(参加者96人) Best16
【終わりに】
気に入っている構築だけに、勝ちきれず悔しいです。
かなり構築力が上がってきているのを感じるので、このまま勝ちきれる時まで頑張り続けようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。