
【回顧録】『ポケモンスタジアム』の『1』じゃなくてなんで『2』だけが配信されているのか?
ポケモンチャンピオンズで遊んでいると、NINTENDO 64で発売された『ポケモンスタジアム』を思い出します。
なんと言っても、3Dの立体的なポケモンバトルの始まりはこのゲームからでした。

当時は今のように手軽にポケモンの送受信ができず、「64GBパック」という接続パーツをコントローラーの下部にはめ込み、そこにゲームボーイの『ポケットモンスター』のソフトをさらに装着することでゲーム内のポケモンを使えるようになる──という仕組みでした。
今となっては面倒な気もするし、金もかかるわけですが、当時は前例がない仕組みだったので自分が育てたポケモンが使えるということに興奮した記憶があります。

ただ、この『ポケモンスタジアム』は残念ながらバーチャルコンソールでの配信もなければ、Nintendo Onlineのサービスとしても配信がされていません。
今、遊ぶとなると実機を手にいれるしかないのです。

2023年の4月には続編となる『ポケモンスタジアム2』が「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online 」で配信が開始されました。
『1』をすっ飛ばしてなんで『2』なんだ?
と疑問に思う人もいるかもしれないですが、『ポケモンスタジアム』の『1』をやっていた身からすると「そりゃそうだろう」という選択。
なんと言っても『ポケモンスタジアム』の『1』はかなり急ごしらえの未完成品だったからです。
使えるポケモンは当時居た151種類のうち40体限定。

しかも『1』はミニゲームなども収録されておらず、ひたすら対戦するしかないというゲーム内容でした。
よりバラエティ豊かになった『2』に関してはこの『1』から1年も間を空けずに1999年4月に発売。
完全に下位互換となっている『1』をわざわざ今遊ぶ必要はないという判断は当然と言えます。
そんな『ポケモンスタジアム』の公式サイトはまだまだ健在なので、ぜひ覗いてみると当時を少し知れます。
ポケモンスタジアム公式サイト↓
Q&Aのコーナーでは、偽物のミュウに言及していたりと、当時を知っていると余計にじわじわくる内容です。

そしてこの頃は対戦環境も今とは全く別物。
最近配信されたので『ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン』を遊んで驚いた人も居ると思いますが、当時はタイプによって物理と特殊が分かれていました。
ノーマル・地面タイプの技が一律・物理技扱いだったので、ケンタロスなんかは強ポケモンの一角を担っていました。
外れても反動が無しのタイプ一致はかいこうせん。
当時から強キャラのゲンガーへの打点にもなる地震。
積めば積むだけ運ゲーに持ち越せる影分身。
3割でこおり状態にさせる「ふぶき」なんかも技構成候補に入っていました。
※ちなみに当時は性格も特性も無し。

2023年に発売された「はかいこうせん」のグッズシリーズに、今だったら撃ってこないだろってポケモンたちが並んでいるのも、この初代の環境が由来。
ケンタロスやカビゴンがバカスカとはかいこうせんを撃っていた時代があったのですよ。
今となってはケンタロスがはかいこうせんを撃ってくることはほぼないわけですが、かつての勇姿を知っている身からすると、ケンタロスといえばはかいこうせんなのです。