
【回顧録】かつてユカリと言えば牧場主だし、牧場と言えばユカリだった
ポケモンシリーズに登場する人間キャラクターといえば植物の名前が由来なのは有名な話。
よくもまあ、これだけのシリーズが出ていながら、名前被りがないもんだなぁ......と言いたいところですが、思いっきり被っているキャラクターは存在する。
それがユカリ。

ZA随一のBGMでおなじみのお嬢様キャラクターですが、実は本作が登場する以前にもポケモンの世界にはユカリは存在しました。
それがWii向けの配信ゲーム「みんなのポケモン牧場」に登場するユカリ。

第4世代「ダイヤモンド・パール・プラチナ」時代に登場したゲームで、DSの「ダイヤモンド・パール・プラチナ」で育てたポケモンをWiiに送れる、当時の『ポケモンHOME』のような役割を担っていたダウンロード専用ソフトです。
最大1500匹送り込める異常な広さの牧場なのですよ。

で、このゲームの案内役となるのがユカリという名前のキャラクター。
ポケモンの牧場のオーナーという立場です。
当時ポケモン牧場をめっちゃ遊んでいたので私にとっては思い入れの強いキャラクター。Miiで再現できるのでスマブラとかいろんなMii連動ゲームでもユカリを作って遊んだりしたのも、懐かしいと言うには古くないぐらい最近の思い出だったりします。
そんなわけで、別のユカリが登場したのはちょっぴりショックを感じてはいたのだけど、まぁ世の中に同じ名前の人間が存在するのはよくあることですので、ユカリが二人居ることはそこまで致命的ではないです。
が、ここで牧場のユカリには追い打ちがかけられます。
スカウト牧場という新牧場が登場し、ルッコラという新キャラの登場です。

せっかくの牧場キャラクターというポジションに次世代キャラクターが出てきてしまったことの衝撃は大きいわけですよ。
全然ゲームを作ってるところも違うわけだし、こんなとこでユカリなんて世間的にマイナーキャラを出す必要もない。なんなら新キャラのユカリが出てきたばかりだし、ややこしいからこのタイミングでは出せない──
なんてことは分かっているだけに、牧場のオーナーのユカリという存在は古の彼方へと葬り去られてしまったという事実が、非常に寂しいです。
Wiiに永遠に幽閉されているユカリに再びスポットライトが当てられる日は来るのか。
ポケモンという半永久的に続きそうなIPの未来に、絶妙なタイミングが来ることを祈ります。