
【単体考察】ワイドブレイカー搭載 リザードンX
初めまして!こちらの構築記事を開いてくださいありがとうございます!
今回は最近大型オフでも結果を残し、ビジュアルも性能も最高なポケモン「メガリザードンX」の考察記事になります。
主に扱うのは、「ワイドブレイカー」を採用した少し特殊な型です。
自分自身チャンピオンズをやり込んでいる途中 (レート2100程度) ではありますが、実際に使っていてかなり面白い性能を感じたため、アイデア共有も兼ねて記事にしました。
まだ調整の余地は大きい型だと思うので、ぜひ考察の叩き台として読んでいただければ幸いです。
※細かいダメージ計算や補正の掛け方とかはよく分かってません(超重要)
はじめに
メガリザードンXとは、『ポケモンチャンピオンズ』M-Aルールにおいて、
全抜き性能が高く「りゅうのまい」さえ積めれば簡単に3タテが出来るスペックを持つメガシンカ枠です。
従来は、
りゅうのまい+3ウェポン
つるぎのまい+ニトロチャージ
鬼火+羽休め (過去世代調べ)
など、が主要な型として運用されてきました。
その中で今回考察するのは、
「ワイドブレイカー」を搭載したメガリザードンX
です。
ざっくりとした考察経緯は以下の2点です。
鬼火の命中不安による精神衛生の悪さ
ワイドブレイカー採用による技スペースの圧縮
L 雷撃で8lu選手が使っていた「りゅうのまい+羽休め」から着想を得ました
ワイドブレイカーは一見すると火力不足に見える技ですが、
相手のA低下
継戦能力向上
単体での積み性能補助
など、従来型にはない強みを持っています。
今回は、
ワイドブレイカーの性能/採用理由
従来型との比較
ワイドブレイカー型の紹介
についてまとめていきます。
ワイドブレイカーの性能/採用理由
威力 : 60
命中 : 100
タイプ : ドラゴン(物理)
追加効果 : 攻撃した相手の攻撃を1段階下げるダブルバトルでは全体攻撃として知られている技ですが、シングルにおいても
殴りながらA低下
命中安定
という点が優秀な技です。
特にメガリザードンXは、
「リザードンYかもしれない」という選出誘導
特性「かたいツメ」による火力の底上げ
フレアドライブの一貫性
羽休めによる継戦能力
を同時に持っているため、
「ワイドブレイカーで相手を弱体化しながら盤面を作る」
という動きとの噛み合いが非常に良いと感じています。
(カイリューとの差別化ポイント)
鬼火より強い点
①命中安定!!!!!!!!!!!
まず最大の魅力はここだと思います。
過去の構築記事を漁っていて「鬼羽リザXなんてものがいたのか!」と感動して使ってみた際に、自分の心を砕いたのは鬼火の命中不安でした。
特にリザードンXのような「一度居座ってサイクルを回したい」ポケモンにとって、鬼火外し=ゲームエンドになりやすい場面も少なくありません。
リザXとヤミラミは鬼火外すとゲームが終わる
そこで見つけたのが「ワイドブレイカー」という技。
ワイドブレイカーは、攻撃しながら確実にA低下を入れられるため、立ち回りの安定感が大きく向上します。
(剣盾で初登場し、SVではワイドブレイカーカイリューなるものがたまにいたらしい)
②瞬間的なダメージが出せる
こと、リザードンXにおいては、ここもかなりのポイントだと思います。
A無振りでも、無振りガブリアス程度であれば乱数1発 (68.75%) です。
(リザードンYと読んでガブに引いてくることがあまりにも多い)
元のAの高さ+特性「硬い爪」補正がのるおかげで、そこまで火力に振らなくてもデバフ技として破格のダメージを出すことが可能です。
鬼火より弱い点
①フェアリー(特にミミッキュ)にデバフを入れられない
ここはかなり考えものだと思います。
鬼火であればミミッキュを完全に機能停止にできますが、鬼火なしのワイドブレイカー型の場合はミミッキュにそこまで強く出られません
(リザXがH32振りの場合、+2シャドークロウが乱数2発なので対面であれば勝てなくはない)
また、後述する「りゅうのまい+3W」の場合は突破できる「アシレーヌ」にはかなり不利になります。
②耐久ポケモンへの圧力にならない
素直に殴ってくれるポケモンにはワイドブレイカーのダメージは圧になりますが、
ドヒドイデ/ブラッキーをはじめとする耐久ポケモンにはあまり意味をなしません。
鬼火であれば、「鬼火を入れて体力管理を妨害しつつ裏のポケモンを絡めて崩す」が可能ですが、
ワイドブレイカーの場合はこれが難しいです。
以上のことより、「ワイドブレイカー」と「鬼火」には明確な差別化要素があると考えられます。
既存の「鬼火+羽休め型」加えて考察の余地のある技であることは間違いないでしょう。
従来型との比較
① りゅうのまい+3ウェポン型
現在使われているリザードンXにおける最もスタンダードな型。
強み
全抜き性能が高い
3W搭載により技範囲が広い
制圧力が高い
弱み
積む隙が必要
スカーフ○○系に止められる
ワイドブレイカー型は、この
「積みターンの不安定さ」
を補う方向の型です。
最大火力は下がるものの、
継戦能力
対物理性能
中盤性能
を大きく向上させています。
② つるぎのまい+ニトロチャージ型
強み
剣舞による受けが成立しない超火力
ニトロチャージによる殴りながらのS上昇
を活かした爆発力重視の型です。
弱み
技スペースの不足
「つるぎのまい+ニトロチャージ」と起動までの時間がかかる
など、扱いにはやや癖があります。
ワイドブレイカー型は逆に、
「自分を強化する」のではなく「相手を弱くする」
ことで展開を安定化させる型です。
③ 鬼火+羽休め型
過去世代でも存在した耐久寄りの型。
よくあるならびだと「リザX/カプ・レヒレ/テッカグヤ」で相性補完をきれいに取ったサイクル構築に採用されていました。
(Sラインは準速ミミッキュ抜きが多かったみたい)
こちらとの違いは、
鬼火型
→ 相手を完全に機能停止させるワイドブレイカー型
→ 相手を弱体化しながら攻める
という点。(「意表をつく」は共通点なのでここではスルー)
特にワイドブレイカーは、
炎タイプにも通る (現環境には物理炎はあまりいないが)
命中安定
弱体化しつつ火力が出る
各種ドラゴンの受け出しに強い
(ブリジュラスは知らん)
という利点があり、
鬼火だけでは不安定だった相手にも役割を持ちやすいです。
ワイドブレイカー型の紹介
2つ型をご紹介しますが、努力値配分は正直わかりません。
ここはいい調整案があれば是非教えてください!
①「ワイドブレイカー + りゅうのまい」型
H:できるだけ高く
A:余り (H振りミミッキュ ばけのかわ込みで確定2発)
S:準速ミミッキュ抜き、+1で+1ギャラドス/最速メガプテラ・メガフーディン抜き
ワイドブレイカーで龍舞を詰む隙をうかがいつつ、羽休めを絡めてサイクル/場持ち性能を向上させる型です。
想定する立ち回りとしては、
リザYだと誤認して出てきた相手にワイドブレイカーを叩き込み、耐久型だと判断した相手を前にりゅうのまいを積み破壊します。
ガブリアスが出てくる場合は、スカーフをケアして引くorワイドブレイカーで倒すが好ましいです。
(A特化-1逆鱗 さめはだ1回込で確定耐え)
破壊すると書きましたが、龍舞3W型と比べて全抜き性能は落ちるので、
必要な場面ではねやすめで体力管理をしつつ、サイクルを回しながら相手の盤面を荒らし、裏のスカーフ/先制技持ちでスイープすることを想定する方がおそらく健全です。
②「ワイドブレイカー + 鬼火」型
H:8n-1
A:H2振りメガゲンガーをフレアドライブで確定1発
D:余り (ゲンガー/ブリジュラスに最低限抗いたいため)
S:準速ミミッキュ抜き
※S19にすると最速キラフロルや最速ソウブレイズまで抜けますが、今回は地震を採用しないためなし
物理ポケモン完封型です。
鬼火を外したら終わりの場面や状態異常が入っているポケモンが裏にいる場合の安定択として、ワイドブレイカーが有用です。
ただ、-1の場合は特化ガブの地震で確定2発になるため、アーマーガアなどの引先を用意しておくほうがいいと思います。
対面に余裕のある場合は鬼火を入れてからサイクルを回す方が絶対に強いと思います。
(先人に倣うのであれば、「リザX/HBアシレーヌ/HDアーマーガア」が現状できる最高のリザXサイクルだと考えられます)
終わりに
ワイドブレイカー搭載メガリザードンXは、
従来の
「舞って全抜きするリザX」
「鬼羽でサイクルをするリザX」
とは異なり、
「相手を弱体化しながら柔軟に立ち回れるリザX」
という新しい方向性を持った型だと考えています。
爆発力こそ従来型に劣るものの、
安定感
継戦能力
誤魔化し性能
は非常に優秀だと思います。
ダメージ計算や調整が自分にはまだまだ難しいのでアイデアの頭出しという形ですが、
メガ進化環境における新しいメガリザードンXの形として、今後も研究価値の高い型だと思いますので、有識者の方はぜひ一緒に考えてくださると幸いです。