
【M-2シングル/最終576位/R2225】対面操作からの高火力押し付け ― リザY×スターミー
■目次
1.はじめに
2.構築経緯
3.コンセプト
4.個体解説
5.選出パターン
6.重いポケモン
7.さいごに
1.はじめに
SVから本格的に対戦を始めて以降、今シーズンで自己最高順位を更新できたので、成功体験を言語化しようと思い構築記事としてまとめました!

2.構築経緯
前期はメガ枠としてガルーラとフラエッテを使用し、「有利対面を作ってフラエッテの高火力を押し付ける」ことで序盤は勝ちを拾えていた。しかし環境終盤になるとルカリオ・ゲンガー・HDアーマーガアなどフラエッテが通しにくい相手が増加。さらにそれらをガルーラで突破できず、レートが伸び悩んだ。
この反省から今期は、
・有利対面を作り高火力を押し付ける
ことに加えて、
・メガ枠同士の補完を重視する
という方針で構築を再設計。
当初は前期から使い慣れたフラエッテを特殊メガ枠、フラエッテが通らない場合の物理メガ枠としてスターミーを採用していた。しかし環境中盤から増加した挑発ビルドアーマーガアを崩せなかったため、特殊メガ枠をリザードンYへ変更。
一般枠では、瞬間的に高火力を出していけるが耐久はそれほど高くない上記メガ2匹の引き先になれ、霧払いでのステロ除去や蜻蛉返りでの対面操作でメガ2匹をサポートできるアーマーガアを3匹目として採用。
4匹目には電気の一貫を切りつつ、リザードンやスターミーと攻めの補完が優秀なガブリアス。
5匹目にはアーマーガアで受けにくい相手の特殊アタッカーへの引き先としてハラバリー。
6匹目には相手のメガゲンガーやスカーフイダイトウ等ゴーストアタッカーにタイプ上強く、受け崩しもできる悪巧みサザンドラを採用し構築が完成した。
3.コンセプト
有利対面を作り、高火力で相手に負荷をかける
メガ枠同士の補完を重視
4.個体解説
◆ メガリザードンY
S:準速ガブ抜き / C:ぶっぱ / 余り耐久
ブリジュラスやアーマーガアで詰まない特殊高火力枠。晴れ下の炎技は有利対面を作れたときの圧力が凄まじい。
不利対面(ガブリアスなど)ではアーマーガア等のクッションを合わせて行動回数を確保し、ダメージレースを優位に進める。
技構成は火炎放射・オーバーヒート・ソーラービーム・ニトロチャージ。天候に左右されない火炎放射と、崩しのオバヒ、S上昇により行動回数を増やすニトチャが好相性。
鋼タイプが多い環境だったためスターミーより選出率が高く、選出率は3位。
◆ ガブリアス
襷AS
圧倒的な初手性能を誇る枠。襷を盾に確実に削りを入れられるため、構築全体のダメージ源として非常に優秀。
初手メガスターミー対策でブリジュラスを出してくる相手が多く、そこにガブリアスを合わせて地震で押し切れるのが強み。
技構成は地震・スケイルショット・岩石封じ・ステロ。どれも腐らず、M-A環境での結論構成と感じた。選出率2位。
◆ サザンドラ
S:準速85族抜き / C:特化 / 余り耐久
対メガゲンガー・イダイトウ、さらに受け崩しを兼ねる枠。
スカーフ読みされやすい点を逆手に取り、悪巧みから受けを破壊できるのが強力。「フシギバナ+ブラッキー+ラウドボーン」のような受けサイクルは1匹で崩壊させられる。
ブラッキー受けに流星群を合わせて突破できる点も優秀。持ち物はラムであくび対策。削れたブリジュラスに上から流星群を撃たれた反省から準速ブリジュラス抜きまでSを調整。
特定のポケモンに対してピンポイントで選出することが多く、選出率5位。
蜻蛉返りは相手のフェアリー引きに合わせると強かったが、大地の力やラスターカノンのようなサブウェポン採用でもよかったかも。
◆ メガスターミー
S:準速130族抜き / A:ぶっぱ / 余り耐久
A100+ちからもちで、瞬間的に物理火力を押し付けるメガ枠。遅い相手はクイックターンを連打しているだけで崩壊する。
技構成はアクアブレイク・アクアジェット・アイススピナー・クイックターン。ドラゴンへの打点確保のためアイススピナーを採用。
構築全体でメガゲンガーが重めだが、控えめだった時に上から殴れるようにするため陽気。選出率4位。
◆ アーマーガア
HBぶっぱ
リザードン・スターミーを強く使うための物理受けクッション。後攻とんぼ返りで高火力アタッカーへ繋ぐ動きが構築コンセプトと完全一致。
ステロ対策として霧払い、攻撃技はフェアリーに抗うためアイアンヘッド。積みの起点になりやすいため基本は突っ張らず蜻蛉返りで退く。
(あまり羽休めを押さないため、オボンの即時回復も偉かった)
全選出パターンのほとんど採用でされるため、選出率は1位。
◆ ハラバリー
HDぶっぱ
特殊受けクッションとしての採用。水浸しを絡めて対面的にも負荷をかけられる点が魅力。
相手の特殊アタッカーに後投げし、地面タイプへの引き際に水浸しを合わせて充電状態の電気技を一貫させる動きが強力。
他に回復技を持ちが少なく何度もサイクルを回せる構築ではないため、毒々ではなく水浸しを採用。
あと投げされやすい地面タイプの対策としてスターミーやアーマーガアとセットでの選出が多い。
ただアーマーガアのみをクッション枠とし、攻めの補完が取れている残り2匹で火力を押しつける方が強いことも多く、選出率自体は第6位。
5.選出パターン
1.メガ枠で通りが良さそうな方を選ぶ
2.1匹目と攻めの補完があるポケモンを選ぶ
3.クッション枠
基本選出:初手ガブリアス+アーマーガア+リザードンY
相手にブリジュラスがいないとき:初手スターミー+アーマーガア+ハラバリー
相手にフシギバナやブラッキー、イダイトウ、メガゲンガーがいるとき:初手サザンドラ+アーマーガア+(リザードン or スターミー)
6.重いポケモン
サザンドラをスカーフではなく崩し型で採用したため、以下の高速アタッカーが特に重かった。
臆病メガゲンガー
→サザンドラで対面を合わせに行く、裏で削ってメガスターミーのアクジェで縛る等意地メガスターミー(アイススピナー採用)
→ガブの襷を温存して対処、アーマーガアで削りを入れる等
7.さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。チャンピオンズでも最終3桁に残れて嬉しいです!
社会人で毎月40時間ほど残業があり、対戦時間は限られていますが、来期はチャンピオン級到達を目標に最後まで走り切ります!