
メガゲンガーと相方のクッション枠について
私がシーズン1で考えたこと、シーズン2で構築記事を読んだりしてみて思いついたことなどのメモ書きです。人様に見せるので多少体裁を整えておきました。
追記:前期の対戦集を置いておきます
メガゲンガーについて
メガゲンガーの型についての認識を揃えておきます
「おにび」+「たたりめ」型
カバルドン、ブラッキーと併せて軸にしているパターンが多いです。特に「いたみわけ」型は上位での流行・雷撃での配信卓などを機に一気に数を増やしました。
「おにび」を物理アタッカーに対する行動保証として扱うのは使い方としては勝率を落とす要因になりやすい点に注意です。「おにび」は耐久ポケモンへの崩しが本質であり、有利対面における交代先(カバルドン、ガブリアス、アーマーガア...etc)にも有効な対面遂行技としての性質が優れています。
また「いわたみわけ」についてもカイリュー、ブリジュラスの対面で「おにび」と併せた有利トレードが狙える反面、クッションからの展開が可能であればそちらを優先するという選択肢を持つのも勝率を落とさないプレイです。
命中不安技である点は「さいみんじゅつ」同様、頭に入れた構築・プレイを心掛けたい型です。
フルアタ・わるだくみ型
メガゲンガーの素早さを火力を活かした型です。アーマーガアはフラエッテやアシレーヌの存在からHDに振っていることが多く、メガゲンガーもついでに見られるケースが多いことから、地面タイプとアーマーガアへの向き合い方が重要になります。当然「10まんボルト」は汎用性に欠け、優先順位が低い技ではありますが、「わるだくみ」はそれに限らずカバルドンの強引な突破など様々なシーンで役に立つはずです。「おにび」+「たたりめ」と比較して火力を出す準備のタイミングが限定的になりがちですが、軌道に乗れば命中不安に左右されることなく火力増強を行えるというのは明確な強みと言えます。
ほろびのうた型
上記の2つの型と比べて注目度は落ちますが、十分に強力な型と言えるでしょう。性質上、対面操作技との組み合わせが要求され、調整も対面操作役との兼ね合いで行われることが多いです。
現状主軸に成り得ることは少なく、相方のメガシンカとの組み合わせで運用される構成が注目されています。「わるだくみ」や「おにび」+「たたりめ」での火力増強が見込めない分、「ほろびのうた」での突破を狙えるので、耐久ポケモン突破の役割も担えます。
クッション枠の選定
ゲンガーは性質上、カバルドン、ガブリアス、マスカーニャといった物理アタッカーを苦手とします。有利な対面を作るための「対面操作」と、不利対面を解消し再展開を狙う「クッション役」を兼ねられると良いでしょう。
カバルドン
現状最有力候補です。「ステルスロック」に注目が行きがちですが、「すなおこし」による天候ダメージでも相手を十分に削れます。また、「とんぼがえり」などの対面操作技は無いですが「あくび」によって釣り交換の択を取る動きが可能です。
カバルドンが苦手なアシレーヌやフラエッテに対してゲンガーが強いですが、ゲンガーが苦手なマスカーニャ、イダイトウには不利な展開を強いられる他、ガブリアスにも展開次第では後手に回る場合がありました。
また「すなあらし」によって自身のゲンガーが削られてしまう点も悩む点であり、メガスターミーの「アクアジェット」やミミッキュ、ソウブレイズ、ギルガルドの「かげうち」を耐えなければならないシーンがあり、体力管理がシビアになる点には注意です。このことからも「いたみわけ」の採用は理に適っているのかもしれません。
アーマーガア
ゲンガーが苦手なガブリアスに対して圧倒的な強さを誇ります。と、言いたいところですが、「ドラゴンテール型」に対して複数回行動を許す点は忘れてはいけません。よってゲンガーに「こごえるかぜ」の採用が求められます。
アーマーガアに「きりばらい」を採用するなどの選択肢もあるとはいえ、アーマーガアの型の選択理由が「○○が重いから」といった後ろ向きな点が気になりました。
このことから、対戦中も攻撃の被弾回数が多くなったり、釣り交換や交代読みなど相手が強引にアドバンテージを得てくる動きが増えるので、結果として展開が安定しないケースが多いと感じました。
ブラッキー
カバルドン、アーマーガアと比べて使用者が少ないですが性能は乏しくなく、十分に選択肢に入ります。ランクバトルでは「どくどく」型が目立ちますが、上位帯に注目すれば「ねがいごと」が最大な点は見逃せません。技構成と「ねがいごと」の性質上、ゲンガーと併せた固有の動きが多く、練習を重ねても他の構築軸に活かしにくい点が気になります。ブラッキーしか触れないというのも長い目でみたらリスクともいえるでしょう。
ただし、ゲンガー以外と組まれることが稀なことから触ったことがあるプレイヤーが少なく、ブラッキー側だけが認識できている択が多いというのは大きな特徴です。
また「ねがいごと」によって「いたみわけ」が無くともゲンガーの回復を狙える点や、「まもる」の自然採用によって、ゲンガーが苦手とする「こだわりスカーフ」の対策をスマートに行える点が優秀なポケモンです。
他の2匹に比べて「イカサマ」も特徴的です。クッション役でありながら火力を出せるという性質を持ち、ブラッキー一体でゲームを終わらせる場合があったり、ギャラドスの「ちょうはつ」に屈することなく立ち回れるなど、特有の性能故にメタを掻い潜ることができます。
ゲンガーが求めるクッション枠の選定について
ゲンガーから見て各クッション枠はどのような意味合いで採用されるのでしょうか
カバルドン
カバルドンが苦手なフェアリータイプの特殊アタッカーに強い点からゲンガーを強く活かせます。この場合はカバルドンを中心に構築を組むことになるでしょう。ただし、ゲンガーが苦手なガブリアス、マスカーニャ、イダイトウについては依然として不安を抱えるので@1の枠で対策が必要です。または別の選出軸を要求されます。
ゲンガーの"高速高火力アタッカー"という性質を最も活かせるのがカバルドンです。よって補完枠はゲンガーより速いアタッカーに厚く組む方針になります。通常このようなアタッカーは耐久偏重なサイクルを苦手としますが、自身の「かげふみ」によって解決が可能な点も強みです。
アーマーガア
何と言っても「とんぼがえり」が魅力的といえます。後攻「とんぼがえり」でゲンガーの「かげふみ」を最も強く活かせる相方です。このことから想定しているゲーム展開を取りやすく、システマチックに立ち回れる点は初心者にも扱いやすい点だと感じています。
ただし、アドリブに富んでおらず、逆に相手から綺麗に処理されてしまう点は苦しいかもしれません。補完枠、@1枠で相手の認識をズラせるポケモンを採用するのが良いかもしれません。
ブラッキー
繰り返しにはなりますが、カバルドン、アーマーガアと比べて特徴的な性能を持っています。扱い方が特徴的な点から触るのが敬遠されがちですが、スカーフアタッカー全般に強く、物理アタッカーに対しても対面からであれば負けない択の取り方ができたりと、ゲンガーの相方としてかなり合っています。
アドリブに富んでおり、負け状況から捲れるポケモンです。ただし、数値が低い、「ねがいごと」採用の場合は回復までに時間がかかる、等倍打点を多くもらうことから、後投げが前提のポケモンとしては扱いにくく、イメージと使い方が大きく異なる点には注意しましょう。
結局どれが良いの?
全部使えるようにしておくと何かと便利かと思われます。ただし、カバルドンについては今後色々なポケモンが追加されてもディンルーとアカツキガチグマが来ない限りは一線級で戦えるので、カバルドンを使えるようにしておくのが良いでしょう。