
【M-3シングル R2319(637位)】選出誘導ムクホークサイクル
初めまして。きおと申します。
今回はポケモンチャンピオンズのシーズンM-3において最終637位/レート2319を達成することができました。
順位的にはまだまだですが、ユニークな構築は組めたと感じているので、せっかくなので記録に残したいと思います。
【構築経緯】
シーズンM-B序盤に新規に追加されたポケモンを色々試していたところ、メガシンカが追加されたムクホークの選出誘導力が非常に高いことを実感しました。
ムクホークが呼び込むのは、主に下記のいずれかの特徴を持つポケモン。
①インファイトの通らないゴーストタイプ
②インファイトを積まれる前に削りきれる高速アタッカー
③数値受け(特に強制交代技や状態異常技持ち)
そのうち①、②に対してはスカーフムクホークのブレイブバードで突撃するのが強いのではないかと考えました。
何より相手のメガムクホーク(&命がけ型)への対策を裏切り、スカーフブレバで意表を突いて崩すのが、とても気持ち良い!
ということで構築の軸にしました。
次にスカーフムクホークの一貫を作るために、相手の鋼枠をサイクルを回しながら削りたいと考え、HBメガハッサム+HDラグラージの並びを採用。物理・特殊に対して受けまわしつつ、交代技でムクホークを着地させてブレバを押す、というわかりやすい狙いが作れたので、この3匹を基本選出としました。
次に、ここまでの3匹では止められない雨構築への回答としてアローラキュウコンを採用。ムクホークを止めに来た物理受けとの対面から裏にめがけて圧をかけられるように、とけないこおりを持たせたCS型としました。
5匹目には特殊受けのラグラージで相手しづらい、メガリザY、メガフシギバナ、アシレーヌあたりを誤魔化せるハラバリ―を採用。水浸し+毒での崩しも偉く、基本選出だと完封されるアーマーガアへの回答としても機能しました。
最後に、補完枠&第2メガ枠としてメガピクシーを採用。これまでの5匹で対策の難しかった、『ステロまきびしガブリアス』『鈍足高火力鋼枠(クチート・ドドゲザン)』『壁からの積み展開』などを誤魔化すという無茶なタスクを託しました。
【構築コンセプト】
•サイクルを回しながらスカーフムクホークのパワーを押し付ける。
•受け攻めの役割を明確にして立ち回りをわかりやすくする。
•選出誘導を絡めてサイクル戦を有利に運ぶ。
【個別紹介】(採用順)
ムクホーク@こだわりスカーフ
調整意図
AS:ぶっぱ
H:奇数
D:あまり
本構築のエース。
メガシンカでも命がけでもなく、純粋に火力でゴリ押しします。
初手の高速メガシンカ(マフォクシー、ライチュウ、ゲンガーなど)をワンパンしたり、命がけ警戒で出てきたミミッキュをブレバ連打で突破したり、想定外の火力を押し付けてアドを稼ぎます。
ノーマルタイプの高速アタッカーという要素もとても偉く、影うちを気にせずにミミッキュを倒しに行ったり、おはかまいりの一貫を切ってウェブタで削れたイダイトウをブレバで上から突破したりしていました。
また、準速でひかえめスカーフサザンまで抜けるため、サザングロスに対して選出しても優位に立ち回ることができました。
一方で、強みはあるものの、数値受けやタイプ受けであっさり止まる、先制技に弱い、ステロに滅法弱いなど、弱みも明確であるため、残りの5匹で補いながらムクホークを活かすことを意識しました。
ラグラージ@オボンのみ
調整意図
HD:ぶっぱ
B:あまり
特殊受けクッション役。
相手の特殊アタッカーを削りつつクイタンからのムクホーク着地を狙います。
持久力ブリジュラスを後出しから安定して削れるように、大地の力を採用。特殊なのでキラフロルのどくげしょうを発動させないのも良かったです。
れいとうビームは、メガカイリューやサザンドラと対面から撃ち合う技として便利でした。最終日付近にちいさくなるハリーマンが大流行していた時期だけ、のしかかりに変えていました。
HD特化ラグは、半端な特殊草技なら耐えてくれる程度の硬さがあり、シーズン中盤のラグラージが厳しくメタられていた時期でも大崩れしなかったのが良かったです。具体的には臆病メガライチュウYの草結びや非メガ控えめキラフロルのエナジーボールを確定耐えです。
ハッサム@ハッサムナイト
調整意図
H:16n-1
B:ぶっぱ
D:あまり
物理受けクッション枠。
ムクホークがスカーフであるため、余っていたメガ枠をこっちに回しました。
非メガでも強いポケモンなので、ムクホークのメガ偽装に一役買ってくれていたはず。
M-3は最終盤まで鉄壁メタグロスがいなかったため、メタグロスを後投げから完封することでサザングロスに優位に立ち回れました。
アローラキュウコン@とけないこおり
調整意図
H:奇数
B:あまり
CS:ぶっぱ
崩し枠。
もともとは天候パ対策&メガムクホークに見せかけるための壁偽装目的の採用でしたが、アタッカーキュウコンがシンプルに強かった。
初手のマフォクシーを誘ってムクホークでワンパンしたり、メタグロスを誘ってハッサムで受け切ったり、基本選出で優位を取れる相手をうまく呼び込んでくれました。
シーズン終盤までは受け系の構築に滅法強く出られるみがわり悪だくみ型だったが、構築単位でカバルドンが辛かったため、最終日前日からミストフィールドであくびを防ぎつつ、いたみわけでダメージレースの不利を打開しつつ崩す方針に切り替えました。
受けループ系の構築には、最悪ハッサムやハラバリ―でTODに持ち込む余地もあったので、より環境に多いカバルドンに厚くした方針は悪くなかったと思います。
ハラバリー@たべのこし
調整意図
H:奇数
D:ぶっぱ
S:無振りカバルドン抜き
特殊受けその2。
ラグラージで誤魔化しきれない特殊アタッカーがいる場合や、毒での崩しが欲しい場合にこちらを優先します。
アーマーガアや硬めの水タイプ(アシレーヌなど)が相手にいる場合、アロキュウかハラバリーのどちらかを出せると楽に立ち回れます。
ピクシー@ピクシナイト
調整意図
H:16n-1
B:ぶっぱ
S:準速ドドゲザン抜き
補完の第2メガ枠。
最大の採用意図はガブリアスへの選出抑制。
全ての型を抑制できる訳ではないものの、普通のASアタッカーなら基本選出で戦えるので、とにかくサイクルを回す上で辛いステロまきびし型に対して睨みを効かせてもらいました。
技構成はここまでのメンバーでは壁からの積み展開への回答が乏しいため、でんじは+アンコールでストッパーとして運用しました。
調整はドドゲザンやギルガルドの上からアンコールを撃てるようにS振り。特殊受けとの同時選出になることが大半のため、HBベースとしました。
【選出パターン】
ムクホーク+ハッサム+ラグラージorハラバリーという攻め1+受け2の形が基本選出。物理受けと特殊受けで回しながらムクホークを押し付けるだけなので、立ち回りはわかりやすいです。
基本選出で崩さない受けポケモン(カバルドン、アーマーガアなど)がいる場合は、アロキュウやハラバリーを絡めて崩しのルートを考えます。
明らかな展開構築だったり、ドドゲザンがいたりする場合はメガピクシーをストッパーにします。積み展開にはピクシーで止めるだけでなく、ムクホークの火力を見せ続けて積む隙を与えない立ち回りを意識することも重要です。
【苦手な相手】
•鉄壁メタグロス
M-4で使うなら対抗手段を仕込む必要あり。大流行する前に逃げ切っての3桁フィニッシュでした。
•カバルドン
アロキュウやハラバリーで崩せるが、対策枠のアロキュウへのステロが痛いため、立ち回りに少々繊細さが求められる。
•バシャーモ
詰まれたら止めようがないので、ピクシーで誤魔化すか、ムクホークが場にいる状況で出させて、2加速を許さない立ち回りが求められる。
•サーフゴー
ピクシーで止められない積みポケモンのため厳しい。ラグラージの大地の力は耐久振りなら2耐えされる。
•ハリーマン、スターミーなど(ちいさくなる)
ムクホークでちいさくなる前にできるだけ削るくらいしか対策がありません。流行っていた時期はラグラージにのしかかりを入れて何とか凌ぎました。
【終わりに】
拙い点もあったかと思いますが、最後までご覧いただきありがとうございました。
並びで壁構築に見せかけたり、メガムクホークや命懸けをチラつかせたり、ピクシーでステロを牽制したり、選出誘導が明確に勝ちに繋がっている実感があり、使っていて楽しかったです。
今期使うなら鉄壁メタグロスへの対策が求められるので、並びを変える必要がありそうです。
チームID: PSBR2JVJHW
もしよろしければぜひご利用ください。


証跡
