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雨々パ【MCS2026.06:3875位 / R1679】

概要

 MCS2026.06用のパーティ。R1679で3875位を達成。計16戦で14勝2敗。

流行している雨パに対する雨対策を雨2枚で乗り越えるコンセプトで、どんな相手にも100%雨選出をして勝ち切る。

構築経緯

 5世代のころから雨パを愛用しており、レギュレーションMBにてメガラグラージが解禁されたことで今シーズンは雨パを使用することを決意。しかし、過去の世代に比べ雨パが極端に流行しておりどのパーティにも雨パ対策が組み込まれていて、単純な構築では雨選出がしにくいと感じた。そこで、雨パ対策をどう乗り越えるかを思案した。雨パとしてペリッパー+ブリジュラス+メガラグラージが既に基本構築として確立されていたため、これをそのままに残り3体を考える方針で検討を開始。

 まず雨パの負けパターンとして1番考えられるのが天候の取り合いに負けることだった。このうちメガリザードンY、カバルドン、(ほとんどいないが)バンギラスに対して雨はタイプ上有利であるにもかかわらず、実際はかなり抑えこまれることが多いと感じていた。メガリサードンYはメガシンカ後の特性がひでりであることが強く、メガシンカ前のリザードン対面に対してペリッパーを後投げできないことが非常につらい。また、カバルドンはペリッパーと比較して場持ちがよく、ペリッパーが相手のカバルドンよりも先に倒れて天候を確保できずに負けという対戦になりがちであった。そこで、ニョロトノを加えて、砂や晴に対して雨2枚を選出するという案を思いつき試したところかなり手ごたえが良かったっためこれを採用した。

次に対策するべき負け要素として水物理受けの突破方法を考えた。例えばギャラドスやメガフシギバナといった雨下の水+地面を受けられて冷凍パンチが等倍のポケモンにはメガラグラージを選出できない。これは第2の雨エースとしてカイリューを採用することで解決することとした。雨2枚で天候を絶対にとれるとした場合にぼうふうで見たい範囲を抑えられ、メガラグラージに強い物理受けを突破できる。

ここまででアローラキュウコンorバイバニラの雪降らし勢にどうしても勝つことができないため、この2匹に後投げができ壁展開を阻害できるラスト1ピースを探していたところ、コータスにたどり着き天候ポケ3枚のパーティが完成した。

他にもスカーフマスカーニャやメガライチュウY、メガメガニウム、トリル、壁展開といった対策するべき項目は多いのだが、これは個体紹介に記載する。

個体紹介

 雨エースとして採用。火力特化の意地っ張りで相手にマスカーニャがいる場合はお留守番。特記事項としては技のラス1枠にどくづきを採用していることで、メガニウムが相手にいる場合には基本的に選出する。メガラグラージには最速準速の選択肢があり、最速スカーフマスカーニャ>最速すいすいメガラグラージ>準速スカーフマスカーニャ>最速スカーフガブリアス>最速スカーフサザンドラ>準速すいすいラグラージ>準速スカーフガブリアス>準速スカーフサザンドラの素早さ関係となることから、この選択で選出できる範囲が変わる。基本的にはガブリアスもサザンドラも準速が多く、メガラグラージで抜けると考えていたが、雨パをスカーフで対策しているだろう相手にはカイリューを選出していたことを考えると最速ドラパルト抜きまでSを落としてHAベースにするとより面白いかもしれないとMCS後に思った。

 雨エースその2。メガラグラージと比較して相手に通っている方を選出する。雨パ対策=メガラグラージ対策となっているパーティにかなり強く、メガラグラージよりも選出は多かった。スカーフマスカーニャやスカーフ竜に対して事前にこうそくいどうをすることでスイープ勝ちを狙える。ウェザーボールかかみなりかかなり迷ってウェザーボールを採用したが、かみなりの方が良い場面が多かったと思う。りゅうせいぐんとりゅうのはどうでどちらを採用するかだが、こうそくいどうとの相性やエースとしてスイープする役割からりゅうのはどうを選択して、これは正解だったと感じている。メガリザードン相手にこうそくいどうせずに殴る場面も多いことからSは落とせないと感じた。

 雨要因その1。マスカーニャにあと投げするためHB。またメガシンカ前のリザードン対面に対して守ってからニョロトノに引けるようにまもるを採用している。まもるは相手の電気技の有無確認や雨ターン管理、リザードンのメガシンカ先確認にも使用でき、かなり使い勝手が良いと感じた。

 雨要因その2。役割がはっきりしており、出した試合では必ず活躍した。まず、メガリザードンYに後投げして天候を奪うこと。次に必ず先発で出てくるメガライチュウYを初手で倒すこと。このパーティに対して相手にライチュウがいる場合、私の当たった限りでは100%先発で出てくる。これは選出段階で別のメガシンカポケモンを考慮しなくてよいのでかなり助かるのだが、さらに出てきた上で、雨ハイドロポンプで初手で倒せる(実際は無振りで高乱数なので注意)のでかなりイージーウィンが拾えた。メガリザードンYに対して後投げしてなみのりを連打しているだけでも強く、ペリッパーがいるため雑に扱ってもパーティとして雨を保持できるのも良い。

 準速CSブリジュラス。特に書くことはないが普通に活躍した。雨下でエレクトロビームを打っているだけで十分強い。雨パのブリジュラスはスカーフかたべのこしが定番のため、相手が勝手に勘違いしてくれることもあったように思う。

 対アローラキュウコン、バイバニラ用。後投げから天候を取り壁展開をさせない。パルデア炎ケンタロスで壁ごと破壊する案と迷ったが、トリルクチート対策にもなる点を評価しての採用。選出機会は多くなかったがちゃんと活躍した。まだ技構成に検討の余地があり、ボディプレスでサザンに圧をかけたりこうそくスピンでカイリューを無傷で着地させたりも候補になる。殻を破ってもトリル下で先に動けるのではないかと考えたこともあったが、さすがに無振りクチートでも抜いてしまうため却下。このポケモンを最後に入れたため、カイリューにウェザーボールを採用して水技と炎技を使い分けるおしゃれさに惹かれたのだが、あまり役に立たなかった。

選出

 基本選出が存在せず、相手の雨パ対策方法に対応する形でかなり機械的に選出を決めることができると思っている。強制力が強いと個人的に思っているルール順に記載。

  1. 相手にライチュウがいる→ニョロトノ+ペリッパー+メガ枠
     初手からライチュウを倒して2対3の状態で試合開始できる。無振りメガライチュウが高乱数なのでまれに耐えられるが、ライチュウ側が選択している技はでんじほうではなくくさむすびなので問題ない(ことを祈る)。ライチュウの後ろにいるのは地震を受けるためのカバルドンやアーマーガア、ラグラージを上から殴れるマスカーニャであることが多く、ニョロトノとペリッパーのみで勝てることも多い。

  2. 相手にリザードンもしくはカバルドン(orバンギラス)の少なくとも一方がいる→ペリッパー+ニョロトノ+メガ枠
     メガリザードンYやカバルドンに天候を取らせたのちにニョロトノを後投げしてなみのりを連打していれば勝てる。

  3. 相手にアローラキュウコンもしくはバイバニラがいる→ペリッパー+コータス+メガ枠
     ペリッパーに出てくるアローラキュウコンに対してコータスを投げてアドバンテージを取る。ほのおのうずでアローラキュウコンをロックできればペリッパーで雨に戻して勝ち。交代されたらあくび眠らせてから1匹ずつ倒していく。

  4. 相手にミミッキュ+クチートがいる→ペリッパー+コータス+ラグラージ
     ミミッキュに対してペリッパーがとんぼ返りをしながらコータスと対面させる動きを狙う。コータスでトリルをからしてもよい。実は当たっていないので、うまくいくかわからない(許して)。

  5. 上記以外→ブリジュラス+ペリッパー+メガ枠

  6. 相手にマスカーニャがいる→メガ枠はカイリュー

  7. 相手にメガニウムがいる→メガ枠はラグラージ

  8. 相手にフシギバナがいる→メガ枠はカイリュー

  9. 相手にギャラドスがいる→メガ枠はカイリュー

  10. 相手にクチートがいる→メガ枠はラグラージ

重いポケモン

  • 水ロトム:普通に重い。偶然当たらなかった。ブリジュラスとカイリューで何とかすることになるはず。

  • ミミッキュ:普通に重い。ウッドハンマーは本当にやめてほしい。

  • 白いハーブCSブリジュラス:1敗した要因。先発で出てきて同速ブリジュラス対面で先手を取られた暁には壊滅させられる。

  • メガムクホーク:ぼうふう2枚と雨下の水技で押せるのだが、ゴーストタイプがパーティにいないため立ち回りに気を使う必要がある。

振り返り

 ランクマッチで15戦程度、MCSで16戦と対戦数が少ないのだが、勝率は8割を超えており、かなり強いのではないかと感じている。雨パの楽しさを感じられ、個人的に気に入っている。微調整を加えて、来月もMCSがあればこの形で挑戦して今度こそ対戦数を稼ぎたい。個人的な事情で対戦時間を確保するのが難しく、どこまで上が目指せるパーティか自分で試せなかったのが本当に残念。