
勝ち続けるためのマインドセット
ポケモン対戦のようなターン制バトルでは、一手一手の判断が勝敗を決めます。
より良い判断のためには思考を常にクリアに保っておく必要があります。対戦に挑む際のメンタル状態は構築やプレイングスキルと同等か、それ以上に重要な要素といえるでしょう。
こんな経験はありませんか?
連続負けして萎えた
酷い運負けでゲーム機を投げたくなった
対戦相手に舐めプされてムカついた
いずれも冷静さを欠いた状態で、良いメンタル状態ではありません。この冷静さを失った状態を「ティルト」と呼びます。
ティルトしている状態では次のようなミスを引き起こします。
①選出ミス
相手のパーティを見ながら、誰が出てくるんだろう、さっきは負けた、どうしよう、誰を出せばいいんだろう、と言った思考が頭をグルグルします。
気がつけば時間が迫り、思考がまとまらないまま3匹を選び、致命的な選出ミスで相手の先発に蹂躙されてしまいました。
普段なら相手の先発を予想できたのに、自分のパーティには対策ポケモンがいたのに、この時は先発に選べなかったのです。
②安易な降参
負けが重なり、この試合も不利な展開が続いています。運の悪いことにじゃれつくのAダウンまで引かれてしまいました。
もう無理、降参。
ですが、本当は薄い勝ち筋が残っていたかもしれません。急所、相手のプレミ、頑張ればTODに持ち込めたかも…。
可能性が残った状況にも関わらず、その可能性に気が付かず諦めてしまいます。
③構築の放棄
負けが重なると、パーティが弱いのでは?と疑心暗鬼に陥ります。
冷静に考えれば、技一個、努力値を少し、あるいはポケモン一匹見直すだけで改善できるかもしれません。
あるいはたまたま相性が悪い相手に出会しただけで、悪い構築ではなかったかも。
ですが、負けた直後に
このパーティでは勝てない!解散!
と、安易にリセットしてしまいました。それだけならまだマシなのですが、もっと悪いのは、
このポケモンでは勝てない!
という思考に発展してしまう場合です。一度頭にその印象が刷り込まれてしまうと、次の構築を考える際の足枷になってしまいます。
このようにティルトは、本来勝てたかもしれない試合を、負けに誘導する恐ろしさを持っています。上記以外にも様々なデバフをあなたにかけてくるでしょう。
ティルトは誰にでも起こります。
初心者でも、ベテランでも、あなたの好きな上位プレイヤーにも起こります。
重要なのは、ティルトしないようにすること、そしてティルトしてしまった際に普段の状態に戻すことです。
対戦相手は毎回変わります。
相手は万全の状態で挑んでくる一方、自分はティルトした状態が続いていれば、一方的に不利を抱えてしまいます。
冷静さを欠いた暴走機関車のような状態では、1週間かけて稼いだレートをたった数時間で失いかねません。ティルト対策は必須です。
本記事ではそんなティルトへの対策をいくつか紹介します。
(1)ティルトの兆候を知る
ティルト対策の第一歩は、自分がどんな時にティルトするのかを知ることです。
こういうとき、熱くなっちゃうんだよな
と思う場面をいくつか抑えておけば、ティルトの兆候を掴むことができます。
自分の場合は相手に煽られた時などがそうです。ポケモンではあんまり煽りは見かけませんが、変なニックネームや舐めプなどを絡めてくるプレイヤーはいますから、ゼロではありません。
また、「今、ティルトしてるかも?」と思ったら、基本的にティルトしていますので、一旦気持ちを落ち着けるように心がけましょう。
(2)一旦別のことをする
ティルトした状態でプレイを続けるのは前述のとおりマイナスになります。
気持ちを落ち着けるために、一旦対戦から離れて別のことをするべきでしょう。
構築の見直しも、一旦後回しで構いません。まずは冷静さを取り戻すのが優先です。
事前にティルトしたら、これをすると言うのを決めておくのもいいでしょう。
自分の場合は、2連敗したら顔を洗う、散歩に行く、色違い厳選をする等、いくつか行動パターンを決めています。
また、連勝が続いた時も一旦対戦を離れるようにしています。
人間は得た喜びよりも失う悲しさの方が大きく感じるため、連勝すると今度は負けて失う恐怖が大きくなり、心理的負担がかかるからです。
(3)運を割り切ってティルトに備える
運負けした時は腹が立つものですが、可能性がある限りなんだって起こります。
Xでは、チャンピオンズは乱数がおかしいという意見をよく見かけますが、ただのオカルトです。(検証動画も探せば出てきます。)
諦念的な思考ですが、起こり得ることが起こり得る確率で起こってしまっただけと割り切ってしまいましょう。
(4)生活習慣を整える
睡眠、食事、運動。一般的なことではありますが、やはり重要な要素です。散歩はいいですよ。ポケソルの動画を聞き流しながら歩いています。
以上は基本的なティルト対策の例です。
対戦ゲームにおいてティルトは有名な概念ですので、あちこちでティルト対策が紹介されています。気になったら調べてみるのもいいかもしれません。
本記事は以上です。
第五世代の嫌な思い出
KaTaGiRiです。 元ポーカープレイヤー。特性はいたずらごごろ。 ポーカーで学んだ知識を基に、主に座学・コラム系のポケモン記事を書いています。記事にいいね頂けるととても喜びます。 たまに香川で対戦オフを開催。