
メガ環境1 s1-2


構築経緯
s1序盤から中盤まではステロ撒菱ガブリアス+メガピクシーのサイクル構築を使っていた。その構築の中でフェアリータイプと組ませるスカーフ枠として、弱点のケアと火力の押し付けの観点から当時はイダイトウが一番パワーが出ることがわかった。メガピクシーを組み込んだサイクルの維持性能と対受け性能は評価していたが、メガフラエッテ、メガガルーラ、ブリジュラス等のポケモンが増えてメガピクシーの素早さの低さが悪目立ちする試合が増えた。
似てる構築として環境序盤からs1終盤まで猛威を振るったガブエッテイダイトウがあり、自分の思考と一致していて納得する部分が多かったのでフラエッテをゴールデンウィーク中に確保した。丁度雷撃での活躍からも世間からもこの構築系統が注目されたため、自分なりに並びや技をズラした新たなガブリアス+フラエッテ構築を考えることにした。
ガブリアス+フラエッテを考えた際に、鋼+剣の舞、トリプルアクセルなどの連続技のケア、アーマーガアの崩しを出来るポケモンを組み込むことが安定した選出をする際に重要だと感じた。そこで、出て来やすいメガハッサムやギルガルドの剣舞をケアできるイカサマと、アーマーガアに打点となる10万ボルトを採用したブリジュラスが最適であり、相手のメガフラエッテ、メガゲンガーを出さない相手にはスタン足りうる性能をしていた。この時点で、一般枠としてガブリアスとブリジュラスが抜けて強いと感じた。
また、相手のガブリアスの地震をアーマーガア以外の浮いてるポケモンでケアしながら戦うとステロや岩封、なんなら撒菱などが痛すぎてサイクルが不利になるのを自分で使ってて把握してた。そこで、地震に貫かれる展開を減らすためにメガフラエッテをHBに厚めで光合成とドレインキッスを採用するかつ、準速ブリジュラスより速い調整で使用することにした。
以上のガブリアス+メガフラエッテ+ブリジュラスの選出はかなり強力で対応力もそれなりにあるが、 以下の点が気になった。
メガフラエッテ、メガゲンガー、メガルカリオに殴られてるだけで負け試合になる。特に、メガゲンガー+カバルドンのサイクルが砂込みで不利を取って勝てなかった。
s1で結果を残した残飯ギルガルド(特にシャドボ)に対して不利展開になりやすい。プレイングや相手の思い込みで勝てはするがキツいことがs2で増えた。
ブリジュラスの前でメガミミロップに剣舞された際に、ギガインパクトを読んだりメガトンキックを外してもらわないと敗北になる。
s2途中までは、これらを満遍なく解決できるスカーフイダイトウを4枠目として採用してた。しかし、これもカバルドンのまもる型や剣舞ガルドの増加で上手く処理される展開が増えたので別の方法を模索した。
メガゲッコウガやメガフシギバナとかを試して最終的には、1と3のメガシンカ軍団(陽気メガミミロップ以外)に素早さラインで勝っているメガマフォクシーと、ギルガルドやカバルドン、ここまでで放置してる相手のイダイトウに対して不意打ちやアンコールを持って勝負できるヒスイダイケンキの2体が構築に合うと思って最終盤は使用した。メガマフォクシーは浮遊を作ることと、光合成メガフラエッテと似た役割を持てるように「まもる+ねがいごと」型で採用した。
最後に、構築にスカーフ枠は絶対に欲しいと思い、メガマフォクシーを選出する際に重い水タイプに打点をもち、メガマフォクシーが耐久してるだけで勝てる展開を作れる毒菱を採用したマスカーニャにした。
個体紹介
HB:11n。メガシンカ後、陽気ガブリアスの地震2耐え
S:準速ブリジュラス+1
個人的にこの環境の最強メガシンカ。メガシンカの中でもスカーフガブリアスに抗えてる寄りだと思っていてそこを高く評価していた。特殊高火力フェアリー技を上から押し付けられること、地震より威力の高い逆鱗の一貫を切れることは、ガブリアスとブリジュラスが強すぎる環境で試合を安定させるための要素として必要だったと思う。メガミミロップの飛び膝蹴りの一貫を切れることも要素として偉かった。
構築経緯のとおり、ガブリアスに簡単に貫かれないことを意識したHB調整とドレインキッスと光合成を採用した型。初手のガブリアス対面は全てドレインキッスを押していた。鮫肌が強すぎて襷ガブリアスの初手剣舞だけ無理だけど、環境に最速メガフラエッテがそれなりにいることを理由に割り切っていた。
また、最凶の噛み合いポケモンであるブリジュラスの多くの型に対応できる素早さラインと瞑想を採用した。s2の中盤までは初手のブリジュラス対面は瞑想からスタートしていて、最速&スカーフ徹底抗戦と電磁波型以外には良い展開で試合を進められた。しかし、最速&スカーフ徹底抗戦がそれなりに増えたため、最終的にはその気配を感じたときはガブリアスに一回引くようにしていた。ブリジュラスに全対応するのは諦めて多少は割り切るほうがいいと思っていたけど、それを遥かに超える噛み合いポケモンだったと思うのでせめてミラーコートは消してください。
HB:余り
HD:臆病メガゲンガーの凍える風耐え(控えめ50%)
S:補正なし102族、ビビヨン抜き
一般枠最強ポケモン1。炎、毒、鋼への耐性と地震による打点がメガフラエッテを使う上で偉い。カバルドンでもこの役割を果たせるが、ドラゴンの耐性、型の豊富さ(特にスカーフを持って強いこと)と、鮫肌と撒菱の多様な定数による削りの強さが全く違うと思う。特にメガフラエッテを光合成にしているため砂が邪魔になると思ってカバルドンは使わなかった(一般枠で3番目に強いとは思ってます)。
襷の消費とサイクルを崩す目的でステロ撒菱+オボンの実で採用した。ドラゴンテールが欲しい場面も多かったが、岩石封じはスケショガブや竜舞ギャラドスに素早さを上げられない動き、有象無象に対して素早さを下げて裏のポケモンを強く使う動きができるため最後まで抜けなかった。ウルガモスとリザードンにちゃんと刺さるのも偉かった。
オボンガブ界隈の中でも素早さが高いが、これがメガフラエッテが抜いてない速いブリジュラスやミミッキュに強かった。ちなみに実数値を155で使ってたらビビヨンに同速負けして発狂したため素早さを一つ上げた。
HB:11n。陽気イダイトウのお墓参り×2を持久力込みで耐え
C:Dに振ってないアーマーガアを10万2発で70%で落とせる
HD:余り
一般枠最強ポケモン2。このポケモンの本質はガブリアスが呼ぶトリプルアクセル耐性と、高火力物理水技の一貫切りだと思っています。
技構成は耐久振ってないガブリアスを一発で倒して対面で勝てるようになる流星群、ハッサムやギルガルドなどの剣舞軍団の切り返しになるイカサマ、アーマーガアやアシレーヌの打点となる10万ボルトは必須だと思っている。ほえるは身代わり+積み(特にバトンとか)のケア、ステロ撒菱と合わせてフェアリーが選出にいても崩しになることから外せなかったしドラゴンテールにしなかった理由である。
水の耐性と持久力によって、展開次第ではラス1イダイトウに負けなくなるのが強くて選出破綻を減らせるのが偉かった。他にもマスカーニャに強いことや毒に崩されないことなど強い要素がありすぎるため、まともな構築を組むなら自然と入るポケモンだと思っています。それでも徹底抗戦とかミラコなどの雑に切る使い方をしているブリジュラスを僕は最後まで理解ができなかったです。
H:ねがいごとの回復量を考慮して振り切り
S:意地っ張りメガミミロップ抜き
B:余り
補完メガ枠。メガゲンガーまで抜ける素早さの速さ、一応浮遊で気持ち選出画面での地面の一貫が切れること、リザードンよりステルスロックが痛くないことを評価していた。さらに、メガミミロップの飛び膝蹴りの一貫を切りながら、意地っ張りに対しては上からエスパー技で倒せることも評価していた。
マジカルフレイムはメガフラエッテの火力を上げさせないのが強く、ねがいごとも込みで最悪引き分けに持ち込む展開を作れる。メガマフォクシーのまもるは本質的に強く、浮遊を安定して作れること、メガミミロップの猫だましへの耐性、スカーフの技確認など立ち回りを安定させるのに必須だと感じた。サイコキネシスの枠はメガフラエッテに回復を許さないサイコノイズ、積み技、回復技、安易なステルスロックを許さないアンコールも検討したが、最終的にはガブリアスに悠長なことをさせない部分を評価した。
攻め意識さんの調整を参考にしました。
ゴースト一貫切り枠1。真面目に使用したのは最終盤だけだが強かった。ゴースト軍団(特にイダイトウ)に強いこと、カバルドンに撃てる水技を持っていること、アンコールをケアする必要がある部分を評価した。あくタイプ軍団の中のドドゲザンよりは強いと思う。
悪打点としての秘剣千重波と先制技の不意打ち、カバルドンに撃てるシェルブレードは必須だと感じた。ブリジュラス、ドドゲザンに撃てる聖なる剣もかなり欲しかったが、特にギルガルドに対して後投げした後の技選択が楽になるアンコールのほうがこの構築には必要だと思った。また、ギルガルドに後投げすることを想定しているため、襷よりは黒いメガネのほうが生きる場面が多いと考え採用した。
最終盤に投入したため、調整はもう少し練ったほうが良かった気がする(丁度良い素早さラインが分からなかった)。ギルガルドの火力がおかしいのでギリ2回くらいしか後投げできなくて苦しい展開もそれなりにあった。
シグマさんの調整を参考にしました。
スカーフ枠兼ゴースト一貫切り枠2。スカーフガブリアスより速いこと、地震と水、ゴーストの一貫を切れる点の評価が高い。
スカーフとして使うのにトリックフラワーと蜻蛉返りは必須だと思ったので採用した。毒菱はねがいごとメガマフォクシーの補助として強く、対瞑想メガフラエッテや怠けるカバルドンの処理が楽になるのが偉かった(撃つタイミングを見極めるのが難しい)。イカサマも積んだ相手への対処で偉い場面も多かったが、マスカーニャの悪打点が一長一短なため検討の余地があると思う。
重いポケモン
襷ソウブレイズ
ガブリアスがドラゴンテールを持っていないこと、見た目強そうなヒスイダイケンキもインファイトで終わるため無理だった。
メガゲンガー+カバルドン構築のアシレーヌ
メガゲンガー+カバルドンに対してはメガマフォクシーとヒスイダイケンキを投げるが、この2体にアシレーヌが目の前に通る技を撃っとけばよいためキツい。初手にマスカーニャを無理やり合わせて毒菱を撃ったりしていた。苦しい動きすぎる。メガリザードンYのソラビの強さをここで実感しました。
メガゲンガーやメガルカリオと組んでるスカーフサザンドラ
メガマフォクシーのまもるで技を確認できるが、サイクル化でサザンドラを削る手段が乏しいのできつかった。ガブリアスで無理やりステロ巻いたり、スカーフマスカーニャの蜻蛉返りで展開を作りながら対処していた。
メガマフォクシーの選出に噛み合わせてくるステロドラテブリジュラス
メガフラエッテに何もできないはずのドラテブリジュラスが噛み合わされて出てくると秒でマフォクシーが消えてしまう展開が多かった。ゲンガーとかルカリオなどのメガフラエッテに圧力かけるポケモンが選出画面にいるときは納得しながら敗北していったけど、そうでないときのステロドラテブリジュラスはマジでやめてください。
最後に感想
まずは久しぶりのメガ環境は楽しかったです(一応7世代から対戦始めました)。流石にSVよりかは対戦数は多かったと思う。
構築についてもメガフラエッテ軸のスタンとしては自分の中ではある程度腑に落ちるところまでは考えられたと思う。ガブエッテブリジュラスをs1終盤頃から使ってある程度煮詰められたのは楽しかった。s2からはこの軸が強いと信じて取り巻きを模索していたが、メガフラエッテへのメタも激しくなって構築の期限は切れていたと感じたのが悲しくなった。
環境については総合的には色んなポケモンが活躍していて良い環境だと思う。それでも負の側面はあって、ブリジュラスの噛み合い性能の高さ、メガミミロップのノーマル技(ギガインパクトはまだしもメガトンキック)のつまらなさ、アーマーガアのプレッシャーによるPP枯らしが個人的には気になった。s2の最終盤にはそれまでまともに戦おうとしてたドドゲザンがギロチンマンになってたし、メガピクシーもほぼ電磁波ばら撒くポケモンになってたしのが悲しかった。あとメガスターミーの滝登りは怯み狙いでしかないと個人的には思っているのでやめて頂きたいです。
せめてブリジュラスのミラコは消してください。あとTime Over Deathにしてください、メガピクシーを見るとほぼ20分やってもレート貰えないことを覚悟してました。