
【M-Bダブル】今からダブルを始めたいと思っている人にメガムクホークをお勧めする3つの理由
初めに
チャンピオンズになり育成ハードルが大幅に緩和されたことで、シングル⇔ダブル間でポケモンの流用も容易になった。
そして現状のM-Bダブル環境だが非常に面白い。ダブルを触ってみたいと考えているなら、まさに今が始め時だ。
というわけでこの記事では、ちょっとダブルに興味が出始めた人たちに手始めにメガムクホーク軸の構築を触って見ることを3つの理由に分けておすすめしていく。
理由①ダブルしてる感を強く感じられる
1つ目の理由からアホみたいな理由だが、メガムクホークを軸とした構築は世間一般で考えられているダブルっぽいことが非常にしやすい構築であると言える(個人の感想です)。
メガムクホークの特性はみなさんご存じ「あまのじゃく」。非常に強力な特性であるためメガムクホークの覚える技の中で適用されるのは「インファイト」のみに絞られており、シングルでは殴りながら耐久をあげることしかできないが、ダブルでは話が変わってくる。隣のポケモンがいるからだ。
そう隣のポケモンが味方のメガムクホークに向かって変化技を撃つことで、本来メガムクホークが上げられない能力を上げることが出来てしまうのだ!この隣のポケモンがサポートするコンボっぽい動きから非常に「ダブル」を感じないだろうか?感じられるはずだ。感じて欲しい。
では具体的にどのようなことが出来るか少し考えてみよう。
まず一番有名なのが「あまえる」だ。メガムクホークのAを一手で2段階あげることが出来る。そして、おあつらえ向きに特性「いたずらごころ」で「あまえる」が使えるエルフーンがいる。つまり1ターン目から剣舞インファで突っ込みつつメガムクホークの耐久を上げられるのだ。実際にこの動きが非常に強力なため、メガムクホークとの同時採用率は2026年7月13日現在エルフーンが1位だ。
次に「すてゼリフ」はどうだろうか。メガムクホークにとってC上昇は無意味なため、ただAが一段階上がるだけであり、そこだけ見れば「あまえる」に劣る。しかし、A上昇と同時にメガムクホークの隣のポケモンを入れ替えられるというのが非常に強力だ。ダブルには場に出すだけで強力なポケモンというのが一定数存在する。例えば隣のポケモンのHPを回復させる特性である「おもてなし」を使用できるヤバソチャがおり、「いかく」で相手のAを下げつつ「ねこだまし」で相手の行動を止められるガオガエンがいる。要はこのソチャガエンの2体を「すてゼリフ」を挟んでクルクルするだけでメガムクホークのAを上げながら体力を回復させ、ついでに相手のAを下げるという無法ムーブができるのだ。
上2つが特に強力なものだと考えているが、その他だと例えば「ちからをすいとる」。メガムクホークはAが下がるどころか上がっていくので無限回復リソースとして使用できる。
例えば「じこあんじ」。十分に育ったメガムクホークの能力変化をコピーして最強ポケモンを2体爆誕させられる。
例えば「おきみやげ」。自主退場しつつ、裏のポケモンに繋ぐことができる。Cも上がるので上の「じこあんじ」と組み合わせれば、特殊アタッカーのポケモンを運用できるようになる。
そんなことをする意味があるのか不明だが、味方の「キングシールド」にメガムクホークが自ら触れることでAを上げるとかも出来る。
上げ続けるとキリがないのでこの辺にしておくが、ダブルにおける「あまのじゃく」の可能性は無限大だ。是非みなさんも色々考えてみて欲しい。
理由②パーティ構築を考えるのが楽しい
シングルだろうとダブルだろうとそもそもパーティ構築を考えるのは楽しいものではないか?という話はさておき、上で書いたような様々なサポート手段が考えられるためメガムクホーク軸のパーティをあれこれこねくり回すのは非常に楽しい。
具体的に一つパーティを考えてみよう。ひとまず基本選出は上でも挙げた以下4体でどうだろうか。

メガムクホークは上から「インファイト」を撃って早期に要塞化することが何より重要なため陽気最速にし、要塞化した際の耐久を更に高めるためにHに厚めに振り、残りはA。火力は低めだが、外部からのサポートがあるため何とかなるだろう。
エルフーンソチャガエンの3体はメガムクホークサポート用の「あまえる」や「ちからをすいとる」を入れつつ残りは一般的な技を入れよう。ヤバソチャは「じこあんじ」も覚えるが今回はソチャガエンでクルクル回すことを想定し、場残りはさせないため不採用とする。
またこの3体の振り方に関して語りだすとそれだけで記事1本分になりそうなので、細かい振り分けはせずにそれぞれCS、HD、HB特化としておこう。
さて残りの2枠だが、ここからが非常に悩ましい。シングルとダブルの決定的な違いとして選出数の違いがある。ダブルは4体選出のため、綺麗に表選出/裏選出と分けることが出来ず、どうしても被って選出しなければならないポケモンが出てくる。2メガ構築にするとそれが更に顕著になり、片方のメガに寄せたサポート役を採用すると構築の柔軟性が著しく低下してしまう。
実際にあれこれ構築を考えてみると6枠という手持ちの狭さを感じるはずだ。これが非常に楽しいので、是非実際に色々と考えてみて欲しい。
ここでもあれこれ語りたいところだが、それをやり出すと記事が猛烈に長くなりそうなのでダブルにおける最強メガシンカ(諸説あり)と最強一般ポケモン(諸説あり)であるメガリザードンYとドドゲザンを雑に入れて完成としよう。

理由③構築の弱点が分かる
ここまでメガムクホーク構築が最強構築のように語ってきたが当然弱点も存在する。この記事を書いている7月13日現在、ダブルにおけるムクホークの使用率は12位。使用率1位のガブリアスはほぼ非メガの通常個体、11位のプテラはメガ率も高いが通常個体もそれなりにいることを考慮するとメガシンカとしての使用率は2位か3位だろう(メガ使用率1位はほぼ間違いなくリザY)。
当然ここまで使用率が高いと対策(メタ)も厚くなる。正直、上の構築でもメガムクホークとメガリザードンYが非常に強力なためマスターボール級までは行けると思うが、ハイパーボール級ぐらいから徐々に苦戦しだすはずだ。
まずメガムクホークの弱点としてインファを撃たせてもらえずに耐久が上げられずに削られるのが非常に辛い。初手に格闘が通り辛くメガムクホーク側に打点のあるポケモンを並べられるととても苦しくなる。要塞化前にムクホークがボロボロになりそのまま落とされてしまうのが典型的な負けパターンだ。
また上に挙げた基本選出4体だが、氷・飛行弱点が3体と著しい欠陥を抱えている。メガユキメノコに吹雪を連打されてるだけで壊滅しそうだ。ついでにソチャガエンクルクル戦法だが、相手に「まけんき」「かちき」のポケモンがいると非常にやり辛くなる。自分も初手に「いかく」のムクホークとガオガエンを並べて出したら、対面に最強ミロカロスが爆誕して大変な目にあったことがある(1敗)。
繰り返しとなるがメガムクホーク自体は非常に強力なポケモンであり、前期素晴らしい結果を残された方も当然いる。強いメガムクホーク構築が知りたいなら、是非そちらの方々の構築記事を参照して欲しい。
またそれ以上にやはり自分で構築を考えてみて欲しい。メガムクホークは本当に軸にしがいのある面白いポケモンだ。あなただけの最強のメガムクホーク構築を考えて、対戦をしてみて欲しい。きっと思わぬ方法で対策されて構築の改良を迫られるはずだ。
そうやって構築をこねくり回し始めたら、あなたも立派なダブル勢だ。
拙い記事となったが、これを読んでダブルに触れる人間が1人でも増えればとても嬉しく思う。