
【チャンピオンズ M-A シングル S1】マスボ級レート1900達成記念の構築記事
1.はじめに
皆様初めまして。ハクアと申します。
私が本格的にランクマッチに参加したのがSV最初期のみであり、当時もマスボ級に上がったタイミングで満足して撤退し、以降は色証厳選に明け暮れた為、数年ぶりのランクマッチでした。メガシンカの存在は知っていましたが、丁度第6世~第7世代はポケモンから離れていた為、非常にワクワクしながら参加させて頂きました。
今回は久しぶりのランクマッチということもあり、目標としてレート1900を設定しました。今思えばもう少し上を目指せたかもしれませんが、それはもう後の祭り。結果としては無事に達成できたため、記念と自身の備忘録的な意味合いも兼ねてこの構築記事を作成させて頂きました。初めて執筆するため至らぬ点は多々あるかとは思いますが、どうか寛大な心で読んでいただけたら幸いです。
2.構築の紹介


3.構築経緯
SVでマスボ級を達成した当時、スカーフマスカーニャを使ったサイクル構築を使っていました。その記憶もあり、まずはメガ枠に速くて火力もあり、サイクル適性のあるポケモンを使いたいと思いました。そして丁度ZAにて色親分の♀ミミロップが居たため、まずは構築の軸としてメガミミロップを採用しました。
環境に存在する大体のポケモンの上を取れるSと高いAから生み出される制圧力とサイクル適性は使っていて楽しかったです。
特性のお陰でゴーストタイプ相手にも強気に猫騙しやインファイトを押せるのはストレスが少なく、その点でも快適だったなと思いました。
技を考える際には色々覚えるので非常に悩みました。
後投げで相手の不用心な積み技を咎めるアンコール。
火力を上げる剣舞。
特性の影響により、命中不安さえ無視すれば相手を確実に交代させられる巴投げ。
継戦能力を上げるドレインパンチ。
火傷が火力上昇に繋がる空元気。
エトセトラエトセトラ。
環境に存在したバトン型も一瞬脳裏に過ぎりましたが、自分が使えるか不安が残ったため当初の予定通り高速高火力のサイクルアタッカーとして上記の技構築に決定しました。
次に考えたのはサイクルのクッション役。そして環境に中心に存在し、決して無視出来ぬ主人公ガブリアスの対策枠。ここでパッと思い付いたのはこのポケモンでした。
Sに下降補正をすることでほぼ確実に後攻蜻蛉を実現し、安全に裏へ繋ぐ行動が非常に優秀でした。初めは霧払いの枠を羽休めで採用していましたが、シーズン中盤から後半でステロがキツく感じたため、霧払いに変更。その際に持ち物もオボンから残飯へ変更しました。ねばねばネットを張ってくる相手への回答札にもなるので、メガミミロップのSを下げることなく運用できた功績は大きいでしょう。
このポケモンのいい所は鉄壁が攻防一体の行動になる点でした。実際にあった例では、メガハッサムが剣舞を積み始めたタイミングでこちらも鉄壁で応戦すると、相手のインファイトを受けきって返しのボディプレスで殴り勝ったことがありました。
鉄壁ボディプレスの両方を覚えるポケモンは他にも存在しますが、優秀なタイプとサイクル構築のクッション適性を両立しているポケモンの一体として採用しました。
上記2体でサイクルしつつ、〆のスイーパーとして採用したのはこのポケモンです。
最初はスカーフで採用していましたが、アーマーガアが霧払いを採用したことで安全に着地できる利点を活かし、襷に変更。それにより打ち分けできるようになったのが良かったです。また、変幻自在のスカーフマスカーニャとの対面時、トリックフラワーを襷で耐えて返しのお墓参りが等倍で入ったため勝ちを拾ったりと個人的に使い勝手が良くなったと感じました。
ただ、スカーフも上からお墓参りで倒していくのはシンプルに強いので正直好みが別れるかもしれません。
上記3体を基本選出としていましたが、同じ最速メガミミロップを使う格上のサイクル構築使いやウルガモス、メガスコヴィランがキツく感じてきました。そこで私は考え、天啓を得たのです。
───せや、麻痺らせたらええねん。
そして生まれたのがこの害悪ブリジュラスです。
動かし方は簡単です。高い耐久を盾に相手のSの高いアタッカーに電磁波を当ててSを落としてからステロを撒いたり、メガスコヴィランに対し身代わりを張ってからステロと電磁波を撒いて吼えるだけ。この手のポケモンはSにポイントを振ってない事が多く(当時のチャンピオンズのバトルデータ参照)、無振り同士でもブリジュラスのS種族値の方が上である為(ブリジュラスのS種族値は85に対してメガスコヴィランは75、メガフシギバナは80)、上から身代わりを展開して宿り木等を防ぎ次の行動に移せるのが強みです。また確率は低くなりましたが、麻痺によるワンチャンも狙えます。
ドラゴンテールではない理由は、役割対象の1つであるメガスコヴィランの特性で火傷を負って削られるのを防ぐためと、環境には防音よりもフェアリータイプが圧倒的に多い点、また命中不安があったためです。実際ノーウェポンでも十分活躍してくれました。
初めは図太いHDブッパの余りBでしたが、意地っ張りメガミミロップの飛び膝蹴りが環境に増えた影響で調整が現在のようになりました。
ただ、ガブリアス対面時は仕事量が格段に減ります。それが唯一にして最大のデメリットでした。おのれ主人公……。
ブリジュラスが居るとはいえ、電気の一貫が僅かに気になったので地面枠を考えました。そして私はメタゲームに於いては対策側ではなく環境の主流のモノを使う側の人間であるため、このポケモンも自然と構築に入ってきました。
スイーパー枠その2としてのスカーフガブリアスです。
正直なところ、特に語ることはありません。強いて言えば、ブリジュラスと一緒に選出する事が多くあり、命中率を考えた結果ストーンエッジではなく岩雪崩を採用しました。まひるみの運ゲーを上から押し付けてくるガブ。それでいいのか主人公。
アイアンヘッドではなく毒づきなのはアシレーヌ意識のためです。
最初は意地っ張りスカーフで採用していましたが、メガリザードンXに竜舞された影響でS関係が逆転したことが嫌な思い出として残ってしまったため、現在ガブリアスは最速派です。
これまでのポケモンが物理に寄り過ぎていたため、特殊アタッカーが欲しいと考えました。また、基本選出のサイクルでは対応出来ないと判断した場合の裏選出のエースとしてこのポケモンを選択しました。
S種族値100は絶妙に足りてないと個人的に思ったので上記のブリジュラスと組み合わせて動かすのがメインとなります。大体の相手は晴れ下ウェザーボールでゴリ押せるので使っていて爽快でした。また、個人的に苦手意識のあるメガスコヴィラン相手にも基本的に有利を取れるので精神的に楽でした。
ニトロチャージの採用を考えましたが、ブリジュラスの電磁波を撒き散らす事でSの優位を持つ事を意識し、ガブリアスやメガドリュウズといった高速地面枠はブリジュラスのステロとスカーフガブリアスの逆鱗・地震等で対応しました。そのため、技範囲を広げる為にニトロチャージは不採用とし熱砂の大地を採用しました。不意の氷で動けなくなっても、熱砂の大地で確定行動が取れるようになるのが強みです。
4.個体紹介
構築経緯にて大体のことは語ったと思うのでここでは簡単に流していきます。
基本選出の初手枠。
猫+インファイトで無償突破するルートと猫+蜻蛉で不利対面に削りを入れつつ裏に繋げるルートが選べるのが強かったです。必ず猫から入る事で相手の襷をケアすることを意識しましょう。猫は場に出た初めのターンしか出せないので、初めのターンに別の技を選択すると実質技が3択になってしまいます。ブリジュラスには最大限警戒してください。というか私はブリジュラス入りの構築とあたった際、基本的にこの子は選出しませんでした。
逆にガブリアスやカイリューはカモです。トリプルアクセルでワンパンできます。当たれば。仮にオボンや身代わりをしていても3回当たれば問題ありません。鮫肌は痛いですが、コラテラル・ダメージということで。初手のスカガブは事故です。見なかったことにしましょう。
注意点としては最初のターンで忘れずメガシンカしましょう。私は一度メガシンカし損ねてボロクソに負けました。
基本選出のクッション枠。
鉄壁+ボディプレスによる火力と霧払い+蜻蛉による安全なエース着地を担います。
ミラーアーマーにすることで威嚇や技の追加効果のランクダウンを相手に押し付け、この子の生存率と裏の通しを良くします。特にマジカルフレイムのCダウンやアクアブレイクのBダウンを返した後は動きやすかった印象があります。
現環境に眼鏡や鉢巻がないため、明確な崩し手段がないと厳しいだろうなと使ってて感じました。
持ち物に関してはブリジュラスのオボンと一生迷っていました。
基本選出のスイーパー。
スカーフではなく襷にすることで技の切り替えを可能にし、アクアジェットでミリ残しを刈り取って後続にはお墓参りで火力を出すといった動きが可能。襷による行動保証が大切な為、ステロや砂には要注意です。
メガミミロップに対する格闘技を透かす為の引き先としても使えます。
また、敢えて初手出ししスカーフを偽装する動きで相手の読みを外す事も可能です。
HBは意地っ張りメガミミロップの飛び膝蹴り確定耐え、余りはDブッパです。
運用方法は経緯で説明した通りです。
初手のメガミミロップ等の高速アタッカーには電磁波から入る事でS関係を逆転させ、次のターンでステロを撒くのが仕事です。その後可能なら吼えるで相手の後続を引きずり出し、襷や頑丈を潰しつつ同様に電磁波を撒いて動き辛くしていきます。相手のサイクルを回せば回すほどステロのダメージが蓄積するので、基本的にはステロと電磁波を撒き終わったら吼えているだけです。
メガスコヴィランやメガフシギバナには身代わりから入ります。相手の守るや宿り木、眠り粉を透かしてからステロや電磁波を撒きましょう。ステロと電磁波の優先順位は相手の構築次第です。個人的にはステロ優先で後続の襷をケアする動きが良いかな、と考えています。後は先述した動きと同じ様に動きましょう。運が良ければ相手のパーティが瓦解します。
持ち物に関してはアマガの残飯と一生迷っていました。
最速スカーフガブリアス。以上。
技構成は一致高打点の逆鱗と地震、抜群の範囲が広く怯みも狙える岩雪崩、アシレーヌを主眼に置いたフェアリー意識の毒づき。
基本的にスイーパーとして運用していましたが、メガリザードンYへの電気技読みで後投げすることで無償降臨させる事も可能でした。相手の構築に地面の一貫があれば、地震を押しているだけでイージーウィンを取れたこともあります。
また、シンプルに鮫肌が強く、相手の接触技にリスクを付けることができます。ブリジュラスのステロと組み合わせるだけで、相手のサイクルよりも優位に立ちやすくなります。H2振りだけでも大体なんでも1回は耐えてくれる所は、流石主人公と言う他ありません。
メガシンカする事で天候をこちら優位に書き換える事が強みであり、特にバンギラス相手には砂のD上昇をかき消してソーラービームを打てるのが強くありました。ウェザーボールの一致高打点化は言うまでもないでしょう。
ブリジュラスやアーマーガア、アシレーヌといった現環境に多いポケモンに対してゴリ押しで解決出来る貴重な枠だと思います。
5.選出
基本選出は先述の通り、初手メガミミロップにアーマーガアとイダイトウです。
相手の構築を見てこの基本選出の通りが悪いと感じた場合、裏選出として初手ブリジュラスにメガリザードンYとガブリアスの展開(対面……?)の方面へ舵を切ります。
そのどちらも難しい場合、まずは相手の構築全体に対して通りの良いメガ枠(もしくは、相手のメガ枠に対して相性の良いメガ枠)を軸に、スコヴィランやミミロップ、ウルガモス等が見えたらブリジュラスを初手にします。残りの枠はステロが来そうならガブリアス、大丈夫そうならイダイトウを選出します。ただここの基準は結構曖昧で、シーズン後半はガブリアスの素スペックが高いため、選出頻度に偏りが出たかと思います。
この構築はメガ枠のメガシンカの火力と性能、スイーパーの火力に依存しているため、所謂2メガ選出はしません(というか難易度が高くて私には無理でした)。
6.重いポケモン
ス カ ー フ ガ ブ リ ア ス
……です。
ブリジュラスの電磁波によるS操作が無効なため、後発のメガリザードンYが為す術無く倒され、スカーフガブリアス同士の運ゲーに委ねられます。また、メガミミロップよりも上から高火力技を打ってくるので、アーマーガアが削られていると正直かなりキツイです。
7.最後に
ここまで目を通して頂き、誠にありがとうございました。今回作成した構築は基本的にブッパばかりで考察のこの字も生えてないようなものですが、人に頼らず自身の力のみでここまで作成し、独力でマスボ級レート1900まで上がってこれた事にこそ意義があるものだと考えています。
ダブルバトルも同じくマスボ級を目指して無事に到達したため、そちらの構築記事も後日作成予定です。
ポケモン対戦初心者ですが、この記事が見知らぬ誰かに届いて何かしらの切っ掛けになる事があれば、これ以上ない喜びです。