
【トリル&雨】メガジュペッタ軸トリル雨対面構築
こんにちは。Gorochuです。
本記事ではM-3で使用した構築について、シーズンM-Bのトリルパについて考察したことを踏まえながら紹介します。


考察&ポケモン紹介
シーズンM-Bではメガクチートが解禁され、ミミッキュ+メガクチートのトリルパが流行しました。
しかし、この2体以外を用いたトリルパはほとんど存在しておらず、
「トリルパ = ミミッキュ+メガクチート」
という固定概念が染みついている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ミミッキュ+メガクチートの他にも強力なトリルパは作れるのかについて考えてみました。
まずはトリルパの構造について考えます。
トリルパは基本的にはトリル要員とトリルアタッカーに分けられ、トリル要員とはトリルや退場技を安定して撃つことができるポケモン、トリルアタッカーとは限られたトリルターン内に相手をせん滅させられるような高火力を出せるポケモンを指します。
ミミッキュ+メガクチートにおいて、ミミッキュはトリル要員、メガクチートはトリルアタッカーに分類されます。(ミミッキュは命の玉によって自身で火力を出すこともできるので、トリル要員の域を超えた優秀なポケモンでもあります。)
ミミッキュの枠は、ブリムオンやタブンネなど、違う役割を持つ優秀なポケモンが他にもいるのですが、メガクチートの他に優秀なメガシンカがいるのかというと、見つけることができませんでした...トリル下での火力面・耐久面・技範囲を考えると、ほとんどのメガシンカがメガクチートに劣ってしまいます。
そこで、トリルアタッカーの枠を一般ポケモンに任せて、メガシンカはトリル以外の運用をするのはどうかと考えました。
まずはトリルアタッカーに適している一般ポケモンを考えたところ、イダイトウ♂とアシレーヌが挙がりました。
イダイトウ♂の魅力として、メガクチートを超える火力を安定して撃つことができる点が挙がります。呪いのお札威力100お墓参りでさえメガクチートのじゃれつくに少し劣る程度ですので、威力150お墓参りを撃てる状況にすればメガクチート以上の火力を出すことができます。技がすべて命中100である点も、メガクチートにはない魅力です。
次にアシレーヌの魅力を紹介します。アシレーヌはみず・フェアリーの優れた範囲からムーンフォース・うたかたのアリアなどの高火力を押し付けられる点が魅力です。この点と持ち前の耐久,トリルを組み合わせることで、高い対面性能を誇ります。また、ラス1同士限定となりますが、ハイドロカノンで想定外の火力を出せる点も対面性能の高さに拍車をかけます。
次にトリルパに適している立ち回りをとれるメガシンカについて考えたのですが、トリルパは限られたトリルターン内に勝負を決めることが重要であることから、相手のポケモンの数を安定して減らせるような性能を持つメガシンカが適していると考えました。そこで、メガウツボットとメガジュペッタが挙がったのですが、メガウツボットは相手の体力と自身の体力を両方管理する必要があるのに対して、好きなタイミングにみちづれを撃つだけで1・1交換が狙えるメガジュペッタの方が適していると考えました。
ただ1・1交換をするだけでなく、有利対面でポルターガイスト+かげうちで対面突破し、裏のポケモンに対してみちづれを撃ったり、ちょうはつで壁やあくびを防ぐなどの、器用で強力な動きをとることもできます。悪タイプに打点がないため、サザンドラやマスカーニャ,ゲッコウガと対面することが多いのですが、それらのポケモンと1・1交換できれば裏のトリルイダイトウ♂の一貫ができるので、メガジュペッタとイダイトウ♂は以外にも相性が良いです。
また、ブラッキーやオーロンゲなどのイダイトウ♂では対応できないポケモンに対してはアシレーヌが有利であるため、メガジュペッタはアシレーヌとも相性が良いと考えます。
次にトリル要員ですが、以上の3体は対面的なポケモンであることから、ミミッキュが適していると考えました。
以上の4体メガジュペッタ,イダイトウ♂,アシレーヌ,ミミッキュを軸とするトリルパを使っていたのですが、偶然にもトリルアタッカーである2体が水タイプであり、雨と相性が良いのでは?と考えました。そこで、ミミッキュにあまごいを覚えさせて、トリルだけでなく雨も降らせられるようにしました。
しめったいわを持たせることで雨ターンが8ターンになるため、あまごい→トリルで雨とトリルを満遍なく持続させることができます。いのちのたまとじゃれつくが無くなったことにより、火力の重要性が減ったためhbにしました。これによって、いのちのたまいじっぱりミミッキュのシャドークローやいじっぱりメガハッサムのバレットパンチをばけのかわがはがれた後でも確定で耐えることができます。
ミミッキュの雨をさらに活用するためにブリジュラスを、壁構築に対応するためにチャーレムを採用して、本構築が完成しました。
先に紹介した4体では対応するのが難しいギャラドスやドドゲザン,受け構築に強いポケモンとなっています。本構築では手動で雨を降らせる関係上、ペリッパーなどのエレクトロビームブリジュラスを示唆するポケモンがいないため、相手の意識外からエレクトロビームを撃てる点が強力です。たべのこしギャラドスやメガフシギバナの上をとるためにs下降補正はかけていないため、相手の構築や残りポケモンに応じてミミッキュでトリルを展開するかどうかを判断することが大切でした。
当初はこの枠をバリコオルにしていましたが(特性バリアフリーで、場に出たとき壁を解除できる)、初手ではなく裏から出てきた壁要員に対して対応するのが難しかったため、好きなタイミングで壁を破壊でき、かつトリル・かわらわりを警戒されにくいチャーレムに変更しました。このチャーレムはきあいのタスキですが、メガチャーレムはすさまじいパワーを持つポケモンであるため、選出段階でかなりの圧をかけることができたと思います。
イダイトウ♂に関する補足
シーズン最終日にイダイトウ♂の持ち物をカシブの実に変更しました。こうすることで、いのちのたまいじっぱりミミッキュの半ダメシャドークロー+かげうちを約81.6%で耐えたり、のろいのおふだいじっぱりギルガルドの半ダメポルターガイストを確定で耐えたりするため、これらのポケモンがいてもトリルアタッカーとして運用することができます。しかし、持ち物を変更してからカシブの実が活きた試合がほぼなかったため、来シーズン以降に再度試してみようと思います。(カシブの実を持たせるのであればもう少しbに振った方がいいかもしれません。)

話は変わりますが、イダイトウ♂のみがわりの強力さについて説明します。
本構築は対面的であるため、クイックターンの重要性が他の構築に比べて低く、代わりとしてみがわりを採用しました。あくびやおにび,ふいうちをすかすのに有効な技ですが、本構築ではそれらに加えて、ミミッキュののろいのダメージを稼ぐ、マスカーニャ,ゲッコウガの悪技をみがわりで受けて、悪単タイプにしてから等倍ウェーブタックルで攻撃するなどの、トリルミミッキュと組み合わせることで多彩で強力な使い方が生まれます。
選出
メガジュペッタ+ミミッキュ+(イダイトウ♂orアシレーヌorブリジュラス)
最も基本的な選出です。
初手メガジュペッタで相手を倒し、その後ミミッキュのトリル・あまごい・のろいでサポートし、最後にイダイトウ♂,アシレーヌ,ブリジュラスの誰かを通すという動きをとります。
相手が壁構築である場合はミミッキュの枠をチャーレムに変更し、トリル・かわらわりでサポートします。
ミミッキュ+ブリジュラス+(イダイトウ♂orアシレーヌ)
メガジュペッタがささっていない場合の選出です。
この選出をする試合はエレクトロビームブリジュラスを通すことが重要であることが多いため、
(初手アシレーヌ)→{ミミッキュであまごい(場合によってはトリルも)} →(ブリジュラス)
{初手ミミッキュであまごい(場合によってはトリルも)} →(ブリジュラス)→(イダイトウ)
のように、ミミッキュがブリジュラスをサポートし、イダイトウ♂もしくはアシレーヌがそれを援助することが重要です。
最後に
今シーズンを通して、一般ポケモンをトリルアタッカーとして運用することは強力であると実感することができました。シーズンM-Bでいのちのたまが登場したことに加え、後にこだわりハチマキ・メガネが解禁されるのを考えると、持ち物枠がある一般ポケモンはメガシンカかそれ以上の火力を出すことができます。さらに、ガチグマ,ウオノラゴンなどのまだ解禁されていない強力な一般(?)ポケモンも存在するため、一般ポケモンをトリルアタッカーとして運用することは現環境だけでなく今後も有効であると考えます。
また、一般ポケモンをトリルアタッカーにすることでメガシンカポケモンがトリルアタッカーをサポートする選択肢も生まれるため、メガチリーンやメガヤドランなどの今はまだ注目されていないトリル要員が活躍することも期待できます。
話は変わりますが、今回使用したあまごいミミッキュのように、トリルと他の要素(天候,壁など)を組み合わせることで得られる力も今回知ることができました。しめったいわやひかりのねんどなどのターン延長アイテムが解禁されたことによって、ターン制限のある要素を複数運用しやすくなり、自分の動きを強く相手に押し付けられる可能性が高まりました。
シーズンM-3では以上の学びを得ることができたため、これからのトリルパに対する考察に役立てようと思います。

トリックルーム構築をよく使用しています。