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【ダブルM-1】トリル+コータスバナ【最終212位レート2481】


はじめに

ダブルバトルでシーズンM-1チャンピオン級を達成することができました。

備忘録として構築記事を書いてみます。

自分は過去の実績も無く、ランクマに本気で潜るのは初めてでした。

経験が少ない自分でも勝てたので、本構築は誰でも扱いやすいものになっているはずです。


特に、基本選出4体で同じ動きを繰り返すだけで

  • リザY,フラエッテなどの特殊全体高火力メガ

  • エルフーン,プテラ,ファイアローの追い風要員

  • オオニューラ,ガブリアス,ドドゲザン,イダイトウ,ニンフィアから残り

で組まれた環境のリザ,フラエッテ軸スタン構築には、勝率8割ほどありました。


天候とトリルという分かりやすく強いギミックが2つ入った構築になっており、選出パターンも単純です。

ダブル布教の一助となれば幸いです。


目次

  1. 構築経緯

  2. 選出と基本の立ち回り

  3. ランクマッチの考え方

  4. 採用ポケモン


構築経緯

経験が少ない自分が、本当に強い最上位勢に対し付け焼き刃でどう勝つか。

以下の4つが必要な要素と考え、出発点とすることにした。

  • 択が発生しにくく押し得になる全体技

  • 選出択が発生しにくい強い基本選出

  • 相手の選出や択を読みやすくする誘導

  • 初手の出し負けや試合中の択負けに対する誤魔化し性能

これらを満たす手段として、

  • トリル下で迷わず選択できるコータスの噴火

  • トリル要員+コータス+低速メガ+1の選出

  • 上記を誘導とした真の基本選出

  • 高速ポケモンによる雪崩怯みと催眠

を構築に組み込んだ。


選出と基本の立ち回り

この構築のトリルはあくまで選出段階の圧力であり、基本選出を通すための誘導。

基本選出

先発:コータス+フシギバナ

後発:プテラ+ガオガエン


リザYやフラエッテ軸のスタン構築にはこの選出。

トリル軸が初手ドドゲザンを強烈に誘うので、コータス初手置きで出し勝ちできることがかなり多く、安定して相手を削ることができる。

ドゲザンと合わせてコータスを倒せる並びのときは、逆にドドゲザンが突っ込んでくるチャンス。

横を眠らせてアドを稼ぎにいく。

ここで眠り粉を信じて強気にコータスで突っ込むのがこの構築を強く使うコツ。


先発で削ってメガプテラの雪崩圏内に入れていけば詰めていける。

ガエンは

  • 数を減らして威嚇解除できないようにしてから出して詰める

  • 晴れターン管理のためにサイクル利用

  • 確定起きの1ターン前に出しておいて猫騙しから眠りループを狙う

など、使い道が多く、火力振りで攻撃技4つのため、アタッカーとしても腐りにくい。


トリル選出

  • 先発キリンが集中を耐えそうな場合

先発:リキキリン+ケケンカニ

後発:コータス+ガオガエン

  • 先発キリンが耐えなさそうな場合

先発:リキキリン+ガオガエン

後発:ケケンカニ+コータス


リキキリンが耐えそうかどうかで猫騙しの要否を考えて先発を決める。

相手が天候パのときにこちらの選出をすることが多い。

ケケンカニはトリル前の後攻ドレパン+トリル後の先制ドレパンで大量に回復できるので先発できると良い。


その他の選出

先発:リキキリン+ケケンカニ

後発:コータス+フシギバナ


バナとケケンカニ双方が刺さる試合ではトリル晴れ同時選出をする。

フェアリーやミロカロスを含む相手にトリルを刺したいときはコレ。

トリルが切れたタイミングでもイダイトウに強いバナを投げられる点も強み。


先発:コータス+フシギバナ

後発:ケケンカニ+ガオガエン


カメックスとブリジュラスが共存する場合はこの選出をするときがある。

基本選出で重いブリをケケンカニ、トリル選出で重いカメックスをバナで見る。

重い相手は無理に交代で対応せず、眠らせて一旦無視し、横から数を減らしていくことで相手の交代択を無くして立ち回るようにしていた。


ランクマッチの考え方

「雪崩と催眠で本当に誤魔化せるの?」

という疑問があるかもしれない。

「それって運ゲーじゃない?」


ランクマッチは大会と違って時間が許す限り何百戦も潜ることができる。

つまり確率が収束するまで潜り続ければ確率通りの勝率が出せる

眠り粉を外しても、また当たるまで潜れば良いのである。

この考え方を持てば雪崩も熱風も撃たない理由が無く、命中9割の技は採用し得と言える。


もちろん、当たれば確定勝ちというわけではない。

しかし、プレイング関係なく確率で勝ちが近づくなら、上位勢に対してこんなに簡単な勝率アップ方法はほかに無いと考えた。


ただし、大会出る際や一桁順位を目指す場合など、環境や目的が変わって負けられない思考になると構築は変わる

あくまで、本構築は実力差がある相手にも勝率を一定以上確保しつつ、ランクマでチャンピオン級を目指すためのものになっている。


採用ポケモン

上からの催眠であらゆる出し負けを無かったことにできるカエル。

コータスの日照りによって、1ターン目から高速で眠り粉を撃ちにいける。

トリル警戒で追い風を初手に置かないことが多いため、ほとんどの試合で最初に動く。

コータスに1回でも多く熱風を撃たせるのが仕事

エナジーボールの技枠は採用率上は大地の力が多いが、横には基本的に炎タイプがいるので、鋼相手より水相手を意識しての草技採用。

行動回数が眠り粉による有利展開に直結するためタスキを持たせた。

相手目線、横のコータスによる圧力が高く、バナが集中されることが少ないため生きる機会がとても多かった。

Bは陽気ガブの地震を最大乱数2連以外耐え調整。

横がコータスで撃たれることが多かったので振ってみた。

最終日付近の上位ガブは意地も多く、CSぶっぱで良かったかもしれない。

半減でも無理やり削れるド火力かめ。

晴れ展開要員かつ全体火力要員。

トリル下で環境最速だが、トリル無しでも横の眠り粉と自前の耐久のおかげでだいたい2,3回は熱風を撃てる。

  • 先発でドドゲザンを倒せると裏のメガプテラの通りが良くなる。

  • フラエッテ,ニンフィア,サナに熱風1回で横のバナのヘド爆圏内に入る。

  • ガブ,リザなどの半減相手でもほとんどは熱風3確が取れている。

  • 特殊炎打点でブリジュラスを大きく削れる

など、熱風を撃っているだけで強力な仕事ができる

環境最速から雪崩怯み46.71%を狙える凶悪な翼竜。

リザガブの並びに滅法強く、このポケモンのおかげでリザY構築に爆勝ちできた。

前述の通り追い風要員を呼びにくい構築なので、スカーフ持ち以外に上を取られることがほとんどなく、スイーパーとして仕事できることが多い

晴れや威嚇のおかげでイダイトウのアクジェに縛られにくいことも動きやすさを助けている。

構築が相手のメガプテラを呼ぶので、ミラー意識で最速。

実際に上から雪崩で勝った試合も多かった。

技範囲と割と高めの攻撃力で広く殴れるプロレスラーねこ

コータスの晴れと合わせることで、受けの印象から意識外の超火力フレドラで1体持っていける。

晴れ+威嚇+悪耐性でイダイトウを前にも動きやすく、DDラリアットで倒せるのも強み。

基本選出でもトリル選出でもアタッカーとして張れるよう攻撃特化にした。

ドドゲザンの負けん気を発動させてしまっても晴れフレドラでH32が低乱数1発なので、プテラの雪崩やバナのエナボ1発でも削っておくと確定で倒せる。

インファイトはミラー,雨下のブリ,バンギくらいにしか押さないので好みの枠。ブリも持久力発動しているならDDで良くなる。

S下降補正2振りは、トリル下リキキリンの下を取って日本晴れ後フレドラをするため。天候奪取と手助けの両立ができる。

オオニューラに出すとプテラが上を取られてしまうことには注意。

最強の拳を手に入れた重戦車かに。

アイスハンマーの威力はリザYが無振りなら確定1発にしてしまうトンデモ威力。(リザにはプテラ出すけど)

メインは選出画面でキリン,コータスと並べてトリルを意識させるための誘導枠

相手が2メガ構築でもリザとフラエッテを強烈に呼ぶので、構築にいるだけで十分な役割を果たしてくれた

それでもバンドリなど相手にトリル選出をすると大暴れしてくれる。

基本選出で重い雨ブリジュラスにマシなトリルメガアタッカーなら何でも良かったが、ほかに使用感が良いポケモンがボスゴドラくらいしかいなかった。

ボスゴドラと比較して対ヤバソチャ性能でこちらを選んだという経緯。ボスゴドラだとフラエッテが逃げてしまうことも大きい。

雷パンチもペリッパー意識。ただ、暴風を当てられると普通に負けるので、晴らして誘って交代先に当てにいくくらいの工夫が要る。キツイ。

抜群範囲が広く、刺さっている試合ではかなりヘイトを溜めるので、結果横のコータスが暴れたりする

初手で守るときはあえてメガしないで威嚇無効の怪力鋏を維持することも。ただし、次ターンが交代ならメガして耐久を上げておきたいこともあり、場合によって使い分けが必要。

トリル始動要員で晴れ要員にもなれるキリン。

交代や悪戯心の後から晴らすことができるため、ペリ交換やヤミラミの雨乞いを読めると強い。

トリル後にあまり居座ると、火力不足で5ターンが流れてアドが取りきれないことも。
トリル構築の難しさを感じた。

技を手助けにすることで耐久振りの理由を付けたが、ここが火力不足の原因となっている。

耐久調整は特化黒い眼鏡ドゲザン確定耐えをそのまま使ったが、ドドゲザンはみんなヨプな上にナモを持たせたことで意味が無いものになった。

良い調整が分からなかったので最後までこのまま使ったが、もっと良い振り方がありそう。


最後に

良くも悪くも相性関係がハッキリした構築となりました。

そういった意味では環境読みの結果の順位だったとも言えると思います。

リザフラエッテが最後までトップメタだったことで好成績を収めることができましたが、雨はキツく、環境の推移次第で立ち位置は変わりそうです。

また、立ち回りで晴れやトリル,眠りターンを上手く流してくる相手には苦戦しました。


ここから上を目指すには

  • 不利が発生しにくい構築力

  • 不利を返すプレイング力

が必要なのだと痛感しました。


さらなる高順位を目指して努力していきたいと思います。

次シーズンの目標は二桁かな。


拙い文章をここまで読んでいただき、ありがとうございました。