
【シングルMA-1】進撃のブリドヒバンギ【最終レート2402】
はじめに
初めまして、こんにちは。ふゆいと申す者です。
今回はポケモンチャンピオンズのMA-1において、上記の成績を残すことができましたので、備忘録も兼ねて構築記事を書かせていただきました。
今後の受けループライフの参考に少しでもなれると幸いです。
結果

目標レートを達成できて嬉しいです。平日もしっかり時間取れるようにして来期は三桁も狙いたい。
構築経緯
初めてのメガシンカ環境ということで最初は嫁ポケのメガカメックスを軸にした構築を使っていたが、展開構築があまりに下手すぎたためマスターまで上げたところで断念。最初のシーズンということで情報もなく、対応できる人も少ないだろうと思い、昔から使い慣れている純正受けループを使用することにした。
まず、今作の純正受けループを使うに当たり、軸となるメガシンカを選ぶ必要がある。
その中でも草タイプの枠が特にメガシンカを必須とするであろうと考え、以下の三種類をそれぞれ試すことにした。
メガメガニウム
⇒今作から新規登場したメガシンカ。特性「メガソーラー」によってすべての技に晴れ補正をのせることができるため、ソラビやウェザボ、光合成を強く使うことができる。特有のタイプ受けをしつつ、受け構築が苦手とする「カバルドン」や「アーマーガア」に強く圧をかけることができるものの、メジャーなメガシンカエースに軒並み弱いこともあり、今回は不採用。
メガフシギバナ
⇒特性「あついしぼう」によって炎と氷を半減させるため、広い範囲の攻撃を等倍で受けることができる。受け構築の天敵である「メガゲンガー」に有利なポケモンであり、候補の中では圧倒的な誤魔化し性能を誇るが、後述する「ドヒドイデ」と役割が被りがちな点、受け対策に出される「アーマーガア」に手も足も出ない点から不採用。
メガブリガロン
⇒こちらも今作から登場した新メガシンカ。B種族値172という圧倒的な物理耐久と、タイプ一致補正から繰り出される「ボディプレス」が強力。「ドヒドイデ」とのタイプ相性も良く、受けるのが難しい「イダイトウ」を後出しから受け切ることができるのも魅力である。物理受けながらも「ブリジュラス」に強い点などもあり、今回の軸に採用した。
残りの五体に関しては、以下理由によりそれぞれ採用。
ドヒドイデ
⇒特性「さいせいりょく」によりサイクル性能が高く、優秀なタイプと数値から物理・特殊両方での誤魔化しが効く受け構築の要。軸としている「ブリガロン」との相性補完が良く、環境に蔓延していた「メガリザードンY」や「メガフラエッテ」、「メガミミロップ」に強く出られるのが強みとして挙げられる。一般ポケモンにも強く動けることが多く、三点交換時のクッションとしても強いなどの理由から採用。
バンギラス
⇒タイプ自体は弱点だらけなものの、特性「すなおこし」により圧倒的な特殊耐久を誇ることができる600族。「マフォクシー」や「ゲンガー」、「リザードン」にタイプ的に強く、「ステルスロック」でのサイクル阻害も優秀。上記のブリドヒが苦手としているエスパーや飛行を止めることができるのも偉い。あらゆる方面から「きあいだま」が飛んでくるので油断はできないが、このポケモンにしかできないタイプ受け性能を買って採用。
メガヤドラン
⇒高い物理耐久と受けポケモンらしからぬ特殊攻撃の高さによって相手に圧をかけられることが強み。独特なタイプと特性「さいせいりょく」によって唯一「メガスターミー」を受け切ることができる。序盤はあまり数がいなかったが、中盤あたりから環境の一角として爆増してしまったため、補完枠として採用。起点作り「ガブリアス」への明確な対策としても優秀であり、今シーズン最も信頼していたポケモンでもある。
ヤドキング(ガラルのすがた)
⇒特殊フェアリー勢を強く意識した採用枠。現代の「ゼルネアス」とも言われる「メガフラエッテ」を受け出しからほぼ完封することができる唯一のポケモン。「めいそう」を積むことでタイプ上不利な「ゲンガー」を返り討ちにすることもできる。詰め性能と高いサイクル性能から採用。
カバルドン
⇒最後に採用した補完枠。そもそもの採用理由は対雨パだったが、ガブゲンガーの並びに対して初手出しが安定する点もかなり偉い。物理耐久が素で高いため両受けもでき、「ステルスロック」でのサイクル阻害もできるのが優秀などといったこのポケモンにしかない強みもあり採用。
個体紹介
ブリガロン

メガブリガロン @ ブリガロナイト
特性: ぼうだん(ぼうだん)
能力補正: わんぱく
195(32)-159(2)-246(32)-84-135-64
ボディプレス / じしん / てっぺき / こうごうせい
今作から新たにメガシンカをもらったカロス御三家。元々高かった物理耐久がメガシンカによりバケモノ級まで引き上げられた。特殊耐久も伸びているためシンプルに対面性能が高く、タイプ一致ボディプレスで並大抵の受け出しも許さない。
一度「てっぺき」を積んでしまえば抜群技すら受け切ってしまう。「オオニューラ」の「フェイタルクロ―」がそもそも4割前後しか入らないとか、「ガブリアス」の「つるぎのまい」に受け出しから受かるとか意味の分からない物理耐久をしている。使用感が近いのは格闘テラス「クレベース」だろうか。
特性「ぼうだん」も優秀で、「ブリガロン」に打点がない「フシギバナ」や「ギルガルド」もたまにいてガン起点にできたこともあった。裏の「バンギラス」で牽制しつつ「きあいだま」を受けて居座り「じしん」とかも何度も通していた。オンリーワンな性能。
技構成はタイプ一致であり物理受けとしての役割と相性がいい「ボディプレス」。裏から出てくる「ゲンガー」や「マフォクシー」などに圧をかけられる「じしん」。物理受けとしての遂行技でありボディプの威力を上げる「てっぺき」と回復技である「こうごうせい」で完結していた。変えるとするならば「じしん」の枠を「はたきおとす」にする場合だが、受け出し「ゲンガー」を落とせなかったりメガシンカポケモンへの打点の低さから技候補からは除外した。
主な役割対象は物理全般だが、特に「イダイトウ」に対して強いポケモンであるのが今シーズンはの強みである。威力150「おはかまいり」を受けられる汎用性の高い物理受けとして高い信頼を誇っていた。
見た目もイカしており、性能も好みど真ん中なためチャンピオンズからめちゃくちゃ好きになったポケモンである。最高のポケモン。
ドヒドイデ

ドヒドイデ
特性: さいせいりょく
能力補正: わんぱく
157(32)-83-220(28)-65-168(6)-55
どくづき / アクアブレイク / くろいきり / じこさいせい
受けループと言えばこいつ、と言っても過言ではないポケモン。物理・特殊耐久が共に高く、「くろいきり」での積みも許さない圧倒的受け性能は他の追随を許さない。今作でも無事に内定してくれたため、受けループのいぶし銀として大活躍してくれた。
技構成は結構特殊なラインナップかもしれない。身代わりを何度も置かれたり、TODが引き分け扱いになってしまう謎システムもあったり、で割と攻撃的な技構成になっている。
「フラエッテ」や「アシレーヌ」への打点となる「どくづき」に「ソウブレイズ」や「ウルガモス」を倒せる「アクアブレイク」。積み対策の「くろいきり」と回復技である「じこさいせい」を採用技とした。攻撃的なドヒドイデは環境的にも珍しいのか、対面で積み起点にしてこようとする「アシレーヌ」や「ウルガモス」を何度も屠ってきた。TODが存在しないため遂行速度を上げる必要があり、少しでも相手の体力を削っていけるよう積極的に攻撃することにも気を付けていた。
また、世間的に話題にもなっていた「持ち物なし」である。「ギルガルド」や「ソウブレイズ」の「ポルターガイスト」をケアするための処置であるが、シーズン通して刺さっていたように思える。相手視点持ち物なしが透けていてもポルガイを撃たないわけにもいかないため、結果的に1ターンを丸々もらえることがかなり多かった。歪んだ環境である。
当初は「フラエッテ」や「リザードン」意識でHDで使用していたものの、構築単位で「ミミッキュ」がありえない程重いという欠点を解消できなかったため、残り三日間だけHBに変更していた。正直どっちでもいいとは思うものの、「ミミッキュ」にビビらなくてよくなったのは良かった。
バンギラス

バンギラス @ ラムのみ
特性: すなおこし
能力補正: しんちょう
207(32)-156(2)-130-103-167(32)-81
ロックブラスト / はたきおとす / ステルスロック / ねむる
全身弱点ポケモン。今シーズンはそれがかなり顕著に出ており、気を抜くとあらゆる対面で出オチしていた。
全「マフォクシー」と「ゲンガー」がバンギ出しを警戒して「きあいだま」を撃ってきており、まともに生き残った試しがない。そのため一度不利ポケモンで揺さぶりをかけた上で投げるというプレイングを余儀なくされていた。ただ「バンギラス」にしか遂行できない役割も確かに存在していたため、「カビゴン」では代用できないと考え最後まで構築に入っていた。
技構成は身代わりに強く、襷も貫通できる「ロックブラスト」に持ち物を落とすことができる汎用性の高さが魅力な「はたきおとす」。サイクル阻害の「ステルスロック」に、回復技の「ねむる」を採用した。
ちなみにロクブラは一生外すし当てても2発だしで一時期「パワージェム」を採用していたものの、役割対象の炎特殊が軒並み特防が高く、全く倒せないという本末転倒展開に陥ったため泣く泣く命中不安を振り回す羽目に。悪技は耐久振り「ゲンガー」を倒せる「しっぺがえし」だったり「ラウドボーン」意識の「あくのはどう」、別タイプかつ「キラフロル」への打点になる「じしん」を採用していた時期もあったが、正直何でもよかったと思う。
持ち物は状態異常に強く、回復技の「ねむる」とも相性の良い「ラムのみ」を採用した。「カゴのみ」でない理由としては、環境で多い鬼火「ゲンガー」を対面から理解らせるためと、「ラウドボーン」への圧力の為。もう一つは「キラフロル」の毒菱を一回踏んでも誤魔化せるためである。結構活きた。
技外しと出オチで一番足を引っ張っていたと思える枠だが、なんだかんだ頑張る時は頑張っていたのでお茶目だなと思うことにした。ホンマにお疲れ様。
ヤドラン

メガヤドラン @ ヤドランナイト
特性: シェルアーマー(さいせいりょく)
能力補正: ずぶとい
201(31)-85-255(32)-153(3)-100-50
ねっとう / れいとうビーム / かえんほうしゃ / なまける
スーパーベイブレードヤドラン。今作ではイカれた性能を誇る「メガスターミー」を唯一受けられる固有の性能を買って受けループへ飛び込んできた。耐久だけでなく攻撃性能も高いため、相手の受け出しにかなり圧をかけられるのがTOD廃止の状況では非常にありがたかった。
技構成はタイプ一致で高い火力を出しつつ、火傷で物理アタッカーの機能停止を狙える「ねっとう」。主に「ガブリアス」の処理を早めるための「れいとうビーム」に、鋼タイプへの役割破壊技である「かえんほうしゃ」。回復技の「なまける」を採用した。
他候補としては相手の積みに対抗する「てっぺき」や、「ゲンガー」出しに撃てる「サイコショック」、起点回避として優秀な「あくび」などがある。「かえんほうしゃ」の枠をそこに変えてもいいなとは思ったが、TOD回避のためにはより広い範囲の打点を持つ必要があると考えたため今回は不採用とした。
今作では「ゴツゴツメット」が未内定のため火力増強アイテムとしてメガストーンを持たせている。耐久を不意に上げたい時もあったため、結構役に立ってくれた。メガをしてもしなくても役割対象に対して仕事をしてくれるのは本当に偉い。
補完枠としての採用だったが、「スターミー」の爆増とステまき「ガブリアス」の隆盛によって終盤の選出率は後述のヤドキングと合わせてトップクラスだったように思える。このポケモンがいなければ2400を取れなかったと思う。ダイカンシャ。
ヤドキング(ガラルのすがた)

ヤドキング(ガラル) @ たべのこし
特性: さいせいりょく
能力補正: おだやか
201(31)-76-100-133(3)-178(32)-50
サイコショック / かえんほうしゃ / めいそう / なまける
受けミラーやフェアリーに対して明確に強いポケモン。今作では 「フラエッテ」絶対倒すマンとして暗躍してくれた。シーズン後半は「フラエッテ」に「サイコキネシス」が標準搭載となっており、「ドヒドイデ」で受けることが不可能となっていたため、相手の構築に「フラエッテ」が見えた瞬間に選出されていた。「めいそう」を採用することで特殊全般を誤魔化すことができ、「サイコショック」で特殊の積み合いにも強いためかなり安定して役割を遂行してくれていたと思う。
技構成は特殊での打ち合いに強い「サイコショック」に鋼への打点となる「かえんほうしゃ」。相手の積みに対抗しつつ詰めの一手にもなる「めいそう」と回復技の「なまける」とした。
他候補として受け出し「ガブリアス」や「カバルドン」を牽制できる「れいとうビーム」やフェアリーへのシンプル打点となる「ヘドロばくだん」が挙げられるものの、優先度を上げて採用するほどではないと判断した。
早くぬいぐるみ販売してください。
カバルドン

カバルドン @ オボンのみ
特性: すなおこし
能力補正: しんちょう
215(32)-134(2)-138-79-136(32)-67
じしん / こおりのキバ / ステルスロック / なまける
知人のアドバイスで最後に構築に入ってきた対雨パ決戦兵器。雨パ対策なのに水抜群なのマジ?と思われるが、雨パの「ブリジュラス」を明確に受けられるポケモンがこのポケモンしか存在しなかった。
雨下の「エレクトロビーム」に対してこのポケモンを投げることでチャージ踏み倒しを無効にし、地面タイプなのでその後の発射も無かったことにできる。1ターンを実質無料でもらえるために「じしん」での削りや「ステルスロック」での圧をかけることも可能。かなり革命的だと思った。このポケモンを採用してから雨パに3-4回ほど当たったが、上記の動きで降参されることも多く、救世主となってくれた。
また、副産物として「ガブリアス」と「ゲンガー」の双方にも強いため、流行りのガブゲンガーに対して初手置きが安定するのもかなりありがたい。さすがに耐久振り「ガブリアス」には「こおりのキバ」が四割程度しか入らないものの、こちらも「ステルスロック」を撒けるのである程度抗える。終盤の採用率はシビルドン昇りだった。
技構成は安定打点の「じしん」に浮いているポケモンへの打点となる「こおりのキバ」。サイクルで有利を取るための「ステルスロック」に回復技の「なまける」。
飛行への打点がないだろうと甘えた居座りをしてくる数多のラム「カイリュー」を屠ってきた立役者。本当にありがとう。
※番外編
グライオン

グライオン @ たべのこし
特性: ポイズンヒール
能力補正: ようき
181(31)-121(6)-145-58-113(18)-138(11)
じしん / どくどく / みがわり / まもる
2300に乗るまで使っていた対ブラガブゲン決戦兵器。昆布ブリジュラスにも身代わりから入ることで「ほえる」非所持であれば起点にできる。受けにウキウキで出てくる腐食「キラフロル」にめっぽう強く、「ゲンガー」にも対面有利で、「ブラッキー」がシンクロであってもポイヒ発動を誘発できるためカモにできると至れりつくせりだった。
雨パの隆盛とアーマーガアの増加に伴いカバルドンに枠を譲ってしまったが、最終盤は雨パがいなかったこととガブゲンがきつすぎたことを考えると再雇用すべきだったと後悔している。こいつを最後まで使っていればもっとスムーズにレート上げられていた気はする。
調整意図は「H:奇数。A:H12振りメガゲンガー地震確1。D:ゲンガー意識の余り振り。S:準速ブリジュラス抜き」。Bが元から高いためドラテで身代わりが割れないのも偉く、受けループ全体できつい「カバルドン」に対しても「身代わり」から入ることでガン起点にできるのが良かった。
来期の最初はこのポケモンを使うところから始めようと固く誓った。
苦手なポケモン
メガゲンガー
ステロまきびしガブリアス
エルレイド
ダイケンキ(ヒスイのすがた)
メガエアームド
カビゴン(地割れ搭載型)
ラウドボーン
バトルチーム

スペシャルサンクス
受けループを使っている同志の方々
シーズン通して相談に乗ってくれた海道くん
カバルドンを教えてくれたはぎもん
僕の二倍くらい対戦しまくっている妻氏
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受けルーパー専用のDiscordサーバーを運営中です。
チャンピオンズで受け構築を頑張りたいって人は誰でも大歓迎ですので、興味のある方がいたらtwitterのDMまでご連絡いただけると嬉しいです。
おわりに
ポケモン対戦特化ゲームということで数年ぶりに復帰し、初めてのメガシンカ環境をめちゃくちゃエンジョイできました。激しいインフレ環境とTOD引き分けシステムとかいうこの世の終わりみたいな謎仕様にかなり苦しめられましたが、最終的には納得のいく結果を残せてよかったです。最終三桁を達成できなかったものの、そこは今後頑張っていければなと思います。
なんかSVのS1も似たような順位だった気がしますが、ちょっと人数違いすぎるのでヨシとします。純正受けループで2400達成できたことが何より嬉しいです。六匹のポケモン達には本当に感謝しています。
あとこれは別件ですが、この構築で2026/05/09に開催された銀月記でTop8に入ることもできました。オフ大会で結果残せると実力を実感できて嬉しいです。
来シーズンもマイペースに頑張ろうと思っていますので、これからもよろしくお願いします!