
【チャンピオンズシングルM-3 最終23位 バイバイレイニー】
はじめにみなさんどうもこんにちは。ふとんです。
この度はチャンピオンズシーズンM-3において最終23位という成績を収めることができましたので、シーズンM-1振りに筆を取りました。
雨パをコンセプトとし、個人的には納得のいく完成度の構築を組むことができましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
それではどうぞ!
結果
チームID

コンセプト・ペリッパー×メガラグラージによる超パワーの押し付け。
・相手の天候始動要員(カバルドン・アローラキュウコン・リザードンY)にテンポを取らせずに勝つ。
・耐久振り襷ガブリアスを軸とし、再現性の高いゲームメイクをする。
構築経緯以前から、わかりやすくパワーの出る雨パを使用してみたいと考えていた。
今回、シーズンM-3で新たに天候エースとしてメガラグラージが解禁されたので、天候始動要員のペリッパーと組ませ、これを軸とし構築を考えていくことにした。
残りの枠だが、
・雨と相性が良く、ペリラグが明確に苦手なマスカーニャ・ギャラドスに強いエレクトロビームブリジュラス
・メガラグラージが出せないアローラキュウコン展開に強く、苦手な炎タイプに対しては雨で補完がとれているメガメタグロス
・メガゲンガー、メガライチュウY、リザードンY入りへの活躍が見込め、雨選出でやや厳しいガブリアスやブリジュラスが初手にきても安定した試合展開ができる耐久振り襷ステロドラテガブリアス
ここまではすんなり決まった。
残る課題は
①ペリッパー、ブリジュラスの型
②メガラグラージの型
③メガメタグロスの型
④最後の補完枠
であったので、色々試しながら考えていくことにした。
①レート2200くらいまではペリッパーを耐久振りオボンor湿った岩、ブリジュラスを頑丈×こだわりスカーフで採用していた。
しかしこの形が当時あまりにもテンプレだったせいか、一点読み行動をされたりそもそもスカーフブリジュラスが一貫せず動かしにくい印象であった。
また、エレクトロビームを強く活かすのであればやはりブリジュラスは打ち分けできた方がいいと考えた。
以上のことからまずブリジュラスをたべのこし×持久力の型に変更。
ブリジュラスからスカーフを取り上げたことでパーティ全体の初速が落ちてしまったため、このスカーフをペリッパーに持たせてみた。これが全くケアされないかつ、最速ゲッコウガまでの中速ポケモンへの相手視点では見えにくいスイープ役となれる点が気に入り、そのまま採用した。
②メガクチートやドドゲザンなどが不意打ちで処理してくる際に一番アドバンテージが取れるビルドアップ+水地面氷or毒3ウェポンの型を終盤まで使用していたが、最終的にはガブリアスのステルスロック、スカーフペリッパーと合わせてリザードンYに確実に勝つために守るを採用した。
③サイコファングメガメタグロスはアローラキュウコンへの回答にはなるが、サイコファングの一貫を悪タイプで切られると厳しいため格闘打点を持たせるのが良いと思った。
また、ブリジュラスがいるとはいえ重いギャラドスには抗える型である必要があると考えたので、できれば雷パンチも採用したい。
だがフルアタにすると一緒に組まれがちなバシャーモに勝つのが厳しい。
以上を踏まえ、有象無象の物理までまとめて詰ませられる鉄壁+ボディプレスを使用してみたところこれがアロキュウ入りに限らず展開次第で2〜3タテを量産するほどの凄まじいパワーを持っていたので、そのまま採用した。
④最後の補完枠に求める条件は下記の通り。
・ペリラグに依存せずカバルドン展開に有利を取れる
・ラグラージを出さずにギルガルド、サーフゴー+メガカイリューに抗うことができる
・カメックス、アシレーヌ、水ロトム、イダイトウと言った水タイプのポケモンに強い
・メガニウム(草分け以外)に抗える
これを満たすのはいのちのたまトリプルアクセルマスカーニャしかいなかったため、これを採用した。
以上で構築が完成した。

個体紹介<調整意図>
S:最速ゲッコウガまで抜けるため最速
火力意識でC振り切り
メガマフォクシーのサイコキネシスの乱数意識であまりH(臆病サイコキネシス:81.2%で耐え)
構築の核
オボンのみや湿った岩を持たせてクッション運用する型が一般的であるため、火力があるかつ速いペリッパーはケアされにくく、こちら視点での勝ち筋を作りやすい点が非常に強力だった。
具体的には、
・HP1のガブリアスと地震+さめはだで削れたメガメタグロスが対面している時に、バレットパンチに引きながら上から縛れる。その後ペリッパーが起点になりそうであればガブリアスを切って3体目に選出しているメガラグラージを展開できる
・こだわりスカーフ以外の初手頑丈ブリジュラスに対し、上からとんぼがえり+メガラグラージ着地という動きができる。
・リザードンY入りへの見えない回答。後述のまもるラグラージを組み合わせることで晴れ展開に怯えずこちらの雨選出を通して行くことができる。
など。
最速122族(このあたりはメガルカリオ、メガスターミー、準速メガゲンガー、準速メガミミロップ、ゲッコウガがいる)までなら上から動くことができる。
HBアーマーガアが受からない「ウェザーボール」
必中一致高火力「ぼうふう」
砂や雪も怖くない「なみのり」
逃げの一手「とんぼがえり」
れいとうビームが欲しい場面はなかった。
メガライチュウやメガマフォクシー、ドラパルトなどははさすがに抜けない為注意が必要。
MVP。
<調整意図>
S:雨下で準速スカーフガブリアス抜き抜き
(元は抜きで止めていたが最速ちょうのまいビビヨンと同速になる為さらに+1)
ペリッパーのとんぼがえり+地震でH2振りブリジュラス確定
総大将×1 特化くろいメガネドドゲザンの+2不意打ちを93.7%で耐え
特化サザンドラ/ブリジュラスの流星群⇨-2流星群を93.7%で耐え
※シーズン中はH189-B132の調整でしたが、H振り切りのほうが効率が良いと気づいたためレンタルチームもこちらの調整にしています
雨エース①
序盤から対策されているポケモンであり適当に選出しても満足に勝たせてくれるポケモンではなかったが、きちんと選出する場面を見極められればしっかりと活躍してくれた。
選出画面での圧力も凄まじく、天候始動要員がいればほとんど必ず出てくる為、それを前提として自然に試合プランを組みやすくなるのがとても好みであった。
最大火力「ウェーブタックル」
安定一致打点「じしん」
ドラゴンに強い「れいとうパンチ」
一旦様子見「まもる」
少し珍しい「まもる」だが、これはリザードンYがまだメガ進化していないターンにラグラージが対面してしまった際、「守るをしてからスカーフぺリッパーに引く」ことでリザY展開への回答になる。
選出率は残念ながらそこまで高くはなかったが、最終日は鉄壁メガエアームドを急所で吹き飛ばしたり、珠ミミッキュの+4かげうち急所を耐えて勝ったりととても活躍してくれた。
最高のポケモン。
<調整意図>
S:準速ブリジュラス抜き
+1エレクトロビームでH1メガギャラドスを93.7%で落とす
陽気+1メガギャラドスの地震93.7%耐え
特化ガブリアスの地震確定耐え
臆病ブリジュラスのりゅうせいぐん93.7%耐え
雨エース②
雨パはマスカーニャが絶対に重くなるのでほぼ必須級で入ってくるポケモン。
雨下のエレクトロビーム持久力ブリジュラスはマスカーニャやアーマーガアのとんぼがえりへの後投げをそのままアドバンテージに繋げやすいのがシンプルに強力であった。
元々はもう少し耐久に割いていたが、終盤てっぺきボディプレスのメタグロスが増加していたことや、準速までのブリジュラスやメガメガニウムを意識してすばやさのラインを引き上げた。
安定一致打点「ラスターカノン」
最強専用技「エレクトロビーム」
メタグロス、サーフゴー、ギルガルド意識の「あくのはどう」
Cを下げない竜技「りゅうのはどう」
終盤はあまり信用して選出ができていなかったが、1位との対戦で選出しなかったことがそのまま敗北に繋がってしまった。
アーマーガア入りにはペリッパーと併せて積極的に選出するべき。
<調整意図>
S:ガブリアス、準速ゲッコウガ、準速スターミー意識で振り切り
火力重視でA特化
補完枠
雨展開でもガブリアス+メタグロスでも厳しい水ロトムやカバルドン+カイリュー+ギルガルドの並びやメガメガニウムを特に意識して採用し、想定通りの活躍をしてくれた。
新緑で採用している理由は変幻自在の恩恵をいのちのたまで補えていること、肝心のギルガルドやサーフゴーは悪タイプ以外になっていると倒せなくなってしまうため。
高火力先制技「ふいうち」
展開阻止「ちょうはつ」
水タイプを誘殺「トリックフラワー」
お祈り技「トリプルアクセル」
挑発の枠ははたきおとすとの選択。ギルガルドを重く見るなら断然はたきおとすである(H振りギルガルドを68.7%で落とせる)。
ちなみにトリプルアクセルは18/18で当てている。金メダリストは違うね。
<調整意図>
S:準速ガブリアス+2(リザードン、準速ガブリアス抜きメガメタグロス意識)
珠ダメ1回+鮫肌一回+地震でH1B1ミミッキュをばけのかわ込みで確定
特化ガブリアスのスケイルショット4発を97%で耐え
臆病メガライチュウYのきあいだま確定3発
特化メガカメックスのみずのはどうを65%で2耐え
第二の心臓
雨パで最も重いメガシンカポケモンはメガライチュウYであり、みがわりまで考慮して対面でも後投げからでも勝てるポケモンはこのガブリアス以外ありえなかった。
また雨展開は非常に初手ブリジュラス・ガブリアスに苦しめられるが、襷ガブリアスであればこの2匹どちらが来ても少なくとも五分以上の試合展開を行うことができると考えた。しかしASガブリアスの場合ガブリアスミラーのスケイルショットじゃんけんが苦しいこと、ライチュウYに後出しは難しくなってしまうことから、耐久振り+襷での採用に至った。
この型選択は大正解であり、こちら視点噛み合いが少なく再現性の高いゲームメイクをすることができた。
このガブリアスは下記の記事を参考にしました。
※無断転載のため、問題があれば削除します
一致高火力「じしん」
一旦流す「ドラゴンテール」
ライチュウYの前では必中「スケイルショット」
リザードンを倒す「ステルスロック」
当然ながらステルスロック+ドラゴンテールの荒らし性能は病みつきになる。実際にライチュウYのみがわりを壊す場面はなかったので変えるならスケイルショット。撒菱や岩石封じ、あまごいなどが候補か。
HD特化オボンでもほぼ同じ役割を持たせられると考えている。
とても大切なことなので追記するが、初手ガブリアスミラーは必ずドラゴンテールを押す。
<調整意図>
S:準速キラフロル+2、ミラー意識
ボディプレスの火力意識でBはなるべく高く
(目安:+2ボディプレスで197-176ブリジュラス確定1発)
サザンドラのとんぼがえり+悪の波動確定耐え
M-3の勝ち馬ポケモン
型に関わらず非常にペリッパーとの相性補完が取れていたので、雨パとの相性は抜群であった。
一番の役割対象はアローラキュウコン入りであるが、それに加え鉄壁+ボディプレスで採用することで幅広く物理の相手をすることができるようになった。元はHASベースのフルアタで採用していたので、ヒスイダイケンキなどの悪タイプやガブリアスやブリジュラスに一旦引いてくるタイミングを誘って鉄壁+ボディプレスでゲームエンド、という展開が非常に多かった。
珠ミミッキュすら対面で起点にして行く様は正に化け物であった。
特にガブリアスや、マスカーニャの挑発と合わせて裏から展開することを意識して運用していた。
壁破壊「サイコファング」
偉い先制技「バレットパンチ」
物理を詰ませる「てっぺき」
全てを薙ぎ払う「ボディプレス」
ただこの型が上位で流行りすぎたためにミラーのS勝負がかなりしょうもなかった。
わかっている人はきちんとマフォクシーやギルガルドを選出してくるので、選出の見極めが大切である。
あとはHBハラバリーも厳しかった。
今後対策が必須になるポケモン。
選出パターン基本的には選出時に繋がりの深い(=攻め・受けの要素で補完が取れている)で2匹の組み合わせ@1という考え方で選出を決めていく。
⭕️ペリラグ
⭕️ペリブリ
⭕️ペリグロス
⭕️ガブグロス
⭕️ガブマスカ
🔺ペリマスカ
🔺ガブペリ
✖️ラグ⇨ペリ以外の組み合わせ全て
✖️ブリグロス
⭕️はシナジーの高い組み合わせ。
🔺は最後の1匹を入れて⭕️の要素を満たせれば良いが、ここからはあまり考えない組み合わせ。
✖️はまず考え始めからはない組み合わせ。
並び毎の選出例で言うと、
・リザードンY入り
→ガブペリラグ
・アロキュウ入り
⇨ガブグロス@1
・サザングロス
⇨ガブペリラグorガブグロス@1
・カバルドン入り(少し特殊)
⇨ペリッパーかマスカーニャは絶対に選出
・ムクホーク入り
⇨ペリラグ@1
補足すると、スカーフぺリッパーがムクホークへの見えない回答になっており、ペリッパーがやられても雨下のメガラグラージで処理できる
・バシャーモ入り
⇨ペリグロスorペリラグorガブグロス@1
取り巻き次第
など。組み合わせを覚えておくと同じような構築に対して2通り以上の選出を考えられることも少なくない。
明確に強い選出は
「ガブペリラグ」か「ガブマスカグロス」。
組み始めである「ペリラグブリ」は実はそこまで強い選出ではないので覚えておくとよい。
重いポケモン・並びメガフラエッテ+マフォクシー+ギャラドス
フラエッテに対しほぼ半強制的にメタグロスを選出させられるのにマフォクシーを出されるとメタグロスが通らない。
ペリラグを選出するとギャラドスに止められるので、選出択。HDオボンガブ+鉄壁高速移動メタグロスにすればこれは解決できそう。
ちいさくなるハリーマン
最終日前日はブリジュラスを「きあいだめ+はどうだん」にして対策していたが全く当たらないため切った。技を当てるしかない。
ペリラグブリミラー
実はきつい。頑張って鉄壁グロスを展開したい。
日本晴れ草結びマフォクシー
やめてくれ、降参だ🪓✋😎🤚
ちなみに日本晴れだけなら2回連続で引いたことがある。そんなわけないだろ。
おわりにシーズンM-3、お疲れ様でした。
シーズンM-1とM-2ではどちらも400位代と、ギリギリチャンピオン級に届かない成績で苦い思いをしていましたが、今回M-3で一気に順位を上げられてとても嬉しいです。
とても嬉しい反面、シーズン終了1時間半前には1桁順位まできており、そこからもう1戦潜った試合で順当に負け、その後の何試合か(1位との対戦含め)もプレミか選出ミスで負けた試合が続き、私自身の土壇場での勝負強さがもっとあれば1位も夢ではなかったのかなと思うと、非常に悔しい思いもあります。
実は8世代の頃に最終1桁順位を達成したことは2度あるのですが、その時は1位を夢見るということはありませんでした。今回は1位を目指して潜るということを初めてしたシーズンでした。
結果負けてしまいましたが、この経験、悔しさは次に活かし、さらによい結果を出せるよう頑張りたいと思います。

質問等あればX(@ftn_poke)までお願いします!
スペシャルサンクス・一緒に雨パを考えて最後まで駆け抜けてくれたマキッペ
彼のM-3構築記事↓
・6月にAve Mujicaのライブに連れていってくれたshadeさん
・最初に雨パ使おうと話してくれたふでくん
・応援してくれた方々
・人生モチベを上げてくれる全ての音楽
tnの由来
それではまた、ランクマッチで。