
【最終1位】定数ドヒドスコヴィラン改【MCS2026.7】

構築経緯
前期ランクマで使用した構築は自分好みの試合展開ができていたが、構築のコンセプト上引き分けにされやすいのが懸念点だった。
ランクマと違い公式大会はTODありのルールなので、今回の大会に向けてこの構築を改良しようと考えた。
前回の構築からの変更点
以下の5つの変更を加えて構築が完成した。
①スコヴィランの宿木の種→リーフストーム、配分変更
圧倒的に有利な盤面以外で宿木の種を使用するタイミングがないと感じていて、その盤面でも外して戦況を悪化させる可能性があることから、他の技を試行錯誤していた。
本来スコヴィランが有利なはずのガブリアスへの対処が、型の多様化により安定しないのが課題だったため、役割対象をガブリアスに絞り、リーフストームを採用した。
元の配分よりCを伸ばすことで、ギガドレイン+リーフストームでH32振りのガブリアスを倒すことができる。
②マフォクシーのアンコール→サイコノイズ
アンコールは汎用的で便利な技だったが、ガブリアスやメガゲンガー、キラフロルに対して大きな打点を持てないのが課題だった。
自分と似たようなマフォクシーの使い方をしている記事を参考に、アンコールをサイコノイズに変更した。
アンコールを採用していた時と比べて、前述のポケモンに対するエスパー打点を持てる点と、受けに対して後手に回らない点が優れている。
③マスカーニャ→ピクシー
そもそもスカーフイカサママスカーニャが剣舞ガブリアスのストッパーとして怪しく、それ以外も構築的に噛み合いが薄かったので天然ピクシーに変更した。
④ドヒドイデの食べ残し→シュカのみ、纏わりつく→黒い霧
ピクシーの採用に伴いドヒドイデの食べ残しをシュカのみに変更し、被弾が多い地面技に1回居座って毒々を押したときにHPが残りやすいようにした。
TODありのルールではドヒドイデの技スペースを1つ使ってまで強引に相手を削る価値が低いため、纏わりつくを黒い霧に変更した。
⑤カバルドン→ガブリアス
カバルドンと似たような役割をこなしつつ、スコヴィランが苦手とするハラバリーにより強い圧力をかけられるガブリアスに変更。
個別解説
スコヴィラン@スコヴィラナイト
調整意図
H:ステロを2回以上踏む立ち回りはしないので4nは気にせず32振り
B:A180イダイトウ♂のウェーブタックルを15/16で耐える
C:H215-D107ガブリアスをギガドレイン+リーフストームで99.6%で倒す
D:余りで出来るだけ高く
初手ガブリアスにギガドレインが安定になるC振り+リーフストーム
副産物としてアシレーヌやカバルドンをワンパンできたり、ハラバリー等に対するサイクル中の負荷が増して立ち回りの幅が広がった
毒づきガブリアスはピクシーでもカバーしきれないので別のアプローチがあれば理想
ピクシー@たべのこし
ドヒドイデから食べ残しを奪ったからには構築の軸になってもらう
瞑想とコスモパワーが選択肢だったが、ピクシーで勝負しにいく盤面では少なくともスコヴィランが飛び出すハバネロを発動させて削れた状態or倒れてる状態なので、相手にTODされる可能性を考え、倒されにくいコスモパワーより倒しやすい瞑想を採用
スコヴィランとの相性はかなりいいが、耐久が物足りないので慎重に扱う必要があった。ドオーとヘイラッシャを使わせてください
ドヒドイデ@シュカのみ
調整意図
H-B:A227メガギャラドスのA1段階上昇地震(シュカ込)+A±0地震を約96.5%で耐える
食べ残しはピクシーに渡したものの、スコヴィランが苦手な炎、特殊ドラゴンにもギリギリ戦える点を評価して続投
ほぼ毎試合と言っていいほど地面技に被弾するので、シュカのみは発動機会がかなり多かった
黒い霧を採用したことで、鋼や毒に何もできなくなったが、アーマーガアやミミッキュ、アシレーヌへの安定感が増した
マフォクシー@マフォクシナイト
前期の構築だと受けを崩す手段がカバルドン+ギルガルドしかなかったが、サイコノイズの採用で改善された
ガブリアス+マフォクシーでバンギラス、ブラッキー、ダイケンキ、スターミーがいない受け構築は大体崩せた。苦手な範囲が被っているギルガルドは変更の余地がある
ガブリアス@オボンのみ
調整意図
H:16n-1
A:H185-B105ガブリアスをB1段階下降ドラゴンテール+ステルスロックで93.8%で倒す
B:A182ガブリアスのスケイルショットの乱数がずれる
S:準速ブリジュラス抜き
軸のスコヴィランが受け構築に弱いので、崩しの選出パターンを作れるオボンガブリアス
受け構築により圧力がかかるA振りの配分
選出理由が受け崩しや対鋼、毒タイプなことが多いので、耐久振りよりもA振りのおかげで試合展開が良くなることが多かった
ギルガルド@のろいのおふだ
フシギバナ+ラウドボーンや、ハラバリー+アーマーガアのような受け構築に強いポケモンを探したところ、ギルガルドが適任だと思ったので続投
前述の通り、マフォクシーと苦手な範囲が被っているので変更の余地が大いにある
ランクマで数戦した感触だと、引き分けありのルールなら採用価値は十分ある
選出
基本選出
スコヴィランorマフォクシー+ドヒドイデ、ピクシー、ガブリアスから2体
ブリジュラス、クエスパトラ、マフォクシーには余裕があればマフォクシーを選出したい
ゲンガー、キラフロルにはマフォクシーを必ず選出する
相手の構築に毒、鋼がいたらドヒドイデ+ピクシーの選出はできない。ガブリアスを選出する
ギャラドスにはスコヴィラン+ドヒドイデを必ず選出する。残り1体の優先度はガブリアス>ピクシー
スコヴィランのHPは慎重に管理する
飛び出すハバネロで火傷させたい相手を事前に選出画面で判断しておく必要がある
具体的にはドドゲザンやイダイトウ♂、メガメタグロスなど、構築全体で対処が火傷前提になりがちなポケモンには、スコヴィランのHPを残しつつ試合が続く選択を終盤まで取り続ける立ち回りが必要
vs受け(ハラバリー+アーマーガア、フシギバナ、ブリガロンなど)
スコヴィランorマフォクシー+ガブリアス+ギルガルドorピクシーorドヒドイデ
ダイケンキやスターミーにはスコヴィランを選出したい
フシギバナにはマフォクシーを選出したいが、通るならギルガルドで崩してもいい
ギルガルドはブレードフォルムになったらメガスターミーのアクアジェットで8~9割ぐらい食らうので気を付けて選出する
ハラバリーには電気無効のガブリアス+毒無効のギルガルドorドヒドイデを選出する=ピクシーは選出できない
重いポケモン
メガリザードン(XY両方)
メガゲンガー
メガマフォクシー
メガメガニウム
メガギャラドス
キラフロル
ゲッコウガ
ブリジュラス(マフォクシーを出せない時)
結果

レート1890.522 最終1位 36勝6敗
〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇 ××〇〇〇 〇〇〇〇〇 ×〇〇×〇 ×〇〇〇〇 〇〇〇〇× 〇〇〇〇〇 〇〇
構築の構想はあったものの、直近の1週間でポケモンユナイトをやりすぎてしまい、結局まとまりきらずほぼ諦めながら最終日の13時にエントリー。
前期の構築に残った課題をあまり解決できないままこの構築で挑むことになった。
個人的に構築の完成度はかなり低いと思っていて、選出画面でのストレスが半端なかったが、軸のスコヴィラン+ピクシーの初心者狩り性能があまりにも高く、謎の連勝でレートが上がっていった。
追加効果や急所の被弾はあったものの、ほとんどが立ち回りでカバーできるレベルだったので、大会全体を通して運は良い方だったと思う。
剣盾ぶりに最終1位を取れたのは素直に嬉しい。
全試合の対戦録画は個人チャンネルのメンバーシップに公開してます。
メガスコヴィランを8~9割選出できたので、使い方の参考になると思います。
興味があれば登録してみてください。