
M-1シングル R2005
【はじめに】
レート戦に潜るのは剣盾時代のシーズン1を最後に、実に7年振り。ダイマックスアイアントを使っていた頃が懐かしい。
記念すべきチャンピオンズ最初のシーズンは、現代のポケモンを知るところから始める必要があると同時に、タイプ相性や数値、使用感などを一から学び直す気持ちで挑んだ。幸いXYのメガシンカ環境で対戦した事があったので、システムやパワーバランスの違和感などを感じる事は少なかった。
【構築経緯】
シーズン序盤は新規メガシンカポケモンの中でもお気に入りのメガピクシーを活用し、面倒なカバルドンの起点作りを跳ね返しながら自ら起点作りを行う構築を使用していた。
後続のウルガモスで積んだり、オボンHBガブリアスと組ませて運用していたが、メガ枠で行うような事ではないと悟り、マスターランクにすら上がれないこの構築を見直す事になった。
この頃にドドゲザンに触れる事も出来た。現代のポケモンのパワーは目を見張るものがあったが、足が遅く弱点もメジャーなものが多い為、雑に運用できないテクニックを要するポケモンだった。また機会があれば触りたい。
様々な構築ツイートや動画を観ながら辿り着いた結論は、なるべくスピーディに試合を終え、試合数をこなせる事が出来る対面構築をベースに組み立てる!という事だった。
真っ先に候補に挙がったのがメガサメハダー。まず見た目がカッコいい。加速を挟むことにより強引に相手の上から効果力技をぶつけるという極めてシンプルな戦い方が魅力的に感じた。メガサメハダーの構築を探していた際に、火力不足のサメハダーを補うために毒菱やステルスロックで起点作成が出来るキラフロル構築に辿り着いた。
キラフロルも知らないポケモンだった為、ポテンシャルを知る為にも採用。元々あったチームにもいたウルガモスとガブリアスをそのまま採用し、新しくメガメガニウムを迎え入れる事となった。
パーティとしては形になったが、メガメガニウムが遅く、上から攻撃し辛かったり、試しに使ってみたイダイトウはメガサメハダーと範囲が被って機能し辛かったりと、そのまま使うには自分の理解力とプレイスキルが追い付いていなかった。
そこでメガメガニウムと同じくカバルドンやガブリアスに強く出る事が出来るメガユキメノコを採用したが、これが上手くいった。メガユキメノコが苦手とするメガゲンガーやギルガルドはメガサメハダーが受け持ってくれているので、選出もうまく絞れていたと思いたい。
【構築紹介】
選出率下から2番目となる。現実は非情である。
かみくだくとインファイトの範囲は優秀だが、いかんせん火力が足りなすぎる。受けに出てくるポケモンは大体受けられてしまい、その選出やサイクルを崩すプレイングを他のポケモンで行う事が出来なかった。
ミミッキュきつい カバルドン無理 アシレーヌには遊ばれる ブリジュラスもインファイトで落とせず返しで倒される。ギャラドスは起点にされ放題。ならば突破不可なポケモンを強引に持っていくためにみちづれを採用してみたが、今度はガブリアスに倒される。
結局選出が安定せず、勝率5割を切ってしまう。使いこなせなかった自分が弱い…

アーマーガア、ハッサム、ブリジュラス等の鋼枠を一重に受け止める神ポケモン。使用率こそ最下位だが、選出した際にはしっかりと仕事をこなしてくれた。無理矢理アシレーヌを起点にする事も出来たが、安定はせず。
HBは強い!剣盾でも過去の自分が使用していた形跡があった。
ポテンシャルに驚いたスーパー起点作りポケモン。ステルスロックは勿論、逆にこちらを起点にしようとしてきた相手に対してマッドショットを撃ち、素早さを下げる動きも非常に強かった。キラースピンで面倒な耐久ポケモンに毒を浴びせる事も出来たし、選出率は非常に高かった。
知識がないうちは、初手で何を出すかをあまり理解せずにプレイしていたため、迷いを打ち消してくれる初手投げでも仕事はしてくれたので、頭が上がらない。
特殊相手には毒菱を落としてくれないという事を、数試合行ってから気付いた。
対面ブリジュラスで安易にマッドショットを撃つと、後続のサメハダーで突破不可能になったりと、この環境でやってはいけない行為も沢山教えてくれた。
H…C32ブリジュラスのラスターカノン確定耐え
S…準速130族抜きまで
C…残り
構築を組んだ当初はメガメガニウムを入れていた枠。この娘を入れた途端に勝率が大幅に改善した。初手で投げてブリジュラスやカバルドンを強引に持って行ったり、裏に吹雪で圧をかけていくことが出来る。受けに出てくるポケモンに対して挑発も非常に強く出す事が出来る、と。対面において存在感を発揮する事が出来た。
弱点の炎、ゴーストタイプに対してはカビゴンに引いたりする動きで弱点を補完する事が出来た。優秀なポケモンです。

スピードアタッカー。相手の高速アタッカーを上から倒す為のポケモン。
チャンピオンズが始まってからガブリアスが入っていないチームを一度も使っていない。それくらいこの環境下のガブリアスの制圧力は目を見張るものがあり、出し順さえ間違えなければ必ず活躍してくれるポケモン。
バンビ―さんの動画で見たカビゴンをそのまま使った。
当初は興味本位での採用だったが、炎タイプ(リザードン、マフォクシー等)、ゴーストタイプ(ゲンガー、ギルガルド)に対して投げる事が出来る相性補完枠としてもとても優秀な働きを見せてくれた。自身の弱点でもある格闘タイプはユキメノコが上手く対処する事が出来たため。美女とデブのコンビが誕生。偶然でもあるが、上手くかみ合ってくれた。
起点にされる前にじばくで退場する事もできたりと、様々な面で器用に動いてくれた印象。
【基本選出】
今シーズンは基本選出を固める事が出来なかった事で難しいゲームを強いられていたと思う。基本的な考え方として:
キラフロルで起点を作れそうか
どちらのメガの方がより弱点をつけそうか
選んだメガで倒せないタイプをどうやって処理するか
お察しの通り、選出に時間がかかるうえ、環境の知識がないから頓珍漢な選出を繰り返していた。最初の一手で出し負けが確定し、3タテされる試合も珍しくなかった。
ただ試行錯誤を繰り返す中で
ユキメノコ、カビゴン、ガブリアス
ユキメノコ、ウルガモス、ガブリアス
といった、高速アタッカー2人を性質の違うクッション2人で受ける、という基本選出が一番安定して勝ちを取りに行ける事に気付いた。

上から攻撃できるエースを2匹用意し、状況次第でスイッチを仕掛ける、イキリト戦法が一番戦いやすく、結局選出に捉われず高火力技を用意するのが一番の勝ち筋である。
こうなると当初のコンセプトであったサメハダーの存在感が薄れていき、ついには選出を考慮する事すらなくなった(出すとユキメノコが出せなくなるため)。
【重いポケモン】
メガフラエッテ
サメハダー、ユキメノコともに相手が出来ない。カビゴンで受けだし、自爆で無理矢理持って行った記憶しかない。ガブリアス(スカーフ)
浮いているポケモンも、フェアリータイプも存在せず、一貫性がとられまくっている。体力が満タンのユキメノコであれば一発耐えて回答出来るが、そんな盤面が用意出来るわけもなく。ミミッキュ
サメハダー、ミミッキュ共に突破は難しい。じゃれつくを半減で受けられるウルガモスに負担してもらう事になったが、のろいで強引に突破された事も度々。メガミミロップ
メガミミロップを半減で抑えられるポケモンがウルガモスしかいない。サメハダーも加速したかと思えばマッハパンチで持っていかれるブリジュラス
実質サメハダーにお留守番を強要させられたポケモン。しかしこれは自身がブリジュラスの対処プランに疎かったことも原因の大きな要因ではあったし、そもそも型が無限に存在するのでかみ合いが悪かった部分もある。
【感想】
自分の弱さ、知識のなさが不甲斐なく、悔しい結果に終わってしまった。選出の理解不足や、確証を得ずに行動をしたりと、全体的な甘さが出た結果ではあると思う。
しかし「ポケモン対戦の楽しさ」もこれまでで一番感じた事だと思う。青春時代を思い出させてくれた、意義のある1か月だったと感じている。