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真冬に歌う月魄

ゆーろ

【M-1シングル/最終レート2000】Wニードルガードサイクル

皆のすなる構築記事といふものを、僕もしてみむとて、するなり。



  1. 構築経緯

  2. 個体紹介

  3. 選出

  4. 重いポケモン

  5. 試したポケモン(入れ替え候補)

最後に




1.構築経緯


レギュレーションM-A最初のシーズンであることから、新メガシンカポケモンから採用することにした。見た目が好みなブリガロンとキラフロルをメガ枠とした。

サイクル構築が好きなので、まずは物理受け+特殊受け+高速アタッカーの形を目指し、HBメガブリガロンにタイプの相性がいいHDドヒドイデとCSスカーフサザンドラを加え、軸とした。

メガキラフロルとサザンドラが特殊なので高速物理アタッカーとしてASガブリアスを採用。

ここまででフェアリー+ガブリアスが重く、エスパーの一貫を切るためHDアーマーガアを採用し、叩き台とした。

マスター到達まで使い、ブリジュラスやアーマーガアが重く、毒化粧の発動機会があまりなかったため、キラフロルを腐食どくどく型に変更。ここでどくどくと相性の良いニードルガードを採用すればブリガロンと合わせてダブルニードルガードじゃん、と気づき、面白いので採用した。

また、アーマーガアがキツいのでアーマーガアを呼ぶポケモンを減らしたくなった。必ずしも高速物理アタッカー枠が必要なわけではないこと、キラフロルをメガしないで運用することもできることから、技範囲が広くキラフロルと並べることでメガキラフロルではないと思わせられるメガカイリューを採用、ガブリアスと入れ替えた。


2.個体紹介

ブリガロン@ブリガロナイト


HD:臆病メガゲンガーのヘドロウェーブ乱1(12.5%)

B:11n


物理受け。一般物理アタッカー最強格のガブリアスとイダイトウに強く、特化メガハッサムのダブルウイングすら75%で耐える。硬すぎ。

一方でメガシンカしたとはいえ特殊方面は柔らかく、環境の特殊メガシンカポケモンのほぼ全てに弱点をつかれる。

光合成も欲しかったが、削りと回復の両立やステロあくびに刺せるやどりぎ、やどりぎや毒と相性のいいニードルガード、ボディプレスを透かすゴーストタイプを殴れるサブウェポンのどれも切りがたく、不採用とした。切るならニードルガードだが、構築全体が受け寄りで定数ダメージによる削りを重要視しているためニードルガードを優先した。ニードルガードの技アニメーションが好きなのでそれも理由。

サブウェポンはゲンガーとギルガルドを殴れる地震にした。かみくだく、はたきおとすならイダイトウも殴れるが、H32B2ブレードギルガルドに対してじしんが最もダメージが出る(87.5%の乱1)、ポルターガイストが非接触のためニードルガード削り→殴りで倒せない、キンシ択を回避できるという理由でじしんにした。

Dちょい振りが明確に役に立った場面はなかった気がするのでHB特化でよさそう。


ドヒドイデ@もちものなし


HD:特化 余りB


特殊受け。タイプ上有利なギルガルド受けも担当してもらうためにもちものなし。

技は確定枠のどくどく、じこさいせい、ギルガルドを殴るしっぺがえし、フェアリーを殴れるどくづきとした。どくづきは身代わりや挑発読みで打つことが多く、打点がないと思っている毒弱点連中を削れていい感触だった。

しっぺがえしはメガゲンガーに捕まっても突破を狙え、そのおかげで何度か勝てた。しかし、鬼火たたりめで押し切られるし、役割対象としたギルガルドはメガブリガロンで十分相手できる。その上くろいきりが欲しい場面が何度もあったのでしっぺがえしは微妙だったかもしれない。キンシ触って起点にされてしまうのでギルガルドを役割対象にしたのが間違いだったように感じた。



サザンドラ@こだわりスカーフ


CS:特化 余りH


軸となるアタッカー。シーズン1といえばこのポケモン。

あくのはどう、りゅうせいぐん、とんぼがえりまでは確定。残りはきあいだまとだいもんじとかえんほうしゃを入れ替えながら使っていたが、最終的には安定したアーマーガアへの打点になるかえんほうしゃにした。

火力を出すために控えめにした。臆病がよかったという場面がミラーと最速ヒスイダイケンキとの同速勝負くらいしかなく、控えめのおかげで押し切れたことも多かったのでいい選択だった。


キラフロル@キラフロルナイト


HBD:A無補正C上昇補正とけないこおりバイバニラのふぶき+つぶてを91.2%耐え

S:特化 余りC


搦め手と高火力の両立。

ブリジュラスやアーマーガア、ガラルヤドキング、ドヒドイデ、メガフシギバナなどにも毒を入れて崩しを狙える。それだけでなく、メガシンカすることで耐久系だと思った相手に想定外のダメージを与えることができる。

コンセプトは良いが、実際に運用してみるとアタッカーとしては範囲が足りず、腐食型としては残飯や耐久力がほしい、どっちつかずの型になってしまった。

メガ前よりメガ後の運用が多いだろうということでリザードンやウルガモス、メガカイリューの上を取れるようにSに振ったが、HDで受けて返す形にした方がよかったかもしれない。

型はともかくメガキラフロルというポケモンは強く、初手投げだから起点作成だと思われて1匹殴って倒せた、みたいなことが頻発した。

バイバニラにタスキミラコ警戒で毒々から入ったら吹雪つぶてで倒される、ということが2,3回あってムカついたので耐久に少し回したが、メガユキメノコの吹雪つぶても耐えられるからよかったかもしれない‪‬‪‪‪‬‪‪‪‬‪‪……?


アーマーガア@たべのこし


HD:特化 余りB

ミラーで下からはねやすめするためにS下降補正


メガフラエッテ対策枠。HDではあるがガブリアスに強く、終盤流行ったガブリアスフラエッテイダイトウの並びにもサザンドラと併せて強く出られた。

サイクルを回しながら、詰ませられそうな相手ならビルドアップを積む。元々はHBメガフラエッテに無振りアイアンヘッドが半分入らないが、光合成を考えると半分は入れたい。しかしAに振って耐久を下げるのも避けたい、となった時に目をつけたのがビルドアップだった。メガフシギバナに強いタイプであるため、ビルドアップ+ブレイブバードで突破も狙えると気づいたが、とんぼがえりとはねやすめも入れるとなると技スペースが足りない。技を入れ替えながら試したところ、この技構成になった。

メガフラエッテのあまえる、メガサーナイトのマジカルフレイム、メガスターミーのアクアブレイクなどを対策するために特性はミラーアーマー。


カイリュー@カイリュナイト


H:奇数最大

C:11n

S:準速ブリジュラス抜き

余りBD


みがわりが刺さりそうな時に声がかかる。

技構成は搦め手を拒否できるみがわり、回復技のはねやすめ、一致打点として優秀でみがわりと併せてメガフシギバナ+ブラッキーに強く出られるエアスラッシュ、アーマーガア+ドヒドイデに一貫する10万ボルト。

カバルドンやドラゴン勢も殴れるれいとうビームや他のはがねも殴れるかえんほうしゃもよかった。

みがわりに弱いポケモン以外に特にこのポケモンに強いというのはないが、数値が高いので幅広く戦える。



3.選出


・先発サザンドラ+ブリガロン+ドヒドイデ

基本選出。フシギバナ、カイリュー、フラエッテ、スターミー、サーナイトなどがいなければこの選出になる。ブリガロンはメガシンカしても数値が上がるだけなのでメガシンカのために先発で出すことはあまりなかった。


・キラフロル+アーマーガア+サザンドラ

リザードン、ウルガモス、フラエッテ、ユキメノコ、ゲンガー、メガニウム、サーナイト、カイリュー、スターミーあたりへの選出。リザXもまあまあいるので安易なフロル後投げは注意。


・カイリュー+@2

メガフシギバナ+ブラッキー、アーマーガア+ドヒドイデをはじめとする受け系への選出。取り巻き次第で誰でも出すし、キラフロルもブリガロンもメガ無しで戦えないこともないので必要だと判断したら2メガ選出も積極的に行う。




4.重いポケモン


・アーマーガア

特に鉄壁ボディプレがキツい。

厚めに対策しているためまだなんとかなる部類ではあるが、時間切れが頻発した。

ずっとアーマーガアの話してるこの記事。


・ブリジュラス

瞬間火力が出る格闘、地面打点を用意しなかったプレイヤーが悪い。等倍でなんとか押し切る。ねむるがあると本当に無理。


・積みポケモン、バトン構築

ドヒドイデのくろいきりやほえるドラテなどの流しの手段を用意しなかったため積まれると本当に苦しい。積まれる前に頑張る。


・マジシャ+炎、エスパー技メガマフォクシー

全員弱点を突かれるため受け回してもジリ貧になる。サザンドラの悪波をどうにかしてねじ込むしかない。


・受け系構築

積みではなく定数ダメージでのゆるやかな崩ししかないため時間が足りなくなる。




5.試したポケモン(入れ替え候補)


ガラルヤドキング@オボンのみ


H:3n

HD:特化ブリジュラスのりゅうせいぐん確3(白いハーブ想定)

余りC


はがねへの打点があり、交代技を持つ特殊だけドヒドイデとして起用。ブリガロン、サザンドラとのタイプ相性もよい。カバルドンの下からさむいギャグを打てるのもポイント。

ドヒドイデと違って物理耐久は貧弱なので読みをミスると取り返しがつかなくなる。

サイコショックも等倍とはいえキツい。遂行速度重視で余りをCに振ったがBに厚めに振ってもよかったと思う。

プレイヤーが下手なばかりに上手く扱えずにドヒドイデに席を譲った。



ヒスイダイケンキ@こだわりスカーフ


AS:特化 余りB


サザンドラと耐性が近く、ブリガロン+ガラルヤドキング+ヒスイダイケンキで運用していた。対面操作技の火力が高く、まきびしを撒けるのが差別化点。聖剣のおかげでブリジュラスに隙を見せない。アーマーガアとガブリアスへの打点が乏しく、特にステまきガブリアスに好き放題される。ちえなみとシェルブレ両方連打したい技なのに命中不安で大事なところで外すため、サザンドラに戻った。



ガブリアス@きあいのタスキ


AS:特化 余りH


高速物理アタッカー兼ステロ要員。

リザードンに対してスケショから入ることでXY両対応、ニトチャ竜舞どちらでも上を取れる。

アーマーガアに抗う気が全くないため、げきりんをドラゴンテールや炎のキバに変更したり、HBまきびしステロドラテにしたり、げきりんがんせきふうじの対面型にしたり、迷走したあげくアーマーガアに強いポケモンに変えようということで抜けていった。

ガラルヤドキングと同居していたことはなかったが、ガラルヤドキングがアーマーガアに隙を見せない受け駒であるため、ラム剣舞のような受け崩しとして採用できたかもしれない。



最後に


メガブリガロンは有利不利のはっきりしているポケモンなので上手く構築を組めれば強く使えるポテンシャルはあると感じた。

メガキラフロルも先発キラフロルを見たら起点作成と同じくらい警戒する必要があるほどパワーを感じた。

積みによる受け崩しや撒き物、バトン対策、流しの手段など足りないものが多かったが、自分好みのサイクル構築に仕上がった。

今回は思考の整理や構築のブラッシュアップのために構築記事を書いたが、次に書く時はいい結果を残して書きたい。