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【はじまりの王者決定戦 ポケモンセンター杯 準優勝】メガタブンネトリル【ダブルバトル】

・はじめに
5月にポケモンセンターで行われた「はじまりの王者決定戦」で、
メガタブンネを使った構築で準優勝することができたので、その構築を紹介したいと思う。


コンセプトはメガタブンネでトリックルームしながらカビゴンではらだいこ→攻撃が6段階上昇したカビゴンで相手を蹂躙するといった単純なもので、使っていてとても楽しいのでぜひ使ってみてほしい。



・こんな人におすすめ

・タブンネが好きな人

・手っ取り早く勝ちたい、とりあえずマスターボール級に早く上がりたい人

・初見殺しをしてみたい人

・ガチトリルで攻めて攻めて攻めまくりたい人

・構築経緯

とある配信者のポケモン対戦配信で、相手トレーナーが使っていた「メガタブンネ+カビゴンのはらだいこ」コンボが面白かったのでパクった。

そのトレーナーはピクシーのこのゆびとまれなどでカビゴンをサポートする構築だったが、個人的にはもう一人アタッカーが欲しかったのでコータスを採用した。

また、はらだいこでHPが削れたカビゴンへの先制技が怖いため、先制技封じのリキキリンを採用。先制技対策よりカビゴンの回復を優先したい場面に備えてヤバソチャも採用した。この2体はタブンネのトリックルームが切れた後、2回目のトリル展開を担う役割も果たす。

最後に、雨パのブリジュラスとイダイトウが重かったため、両方に弱点を突いて一撃で倒せるエルレイドを採用して構築が完成した。


・個別紹介

メガ枠。
メガ進化するとBDが40ずつ上昇し圧倒的な耐久力を得る。
ほぼクレセリア。

硬すぎて攻撃を集中されても大抵耐えてトリックルームを打つことができる。

ただし火力は恐ろしく低いので期待はしないほうがいい。


調整意図:とにかく硬く

特性:いやしのこころ 

味方がメガスコヴィランのとびだすハバネロでやけどしたり、ビビヨンのねむりごなで眠ってしまったときにワンチャン復活する。
ポケセン大会でもメガスコヴィランにカビゴンがやけどさせられたが、これのおかげで乗り切った。


技:
ドレインキッス:場もちを少しでも良くして2回目のトリックルーム展開を狙うための技だが、火力が低すぎてほぼ回復しないのでなんでもいい

いやしのはどう:はらだいこでHPが削れたカビゴンに打ったり、コータスを回復してふんかの威力を維持するために打ったりする


トリックルーム:ないと始まらない

てだすけ:悲しいことに、自分で殴るより遥かにいい火力が出せる

トリルエース1。
はらだいこしてトリル下で圧倒的火力で蹂躙する。
ほぼガチグマ。

はらだいことトリルが両方決まればほぼ勝ってる。

調整意図:とにかく硬くだが攻撃も気持ち振る。HPは偶数


持ち物:オボンのみ はらだいこの成功率を上げるために必須のアイテム。

特性:あついしぼう

リザードンの炎技にビビる必要なし。もはやリザードンはカモです。


技:
いわなだれ・10まんばりき:技範囲的に攻撃技はこの2つで十分と判断した。こうげきが最大まで上がるので一致技はいらない


はらだいこ:積み技


まもる:初手ではらだいこをするとき、残りHPが半分より多くないと失敗する。

なので攻撃を集中されてはらだいこが失敗しそうな時はカビゴンをまもらせながら

トリックルームを貼る必要がある。



先制技封じ兼トリル役。

サポートだけでなく攻撃性能も地味に高いのがすばらしい。

調整意図:とにかく硬く


持ち物:ナモのみ あく技で弱点を突かれても耐えてトリックルームを貼れるように

特性:テイルアーマー
トリル中にねこだましで妨害されたくないのでこれ一択。
カビゴンがドドゲザンのふいうちなどで縛られているときにカビゴンの隣のポケモンと交代すると、たいてい相手のふいうちが失敗してうま味。


技:
サイコキネシス:タイプ一致で威力も高い


イカサマ:僕を無敗で決勝まで導いた神技。これでイダイトウを何匹も倒してきた


トリックルーム:ないと始まらない

てだすけ:カビゴンのサポート



トリルエース2。
ふんかしてるだけで強い。


調整意図:よくあるやつ


持ち物:もくたん 火力重視


特性:ひでり

当たり前にひでり


技:特に語ることはないがイダイトウは殴れた方がいいのでソーラービームを採用した



トリル役兼回復役。
本番では一回しか出さず。


調整意図:忘れた


持ち物:たべのこし 深く考えていない


特性:おもてなし

当たり前におもてなし


技:イダイトウへの打点として、瞬間火力を重視しリーフストームを採用した。

ヤバソチャ枠は要検討。
流行りのビビヨンカメックスになかなか勝てないので、ニンフィアに変更してカメックスに圧をかけるのもアリだと思う。



トリルエース3。
雨パに出す。

個人的に、このルールで最も過小評価されているポケモンのひとつ。
コータス・リキキリン・カビゴンが苦手とする範囲をしっかりカバーしてくれるだけでなく、安定した高火力とブリジュラスへの強さも魅力。


調整意図:A特化によってHP振りブリジュラスを確定一発。残りは耐久に回した。


持ち物:ピントレンズ 急所率が +1の切り技と相性がいい。威嚇されても時々急所に当たって威嚇の効果を無視できるのが強い。


特性:きれあじ

特に理由がないならこれ一択


技:

せいなるつるぎ:ブリジュラスに打つタイプ一致技


サイコカッター:タイプ一致技 ペリッパーへの最大打点として


リーフブレード:イダイトウに乱数一発のダメージを出せるので採用


ワイドガード:暇な時に何か盤面に干渉できないか考え採用



・立ち回り


1.基本

先発:カビゴン タブンネ 

後発:リキキリン(orヤバソチャ) コータス


1ターンめ:カビゴンはらだいこ、タブンネトリックルーム

2ターン目:カビゴン攻撃、タブンネいやしのはどうカビゴン方向


トリックルームを1試合に2回打つ意識をもつ。カビゴンで相手を倒しきれなかった場合に、

リキキリンかヤバソチャでトリックルームを貼り直してコータスで攻め切る。


2.雨パ

先発:カビゴン タブンネ

後発:エルレイド コータス(orリキキリン)


基本の動きは同じ。エルレイドで切り刻もう



・苦手な相手と対策


1.挑発を覚えているポケモン

対策:挑発を覚えているポケモンに当たらない。

万が一打たれても即負けではない。はらだいこは大抵決まっているので、攻撃MAXカビゴンで圧をかけながらどうにかする。(できるとは言ってない)


2.カメビビヨン

僕がこの大会の決勝で当たり、あっさり負けた相手。

対策:タブンネカビゴンで基本の動きをする。相手はタブンネを優先的に眠らせると思うので、即起きしてトリル展開することを願う。


もしくは初手ヤバソチャカビゴンと並べてトリルかいかりのこなかの択に持ち込んでみるとか?逆にどうしたらいいか教えて欲しい


・さいごに

強い構築ではありませんが使っていて楽しく、初心者の方でも簡単に勝てるように仕上がっています。
実際僕もマスターボール級のレート1900帯でも(勝てる相手には)勝てて、一時レートが2000を超えました。
自慢の構築ですのでぜひ皆さんも使ってみてください。





・余談 当日の対戦の内容と感想

ここからは読まなくていいです。当日の対戦について軽く記します。

こちらの初手は全試合タブンネ+カビゴンです。


・1回戦 メガユキメノコ軸(勝)

時々ユキメノコがちょうはつを使ってくることがあるため、選出画面を見た瞬間から心底ヒヤヒヤしていた。というか、いきなりガチな構築に当たってびっくりした。もっと緩い大会だと思っていた。


緊張で手がすごく震えた。


初手でオオニューラ・ドドゲザンと対面し、メガタブンネにフェイタルクロー+アイアンヘッドを集中されると倒されてしまう盤面だったため、

メガ進化するかどうか、カビゴンでははらだいこを積めるかどうか悩んだ。

思い切って決めた通りにメガ進化し、トリルとはらだいこを押すと、

ドドゲザンにアイアンヘッドがなかったのか、メガタブンネにフェイタルクローを、ドドゲザンにはドゲザンを打ってきた。


おかげでギミックも無事決まり、カビゴンとコータスで全抜きできて勝つことができた。心底ほっとした。



・2回戦 ゲンガーカメックス(勝)

小学生くらいの女の子が大人を倒して勝ち上がってきたのでビビった。


しかも選出画面を開くと、グローバルチャレンジで好成績を残した某YouTuberの構築と6匹が全く同じ並びで、思わず「将来有望だな」と感心した。


いざ対戦が始まると予想通りゲンガー・カメックスと対面。しおふきとヘドロばくだんをメガタブンネに集中されると耐えられるか怪しい盤面だったため、心底ヒヤヒヤした(2回目)。

実際にはゲンガーがメガタブンネにヘドロばくだん、カメックスがカビゴンにはどうだんを打ってきたため、オボンのみの回復込みではらだいこに成功し、トリックルームも無事展開できた。


しかし、ゲンガーが襷持ちだと把握していたため(中身はYoutubeで見てたので知っていた)、タブンネとカビゴンでゲンガーを集中して倒しきらないとトリルを返されてしまう。

一方でカビゴンははどうだん→オボン回復→はらだいこでHPがほぼ残っておらず、いやしのはどうで回復したい。さらにカメックスの処理も考えなければならない……。

悩んだ末、タブンネでカビゴンを回復しながらいわなだれのひるみに賭けることにした。


ゲンガーはひるまず、カメックスも倒れない。まずい、と思っていた矢先、カメックスはしおふき、ゲンガーはタブンネ方向にヘドロばくだんを打ってきた。そのままカビゴンコータスで全抜きできて心底ほっとした(2回目)。



・3回戦 メガスコヴィラン軸(勝)

相手の方に申し訳ないが一番心穏やかにできた試合だった。


選出画面をみたとき、カビゴンとタブンネの両方に決定打をもつポケモンがいなかったのでこれはギミック決まるな、と思った。

対戦が始まるとスコヴィランとニンフィアを出してきてくれたので、タブンネもカビゴンも余裕で耐えてギミック成功。


途中とびだすハバネロでカビゴンがやけどするものの、タブンネのとくせい「いやしのこころ」で即回復し、にやけが止まらなかった。


そのまま押し切った。



・4回戦 フラエッテ軸(勝)

正直、この試合は負けを覚悟した。


相手が初手でイダイトウ・フラエッテを出してきたのがまずかった。

フラエッテのマジカルシャイン、イダイトウのウェーブタックルがカビゴンに集中。

カビゴンはマジカルシャインで半分も削られないため、マジカルシャイン→ウェーブタックルの連続でオボンが発動した際に回復が間に合わず、HPが半分を切ってしまった。


この日初めて、はらだいこが不発に終わった瞬間だった。


トリックルームこそ決まったが、このときにはもう顔面蒼白。めのまえがまっくらになりかけた。


なんとかメガタブンネでカビゴンを回復しながらいわなだれを押し続けるも、火力がないため相手のHPは無情にも減らない。「負け」が脳裏をよぎった。


だがメガタブンネが先に倒されたことで、トリル残り2ターンか3ターンくらいのタイミングでコータスの着地に成功。

どうにかフラエッテとイダイトウを突破したあと、後発のドドゲザン・オオニューラがまもるを持っていない構成だったのか、トリルラストターンのふんかでドドゲザンをタスキ発動まで削り、オオニューラを倒すことができてそのまま辛勝。無敗で決勝に進むことが確定した。


対戦後、対戦相手の方に「決勝で待っててください!」と不敵な笑みで言われ、

応援したい気持ちともう対戦したくない気持ちが入り混じった複雑な感情になった。



・決勝 ビビヨンカメックス(負)

4回戦の相手はlosersの最終戦で敗れていた。


決勝はBO3だということを対戦前に初めて知った。

見ての通り僕の構築は初見殺しで成り立っているのでとても不利な条件ではあったが、勝つしかない。


そして選出画面を見た瞬間、悟った。


「「「「「勝てない」」」」」


画面の右側には、あの忌まわしい蝶と青い亀のイラストが縦に並んでいる。ついでに首が長いキリンと赤茶色のカメも並んでいた。


1戦目(負)

練習通りタブンネ+カビゴンを並べたら案の定相手はビビヨン+カメックスと出してきてタブンネにねむりごな。でもはらだいこは決まったのでカビゴンを守らせ、メガタブンネが最速起きしてトリックルームをすることを狙ったが起きず。降参。


2戦目(負)

ヤバソチャを初手に出すか悩んだが、同じ先発で同じことをした。
カメックスがからをやぶるなど多少は1戦目から展開が変わったが、結局タブンネ最速起きお祈りゲーに。

この試合ではタブンネが最速起きしトリックルーム成功。だがそのターンに相手がビビヨンを下げリキキリン投入。これがうまかった。


リキキリンはあきらかに次のターンにトリックルームを解除しようとするはずなので、そのターンでリキキリンを倒しきらないといけない。

ただカビゴンは6段階上昇いわなだれでリキキリンを倒せない(てだすけがあったときに倒せるかどうかは、このとき自信がなかった)ので、いわなだれでひるみを狙うか、カメックスのまもるを読んで10まんばりきをリキキリンに当てる必要がある。


結局僕は後者を選択!カメックス守らず!

終わった!!


10まんばりき!しかしこうげきははずれた!!!


リキキリントリックルーム!!

じくうがもとにもどった!!!!


その後の展開は、思わず目を覆いたくなるような惨劇だったが最後までしっかり見届けた。


こうして、僕ははじまりの王者の称号を逃したのだった。



悔しかったが、負けた瞬間不思議と肩の荷が下りた感じがして晴れやかな気持ちになった。

当初はこの構築で優勝は目指しておらず、「1勝できたらいいな」という感じだったが

勝ち進むにつれて優勝が近づくので、知らず知らずのうちにプレッシャーを感じていたのかもしれない。


ただそのプレッシャーから解き放たれた瞬間に初心である「ポケモンって楽しい」という思いを再認識することができたので、とてもいい思い出になった。本当に大会に出て良かった。



最後に、優勝された方、本当におめでとうございます!



おわり