
【S3シングル最終レート2005】相棒のラグラージと愉快な仲間たち(初心者向け記事)
はじめまして。Equalと申します。レート2000を達成したこと、構築記事という文化に憧れがあったことから、自身の記念を兼ねて書いてみることにします。「ポケ強のすなる記事といふものを、我もしてみむとてするなり。」ってやつです。(古典文法ガチ勢の方の添削はお断りしますw)
初心者向けの記事として書くため、強者の方からすると「当たり前」の連続かもしれません。しかし、初心者は言われるまで気づけない!(自分もそうだった)ポケモンバトルを楽しむ、どなたかの参考になれば幸いです。

<目次>
Ⅰ はじめに
Ⅱ 構築経緯
Ⅲ 単体紹介
Ⅳ 選出と重かったポケモン
Ⅴ 立ち回りで気がけたこと(初心者向け)
Ⅵ 参考データ
【Ⅰ はじめに】
私はサン・ムーン(以下SM)からの復帰勢になります。チャンピオンズで復帰前の最高レートはSMシーズン1の1871(ペリグドラハッサム)でした。だから、私は強者ではないです。今回レート2000に乗っていても、トップランカーの2600台の実績と比べると、吹けば飛ぶ程度の実績でしかないです。しかし、その分、初心者の方に近い目線でいられると考えています。他の記事にはなさそうな、細かい気付きも書かせてもらいます。なお、「記事にある立ち回りより、こちらの方が安定択では?」「こちらの調整の方が優れているのでは?」のような、改善案は大歓迎です。
【Ⅱ 構築経緯】
①レギュレーションM-Bになり、相棒のラグラージが解禁。エースとして活躍させるため、メガ枠で採用。
②有名実況者が使っていた、ペリッパー・メガラグラージ・ブリジュラス・メガドラミドロ・アーマーガア+残り1体から組みはじめ。(初心者のパーティは、真似から入るが最適、と主張する)
③「その動画とは持ち物を変えてみたい」という気まぐれから、SMシーズン1で手に馴染んでいた襷ペリッパー(以下、@襷のような、持ち物の記載も併用する)、打ち分けのできるブリジュラス@オボンを採用
④裏パーティである、メガドラミドロ・アーマーガアの使用感がしっくり来ず(ブリジュラス、サーフゴーあたりの鋼タイプの特殊がしんどかった)裏パを変更。YouTubeで、裏パにメガキラフロルを採用している動画を見つけ、メガキラフロル・カバルドン・マスカーニャの有名な並びを採用。メガリザードンY対策が自然と出来たので、そのまま試す。
⑤使用感が悪くなかったため、そのままレートに潜り続け、なんだかんだ変えずにシーズン終了。マスターランクに入ってからは91試合で57勝34敗の勝率62.6%であった。

【Ⅲ 単体紹介】
手に馴染んでいた、準速CS@タスキ、かつ上記の技構成で採用。主に初手要員。
選出率60%、選出時勝率66%。
・持ち物を湿った岩にすると、初手のメガライチュウY、タスキのキラフロルに対して、「電磁砲・パワージェムorメガラグラージ交換読みの草技」の択が発生する。しかし、持ち物をタスキにすることで、「とんぼ返り→すいすいのメガラグラージで先制」を安定択にできるのが使いやすかった。(とはいえ、交換読みの草技を打たれたのは数回なので、交換が安定とみなして、湿った岩で採用ってのも選択肢だと思う)
・湿った岩だと雨ターンが8ターンになるが、襷で耐えてとんぼ返り+2回目を出せれば、雨ターンは合計10ターン、かつ、相手の天候の上書きもできるのが偉い。その分、相手のステルスロックには注意(先にステルスロックで倒れるため、あめふらしは発動しない)
・襷なので火力に回す調整が可能。耐久振りと思い込み、舐めて居座ってきた初手のカバルドンを砂下の波乗りで相当Dに厚くない限り(H32振りの場合、D実数値114以下なら)確定1発。
・上記の場面も想定し(そもそもカバ側は引けよ、っていうのが本音である)砂下だと、ウェザーボールが岩タイプになること、命中安定技で確実に削りたい場面の方が多いことから、水技は波乗りを採用。
・冷凍ビームは、相手のガブリアスや、雨選出で苦手だったサザンドラを削れるため、個人的にはおススメ。(特にサザンドラはとんぼ返り+メガラグラージの冷凍パンチでは倒せず、ブリジュラスは素早さ負けするので、隙を見せたくない、と判断した)
相棒のため、今シーズンはメガエースとして顔採用。(ラグラージに顔がキモいとかいう奴とは距離を置くと決めている)なお、選出率は46%と半分を割った。選出時勝率は63%。
・シーズン序盤にメガラグラージ同士のミラーマッチが多かったこと、準速スカーフマスカーニャよりも雨下で素早くなれることから、最速ASで採用。(なお、最速スカーフマスカーニャには先制される)
・技については、タイプ一致+草への打点は必要なため、上の3つは確定。ラストの1枠は、迷った末にクイックターンを採用。襷やミミッキュのばけのかわを削りながら交替できること、交換読みと対面の両方に安定する技になり得て便利だったことが採用理由。(ただし、他の技を試したわけではないので、身代わり・ビルドアップ等を採用した有志の見解を聞いてみたいところではある)
<調整>
HD…控えめサザンドラの流星群を87.5%で1発耐え
S…準速アシレーヌ+3(準速アシレーヌ抜き抜き調整のブリジュラスを抜いた) 残りC
雨下のエースその2。といいつつ、選出率トップの71%である大エース。選出時勝率は64%。正直、他パーティからの流用個体のため、調整はもっとうまいのがある気がする。強者の見解求む。
・有名実況者の動画では@スカーフだったが、打ち分けた方が使いやすそうだったので@オボンで採用。特性はじきゅうりょくにして対面性能を上げた。
・不幸にも対面してしまったサザンドラに勝ちやすい、相手のブリジュラスには先制したい、火力をできるだけ落としたくない、の欲張り3点セットをした結果の配分。実際、ブリジュラスミラーで相手に先制されたのは1回だけだった。
・素早さの調整については、あと2振りで準速ペリッパーと同速にした方が、先制されるかの判定がしやすく便利だったかもしれない。
・技は上の3つは雨パのブリジュラスとしては確定だと思っている。ラスト1枠は最速メガラグラージの微妙に足りない火力の補助ができる、ステルスロックを採用。これにより、「雨パにステロはない」という先入観で出てくる襷ポケモンたちに抗えるのは面白かった。(もともとのラスト1枠は波動弾だったが、技変更までにドドゲザン・ドリュウズに一度も当たらず、変更を決断した。)正直、技構成が某強者の動画からのパクリスペクトになっているが、それは秘密である。
相手のメガリザードンY、アローラキュウコン、バイバニラなどの天候要員に強めなのが採用理由の裏メガシンカ。選出率52%(ってことはこっちが表では?というツッコミはいらない)、選出時勝率62%。
・最大の魅力は火力だと思っているので、控えめ準速CSで採用。最速のリザードンに素早さ負けするが、遭遇したのは最終日の2回だけだったので、これでいいのだと思う。(なお、最終日はそこで心が折れて、自分もキラフロルも臆病な性格に変わった)
・CS以外の端数の2振りをHとDに振り分けたのは、Hをいわゆる16n-1調整にして定数ダメージを抑えることと、なにか有名な技をD1振りでちょうど耐えると聞いたため。思い出したら追記する。
・技構成は上3つは確定として、ラスト1枠はエナジーボール、ニードルガード、マジカルシャインから選択だと考えている。最初はニードルガードで使っていて、ニードルガードだとマスカーニャや相手のスカーフ持ちに強めになるが、ブリジュラスがいてマスカーニャには十分強いし、裏のポケモンの耐久が高いわけじゃないからスカーフ持ちにそこまで強く出られないと判断。マジカルシャインだと、サザンドラや後出ししてくるガブリアスに強く出られるのが偉い。しかし、自分がマスカーニャを使いこなせなかったので、キラフロルでもカバルドンに抗えるよう、エナジーボールを採用した。(最終戦はこのエナジーボールのおかげで拾った。)
<調整>
HD…控えめサザンドラの流星群→流星群を確定耐え 残りB
S…下降補正をかけることで、カバルドンミラーで交換しあうとき、後から交換を狙う
(くらいしか理由が思い出せない)
〇すなおこしでメガキラフロルの耐久を底上げ
〇天候を上書きして相手の天候要員の邪魔をする
〇メガキラフロルの苦手なガブリアスへの引き先
〇その他の相手の物理ポケモンの受け役 などと仕事は多かった。
そのせいか過労死しがちで、選出時勝率は52%。選出率は46%。
・ブリジュラスにオボンの実を持っていかれているので、@食べ残しで採用。
・技構成はじしん、あくびは確定。物理受けとしての採用なので、なまけるも入る。ラスト1枠は、ブリジュラスを出さなくてもステルスロックが欲しかったのでこの構成にしたが、ブリジュラスと一緒に選出することも多かったので、他の技でもよかったかもしれない。その場合の選択肢が、守るなのか、ふきとばしなのか、岩石封じなのか、氷の牙なのかは使ってみないと自分には判断できない。
<調整>
S…スカーフ持ちですいすい最速メガラグラージ抜き
A…火力を落としたくなかったので32振り 残りH
「カバフロルマスカーニャ」が強力な並びだと思って採用。だが、カバフロルで一貫する水技を半減し切り返す、キラフロルに打たれるエスパー技を無効化する、相手のカバルドンを削る役割、かつ、水タイプでないポケモンが必要だからこの並びなの?という浅い理解しかできていない。それもそのはずで、選出率が23%と圧倒的に低く、選出しないから理解が深まらないのか、理解が深まらないから選出できなかったのかは、未だに分からずにいる。選出時勝率は62%。
正直、この枠は調整不足が否めないので、もっといろいろ試すべきだった。明確な耐久調整をする、技構成を変えてみる(それこそ、某有名強者の真似で毒菱+トリックを採用して、カバルドンに守る採用の方が面白かったかもしれない)、他のポケモンと入れ替えてみるとか。
・当初はペリッパー+ラグラージ+マスカーニャの選出も視野に入れ、相手の雨にも出す想定だったので、すいすい陽気メガラグラージ抜きにしたが、ブリジュラス入りの雨には出しにくいので違う調整でいいと思われる。
・技構成はトリックフラワー、とんぼがえりは確定として、残り2枠はいろいろありそう。環境に多かったマフォクシーに抗う(一応メタグロスも削れる)はたきおとすと、ガブリアス対策用のトリプルアクセルで採用したが、練度が低すぎてこのポケモンについてはこれ以上語れない。
【Ⅳ 選出と重かったポケモン】
主に次の4パターンであった。
①基本選出 先発ペリッパー+ラグラージ+ブリジュラスの雨選出(28勝15敗の勝率65%)
②裏選出 キラフロル+カバルドン+マスカーニャ(12勝8敗の勝率60%)
③変化球な選出 ペリッパー+キラフロル+ブリジュラス(8勝1敗の勝率88.9%)
④vsアローラキュウコン キラフロル+カバルドン+ブリジュラス(8勝8敗の勝率50%)
使い慣れるまでは、相手パーティにポイントをつけて、3点以下なら①、4点以上なら②か③とする、というルールで選出していた。(つまり、このポケモンたちが雨ではきつめと判断していた)
2点…リザードン、アローラキュウコン、バイバニラ
(雨展開を1体で壊滅させられる、天候要員たち)
1点…フシギバナ、メガニウム、サザンドラ、カイリュー、水ロトム、アシレーヌ、
イダイトウ♂、バシャーモ、トリックルーム要員
(冷凍パンチで倒せない草タイプ・ドラゴンタイプ、雨を逆用する水タイプ+α)
・特に相手にリザードン、アローラキュウコンがいるときは①は避け、②か④で対応した。
④でもアローラキュウコンに勝ち越せてないが、そもそも4匹が抜群を取られる以上どうしても
重いのでこれが限界だった。
・③は主に対フシギバナ(ペリッパーの暴風でなんとかしに行く)と、雨ブリジュラスは出したい(エレクトロビーム打ちたいとか)がメガラグラージは刺さってない時用。
・バシャーモは①だとしんどかった印象。死に出しから削れたブリジュラスを倒し、守るを打つ と、雨下のメガラグラージより素早くなり、ラグラージを削られていると全抜きされる。
さらに流星群後のブリジュラスに死に出しし、剣の舞を積んで全抜きされたことも。
(立ち回りが不十分だっただけの可能性はある)そのため、②④で対応しようとしたが、正しい
判断だったかはなんともいえない。
重かったポケモンは、選出された時の勝率(以下、被選出時勝率と表記)が低い順に
・サザンドラ(被選出時勝率33%だが、そもそも被選出率26%と、あまり出てこなかった)
・アローラキュウコン(被選出時勝率36%、被選出率79%。マジで無理)
・メタグロス(被選出時勝率40%だが、そもそも被選出率38%と、あまり出てこなかった)
本当は他にもいるはずだが、なんだかんだ勝率5割か、遭遇率10%以下でなんとかなった。
なお、上の通りなら、サザングロスに弱いはずなのだが、なぜかセットではなく単体でしか出てこなかったのは不思議だった。
【Ⅴ 立ち回りで気がけたこと(初心者向け)】
気づくのが遅れ、もっと早く気づいていれば…と思ったことを初心者向けに書いておく。
・初手の自分ペリッパーvs相手マスカーニャの対面はブリジュラス引きが安定択
→トリックフラワー、雷パンチ、とんぼ返りを選択されることが多く、はたき落とすを無理やり
打ってこない限り、ただの持久力の起点。相手後続に負荷をかけやすいので有利。
(これが私がマスカーニャを信用しきれなかった理由でもある。実際、被選出率82%なのに、
被選出時勝率は94%の17勝1敗なので、猫だけどカモでしかなかった。)
・ブリジュラスの技選択は相手の交換先も考えながら決める
→特に雨下だとエレクトロビームを相手が読んで、カバルドン、ガブリアス、サザンドラあたりが
よく来る。特にガブリアス、サザンドラへの交換を読んで流星群を打てると爆アド。
ガッツポーズ製造機だった。
・相手のカバルドンに対しては、ペリッパーの後出しが有力
→相手のカバルドンはステルスロックか、あくびを打ってくるため、HP1でも倒されない。
ステルスロックの場合、相手は次に引いてくることが多いので裏に通る技を打つといい。
(ステルスロックのダメージでペリッパーが倒れると、あめふらしが発動しない。
これを狙って、HPが1のペリッパーが裏にいるとステルスロックを打たれがち)
あくびの場合は、とんぼ返りか、切って波乗りを打つかの選択で、どちらにせよ天候は一旦
雨に出来ているので、よし。
・ラグラージのクイックターンは、相手を倒して死に出しされたときに、困らないかを考える
→相手のポケモンをクイックターンで倒した場合、自分の場にはメガラグラージ以外のポケモンが
出ることになる。相手が死に出しでメガラグラージでしか対応しにくいポケモンを出されて困り
そうなら、クイックターンではない技で相手を倒すこと。
あとは、いわゆる「感想戦」をしましょう。練度が上がるまでは、何らかのミスで負けていることが多いです。負け試合を振り返り、負けた理由を時間をかけて考えることで、ミスに気づければ、自然に強くなっていきます。
【Ⅵ 参考データ】
後からの感想戦や、パーティの変更を見据えて、データを記録しながら戦っていた。(何勝何敗がポケモンごとに残っているのはそのため)記録する画面はこんな感じ。

集約されたデータはこんな感じ。参考までに。

