
【シングル】M-3 マスター到達 ペリジュラスラグ
チャンピオンズ レギュレーションM-B シーズンM-3 シングル
構築記事を残すと未来の自分が嬉しくなるので残します。
対面寄りサイクルか壁展開は多く使うけれど天候ギミックはほぼ向き合ったことがないので、いい経験でした。
戦績
モンボからマスター昇格まで

構築経緯
今期は雨ラグが強いと言われたのは誰もが知っているはず。
天候ギミックをシングルではしっかり扱ったことがなかったため、ラグラージに思い入れがあることもあり、さくっと雨パでマスター上げてみようかなと考えました。
そうなると当然ペリッパーが確定で、ブリジュラスも当然の顔で参入。当初はさらにイダイトウ♂とかいう雨アタッカー三銃士を入れて、残り2枠にはここまでで苦手そうなライチュウYに強く、雨雪どちらも活躍できそうなメガニウムと、逆に相手の雨にめっぽう強いアローラキュウコンを入れました。
途中でイダイトウ♂は雨プランに寄りすぎていて、相手の雨対策に極端に弱くなってしまうことから、キュウコンからの展開プランを取りやすく、キュウコンとメガニウムに一貫する鋼に対して強いウルガモスに変更しました。
基本選出と立ち回り
まずは相手パーティに雨パを通せるか判断。
以下のポケモンが多い(2~3匹いる)と感じたら裏選出とし、雨を通すプランを思いついたら雨選出とした。
判断基準のポケモン
メガニウムなどの特殊草タイプ
天候変化ポケモン(カバ、ユキメノコ、バイバニラなど)
フリドラ持ち
ペリラグをはじめとした水タイプ
ちなみに、裏選出は雨下の鋼がつらくなりがちなので、鋼が多いパーティには雨プランを通しにくそうと思っても無理やり雨選出することもあったので、一概には言えない。
その他、メガライチュウYが絶対先発に来るでしょ……みたいな時はメガニウムを先発にしたり、ゴースト統一なら逆にウルガモス初手で積めるでしょと考えたり、その他臨機応変に選出することも多々あったのですが、それは割愛。
表選出
先発:ペリッパー
裏:ラグラージ、ブリジュラス
⇒カバが先発に来そうな時など、状況によってはラグラージを先発に出したこともあった。
何よりペリ先発は読まれやすい。読まれても問題ない立ち回りが求められる。
ちなみにメインのラグラージよりもブリジュラスの方が活躍しがちだった。
裏選出① シンプル
先発:キュウコン
裏:メガニウム+ウルガモス
⇒壁展開できそうならこの選出。
鋼には弱いのでこの選出をする場合は慎重な立ち回りを求められる
裏選出② 対雨パ
先発:キュウコン
裏:ブリジュラス+メガニウム、ウルガモス、ペリッパーの誰か
⇒ペリラグイダイトウに強いキュウコンを大事にしながらサイクルをしかける選出。
雨下で相手のエースを動かさないように気をつければまず負けなかった。
裏選出③ ブリジュラス全力介護
先発:キュウコン or ペリッパー
裏:ブリジュラス+キュウコンorペリッパー
⇒ラグは通らないけど、ブリジュラスは通せそう……という印象の時など、
キュウコンの壁とペリッパーの雨でブリジュラスを全力で通す選出。
エレビしまくってCを上げ、壁下の被弾でBを上げてカチカチにすることで
生半可な火力では突破不可能にする。
個別解説
ラグラージ
調整意図:
ミラー意識最速
役割:
メガ枠エースAT
使用感:
ハマった時の破壊力はすさまじいものの、そもそも通しきるのが本当に難しかった。
襷で簡単に止まるし、ミミッキュでも止まるし、スカーフマスカーニャからは逃げなければいけないし、カバに天候書き換えられるのも困るし、アシレーヌには耐えてエナボされるし、貯水がいなくとも分かりやすく止める手段がたくさんあるので、強いけど対策も容易なポケモンだなあという感想を抱きました。
逆に言えばそういった対策を必須としてくるポケモンなので、相手の選出を読みやすく、結果として裏選出を通しやすくする圧力はあったんじゃないかと思います。
ウェブタ地震は当然確定枠として、補完は冷凍パンチ。他にも毒づきなど補完技の候補はあったものの、クイタンが便利でした。クイタンのお陰でラグを初手で出す選択も出来るし、相手にキュウコンなど天候変化してくるポケモンがいれば、投げられるタイミングにクイタンを合わせることで雨を維持し続けることも出来るし、何より微妙な対面でも負荷をかけつつ交代が出来る。明らかに逃げそうな相手にクイタン当てて仕切り直しできるの偉すぎた。
超余談だが、昔遊んでいたサファイアから連れてきた個体なので、昔の相棒と戦えるのエモかった。
ペリッパー
調整意図:
特になし
役割:
雨降らし 兼 クッション
使用感:
何の捻りもないHBペリッパー。
火力よりも、クッションとしての役割を重視するためにHBにしてみたところ、ラグが苦手とするマスカーニャに意外と強く出られたり、メタグロスを誤魔化せたりして良かったなと思います。裏の火力が高く、ペリにそこまでの削りを求めていないので。
ただ、ガブを冷ビで落とせるくらいには火力振ってもよかったかもしれない。
ブリジュラス
調整意図:
ミラー意識最速
役割:
雨下エース 兼 ラグの苦手な草に対する補完
使用感:
どう考えてもこの子がMVP。
流星群、ラスカノ、エレビ当たりは非常にテンプレで、ミラー意識の波動弾を入れた技構成。
最初はどんな対面も地面の後投げをそこまで気にせず気軽にエレビを撃っていたのだが、ガブの珠地震でぴったり落ちることを知ってからは水タイプにエレビ撃つのが怖くなってしまった。でもよく考えてみればB上がっていれば耐えるので、状況次第ではそこまで怖がらず水タイプにエレビ撃っていいんだなとかなり最後の方で考え直した。
ラグ出す前にブリジュラスが全て終わらせる試合も多々あった。また、雨でなくともキュウコンの壁下で出すことで、無理やり攻撃を複数回耐えつつエレビ積んでC+1流星で後投げされたポケモンを吹き飛ばすこともあったし、そもそもシンプルなサイクル適正も高いのでメガニウムウルガモスでくるくる回して勝つこともあり。何でも出来すぎるとかほんま何なんやこのバケモン。そのうちナーフされそう。
キュウコン(アローラ)
調整意図:
特になし
役割:
雨ミラー対策 兼 裏選出展開役
使用感:
雨対策なのでフリドラが確定。オーロラベールとアンコールはキュウコンに標準搭載の技だが、何故ゆきげしきを入れたかというと、初手ペリッパーやカバルドンに対面した際に撃つ想定だった。ちなみに一度も撃たなかった。ムーンフォースでも良かったかもしれないが、現状ムーンフォースを撃ちたい相手にはフリドラが4倍で入るので、無くて困ったことはなかった。
タスキにすることで何度も行動しやすくなり、こちらの求める天候を取り続ける一助となったのでとても良かった。また疑似的なストッパーにもなれるので、どうしても天候を取れないままラグと対面しても勝てるところも偉かった。
ウルガモス
調整意図:
H:奇数最大値
B:余り
S:11n
役割:
裏選出積みAT
使用感:
あまり選出しなかった。雨選出には入れられないので……。
けれど裏選出する場合は鋼がキツくなりがちなので、壁と相性のいい炎タイプを入れるのは正解だったと思う。この子がいなければ鋼2枚選出とかざらにあったのではなかろうか。
選出は少なかったものの、壁を貼って舞うのが単純に強く、毎回十分な活躍はしてくれていた。何より相手のアローラキュウコンに強めなところがありがたい。
前期でも使っていたHBウルガモスをHSベースにしてみたが、もう少しSを削って耐久に回すとより使い勝手が上がりそう。朝の日差しが欲しくなる場面は多かったが、雨雪軸である以上は噛み合いが悪いので、オボンで我慢するしかなかった。
メガニウム
調整意図:
H:16n-1
C:最大
S:1段階上昇でガブ抜き
役割:
裏選出エース 兼 メガライチュウY対策
使用感:
雨でも雪でも活躍できると見込んで採用。壁下でめちゃ強い。
前期のシングルで遊んでいた個体の流用なので調整意図は今のパーティに噛み合っていないが、それでも壁込みで十分な耐久は確保できているため問題なし。むしろ相手のブリの上を取って大地の力で落とせたこともあるので、悪くないSになっていたと思う。
技構成はフェアリー技を切っているが、困ったことはない。大地があるおかげで、鋼に一矢報いて勝てる方が重要。生半可な抜群は耐えるので無理やり居座ることも容易にできる。
火力強化がなくとも十分な火力を出せるメガニウムには、今作めちゃくちゃ助けられているなーという印象。
構築の反省点
構築の完成度としてはかなり満足しているし、実際マスター上がってからもそれなりに勝てそうではある。雨でゴリ押すというより、表選出で圧力をかけて裏選出を通す方が勝ちやすく、 選出誘導に見合った裏選出をブラッシュアップしていくことで勝率を上げていくのが良さそうな気がする。
ところで、最初にラグが使いたいところから始まった構築なのだが、最終的にほとんどラグを出すことなく、ブリジュラスに頼りきりになってしまった点が悔しい。日が経つにつれて雨ラグ対策も充実してきて、メガラグを動かすことがより難しくなっているように感じる。
今の環境でラグを使うなら、起点作成型の方が活躍させやすそうなので、今度はその方針で構築を組みなおしてみたい。
趣味とか言った方がいい? ケモナーでーす