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【シーズンM-1 最終R2201】滅びゲンブラ&両受けロトム

初めまして。

SV環境では結果が振るわず構築記事を書くタイミングがなかったのですが、今回チャンピオンズに移りレートのインフレに乗じて序盤シーズンで2200&最終4桁達成と中々キリの良い結果を残すことができたため記念に書いてみようかと思いました。

・構築コンセプト

主に次の2パターンのプランを通すことを目標に立ち回る

①厄介なポケモンをメガゲンガーの滅びの歌で無理矢理倒して裏のポケモンの一貫を作る

②メガハッサム、アシレーヌ、ガブリアスで相手の積みやステロの隙を与えず対面的な戦闘を強要させる→残ったポケモンをブラッキーで詰める


・構築経緯

シーズン開始から3週間くらいはクエスピクシーを採用した構築で潜っていたが、レート1900〜2000の間で停滞してしまい構築の見直しをすることに

→ここでカバルドン入りに対する勝率が2割を切っていたことが判明(カバを実際に選出された試合のみの集計)。

原因としては、メガピクシーがカバに圧倒的に強いのは確かだが、相手側からみた場合メガピクシー対策のポケモンを選出するのはほぼ確定であり、またこちらの選出メガ枠が強制的に決まってしまうため、メガピクシーを単純な高火力や技の試行回数による追加効果、急所で突破してくる相手のメガシンカポケモン全般が厳しく、ピクシーが突破されてしまうとそのまま負けに繋がってしまう展開が多かった。

こちらの有効打がCに降ってないムンフォ、サブ技として不一致のエスパー技か鋼対策の炎技くらいなため、交代先のポケモンへ有効打を与えることが難しいのも課題点だった。



以上を踏まえて、メガピクシーの役割対象であったカバルドン、ブラッキーに同じく安定して強く、かつメガ枠を消費しない、交代先のポケモンへの負担も十分に掛けられるアシレーヌを新しい構築の1匹目として採用。

アシレーヌの苦手な毒、電気に強いガブリアス、フラエッテを始めとした相手のフェアリーに強い鋼ポケモンとしてメガハッサム、クエスピクシー軸の構築でも使っていて中々感触の良かったヒートロトムを補完として採用。

残りの枠について、ロトムの他にもう1匹受けポケモンが欲しかったので、メガスターミー、イダイトウ、ギャラドスなどの多くの物理を見ることができ、願い事で天候に影響されずに自身や味方の回復を行えるブラッキー、ここまでで重かったフシギバナ、ドヒドイデ、アーマーガアなどをまとめて滅びの歌で倒せるメガゲンガーを2匹目のメガ枠として採用。パーティが完成した。


...アシレーヌの採用から構築を組み始めたのに最後に追加したゲンブラの方が強かったが、結果としてすんなりレート2100,2200を達成できたため全体的な満足度は高い。


・個体紹介

・同族意識で最速
・相手の攻撃を1発以上耐えるため残りH、他余り
・シャドーボールでH2振りメガスターミー100.7〜119.7%


高耐久ポケモンを特性+滅びの歌で確実に処理する。攻撃性能を削っているためアタッカー型より選出機会は減るものの、出した試合はしっかり活躍してくれる。

技は滅びの歌と守るは確定で、次に滅びの歌のターン稼ぎやゲンガーへの弱点技、交代技を撃たせなくするため金縛りを採用した。残り1枠は攻撃技のシャドーボールが無難。

メガフシギバナの大地の力、ドヒドイデのしっぺ返し、ブラッキーのイカサマなどこちらへの有効打を金縛りで封じることで、十分にHPを残して2匹目以降の滅びループを仕掛けることもできる。


メガハッサムと組む事でどちらもフェアリーに強いメガエースとなるため、メガフラエッテの選出を抑制できていたと思う。


このポケモンのおかげでたまに当たる受けループに滅法強く、またTODによる引き分けの数を激減させることができたため、時間を掛けずにレートを上げたい人にこそオススメしたい。


選出率5位

・テンプレのHA、残りS

高耐久、高火力、高速(バレパン)、3拍子揃ったポケモン。弱点の少なさと技範囲の広さから殴り合える相手が多く、先発で出して1体持っていった後の相手の2体目へ高火力バレパンを撃ち込み退場するも良し、逆に最後まで残しておき削れた相手をスイープする動きにしても強い。


選出率2位

・アシレーヌと素早さを合わせてS3振り、残りHB

・メガスターミーの特化アクアブレイクが45.2〜53.7%(残飯回復1回込みでほぼ2耐え)

・陽気イダイトウ♂のウェーブタックルが41.7〜49.7%

・陽気メガガルーラの捨身タックルが41.7〜50.2%(意地っ張りでも最大54.7%なので残飯回復込みでほぼ2耐えできる)


数値受けできる耐久で格闘以外の物理ポケモン全般を見れる。

先述したメガスターミー、イダイトウなどの対策困難枠を1匹で受けられる点が大きく、一致イカサマによる遂行速度も耐久ポケモンとは思えない速さで負荷を掛けられる。

耐久ポケモンの課題である上からの怯みに耐性がある点もありがたい。

また願い事により自分のみならず味方の回復も行えると至れり尽くせりなポケモン。


技はテンプレの4つでどれも外せないものだが、毒ダメ稼ぎで守るをより強く使えるようになるどくどくや、相手の攻撃をブラッキーで受け止めてから体力ミリの味方を安全に回復できる動きを取れるバトンタッチなども候補か。


ステロ+吠えるorドラテのガブリアスやブリジュラス相手には、ステロターンで欠伸→次ターン願い事を選択することにより相手が居座ってきた場合は眠らせてから安全に味方を着地させ、ステロで削れたダメージを回復できる。

相手が眠りを嫌って引いてきた場合はこちらの欠伸連打で一方的にブラッキーが残飯で少しずつ回復できるので不利にはならない。


道連れ持ちのゲンガー、メガジュペッタ、サメハダーなど読み合いが必要になる対面において、自慢の耐久でなんでも攻撃は1発耐えるのでイカサマで遂行を急ぐ必要はなく欠伸を選択する余裕がある。


明確な弱点としては、メガミミロップやメガルカリオなどの高速格闘がいると選出を大きく抑制されること。

このパーティのゲンガーはそれらに有利ではないため選出はできず、そうなると格闘技+次ターンの攻撃技を後出しで受けられるポケモンがいないのでブラッキーと対面させられた時にかなり苦しい展開となってしまう。

それでも裏のポケモンを考慮してブラッキーを出さざるを得ない場合は、先発ハッサムアシレーヌでブラッキーの苦手な格闘ポケモンを早々に処理しておきたい。

選出率3位

・テンプレのAS


スカーフ、タスキとアイテムが余っていたので、先発ブリジュラスと対面しても居座る選択肢を取りやすいタスキで採用。

主にリザードン、キラフロル、バンギラスが見えた場合は先発に出す。電気ポケモンに対しては一応投げるが、地面無効+鬼火持ちが多いロトムか、裏にアマガ等の地面受けとセットで出てくるハラバリーくらいなので特段有利になるという訳ではない。


技は一致技の地震、スケショは確定で、残りはブラッキーロトムで起点を作ればそこから全抜きを狙える剣舞と、リザカイリュー意識のステロとした。


そこそこの素早さからの高火力地面打点は無難に強く、剣舞+スケショにより最後の1匹から捲ってくれるパワーを持っている。


タスキにより積まれた相手へのストッパー性能、行動補償からの強引な積みも成立させられる場合があることが利点である。

しかし、タスキ持ちとしては対面だとカイリュー、アシレーヌ等を一撃で倒せず神速アクジェで縛られる(スカーフの場合も勝てないが)、ガルーラの親子愛冷パンやトリプルアクセル持ちが多く他のタスキポケモンより少々使いづらさが目立った。


相手に同じくガブリアスが居る場合、なるべく先発で出すことは避けたい。

相手のガブの型が確定していない以上、先発ガブミラーの際の安定行動がないためである。

対スカーフはスケショで3発+相手の逆鱗の鮫肌ダメでも落とせるかは乱数であり、タスキスケショミラーは素早さ関係が分からない状態でBが下がるスケショはリスクが大きすぎる。

ステまきガブはステロ→ドラテを撃たれる前に倒せるかはスケショの上振れ次第でありこれも不安定。よって2番手以降に控えさせるかそもそも選出をしない選択となる。


このポケモンを使った上での反省点としては、タスキを消費する場面に慎重になりすぎて、つい温存するため居座らず裏への交代を選択してしまうことが多かったこと。ブラッキーの願い事により体力をある程度戻せるという前提で行動できていれば無理やり居座ってステロを撒くなどのプレイングを強気に選択できていたかもしれない。


選出率4位


・C特化、素早さはS2振りブラッキー抜き、残りHP

・H2メガルカリオに泡沫が雫込みで89.7〜106.1%(37.5%)、蝶舞1積みH32ウルガモスに66.6〜79.1%、2積みでも50.0〜59.3%

・雫泡沫でH2メガリザードンYが晴れ下で85.1〜100.6%、雫アクジェが20.6〜27.0%


構築初めの考えにより、カバルドンブラッキーに役割を持たせるためC特化。また後出しした際に両者からの欠伸を受けても切り返せるようミストフィールドを採用した。

またこのままだとリザYのソラビ耐えカバルドンなどには乱数で耐えられるので、リーチを伸ばすため神秘の雫を持たせた(ここまでしてもHD特化には確定耐えされるが)。これにより他にも有効となる相手が増えたため結果的に良かった。

先述の通りメガリザYに対して晴れていても対面からソラビを耐えて返しの激流泡沫+アクジェで倒すことができる。

ウルガモスも先に挙げた通りだが、仮にギガドレ持ちだとしても次ターンの泡沫で回復料込みで十分落とせる範囲。C特化であれば確定で激流発動圏内となるため、これも返しの泡沫で落とせる。

アシレーヌで見たいポケモンが必ず相手パーティに1匹はいるため、8割くらいで選出していた。


選出率1位


・素早さは準速60族抜き、残りHB

・特化メガガルーラの猫騙し+捨身タックル→火傷後捨身タックルが112.7〜135%(オボン込みのHP計算だと90.3〜108.1%、猫騙しなしだと確定耐え)

→陽気ならオボン込みで83.1〜99.4%の確定耐え

・剣舞1積み陽気ソウブレイズのポルターガイストが82.8〜98.0%


ブラッキーが数値受けなのに対して、こちらは優秀な耐性を活かしたタイプ受けで相手を見る。

ホルード、マンムー、メガエアームド、フシギバナ、スコヴィラン、メガニウム、ウルガモスなどタイプ的に有利な相手が多い。


採用技について、鬼火怪電波は後述する痛み分けによる耐久を無理やり成立させるために必要であり、相手を倒せずとも火力を大幅に削いでからガブハッサムの剣舞、メガゲンガーによる滅びを補助する動きが強かった。


痛み分けは相手の削りとこちらの回復を同時に行える神の技で、PPもしっかり20あるため回復技持ちの相手にも粘りやすい。

宿木によるHP吸収は痛み分けでなかったことにできる。スコヴィランやフシギバナなどには特に有効である。

また相手の毒やステロによる定数ダメージを受けても痛み分けで相手とHPを共有するため、実質的なダメージは半減していると言える。

HPミリの状態で相手の2体目以降に対峙しても、先手で撃てればこちらはほぼ半分回復、相手はカタスロトフィを一方的に撃たれた状態になるため最高の気分を味わえる。


残りの技枠は攻撃技としているが、居座る性質上オバヒは不向き、耐性的に受けたい草、地面、また一番後投げされやすいガブ等のドラゴンには電気技が通らないため、消去法でイカサマとなった。とはいえ有効打が無いと見て積んでくるリザXやソウブレイズなどへ想定外の負荷を掛けられたり、火傷しないのでイカサマの火力が下がらないことなどブラッキーと違った点で使いやすかった。


HPに振り切っているため特殊耐久もそこそこあるのだが、特殊メガシンカポケモンクラスの火力だと後出しから受けきれない事が多く、

特に耐性的に有利そうな臆病メガリザードンYの晴れ放射+オバヒでほぼ落ちてしまうのが致命的で、後出しが安定しない。

また放射10万エアスラなどを受けられるメガカイリューは特化竜星群が80.2〜94.2%で、ステロが入っていると対面からでも1撃で落ちてしまう。

なので、物理受けはブラッキーに一任してこちらはHDに特化させる運用も試してみる価値はある。

当初はいろんな構築相手に出していけると思っていたが、電気技が無いことで相手の水ポケモンへ出していけず、ガブカバフロルブリジュラスなどがいるとステロを撒かれた際に動きづらくなる点から選出を控えることが多かった。


選出率6位

・選出パターン、立ち回り

全て挙げるのは無理なため、いくつか例を出して大まかな選出ポケモンと立ち回りを書いていく


①カバ、ブラッキーのどちらかが居る場合

→アシレーヌ絶対選出。残りは補完に優れるガブやハッサム、ブラッキーなど

交代が多くなりそうならステロ牽制のためアシレーヌは先発で出したい。


②ガブ、ブリジュラスがいる場合

→ステロドラテ型だと嫌なので先発アシレーヌ。ブリジュラス単体でガブが相手パーティにいないならガブ先発でも良い。欠伸で相手の居座り行動を阻害できるためブラッキーも一緒に出していきたい。


③ドヒド、フシギバナなどの受けポケモンが複数匹いる場合

→アシレーヌ+ゲンガー@1。相手もゲンガーのキャッチを警戒してくるため初手はゲンガーに有利な地面や悪が来ることを予想してアシレーヌを先発に置く。


④スターミー、イダイトウ、ギャラドスのいずれかが居る場合

→ブラッキー絶対選出。体力が半分残っていれば大体上記ポケモンの攻撃は耐えられるため、願い事選択よりイカサマや欠伸を優先して押しても良いと思う。


⑤ウルガモス入り

→ロトムを2番手以降に選出@2

フラエッテなどのフェアリーと組んでいるならハッサムとアシレーヌ、受けポケが多いならゲンガーブラッキーあたりを選出。

アシレーヌで崩すならハッサム出しに合わせて交代してくるタイミングで釣り交換して対面で殴り合う。


⑥リザードン入り

→先発アシレーヌ+ガブ@1

相手が先発リザードンならYであれば殴り勝てる。Xなら初ターン積み技であればガブ交代が安定。初手から雷パンチで殴ってくるなら激流泡沫で飛ばせる。


⑦アシレーヌ入り

→先発ハッサム、水技受けにこちらのアシレーヌ@1

ゲンガーで泡沫を金縛りできれば滅びで突破できなくもないが、クイタンサイコノイズ持ちも一定数いるため殴り合えるハッサム優先の選出が多い。


⑧ゲンガー入り

→先発ハッサムまたはガブ。ブラッキーは後投げからイカサマで遂行できるが気合玉、滅び持ちが一定数いるため出来るなら投げるのは避けたい


⑨ガルーラ、ホルードなどのノーマル(ミミロップ除く)

→ブラッキー、またはロトムを選出。あとは格闘打点のあるハッサムなど


⑩フラエッテ等の鋼弱点フェアリー入り

→ハッサム絶対選出。サイクル戦でハッサムが疲弊するのでブラッキーの願い事による回復を意識したい


・メガミミロップ、メガルカリオ入り

→カバやガブがいるなら先発アシレーヌ、そうでないなら先発ハッサム


・クエスピクシー

→先発ハッサムで剣舞叩き。バレパンがHB特化メガピクシーに半分くらい、返しのC無振り火炎放射で一撃で落ちるため、剣舞を積めてない状態でピクシーと対峙するのはなるべく避けたい


・課題点

クイタン、蜻蛉、ボルチェン持ちが多いアーマーガア、ハラバリー、アシレーヌ、シャワーズなどはゲンガーの滅びで突破したいが逃げられてしまうため、交代技選択に合わせて守る→金縛りを決めなければならず読みが必要となる場合がある。


ガブにステロは搭載していたが、撃てる機会があまりなくカイリュー、リザードンが常に重かった。

またアシレーヌ、ブリジュラスなどの一般枠も重かったためガブリアス、ロトムの枠は改善の余地がある。特にロトムは普通に炎、電気技を撃ちたい相手が多くトリックで相手の行動を縛ってゲンガーの滅び成立も視野に入れられることからスカーフ採用も良いかもしれない。


・最後に

この構築はGW後半あたりで考えてそこから勝ち越すことができたのだが、もっと早く思い付いて試していれば2300以上も行けたかもしれない。

久々に1ヶ月丸々ランクマに入り浸り、環境の変化を直に感じながらポケモン対戦ができて楽しかったです。

M-2シーズンも環境的には変化ないので、2200以上を目標に取り組めていけたらなと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。