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【初心者が環境メタで瞬間4000位⁉】環境初期最強メガ2体をメタったガブメノコ構築【最終1921.833/39061位】

 初めまして、アマレットです。ポケモンはゲームに触れる前の幼少期から大好きで、ゲームは小学校1年生のときにBWで初めてプレイしました。その後、中学3年生のころに某Vtuber(〇咲楓)からポケモン対戦を見るようになり、主にゆっくり実況で見ていました。高校生の頃はポケモンはswitchになったものの、自分はswitchを持っていなかったため、ポケモン対戦デビューは大学に入ってからswitchを買ったSVの時でした。SVランクマもレギュBまでしかしておらず、あとはポケモン系youtuberを追いかけて情報だけ追ってた感じです。バイト先の後輩がチャンピオンズをやっていて、話を聞くうちに自分も参戦する気になり、シーズン2から参戦しました。

 ランクマシーズン2は最終日徹夜で潜ってレート溶かしまくって最終レート1563.857の198526位と悲惨な結果に終わってしまいましたが、今シーズンは途中から使い始めた構築がかなり良く、瞬間最高レート2033、瞬間最高順位4000位台、最終レート・順位も1921.833、39061位と初心者にしては十分すぎる成績を残せたので、その構築を記事として残そうと思います。

【使用ポケモンと個別解説】

ガブリアス@こだわりスカーフ

特性:さめはだ

185(2)-182(32)-00-xx(↓)-00-169(32↑)

技:げきりん、じしん、アイアンヘッド、ストーンエッジ


ユキメノコ@ユキメノコナイト

特性:のろわれボディ→ゆきふらし

156(11)-xx(↓)-90-132(32)-90-168(23↑) 

→156-xx-90-192-120-179

技:ふぶき、シャドーボール、10まんボルト、わるだくみ


 今回の構築の軸となる2体のポケモン。まず、新メガシンカが解禁され、ランクマにしばらく潜っていたのですが、メガムクホークとメガライチュウYがやはり強力で、間違いなく構築段階で対策必須なポケモンだと思いました。特に環境初期はこの2体のメガポケが並んでいる構築も多く、両方を無理なく、汎用性を保ちながらも安全に処理できるポケモンを考えていたところ、メガユキメノコに行き着きました。メガユキメノコはメガムクホークよりもS種族値が高く、そのうえでHD特化でもおくびょうC32振り必中ふぶきで確定1発、さらに無振りなら1回インファイトを撃たれて耐久が上がっていても1発で落とせるうえ、メガ前も雪なしでムクホークのブレイズキックを1発は耐えるため、ムクホークに後出しして安全に処理することができます。そしてライチュウはスカーフガブリアスで上から地震で縛れば、ライチュウのみわくのボイスを1発は耐えるため、こちらも後出しから読まれたとしても安全に処理することが可能となります。こういった経緯からガブメノコの並びに行き着きました。

 体感としては、ユキメノコは使用率でシーズン中ずっと50位から60位近辺をウロウロしていましたが、メガの中でもトップクラスに強い部類だと思いました。ふぶきの火力もあり、氷、霊、電気の技範囲で大体のポケモンを殴ることができますし、弱点でも雪込みで中程度の火力であれば1発は耐える耐久があるため、普通に3タテすることも珍しくありませんでした。

 かなり舐められているという印象が強く、特に壁を張るイメージが強いのか環境初期では挑発から入られることが多く、読み違いや見縊りによるイージーウィンも多くありました。ユキメノコ基本的に高速高火力な特殊アタッカーなので、上をとられるとめちゃくちゃ削られる、ないしは倒されるのでスカーフさえケアすれば普通に仕事ができます。また、中盤から増え始めたドラミドロ、アマガの受けループに対してふぶきと10まんボルトで対処でき、メタグロス相手にも相手のバレパンを耐えてシャドボで削れる点も強力でした。

 ガブに関しては特に言うことないです。全部のメガとリザやギャラなどのS1積みメガ、スカーフサザンなんかもまとめて抜いて上から殴れるのが強かったです。一時期積み対策でスカーフなのにドラテとステロを入れていましたが、普通に範囲を広くとったほうが強かったです。特にアイへでミミッキュを飛ばせるのが偉すぎました。


ドドゲザン@黒い眼鏡

特性:まけんき

206(31)-205(32↑)-140-xx(↓)-105-73(3)

技:ふいうち、ドゲザン、アイアンヘッド、かわらわり


ハラバリー@オボンのみ

特性:でんきにかえる

216(32)-xx-143(19↑)-125(2)-110(7)-71(6)

技:パラボラチャージ、ボルトチェンジ、みずびたし、どくどく


 こちらはガブメノコの補完枠の2体です。詳しくはパーティの変遷でも書きますが、ドドゲザンは構築の原案から、ハラバリーは最終構築の最後の方に加入という対照的な2体です。

 ランクマ新シーズンの最初はクローザーとしてイダイトウを採用していましたが、新たに命の珠が追加されたことにより、ミミッキュの剣舞かげうちを耐えられなくなり、セーブシチュエーションで何度も負けまくったので新たなクローザーとしてドドゲザンを採用しました。自分が考える現環境のクローザー、イダイトウ、ミミッキュに強いためドドゲザンを抜擢。最初はその役割から特性をそうだいしょうにしていましたが、次第に序中盤から出ることも増え、序中盤での威嚇やがんせきふうじなどの相手のランク変化行動に対して攻撃を上げられる方がいいと思い、まけんきに変更しました。Sは2振り同族や2振りメガクチートの上をとるための3振りです(トリクチがあまりいなかった)。ガブメノコゲザンが基本選出でした。

 ハラバリーの加入理由としてはアシレーヌなどの水タイプやアーマーガア、ブラッキーなどの受けポケモンがつらかったからです。これらのポケモンをまとめて面倒を見つつ、かつカバルドンにも強いためユキメノコの負担を軽減することも可能となり、さらに以前はかなり勝敗に直結していた初手も雑にハラバリーを投げれば大抵何とかなったので、本当にこのパーティの救世主となりました。

 かなり特殊な配分になっていて、まず、キラフロルを特殊アタッカーの目安として、キラフロルの大地の力を2回耐える調整にして、カバルドン、無振り50族を抜くためにSに6振っています。最初は残りをCに振って性格補正をかけていたのですが、ガブリアスに最低限どくをいれるなどの仕事がしたかったので、ステロ込みで特化ガブ地震を耐えるよう、補正とポイントをBに振って、残りをCに振っています。基本的にやることはみずびたしから始動してどくどくを撃つなり、パラボラチャージで耐久するなりと動きは決まっているのでほとんどのポケモンに対して十分動けました。

 受けポケモンに対しても、みずびたし+どくどくで本来毒状態にならないポケモンに対しても猛毒を入れられるので、それまでの構築の課題が一気に解消されました。ただ、動きが決まっていてほとんどの相手に対応できる反面、動きが決まっているので読まれたり、またみずびたしにしろ、どくどくにしろ、変化技から入るので、身代わりやアンコールを打たれると一気にテンポをとられたりと、かなりリスク管理と読みが重要なポケモンでした。

 あと、意外と不思議だったのが、皆さんみずびたしケアとか対策をしないんですね。みずびたしのようなタイプを書き換える技はフォルムが変わるとフォルム変化後のタイプに書き換えられるので、ハラバリーとメガシンカポケモンが対峙したらまずはメガシンカせずに突っ張ることをお勧めします。そのあとメガシンカすればタイプはフォルム変化後のタイプになってもう一度みずびたしを撃ちなおす羽目になるので、相手のテンポを崩せます。初手対面メガシンカで助かった場面がめちゃくちゃありました。特にメタグロスとライチュウ。ハラバリーは力持ち特化ホルードや特化メガドリュウズの地震(火力指数35,400)でもHB特化で普通に耐えます。なので、爪補正も乗らない特化してA実数値216の不一致地震程度はオボン込みで2発受けられます。また、ライチュウは特性避雷針なので、みずびたしを受けてもハラバリーの攻撃はほぼ通りません。どくどくかマッドショット搭載してないハラバリーならメガシンカせずにとっておくほうがいいと思います。


ヤドラン@ヤドランナイト

特性:再生力 → シェルアーマー

202(32)-xx(↓)-178(32↑)-120-102(2)-50

→202-xx-255-150-102-50

技:ねっとう、なまける、ボディプレス、てっぺき


 こちらのヤドランはサブメガ枠として採用。基本選出のガブメノコゲザンはシーズン後半から爆増したメガバシャーモで全員が上をとられて、ガブ以外は弱点を突かれて尋常じゃないレベルで重いので、バシャーモ入りに対して出すメガとして採用。さすがの物理耐久でバシャーモ以外にもガブ、ミミッキュ、マスカーニャ、メタグロスなど使用率の高いポケモンが物理に偏っているので、かなり出せる場面は多くありました。

 ただ、物理に振り切って特殊耐久はおろそかにしているので、特殊アタッカーにはかなり注意が必要なのと、先に剣舞を積まれると弱点を突かれて余裕で突破されるので相手に積ませない盤面管理が重要になります。また、構想段階では、なんでも物理完封できると思っていましたが、下手にてっぺきで積むと、次ターン上からアンコールで縛られて交代を余儀なくされるので、想像以上にいろいろな構築に対策が組み込まれていて物理相手に出してイージーウィンとはいきませんでした。

 さらに、構築の見た目的にメガ枠はユキメノコとヤドランだと看破されやすいため、ユキメノコを見せないような立ち回りをしていると、相手が過剰に積んできました。それが勝ち筋になることもあれば、例えばミミッキュが剣舞を異常なまでに積んで、ミミッキュのA+6珠かげうちで安全に着地したガブが落とされるという負け筋になることもあり得るので、どれだけ最悪な展開を避けられるかという立ち回りを要されました。少しヤドランの調整がおざなりだったのもあり、もう少し環境や想定状況にチューニングするともっと上に行けたと思います。


ラウドボーン@たべのこし

特性:てんねん

211(32)-xx(↓)-167(32↑)-130-95-88(2)

技:フレアソング、シャドーボール、みがわり、なまける

 最終日に急遽採用したポケモン。ラウドボーンを入れる前はその枠に撒き技を嫌ってキラースピン持ちキラフロルを入れていたのですが、あまりに出せる場面がなかったことと、タイレーツやカメックスなどの明らかに積みだと分かる積みポケモンに初手ハラバリーが起点にされて積まれてほぼ全壊させられる展開が続いたため、積み対策として緊急採用。正直、練度が足りずに負ける場面も多く、配分や技もしっかりチューニングされているかと聞かれると怪しいため、最終日の緊急採用でなければもっと良い型を用意できたかもしれないと思います。Sは同族抜きのための2振り。


【基本選出】

 基本選出はガブリアス、ユキメノコ、ドドゲザンであったが、ハラバリー加入後はこの3体の並びが全体の15%程度であり、ハラバリー、ユキメノコ、ガブリアスの選出が全体の3割近く、ハラバリー、ユキメノコ、ドドゲザンも少し落ちるがこちらも選出率25%程度だった。のこり2割ほどがメガ抜きのハラバリー、ガブリアス、ドドゲザンであり、全体的にガブリアス、ユキメノコ、ドドゲザン、ハラバリーの中から刺さってない1体以外で選出という感じです。ヤドランは相手にバシャーモがいたらほぼ絶対選出という形で運用して選出率は全体の1割程度にとどまりました。


【パーティ変遷】

~原案~

この構築の原案はガブリアス/ユキメノコ/バシャーモ/ペリッパー/ラグラージ/ドドゲザンの並びでした。発想としては、先ほどのパーティ解説でも書いたように、対策必須級メガポケであるライチュウとムクホークに強く出られるガブメノコの並びに、「構築を組むときは2+2+2(強い並び、並びを補完できる2体、サブとして出せる2体)で考えて、最初の4体で選出率7割ほどになると良い」という助言を受けて、とりあえず補完は考えずにクローザー起用できるドドゲザン、あとはシンプルに使いたかったのと、先発要員が欲しかったためバシャーモを採用。最後に、サブとして出せる2体として雑に強い並びであるペリラグの雨パの並びを入れた。


~第2フェーズ~

 原案の状態でも十分強く、特にシーズン序盤はムクホークとライチュウが多く、その2体に対してかなりメタを張った構築のためレートは順調に上がっていきました。また、中盤に増えてきた壁アロキュウに対して、バシャーモを初手で合わせて、初手は後攻からかわらわり、加速でS関係が逆転したバシャーモが次ターンに先制することで何もさせずに1体倒すことができ、これで数的有利を押し付けて勝った試合もあります。順調だったのですが、サブで入れていた雨パ要員のペリッパーを相手のキラフロルに対して出したいと思うことが増え、それまでは湿った岩を持たせていたのですが、非雨パで出したときにもっと活躍できるようにオボンのみを持たせました。そうすると、次は雨パで選出するとターン管理が一気に難化し、また、「特殊で殴ってキラフロルに毒菱を撒かせないだけならペリッパーじゃなくてもいい」という結論に至り、雨パを解散し、新たにキラフロルを処理できるポケモンを考え始めました。その結果、ペリラグに代わり、新たにウォッシュロトムとバンギラスを採用しました。この時、カバルドンやブラッキーなどのあくびループに対して明確な対抗策がなかったのでウォッシュロトムにはねごとを搭載しています。バンギラスはシンプルに使いたかったので採用。


~第3フェーズ~

 雨パを解散したことによってそれまで押さえ込めていたバシャーモが天敵として君臨し、ロトムもインファイトでワンパンされるため、ロトムの枠をアシレーヌに変更して対策していましたが、剣舞かみなりパンチで受からなかったうえ、かみなりパンチの採用率はサブウェポンの中で1位だったので最低限等倍で受ける必要があると考え、考え直すこととなりました。また、このころに直面したもう1つの問題として、ロトムを切ったことにより電気技がユキメノコの10まんボルトだけになり、草技もないため相手の水タイプ、特にウォッシュロトムの処理が厳しく、また、ユキメノコを失うとカバルドンが突破できなくなるため、ユキメノコの負担軽減のためのポケモンが必要となりました。さらに、細かな気になる点として先制技に弱い点があり、ユキメノコが少し削れるとメガメタグロスのバレパンで倒れるので先制技対策をしたいと思いました。そこで、バンギラス、バシャーモ、アシレーヌの枠をバシャーモ入りに対して出せるメガカイリュー、一般で強く出られてサイコフィールドを展開できる襷グレンアルマ、カバルドンとウォッシュロトムに強いカットロトムを採用しました。一時期カイリューの枠をムクホークにしていたこともありますが、なんか違うなとなりこの形になりました。この時に連勝を重ねて瞬間最高レートを記録しました。


~第4フェーズ~

 最高レートは記録できたものの、カイリューがあまりしっくりこなかった(おそらくチューニング不足)のと、キラフロル対策でもあったグレンアルマがキラフロルに余裕で殴り負けるため相変わらずキラフロルが面倒臭く、さらにサイコフィールドを展開してもユキメノコにいざ先制技が飛んでくるタイミングまで残らず、グレンアルマがあまり刺さっている感じがなかったため、この2体を入れ替えることを考えました。これまでキラフロルは特殊で殴ることで対策をしていましたが、発想を転換して高速スピンで撒き物を解除する方向で対策しようと、高速スピンが使えるポケモンを探していたところ襷ウェーニバルに白羽の矢が立ち、グレンアルマの枠をウェーニバルに変更しました。そしてこのころブラッキー、カビゴンによく遭遇し、かなり苦しい戦いを強いられたので、強力格闘打点が欲しくなり、カイリューを解雇してメガバシャーモなどを採用しました。


~第5フェーズ~

 さらにキラフロル対策、バシャーモ対策、受け対策を考えた結果、まずステロは撒かれてもいいから毒菱は回収したく、また、ガブメノコはどちらも素早さに性格補正をかけている関係で絶妙に落としきれない(特にメタグロス相手に)場面が多くステロが欲しかったため、ウェーニバルの枠をキラフロルに変更しました。さらにバシャーモの攻撃を耐えて返しで倒すためにサブメガ枠をメガカメックスに変更。そして受け対策として毒を入れる方向で考えた結果、ハラバリーを採用しました。うれしい副産物としてハラバリーがカバルドンに対面から仕事ができる点や先発を雑に任せられる点があり、このパーティの救世主となりました。


~最終フェーズ~

 まずカメックスがバシャーモだけには仕事ができますが、それ以外には全く刺さらなかったため別のメガを考え、格闘、炎を半減以下で抑えられるポケモンを探していると、メガヤドランに行き着きました。最初は「そうだけど、そうじゃないでしょ」と思っていたのですが、環境使用率上位を見ていくとガブリアス、ミミッキュ、マスカーニャ、メタグロス、バシャーモなど、上位メガについてもかなり物理に偏っているのと、ユキメノコで対処できなくもないメタグロスを安全に処理できる点で役割軽減ができる点でかなりこのパーティに必要なピースとなるのではないかと考え採用しました。そして、最終的に積み構築相手に弱く、何するのか分かり切っているうえで対処できない点にストレスを感じ、積み対策としてラウドボーンを採用して構築は完成しました。


【反省】

  • 環境や構築にしっかりチューニングされてないポケモンを最終日付近に採用してしまった。もう少し状況を想定しておけばよかった。

  • シーズンを通して全体的に「ステロ、毒菱がウザい」というだけでキラフロルを過大評価しすぎてしまった。今回の構築は目の前の敵を上から処理していく対面チックな構築であり、頻繁に交代を繰り返してサイクルを回すわけではなく、さらにはどちらもあまり効かないドドゲザンまでいたのにキラフロルに対策のリソースを割いてしまった。

  • 飛行打点がないため、とにかく終盤フシギバナが重かった。

  • 浮いているポケモンがいないので地震が通り放題だった

  • フェアリータイプもいないため、ドラゴン技の通りが良い

        →だから初手ガブがめちゃくちゃ重かった

【学び】

  • 現環境はチョッキや輝石ラッキーがいないため、特殊を詰ませる選択肢はあまりないが、物理を詰ませる選択肢はやけど、アーマーガア、カバルドン、ブラッキーなど豊富にあるため、パーティの物理特殊バランスで物理偏重になるとやばい

  • 相手に情報を極力与えないようにする立ち回りが必要。特にこだわりスカーフを持つことの多いマスカーニャ、ガブリアス、サザンドラが最後に残る場合、相手に一貫する技でスイープする必要があるが、情報を与えないことで勝機が生まれるかもしれない。また、選出したメガシンカポケモンがばれるともう片方のメガ候補がいないことがばれてしまうため、メガシンカを出すなら早めに押し切る、最後まで隠し通す立ち回りが重要。

  • パーティ内最速がメガポケモンのパーティは弱い(メガバシャーモ、受けルを除く)

  • 精神衛生上、またQOLの観点から、受けパ、受けポケに対しては明確な回答を用意しておく。だらだら20分付き合わされたり、微不利なサイクル戦を仕掛けられたりするとストレスと何だったんだこの時間という感情が生じて健康上悪い。

【おまけ ~クローザー構想~】

 本記事でたびたび出てきた「クローザー」という言葉だが、ポケモンファンの間での認知度はどの程度なのだろうか。もともと「クローザー」とは野球用語であり、試合を終わらせるために主に9回に登板する投手のことである。クローザーとして有名な選手といえば、ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスなどのGⅠ馬を所有する「大魔神/佐々木主浩」や、現阪神監督・「火の玉ストレート/藤川球児」、登板数と通算セーブ数の日本記録を持つ「死神/岩瀬仁紀」などの選手がいる。私はかつてSV初期の環境でミミッキュが嫌いだったので、ミミッキュの化けの皮を貫通して全員飛ばして試合を終わらせるクローザーとしてスカーフオノノクス(NN: Iwase)を採用していた過去がある。

 ポケモンはしばしば「運要素のある将棋」と例えられることがある。最後の詰め盤面にむけて運要素が絡みながら展開を作っていくその感覚は確かにそう例えられるに相応しいものである。そして、作り上げた展開の末に、最後においしいところを持っていくのがポケモンにおけるクローザーの役割であると思う。特にレジェンズアルセウス、SVでその役目を負わせるのにふさわしい要素が多く出てきた。イダイトウのお墓参り、そしてそれがSVでハカドックも覚えるようになり、殴られた分だけ威力が上がるコノヨザルの憤怒の拳、ドドゲザンの特性そうだいしょうなど。

そうして、現在チャンピオンズでは、少なくとも3体のポケモンが主にクローザー的役割を持っていると考える。それがイダイトウ、ミミッキュ、ドドゲザンである。特に前期ではミミッキュとイダイトウを使っていたが、最後に出したときはとても頼もしかった。その中でもレギュレーションM-Aにおいてイダイトウは頭一つ抜けていたように感じる。高速格闘アタッカーであるメガルカリオ、メガミミロップが幅を利かせていた関係か、ドドゲザンはこの3体の中で戦えば一番強いが、環境的に噛み合わず、ミミッキュは剣舞かげうちではイダイトウを倒しきれず、イダイトウの威力150お墓参りでワンパンされてしまうため、クローザー環境はイダイトウが頭抜けていたと言っていいだろう。

 しかし、レギュレーションがM-Bとなり命の珠や追加ポケモンが来たことで環境が激変。ミミッキュが珠剣舞かげうちでイダイトウを倒せるようになり、幅を利かせていた高速格闘メガポケモンが減少したことでドドゲザンが増加、結果として前期最強クローザーであったイダイトウはむしろ序列最下位レベルに追いやられ、他の役割を求められるようになった。

 私が友人をチャンピオンズに誘い、構築を組むときの助言として、私が言われた「2+2+2で組む」ということに加えて、「はじめのうちはミミッキュ、イダイトウ、ドドゲザンの三体を選ぶのじゃ(最初の博士感)」という助言を送った。初心者のうちは有利対面で相手を極力削り、最後のクローザーに託す展開が扱いやすいと思う。私はポケモン界にクローザーという概念を持ち込んで布教していきたい。また、最終盤で試合を締めくくるクローザーに対して、野球にはクローザーの前のイニングに投げてクローザーに最後を託す「セットアッパー」という役割も存在する。これは最後が積みエースであれば、2番手で起点を作るポケモンがそう呼ばれるのではないだろうか。今度そのような展開構築を組んだ時はまたこのような記事のおまけで記す。