
M-3最終210位 Wかげふみミミアシレ
はじめに
シーズンお疲れさまでした。
今期は メガライチュウY を軸にした構築を使用し、最終 210位 で終えることができました。
かげふみを持つ メガゲンガー と、後投げを強く制限できる メガライチュウY を合わせて、相手のサイクルを崩していくことを意識しました。
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結果
最終順位:210位
最終レート:2426.132
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使用構築
メガライチュウY @ メガストーン
テラスタイプ:ノーマル
特性:ノーガード
性格:おくびょう
実数値:147(12)-108-75-202(22)-100-200(32)
技:でんじほう / きあいだま / くさむすび / みわくのボイス
カバルドン @ たべのこし
テラスタイプ:ノーマル
特性:すなおこし
性格:わんぱく
実数値:215(32)-132-176(22)-79-104(12)-67
技:じしん / あくび / まもる / なまける
ミミズズ @ オボンのみ
テラスタイプ:ノーマル
特性:どしょく
性格:わんぱく
実数値:177(32)-105-203(20)-72-89(14)-85
技:ヘビーボンバー / ボディプレス / しっぽきり / ステルスロック
アシレーヌ @ カゴのみ
テラスタイプ:ノーマル
特性:げきりゅう
性格:ひかえめ
実数値:187(32)-84-118(24)-160-136-90(10)
技:うたかたのアリア / ムーンフォース / めいそう / ねむる
サザンドラ @ こだわりスカーフ
テラスタイプ:ノーマル
特性:ふゆう
性格:おくびょう
実数値:167-112-112(2)-177(32)-110-165(32)
技:あくのはどう / りゅうせいぐん / かえんほうしゃ / とんぼがえり
メガゲンガー @ メガストーン
テラスタイプ:ノーマル
特性:かげふみ
性格:おくびょう
実数値:167(32)-76-100-190-132(17)-183(17)
技:シャドーボール / みがわり / まもる / ほろびのうた
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構築経緯
今期は、相手のサイクルを強く制限できる要素を軸に構築を組みたいと考えました。
そこで注目したのが メガライチュウY です。
メガライチュウYは、特性 ノーガード によって でんじほう と きあいだま を命中不安なく撃てるポケモンです。
この時点で対面性能が高いですが、実際に使っていて一番強いと感じたのは、相手の後投げをかなり制限できる点でした。
普通の電気タイプは、地面タイプを後投げされると止まりやすいです。
しかしメガライチュウYは くさむすび を持つことで、ガブリアス以外の地面枠に対して大きな負荷をかけられます。
そのため、相手は安易に地面タイプを後投げできません。
さらに、でんじほう の存在によって、スカーフ枠の後投げも抑制できます。
相手はメガライチュウYを上から縛るためにスカーフ枠を投げたい場面がありますが、後投げのタイミングででんじほうを受けると麻痺が入り、そのスカーフ枠が本来の役割を果たしにくくなります。
つまり、メガライチュウYに対して相手は、
地面枠を投げたいが、くさむすびが怖い
スカーフ枠を投げたいが、でんじほうの麻痺が怖い
等倍受けに逃げても、きあいだまやみわくのボイスで削られる
という状況になりやすいです。
もちろんメガゲンガーのように本当に交代を封じるわけではありません。
ただ、相手の後投げ先をかなり狭められるという意味で、メガライチュウYには 疑似かげふみ のような性能があると感じました。
そこで、メガライチュウYの疑似かげふみ性能と、メガゲンガーの本物のかげふみを合わせた Wかげふみ という発想で構築を組み始めました。
ライチュウYが誘いやすいガブリアスに対しては、ミミズズ・カバルドン・アシレーヌ で強く出られるようにしました。
特にミミズズは、ステルスロック+ドラゴンテール型のガブリアスに対して、後攻しっぽきりから安全にアシレーヌへ繋げられます。
これにより、
メガライチュウYで相手の後投げを制限する
ガブリアスにはミミズズ・カバルドン・アシレーヌで強く出る
サイクル有利を取った後、カバルドンまたはアシレーヌで詰める
完全受けや無理な相手にはメガゲンガー・サザンドラで誤魔化す
という形になりました。
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構築コンセプト
この構築は、メガライチュウYで一方的に荒らすだけの構築ではありません。
メガライチュウYの後投げ制限性能を使って、相手のサイクルを歪ませ、こちらが有利な形でサイクルを進めていく構築です。
基本の流れは、
メガライチュウYで相手の受け先を制限する
→ ガブリアスが出てきたらミミズズ・カバルドン・アシレーヌで対応する
→ ミミズズのしっぽきりやカバルドンのあくびで展開を作る
→ アシレーヌまたはカバルドンで詰める
というものです。
また、通常のサイクルでは厳しい相手に対しては、メガゲンガーのかげふみ+ほろびのうた、サザンドラのスカーフによる切り返しで強引に勝ち筋を残します。
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個体紹介
メガライチュウY
メガライチュウY @ メガストーン
テラスタイプ:ノーマル
特性:ノーガード
性格:おくびょう
実数値:147(12)-108-75-202(22)-100-200(32)
技:でんじほう / きあいだま / くさむすび / みわくのボイス
本構築の軸であり、エース。
フルアタにすることで技範囲を広げ、決定性能を高めました。
ノーガードにより、でんじほうときあいだまを命中不安なく撃てるため、対面性能が非常に高いです。
このポケモンの強みは、単に火力を出せることだけではありません。
地面枠とスカーフ枠の後投げを同時に抑制できること が一番大きいです。
ガブリアス以外の地面枠にはくさむすびがあり、スカーフ枠にはでんじほうの麻痺が刺さります。
そのため、相手視点ではメガライチュウYに対して安定した後投げ先を用意しにくく、結果的にこちらがサイクルの主導権を握りやすくなります。
メガゲンガーのかげふみのように相手を逃がさないわけではありませんが、後投げ先を制限して相手の選択肢を狭めるという意味で、疑似的なかげふみのように使っていました。
みわくのボイスは、ガブリアスやサザンドラへの打点として採用しました。
ねこだましやわるだくみも候補でしたが、今回は技範囲を最大限に広げ、対面から崩せる範囲を増やすことを優先しました。
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カバルドン
カバルドン @ たべのこし
テラスタイプ:ノーマル
特性:すなおこし
性格:わんぱく
実数値:215(32)-132-176(22)-79-104(12)-67
技:じしん / あくび / まもる / なまける
物理クッション兼、詰め枠。
ライチュウYが苦手な物理アタッカーに対する引き先になりつつ、展開によっては あくび+まもる+なまける+たべのこし でそのまま詰めることができます。
本当は ふきとばし も欲しかったですが、実戦では まもる で勝ち筋を拾う場面の方が多かったため、まもるを採用しました。
まもるは、あくびターンの管理、たべのこし回復、砂ダメージ稼ぎ、相手のこだわり技確認など、勝ち筋に直結する場面が多かったです。
この構築のカバルドンは、ただのクッションではありません。
ライチュウYで削りや麻痺を入れた後、相手がカバルドンを崩せない状態になれば、カバルドン自身が詰め筋になります。
アシレーヌが めいそうで詰める枠 なら、カバルドンは あくびで詰める枠 でした。
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ミミズズ
ミミズズ @ オボンのみ
テラスタイプ:ノーマル
特性:どしょく
性格:わんぱく
実数値:177(32)-105-203(20)-72-89(14)-85
技:ヘビーボンバー / ボディプレス / しっぽきり / ステルスロック
ライチュウYが誘うガブリアスに対して、アシレーヌへ繋ぐための駒。
特に、ステルスロック+ドラゴンテール型のガブリアスに対して強いです。
ガブリアス側はミミズズに対して基本的にドラゴンテール程度しか有効打がなく、じしんは どしょく で無効化できます。
また、こちらのミミズズがガブリアスの上を取ることはないため、相手がじしんを選んだ場合でも、こちらは後攻で安全に しっぽきり を通すことができます。
つまり、ライチュウYに対してガブリアスを投げられても、ミミズズを経由することで、ほぼ確実にアシレーヌへ繋げられます。
基本的な動きは、暇なときに ステルスロック を撒き、通せる場面で しっぽきり をすることです。
役割はシンプルですが、この構築ではそのシンプルな動きが非常に強かったです。
特に、
ライチュウYで圧力をかける
→ ガブリアスを誘う
→ ミミズズで受ける
→ 後攻しっぽきり
→ アシレーヌ着地
という流れは、構築の基本展開の一つでした。
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アシレーヌ
アシレーヌ @ カゴのみ
テラスタイプ:ノーマル
特性:げきりゅう
性格:ひかえめ
実数値:187(32)-84-118(24)-160-136-90(10)
技:うたかたのアリア / ムーンフォース / めいそう / ねむる
ねむカゴの詰め枠。
ライチュウY+カバルドン、またはライチュウY+ミミズズでサイクル有利を取った後、最終的に崩しにいくポケモンです。
めいそう+ねむる+カゴのみ によって、削りや状態異常に強く、低速〜中速のサイクルに対して強引に勝ち筋を作れます。
採用理由として大きかったのは、アシレーヌ対面で打ち勝てることと、増えていたサザンドラへの対策です。
サザンドラに自然に強く、ライチュウYで崩した後の詰め性能も高かったです。
ミミズズのしっぽきりから安全に着地できる点も優秀でした。
特に、ガブリアスに対してミミズズを合わせた後、しっぽきりからアシレーヌを出す流れは、この構築の重要な勝ち筋でした。
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サザンドラ
サザンドラ @ こだわりスカーフ
テラスタイプ:ノーマル
特性:ふゆう
性格:おくびょう
実数値:167-112-112(2)-177(32)-110-165(32)
技:あくのはどう / りゅうせいぐん / かえんほうしゃ / とんぼがえり
メイン選出で厳しい相手への切り返し枠。
この構築は、基本的にはライチュウY+カバルドン・ミミズズ・アシレーヌでサイクル有利を取ります。
ただ、メガスターミーやイダイトウのような高速高火力の相手は重くなりやすいため、上から動けるスカーフサザンドラを採用しました。
このポケモンは、特定の1体だけを見るためというより、基本選出で受けにくい相手に対して、上から削る・縛る・対面操作するための枠です。
メインプランではありませんが、選出段階でサザンドラがいることで、メガスターミーやイダイトウに対して最低限の切り返し手段を持てる点が大きかったです。
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メガゲンガー
メガゲンガー @ メガストーン
テラスタイプ:ノーマル
特性:かげふみ
性格:おくびょう
実数値:167(32)-76-100-190-132(17)-183(17)
技:シャドーボール / みがわり / まもる / ほろびのうた
完全受け対策として採用した裏メガ枠。
ライチュウY・カバルドン・アシレーヌで多くの相手に戦える一方で、完全受け系統には崩しが足りない場面がありました。
そこで、かげふみ+ほろびのうた によって受け駒を強引に処理できるメガゲンガーを採用しました。
この型はミミズズとの相性も良いです。
ミミズズのしっぽきりからゲンガーを着地させることで、みがわりを残した状態からほろび展開に入りやすくなります。
まもるはほろびターンを稼ぐだけでなく、相手の技確認にも使えます。
みがわりは、しっぽきり展開や受け駒の変化技に対して強く、ほろびのうたと合わせて詰ませ性能を高めています。
ライチュウY軸でどうしても崩しにくい相手に対して、強引な勝ち筋を作れる重要な枠でした。
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基本選出
ライチュウY+ミミズズ+アシレーヌ
最も基本となる選出。
ライチュウYで相手の後投げを制限し、ガブリアスを誘ったらミミズズを合わせます。
ミミズズはじしんをどしょくで無効化でき、ドラゴンテール以外では大きく崩されにくいため、後攻しっぽきりからアシレーヌへ繋げます。
その後は、アシレーヌでめいそうを積み、ねむカゴを絡めて詰めます。
この選出の流れは、
ライチュウYで圧力をかける
→ ガブリアスにミミズズを合わせる
→ しっぽきりでアシレーヌ着地
→ アシレーヌで詰める
という形です。
ライチュウYがガブリアス以外の地面枠に後投げされにくいこと、そしてスカーフ枠の後投げにもでんじほうの麻痺リスクを押し付けられることが、ミミズズ+アシレーヌの展開と噛み合っていました。
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ライチュウY+カバルドン+アシレーヌ
カバルドンのあくび展開が強そうな相手に選出します。
ライチュウYで削りや麻痺を入れ、カバルドンであくび・まもる・なまけるを絡めて試合を作ります。
カバルドンで詰められる相手にはそのまま詰め、特殊方面や積み合いが必要な相手にはアシレーヌで詰めます。
カバルドンとアシレーヌの2枚の詰め筋を選べるため、比較的安定した選出です。
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ライチュウY+カバルドン+ミミズズ
ライチュウYの行動回数を増やしたいときの選出です。
カバルドンとミミズズをクッションとして使いながら、ライチュウYを何度も場に出して負荷をかけます。
カバルドンのあくび、ミミズズのステルスロック・しっぽきりによって、ライチュウYの圏内に入れていきます。
アシレーヌの通りがそこまで良くない相手や、ライチュウY自身で崩し切れそうな相手に選出しました。
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サザンドラ+メガゲンガー+何か
メイン選出で厳しい相手への誤魔化し選出です。
完全受けにはメガゲンガー。
メガスターミーやイダイトウにはサザンドラ。
残り1体は相手に応じて、ライチュウY・カバルドン・ミミズズ・アシレーヌから選びます。
この選出は綺麗に勝つというより、通常のサイクルで厳しい相手に対して、強引に勝ち筋を残すための選出でした。
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重かった相手
メガスターミー
かなり重い相手でした。
ライチュウY+カバルドン+ミミズズ+アシレーヌの基本選出だけでは安定しにくく、サザンドラを絡めて対応することが多かったです。
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イダイトウ
こちらもサザンドラで見ていた枠です。
基本選出で受け切るというより、上から縛る・削ることで試合を壊されないようにしていました。
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構築の強かった点
一番強かったのは、メガライチュウYが相手の後投げを強く制限できること です。
ガブリアス以外の地面枠にはくさむすびがあり、スカーフ枠にはでんじほうの麻痺があります。
そのため、相手はメガライチュウYに対して安定した引き先を用意しにくく、こちらがサイクルの主導権を握りやすかったです。
さらに、ガブリアスに対してはミミズズ・カバルドン・アシレーヌで強く出られます。
特に、ミミズズから後攻しっぽきりでアシレーヌへ繋ぐ動きは、ライチュウYが誘うガブリアスをそのまま勝ち筋に変換できる点が強力でした。
また、詰め筋が複数ある点も良かったです。
カバルドンであくびを絡めて詰める。
アシレーヌでめいそうを積んで詰める。
受けにはメガゲンガーでほろびを絡める。
このように、試合展開に応じて勝ち筋を変えられるのが強みでした。
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反省点
メイン選出が通る相手にはかなり強かった一方で、メガスターミーやイダイトウのような高速高火力、あるいは完全受けのような特殊な相手には、サザンドラやゲンガーに頼る必要がありました。
そのため、基本選出で勝てる相手と、裏選出で誤魔化す相手の見極めがかなり重要でした。
また、カバルドンの技は最後まで悩みました。
ふきとばしが欲しい場面もありましたが、実戦ではまもるで拾った試合の方が多かったため、今回はまもるで正解だったと思います。
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おわりに
この構築は、メガライチュウYの性能を最大限に活かすことを意識して組みました。
メガライチュウYは、単に高火力で殴るだけのポケモンではなく、ガブリアス以外の地面枠やスカーフ枠の後投げを抑制することで、相手のサイクルを大きく制限できます。
そこに、ガブリアスに強いミミズズ・カバルドン・アシレーヌを合わせることで、ライチュウYを軸にサイクル有利を取りにいく形にしました。
特に、
ライチュウYで圧力をかける
→ ガブリアスを誘う
→ ミミズズで受ける
→ 後攻しっぽきりでアシレーヌ着地
→ アシレーヌで詰める
という流れは、この構築の一番きれいな勝ち筋だったと思います。
メガライチュウYの疑似かげふみと、メガゲンガーの本物のかげふみ。
この2つを合わせた Wかげふみミミアシレ として、かなり納得のいく構築になりました。
最終的に 210位 で終われたので、メガライチュウY軸としては満足できる結果でした。
来期はライチュウX使いたいです。