
ホーランドロップとその仲間たち
構築経緯
自分はホーランドロップを飼っている。

たれ耳で、ふわふわで、毎日見ていても飽きない。
完全に親バカだが、世界で一番かわいい生き物だと思っている。
なので、ポケモンチャンピオンズで使う構築を考えた時、軸にするポケモンはかなり自然に決まった。
メガミミロップである。
ホーランドロップがモチーフになっているポケモンでもあり、せっかくなら今回はこのポケモンを主役にした構築を組みたいと思った。
メガミミロップは個人的にかなりサイクル適性が高いポケモンだと思っている。
高い素早さからテンポを取りやすく、広い技範囲による柔軟な打ち分けもできる。
そのため今回は、最初から「メガミミロップ軸のサイクル構築」として組み始めた。
そこで最初に採用したのがギルガルドとアシレーヌ。
ギルガルドはフェアリーや格闘へのクッションとして非常に優秀で、ミミロップが一旦引きたい場面をかなり支えてくれた。
アシレーヌについても、水フェアリーというタイプが優秀で、この3体を軸に回す形が構築の基本線になった。
ただ、この並びには明確に重い相手がいた。
スカーフガブリアスとイダイトウである。
特にイダイトウは、高火力技を通されるだけでサイクルが崩壊しかねず、かなり苦しい相手だった。
そこで採用したのがスカーフサザンドラ。
スカーフガブリアスへの回答を持ちながら、イダイトウにも強く出られるポケモンとしてかなり綺麗にハマった。
ここまでで基本選出はかなりまとまってきたのだが、今度は別の問題が出てきた。
意地っ張りメガミミロップを採用していた関係で、ミミロップミラーやハッサムがかなり重い。
そこで採用したのがメガスゴヴィラン。
物理方面への牽制性能が非常に高く、ミミロップが苦手な物理ポケモンを出しづらくさせる「選出誘導」の役割としてかなり優秀だった。
実際、このポケモンがいるだけで相手の物理選出がかなり窮屈になり、ミミロップを通しやすくなる場面はかなり多かったと思う。
最後にどうしても重かったのがウルガモス。
ミミロップ起点で展開される動きがかなり厳しく、明確な回答が必要だった。
そこで最後に採用したのがガブリアス。
ウルガモスへの回答としてだけでなく、構築全体の物理方面の安定感もかなり補ってくれた。
こうして完成したのが今回の「ホーランドロップとその仲間たち」である。
ポケモン紹介
この構築のエース。
性格は意地っ張りで採用。
最速にする案もあったが、抜きたい相手が最速ミミッキュやゲンガー程度で、それらには別の回答を用意できていたため、素早さに振るより火力を伸ばすメリットの方が大きいと判断した。
技構成については、まず「ねこだまし」を採用。
居座ってくる相手のスカーフ判定
ダメージからの調整チェック
想定外の居座りへのケア
など、単純な削り以上に情報取得技としてかなり優秀だった。
メインウェポンは安定のインファイト。
加えて、ガブリアスやカイリューへの打点としてれいとうパンチを採用している。
最後の1枠はかなり悩んだ。
当初はつるぎのまいも試していたが、積むタイミングや択が発生しやすく、1回の読み負けでそのまま負けに繋がる場面も多かった。
そこで最終的に採用したのがギガインパクト。
反動は重いものの、「最高打点がインファのミミロップなら耐える」と考えている相手をそのまま押し切れる場面が多く、想定外から一気にゲームをひっくり返せる技としてかなり強く感じた。
大体のポケモンに安定して引ける、この構築の神ポケモン。
よほど不利なパーティー以外にはほぼ毎試合選出していた。
調整はHAベースの意地っ張り。
型については色々試したが、最終的には「たべのこし + キングシールド」が一番使いやすかった。
技構成は、
シャドーボール
かげうち
この2つはほぼ必須だと思っている。
ただでさえ硬いポケモンなのに、高火力技 + 先制技まで持っているのが本当に偉く、終盤の詰め性能がかなり高かった。
ミミロップ軸のサイクルを回す上で、とにかくクッション性能が優秀。
特にミミロップにはスカーフガブリアスのげきりんがかなり飛んできやすいため、一旦ギルガルドに引くことでかなり安定して処理できた。
また、ミミロップはブリジュラスをかなり誘うため、ミミロップ対ブリジュラス対面で択にならず安定して引ける先としても非常に優秀だった。
そのため、ラスト1枠にはブリジュラスへの打点としてせいなるつるぎを採用した。
どこにでもいる普通のHBオボンアシレーヌ。
普通だが、水フェアリーというタイプがとにかく優秀で、この構築でもかなり安定感を支えてくれた。
また、構築全体で見ると特殊方面を任せられるポケモンでもあり、その点もかなり偉かった。
相手のアシレーヌが少し重めだったため、耐久振り同士で上を取れるよう、素早さは3だけ振っている。
技構成は、
うたかたのアリア
ムーンフォース
の2つは確定。
残りは、ミミロップを安定して着地させるためのクイックターンと、余計な積み展開を許さないアンコールを採用した。
クイックターンについてはアクアジェットも試したが、この構築では対面的に動くよりも、サイクルを回しながら安全にミミロップを着地させる動きの方がかなり重要だったため、最終的にはクイックターンの方がしっくり来た。
CS臆病スカーフで採用。
素早さは竜舞後最速ギャラドス抜き。
技構成は、
あくのはどう
りゅうせいぐん
とんぼがえり
までは確定。
ラスト1枠はラスターカノンを採用した。
フェアリータイプへの打点として優秀なのはもちろん、構築として呼びやすい初手キラフロルにも安定して打点を持てるようになったのがかなり偉かった。
基本的には、
スカーフガブリアス
イダイトウ
メガゲンガー
などへの回答として選出することが多かった。
また、浮いているポケモンが欲しい時や、悪タイプが必要な相手にも積極的に選出していた。
古より伝わるサザンガルドの並びもやはり強く、安定してサイクルを回しながら、隙を見つけてミミロップを通す動きがかなり強力だった。
メガスコヴィラン
対物理最強ポケモン。
この構築は元々メガミミロップを軸に組み始めたこともあり、もう1体のメガ枠にはかなり悩んだ。
カイリューやゲンガーなど、特殊系のメガも色々試したのだが、どうもしっくり来ない。
安定して勝ち切れず、選出もかなり難しかった。
そこで改めて構築全体を見直した時、意地っ張りメガミミロップを採用していたこともあり、ミミロップミラーやメガハッサムなど、相手の物理エースがかなり重いことに気付いた。
そこで採用したのがメガスコヴィラン。
調整は対物理を意識したずぶといHB。
このポケモン最大の強みは、特性「とびだすハバネロ」。
攻撃してきた相手を火傷にできるこの特性が、対物理に対してあまりにも強力だった。
特にこのポケモンを入れてから、相手の物理メガの選出率が明らかに下がった。
体感だと、メガギャラドス以外の物理メガはほぼ出てこなくなったレベルで、選出誘導性能はかなり高かったと思う。
その結果、こちらは相手の物理メガをあまり気にせずメガミミロップを通しやすくなり、構築全体の安定感がかなり上がった。
選出自体は、相手のメガが全て物理ポケモンのようなかなり限られた場面のみだったが、逆に言えば出しどころでは最強。
実際、選出した試合の勝率は100%で、選出しなくても役割を果たしてくれる神ポケモンだった。
技構成については、まずやどりぎのタネ + まもるは確定。
基本的に耐久寄りの動きで物理ポケモンをいなしながら戦うため、この2つが軸になっていた。
草技については、一般的にはギガドレインなど回復技も候補になると思うが、この構築ではリーフブレードを採用。
耐久型と思わせながら想定外の火力を押し付けられる点がかなり強かった。
ラスト1枠は、こちらが耐久寄りの動きをする関係で、相手が殴らず積んでくる展開も多かったため、しっとのほのおを採用した。
ただ、正直このポケモンは「やどりぎ + まもる」の時点でかなり役割が完成しているため、残り2枠についてはある程度自由枠だと思っている。
ガブリアス
どこにでもいるような、陽気ASベースのタスキガブリアス。
このポケモンは構築の中心というより、最後の補完枠として採用した。
元々この構築は、どうしてもウルガモスが重かった。
かなり色々なポケモンを試したのだが、なかなかしっくり来ず、「ウルガモスにちゃんと勝てるポケモン」を探し続けた結果、最終的に辿り着いたのがこのポケモンだった。
使用率1位のポケモンではあるが、この構築のラスト1枠としては本当に綺麗にハマったと思う。
このポケモンを採用してからは、ウルガモスへの安定感がかなり増した。
また、元々はサザンドラにステルスロックを持たせていたのだが、スカーフポケモンでステロを撒く動きがかなり難しかった。
特に、自分のようにそこまで上手いプレイヤーではないと、
ステロを撒くタイミング
撒いた後に下がるタイミング
などがかなりシビアで、1回ミスするとそのまま負けに繋がることも多かった。
その点、ガブリアスはタスキを盾に安定してステロを撒きやすく、さらにいわなだれによってウルガモスへの回答も持てる。
「ステロ要員」と「ウルガモス対策」を同時に担えるこの性能が、最後の1枠として本当にぴったりだった。
技構成は、
ステルスロック
いわなだれ
までは確定。
ウルガモスを見る役割上、この2つは外せなかった。
残りは一般的な打点としてじしんを採用。
ラスト1枠はいげきりんを入れていたが、正直そこまで押す技ではなかったため、この枠は自由枠寄りだと思っている。
また、このポケモンは「ただのステロ要員」ではなく、ちゃんと殴れる点もかなり優秀だった。
かなり有名なポケモンではあるが、逆にこういう構築でも自然にハマるのはさすが使用率上位だなと思わされたポケモンだった。
このポケモンを見つけてから、構築全体がかなりしっくり来るようになり、ようやく完成した感覚があった。
選出
基本:ミミロップ+ガルド+アシレorサザン
ガモスorリザ入り:ガブ+ミミロップ+@1
物理メガのみ:スコヴィラン+@2
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
正直、前シーズンはあまり時間が取れず、最終日もほとんど触れなかったため、そこはかなり心残りではあります。
ただ、レート自体は最後まで安定して伸び続けており、勝率も6割前後を維持できていたので、もう少し回せていたらどこまで行けたのかはかなり気になっています。
今シーズンもこの構築をさらに詰めて使い続けるか、新しい構築を触るかはかなり迷っているのですが、個人的には、ポケモンチャンピオンズの中で今まで一番しっくり来た構築を組めた感覚があります。
特に今回は、
「好きなポケモンを使いたい」
というところからスタートしつつ、ちゃんと対戦としても納得できる形まで落とし込めたのがかなり満足度高かったです。
もし、
ここはこうした方がいい
この枠は別の方が強そう
この構築ここ重くない?
みたいな意見があれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
自分の中でもかなり気に入っている構築だからこそ、まだまだ詰められる気がしています。
改めて、ここまで読んでいただきありがとうございました。