
R2180 初心者向けジャロブリカメ
備忘録も兼ねて。剣盾では万年5桁、SVはほぼやってないような自分でも2000位代に届くくらいの構築なので、誰かの参考になれば…

[構築経緯]
環境の序盤から流行していたアローラキュウコン+ガブリアスの並びにインスピレーションを受け、壁+HDブリジュラスなら高い荒らし性能と詰ませ性能を持って似たようなムーブが可能なのではないかと感じ組み始めた。
構築の核となるブリジュラスの相方の壁貼りとしてメジャーどころを試していった結果、高い素早さ、挑発による展開阻止、リーフストームによる攻めの圧力といった点からジャローダを採用することになった。
この2体で相手を荒らしたあとのエースとして、止まる相手が少なく制圧性能の高いメガカメックスを選択した。
ここまでで薄いライチュウYへの対策の地面枠としてガブリアス、カバルドンなどが候補に上がったが、波乗り採用ライチュウが環境におらず安定して受けが成立する点、構築に欲しいと感じていたどくびし要員にもなれる点、ついでに地面の一貫も切れる点からグライオンを選択した。
残りの2枠はカメックスが出せない相手に対して出せること、高火力の不意打ちによってどくびしとのシナジーがあることなどから個人的に使いやすく評価の高い物理アタッカーとしてメガクチートを採用。最後にこの構築を作る前に使っていて使用感の良かった珠バシャーモを採用し構築を完成させた。最後の2枠はマフォクシーだったりリザードンXだったりミミッキュだったりをコロコロ変えていたが最後まで結論を出せなかった。ここから上を目指すならその辺をしっかり詰めれるプレイヤーになる必要があると感じた。
[個体紹介]
選出率6位
パワーの化身。かわいい。ビジュアル担当。
優秀な耐性と圧倒的なパワーによる低速サイクルへの破壊力を持つ。
パーティの先頭に置くことでさも嫁ポケですみたいな顔をさせていた。効果があったかは知らない。
出した試合はちゃんと活躍してたのでポケモン自体は強かったと思う。
調整はなんかいい感じにした。いっそ耐久捨ててASでも良かったかもしれない。
技構成はテンプレ。不意打ちと毒のシナジーが強かった。
選出率4位
影の立役者。ランドロスの代用品。
一体で電気と地面両方の一貫を切れるのが偉すぎる。主な仕事はライチュウ受け。ランドロスがいれば…とは思ったがどくびしを撒けるのはかなり偉かったので、仮にランドロスがいてもこっちを採用したかもしれない。むしろ本当に欲しかったのはドオー。
調整はライチュウ受けなのでHD。持ち物は余り物のオボン。どくどくだまがあればこんな意味わからん型じゃなくて普通に使ってた。調整についてはもう少し考えてあげても良かったかもしれない。
特性はハラバリーなどのどくどくに受け出すためポイヒ。マジックミラー持ちに怯えず毒を打てるようにもなる。
技構成はメインウェポンの地震、採用理由でもあるどくびしは確定。最初はどくどくの枠がまきびしだったが、メガムクホークなどの浮いてる相手に毒を入れたい場面がちょいちょいあり変更した。結果として最終日最後の対戦ではムクホークに毒を入れたことで勝てたので良かったと思う。変更するならほぼ撃ってないとんぼがえり。ただし、謎の刺さりで地震に対して受け出しに来たマスカーニャをぶっ飛ばした場面が2回ほどあった。挑発かハサミギロチンを自分のグライオンにだけ返して欲しい。
かつてのTODの悪魔とはまるで別人だが、もう少し見かけてもいいんじゃないか…?と思う程度には強いポケモンであった。選出した試合はだいたい勝ってた気がする。
選出率5位
鳥人間。特攻兵器。
炎の物理アタッカーは偉いと思っており、その中でもっとも使い慣れているので採用。単純にパワーが高く、また選出誘導力が高いのでカメックスと合わせることで選出択には持ち込めたんじゃないかと思う。
調整は無難にAS。特攻兵器なので耐久など不要。パワーを出すために持ち物は珠。
技構成はメインウェポンのフレドラと飛び膝、初速が遅いので加速のための守るまで確定。火力を出したいのと一応バトンのプランがあるためインファは不採用。そもそもそんなに出さないので安定に走る意味が薄いと感じた。バトンタッチは不利対面から逃げるための消極的採用。とはいえバトン先が誰になってもS上昇は有効に活用出来る構築なのでシナジーは良かった。
選出率ダントツ1位
構築の核。最強の後出し虫拳。八握剣異戒神将魔虚羅。
ステロ撒いて吠えてるだけで試合がこっち有利に傾いていることが多々ある。
調整はコンセプト通りHD特化。Bは壁と持久力でどうにか補う方向性。S2振りはミラーでの吠えるドラテ合戦で少しでも有利を取る確率を上げるため。
技構成として基本であるステロは確定。吠えるとドラテは択だが、みがわりに強い点や外しがない点、フェアリーも流せる点から吠えるの方を採用している。ウェポンはなんでも良かったので色々試して、打つ機会の多かった2つにした。終盤ギルガルドやサーフゴーに負ける試合があったので、そいつらのついでにメタグロスやゲンガーへの打点にもなる悪波でも良かったかもしれない。
同様のムーブをするガブリアスとの差別化は持久力による要塞化と選出画面でのバレにくさ。殴られれば殴られるほど固くなるため、特殊アタッカーを吠えて流せば裏の物理アタッカーからはろくな打点がないという状況を生み出すことが出来る。少なくともこの構築においてガブリアスで良くね?と思う場面は一度もなかった。
この構築はとにかくこいつが最強だった。倒されない間に吠えまくって相手を削りつつ盤面を操作し、整った場面でエースを通すという試合のプランが組みやすく強かった。上位帯ならいざ知らず、自分のいた中位帯まではこの動きはなかなか止められずイージーウィンを量産していた。S1からブリジュラスが最強のポケモンであるとは思っていたがイマイチ使いこなせている気がしなかったため、ここに来て納得のいく使い方が見つかったのが良かった。
選出率2位
主砲。Mr. Easy Win.
1ターンで大抵のスカーフ持ちを抜き去る素早さと大抵のポケモンを葬る火力を手にすることが出来る。対面的な撃ち合いにもそこそこ強く、殻を破らずに戦う試合も結構あった。構築の見た目上ラウドボーンを呼びやすく、そこを起点に崩す試合が多かった。
調整は使っていて困る場面がなかったのでCS。元が硬いので壁と合わせると大抵の相手を起点に出来た。
技構成は撃ちたい相手の多い波動弾、悪波、コンセプトの殻を破るまでは確定。水の波動はメインウェポンとして採用しているものの、ガブリアスを対面から迅速に処理出来る冷凍ビームでも良かったのではないかと思う。
環境序盤〜中盤は天敵のアシレーヌ、マスカーニャ共に評価を下げ数を減らしており無双しまくっていたが、終盤になってそいつらが帰ってきたことも併せて、順位が上がるごとに殻を破った程度で勝たせてくれる相手も減り、通用しなくなっていたポケモンでもある。この程度の結果を求めるなら最高のポケモンであったが、さらなる上を目指す上でこういうポケモンに頼って勝てる相手にイージーウィンばっかり、というのは普通に良くないと感じている。勝ち筋が分かりやすいというメリットも含めてこの構築が万年中級者の考えた初心者向け構築であることの証左となるポケモンである。
選出率3位
真の嫁ポケ。BWが人生初ポケモンだった自分にとってはまさしく人生最初の相棒であり、自己ベストの構築にこのポケモンが入っていることは非常に嬉しい。
調整は偉すぎるSラインを活かすため最速。耐久は何意識で組んだか忘れたが前期ちょっと使ってた頃からの使い回し。多分壁込でハーブブリジュラスの流星群3耐えとかだった気がする。ここはもう少し弄っても良さそう。
技構成はこれで完結。挑発は読まれるし弱い場面もあったので変えるならここ。
メジャーな壁要員との差別化は火力。どんどん火力の上がるリーフストームは安易な壁ターン枯らしを許さず、壁も含めると展開要員でありながら殴り合いでも1匹持っていける性能がある。また耐性が偉く、地面技を打たせにくいのでジャローダに飛んでくる攻撃をブリジュラスの持久力の餌にしやすい。カメックスとの補完にもある程度優れており、展開要員として使い捨てるのではなく、出来る限り温存しスイーパーや再展開として使えるように動かすのが大切であると感じた。
[選出]
基本はジャローダ+ブリジュラス+カメックスで、八割くらいはこれで投げていた。
カメックスが露骨に通りが悪そうならバシャーモかクチート。ジャローダが仕事出来ずに出オチしそうなら出さずにグライオン。ブリジュラスを投げれない試合はほぼなかった。
[キツいポケモン]
アシレーヌ
どうしてもエースがカメックスである以上重くなることは避けられない。ジャローダで誤魔化したりブリジュラスで強引にカメックス圏内に押し込むことで対策としていたが、自分の腕前ではある程度上手いプレイヤーのアシレーヌ絡みには勝率を維持出来なかった。
ムクホーク
構築にゴーストがいないのでノータイムでインファを打たせてしまう。グライオンの毒やら壁+ブリジュラスの吠えるやらで誤魔化していたが身代わりや吹き飛ばしに対して無力なので全然対策になっていない。終盤評価が下がってあまり見かけなかったのが幸い。
リザードン
初手に出されるだけで全てが崩壊するのがこの構築最大の欠陥。一応ジャローダが壁だけは貼れるのでブリジュラスと合わせてなんとかしていた。
バシャーモ
明確に止められるポケモンがいない。カメックスで対面的に処理していた。
ユキメノコ
そんなに数がいたわけではないが全敗した。
ミミッキュ
積み構築なのでちょっと嫌な顔にはなる。とはいえブリジュラスで吠えて引きずり出して皮を割るなど対処は出来る部類。ピントレンズはやめてほしい。
メタモン
積み構築なのでしんどめ。
[無理]
フシギバナ
逆立ちしても勝てない。当たらないことで対策とする。
[今期の所感]
今期もっとも大きかったのはスマホ版が出たことでプレイ時間を今までより大幅に稼ぐことが出来た点だと思う。いつもは夜に一日数試合、負けて萎えたら辞めてしまって下手すればポケモンを触らないまま一週間過ぎるなんてことがザラだったが、ちょっとした隙間時間に気軽にプレイ出来るので自分に合ったプレイスタイルを取ることが出来、モチベの維持に繋がった。シーズンが短いのも自分にとっては追い風だった。
最大の反省は自分のメンタル。ある程度勝てるから、と自分の上達より目先の勝利を欲してカメックスを握り続けてしまった甘え。自己ベストを取ることは出来たが何一つ自分の上達に寄与した気がしない。最終日の夜にケア出来たはずの急所と外しで負けてしまって萎え、翌朝一試合だけやって勝ち、自己ベストだからという一点だけでこんな微妙な順位を保存してしまった点。そしてチャンピオンズでこそは上位を目指すと自分で決めておきながらこの程度の順位で喜んでしまっている自分。全てが弱い。
ただ、構築は作成経緯も含めて悪くなかったと思う。上達するかはともかく、中位帯で目先の勝ちを追うなら最適じゃないかと思えるほどで、チャンピオンズから始めた初心者にもとっつきやすいのではないかと思う。